12月12日

雨が続いていた盛岡でしたが、本日は午前中から雪に包まれました。
空気がまた一歩、変化したような感じです。いよいよ本格的な寒さへと突入。
まだBLOGには載せていなかった、この雪にも似合うコートがあります。
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「GLOVERALL」
今や知る人ぞ知るダッフルコートで最も名の知れた英国のブランド。
モリス・ファミリーが、1951年第二次世界大戦終了時より英国国防省の委託を受けて終戦により不要になった
コートを引き取り民間への販売を始めた事をキッカケに、その後、自分達の手で”ダッフルコート”を製造した。
それらは瞬く間にミリタリーの枠を超え、民間の人々に広がり、後に社名を”GLOVERALL”に変更した。
60年もの年月を経ても尚、今日に至るまでダッフルコートに於いて不動とも言える地位を築き上げている。
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GLOVERALL      2046/52   DUFFLE COAT

color           NAVY

price           61950- 

SIZE           32  /  34 SOLD

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rasikuでセレクトしたモデルは通称”MONTY”と呼ばれる型。
元英国陸軍のバナード・モントゴメリー元帥(軍隊における最上級階級)が当時愛用していたとされる、
ダッフフルコートの形をベースに、今の現代に見合う様モディファイドし古き良きモノを現代に蘇らせている
“イギリス製”の逸品になります。
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ルーツを辿ると、元は北欧の漁師が作業用に着ていたとされるダッフルコート。
しかしながら、様々な定説はあれど実際に起源が明確ではありません。
しばらくして19世紀後半頃にはイギリス海軍がダッフルコートを防寒用のコートとして使用する様になりました。
当時を生きる人々の暮らしや仕事も含め時代と密接に関係してきたコートを、今こうして自分達が
この寒さの厳しい盛岡という場所で提案している。
洋服とじっくり向き合うと様々な光景が浮かびなんとも感慨深くなり・・・
洋服の奥深さを痛感せずにはいられなくなります。
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前合わせには木製のトグルに、麻紐のループ。
トグルは漁に使用する浮を流用したモノとされており、ディティールそのものについては
漁師が寒い中でも手袋を着けていても留めやすい様にと、この仕様。
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肩から背中にかけてのデザイン。
補強としての要素も兼ね備えつつ、デザインは海軍が着用していた事を想像させる
セーラーカラーの様なデザイン。
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大きさの調節も可能な、大きなバスケット型のフード。
フードに関しては、盛岡の地においても冬を過ごす為のアウターとしてはとても重要な部分だと。
今日の様な吹雪の日には、特に必要かもしれません。
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袖口は釦でアジャストが可能。風の侵入を防ぐ役割を果たしてくれます。
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フラップの無い大きなポケットは、機能性十分。
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トグル釦の裏にはコットンのスレーキで補強処理がきちんとされています。
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現代においては使用する事は殆どないと思いますが、当時は風によって裾がなびくのを防ぐ為に
取り付けられていたとされるストラップ。
使い方は足に通して釦を留めるだけで、下からくる風の侵入を防ぐ役割を果たしてくれます。

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定番と言われる物には、その時の時代を歴史が詰まっているからこそ、永く愛され着続けられるのだと
そう思っています。そういった物に対してはやはり、敬意を持って提案したいと思います。
但し、そこだけを重要視するのも、また違うのでは・・・と自分達は思うからこそ、
よりフラットな目線でモノを見て、実際に着て試してみて、触れて、それで良いなぁと感じた物を
実際に足を運んで下さる目の前のお客様へ、伝えていきたいと思います。
ここ盛岡、岩手で過ごす方々に見て頂けたら嬉しいです。
英国GLOVERALL、是非お試しください。

rasiku sasaki

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