3月12日
susuri
2015 spring/summer
”see”
susuri ダンケルクコート
color navy
price 35000+TAX
SIZE M SOLD
雪が静かに降り続いています。本日はお店も静かですが、営業しています。
考えたり、手を動かしたりぽつりと話をしたり、各々が好きな様に仕事をしたり
落ち着いたりしています。こういう日も在るべくして在るのだと思います。
特別な事は無いのですが、今日もとても良い日です。
さて、susuriよりゆったりとした春のコートや、緊張感をさっと潜めたジャケット・パンツ、シャツ
届いています。本日も新たな入荷があり、展示会で感じた興奮が再び蘇ってきています。
第一便は店頭で手に取ってご覧頂く機会も多く、とても嬉しく思います。
またさらに広がりを増したsusuriの洋服達をぜひ見に来て頂けたら。
本日はダンケルクコートと言う名の、しっかりと打ち込みのされたそれでいて心地の良いサイズ感が
嬉しい春のコートをご紹介致します。
身幅にゆとりをもたせ、袖もラグランスリーブであることから、想像以上に着た時に身体にふわっと
添う様な感覚が、とても気持ち良く、リラックスというよりも、コートを着ていない様にも感じる程。
中に重ねる事も出来ますし、ゆったりとしたサイズ感をそのまま楽しむのも良いでしょう。
ここ数日は、冬のアウター再び・・・といった悪天候ではありますが、やはり春は風が強かったり
日が出ていないと寒かったりと、気が抜けないですから、軽く一重でありながらもしっかりと
コートとしての役目を果たしてくれる一枚は、気分的にもクローゼットにあると嬉しい。
大袈裟過ぎないラウンドカラーも、どこかsusuriのブランドコンセプトを表すかのようなバランス。
独特な色味と表情を持つ釦も、目に留まったり手に触れる度、心が高鳴る。
クラシックなパターンを用いていながらもラグランスリーブにする事などで、決して動き難さも感じませんし
非常に馴染みの良い着心地で、あまりのストレスの無さに驚いてしまいます。
それでいて、変に野暮ったさも感じさせない所がsusuriの魅力とも言えます。
毎シーズン、異なるテーマによって創り出されるsusuriの世界。
一見シンプルですっきりとした表情で、男女という括りに捉われることの無い曖昧で不確かな世界。
その中に潜む小さな軸として、今季はひねったり、ねじったりといった事がポイントとして
洋服の中にも、さり気なく散りばめられています。
高密度に織られた生地は、あえて光沢を出さぬよう染められたもの。
深みのある色。カサっとなる生地は、これからどのように変化を見せるのかもとても楽しみです。
柔らかさの中に固い芯を持つ、そんなsusuriならではの見た目と実際に手で触れた時、
そして身に纏った時の嬉しい驚きや、発見やギャップ。
ぜひ、感じて頂けたらと思います。
rasiku sasaki
2015/03/12 | 5:55 PM | susuri