定休日のお知らせ

IMG_1971
今日で4月も終わり、明日からは5月が始まります。
盛岡もようやく春の日差しが眩しく、桜も徐々に咲き始めました。
rasikuをOPENして、1年以上が過ぎました。日々色んな事を考え、想いを巡らせ
僕達が盛岡でやっている事の”意味”と”意義”がより鮮明になりつつあります。

IMG_1984
rasikuに来るお客様は、大半は20代後半~60代くらいで20代前半の若い方(特に男性)は正直少ないです。
品揃えもそうだし、ブランディングも僕(33歳)がしているから当たり前と言えば当たり前。
そんな中、昨日は珍しく!?来店して下さった社会人1年目の22歳、もう一人は2年目24歳の
男性のお客様に洋服を購入して頂きました。rasikuではあまり見られない稀な光景でした。笑
お2人共に、着こなしを見ても服が好きという事が伝わってきたので、普段あまり多くは話さない僕も
少しだけ力が入り、今の盛岡のファッション事情についてなんかを少しだけ話しました。
そんな僕の言葉に素直に耳を傾けて、じっくり考え購入して貰えた事がなんだか嬉しかった。
正直、個人の店に足を運ぶ事も精一杯という感じが、若い男性の現状だとずっと感じていましたし
(うちだけかもしれませんが・・・)
個人の店での、服の見方や人に対する接し方でも残念に想う事が度々ありました。
勿論、そういう方ばかりではありません。
そういった事の根本には、あまりにも服屋の選択肢が少なすぎる。
服と店とお客様との関係があまりにも平等では無い部分が多い。
という地方にはきっとどこにでもある根深い要素が在っての事だと思っていました。
来て下さった方はとても紳士な姿勢でしたから余計に、嬉しかったんです。
IMG_2001
rasikuにある服はベーシックなものが多いですが、その分スタイルや着こなし、人となりも含め
ある程度きちんと頑張らないと手が届かない洋服だと僕は思っている。
けれどそんなお洒落をしたいと思う人なら”頑張りさえすれば”手の届く洋服だとも思っている。
20代前半の人にとって今、所謂セレクトショップに並ぶ洋服に対して「価格」という一つのはハードルがある。
僕らが若い頃は古着屋で、ヴィンテージの「0」が一つ多い洋服を見てきたから
それ程値段に対してのアレルギーは少ないと思っている。
けれどファストファッションを見て育った世代の人は、それこそ「0」が1つ少ない環境で育っている。
その部分の差は明らかである。
そういった環境の中で育った若い人達に、僕らの様な洋服屋が洋服屋として出来る事は何だろうと考える。
インターネットの普及で画面を通して様々な物が不自由なく見れて、情報だけは頭の中にどんどん入ってしまう…
それは時代の流れだし、それはそれで否定もしない。メリットもわかるし、デメリットもわかる・・・
だからこそ実際にお店に行くっていうのは、ある程度の勇気もいるし特別な事なんだと思う。
しかも、こんな分かり難い場所にある店なら尚更だ。
IMG_2009
色々な事を含めて”頑張って来て、着て、買って頂いた”事が嬉しかった。
僕自身も勇気をもらったし、今まで以上に自分がやろうとする事をきちんと伝えようと思えた。
難しい事では無く、ただ服の事だけでも無く、自分達がこの土地を選んで発信していく意味を。
それを見ている人は近くにもいるし、遠くにも居るという事を充分に理解してるので責任も感じている。
だからこそちゃんとやる。シンプルだけどちゃんと。そんな事に改めて気付かされた一日でした。
昨日の若くてお洒落した2人の男性。ありがとうございます。
ぜひ、色々な店を自分の目で見て自分の意志で選択してください。
そして、いつもrasikuへ来て下さる方にも改めて感謝。
そして、明日は定休日。しっかり遊んで・休んで。
また木曜日の5月2日から、宜しくお願い致します。

PageTOP