高知へ

5月20日から23日まで春休みを頂いておりました。
この連休に選んだ旅先は高知。
今年の3月、縁があってたまたま盛岡を訪れていた、高知で喫茶店を営む素敵なご夫婦に出逢いました。
その日の夜は丁度盛岡のお店の方々との食事会があって、その御夫婦もいっそのことご一緒に!
と言う流れになり、逢ったばかりだというのにも関わらず柔らかな雰囲気で一緒に溶け込んでくれたお二人。
この出逢いは、僕自身にとっても高知に行きたいという想いが、高知に行く!という決心に変わるほど
物凄く強く引き寄せられるものがありました。そして、この決心がやはり間違っていなかった
と思えるほど、この高知で過ごした数日はこれからの自分にとってもかけがえのない繋がりと
縁を得ることが出来、充実感と期待感いっぱいで戻って来ました。高知での出逢いに、大感謝!
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海と山に囲まれている高知の地形は岩手にも通ずるものがあります。
澄んだ海の美しい色と夏の様な照りつける太陽の日差し。海の風が肌に当たると心地良く、
空気をいっぱいに吸い込みたくなります。自然の恵み溢れた美しい街です。

市内で行われている木曜市にも足を運びました。
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高知市内では「市」が盛んで、曜日毎に様々な場所でこういった商店が軒を並べています。
旬な食べ物、名物、新鮮な食材、活気に溢れていて見ているだけで楽しくなる場所です。
観光客も地元の人も混ざり合い、会話と食を楽しんでいます。
いも天は揚げたてほくほくが最高です。二人で一瞬でたいらげました。
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今回の旅の目的の一つ「terzo tempo」さんへ
盛岡で繋がった「縁」 気になる場所を目的に旅をするというのも悪くないですが
僕自身は最近「人」に逢いに行く、という理由の方が「旅」の目的にあっている気がしました。
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店主の佐野さんは私と同世代で、東京出身で今はこうして高知という場所で日々を過ごしている。
たまたま場所が高知で、僕は岩手。そこまでの経緯と境遇が色々と似ていてとても不思議な感覚。
お店自体は少し市内から離れていますが、わざわざ足を運びたくなる理由がある・・・
地元の方に愛されているお店であり場所だと思いました。
きっと佐野さんにも、お店にも沢山の魅力があるから人は集まるのだと。
その佐野さんが築いた素敵な空間で逢って話が出来た事がなんだかとても嬉しかったなぁ。
そしてここで、運命的な出逢いも。

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今回の旅でどうしても行きたかったお店がもう一つ洋服と古道具を扱う「rusk」さん
以前からとても気になっていたお店、洋服や物、人に対する想いや姿勢が画面を通してもひしと伝わってくる。
念願叶って店主の星山さんにもお逢いする事が出来ました。
(前述の運命的な出逢いは、星山さんの事。読みの鋭さが的中しruskさんを訪ねる前にお逢いできました!)
高知にこんなに素敵な品揃えと雰囲気の良いお店があるのはなんだか羨ましくも思えました。
僕も盛岡でそういった存在にならなければと、自分自身の目標と存在意義を再確認。
夜も一緒にご飯に誘って頂き、美味しいご飯に美味しいお酒に話も尽きず。
街の事、人の事、お互いの事あれこれ・・・
特に高知で行われたイベントvillageの話は興味深く、まだ終わって間もないにも関わらず
来年の開催に新たな夢と期待が高まりました。
もっと話したい事がありすぎて、この時ばかりは高知に居座りたい思いに。笑
まだ疲れ残る中、時間を作って下さったチーム高知の皆様に深く御礼を申し上げます。
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久しぶりに訪れた「高知」には、ゆっくりと流れる時間の中で小さなお店が其々の「色」を出している。
なんだか「盛岡」にも共通する部分があって、一人一人に向き合える余白部分をとても大事にしている。
この余白と言うものは、時間や空気感・雰囲気の様なモノで言葉で表現するのは難しいのですが、
この部分は都会ではなかなか味わう事が出来ない・・・そういった魅力が地方都市には溢れていると思う。
間違いなく盛岡も、魅力的な人・場所・時間・ものが沢山ある。
今一度、この良さを確認するにも今回の旅は僕自身にとって貴重な時間になりました。
また今日からこの場所で、訪ねて下さる方に洋服と空間を心地よく愉しんで頂けるよう
私達らしい姿勢で取り組んでいきたいと思います。
明日は、日曜日。旅の余韻と共に、ご来店お待ちしております。

rasiku sasaki

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