8月16日

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今シーズンからお取扱いさせて頂く事になりました″COMMONO reproducts”
日本の毛織物生産の盛んな尾州の地場産業を生かしながら、殆どの製品を愛知県で生産しています。
COMMONO reproductsには大きく分けて2つのコレクションがあり、1つはコレクションラインと言われるシーズン毎に
リリースされる洋服ともう1つはワーカーズラインという日常的でカジュアルな洋服を展開するラインがあります。
レディース・メンズのどちらもありますので、これからゆっくりじっくりと提案していきたいと思います。
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まだ寒さが厳しい2月初旬。
岩手はがっちり雪が残るこの季節に、名古屋市にある″COMMONO reproducts”のアトリエに向かいました。
僕自身、愛知県へ上陸するのは初めてという事もあり、初めて行く土地はいつもそうですが、
降りたった瞬間に感じる風や匂い、そして歩き・もしくは乗り物から見える景色や街並みであったり
人の雰囲気にもとても興味があります。あと住んでみたいかどうかも考えます。
もうひとつの楽しみは、何も調べたりせず自分の嗅覚に身を任せてふらりとお店に入っての買い物です。
今回の旅では3本のボトムスとシャツ1枚を名古屋から連れて帰ってきました。これも旅の醍醐味ですね(笑)
駅前は大きく分けて3つから4つくらいのゾーンに分かれている印象で、とても1日では回りきれない様子。
至る所に近代的で立派な高層ビルや建物が並び、名古屋駅前は都会的な光景が広がっていました。
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名古屋駅から在来線で10分くらい揺られ、歩いて15分程行った場所にそのアトリエはありました。
周りは閑静な住宅街で、それといった目印らしいものもなく迷っていないか少しの不安を抱きつつも
なんとか辿り着いたアトリエは、ひっそりと静かに佇んでいる印象を受けました。
この建物は元々は製綿工場だった場所で、築約50年の古い建物の1室を改装してアトリエとして
使用しているとの事。中には他にも何店舗かお店があって、僕らがお店をやっているビルにも
少し似た感覚を持ちました。

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庭には大きなご神木があり、広々とした店内に大きな窓ガラス、そこから見える緑が何とも言えず綺麗で
1年を通して四季を感じる事の出来るゆったりとした時間が流れるアトリエの空間は、何時間でも居られそうな
心地良さを覚えました。商品を一通り見させて頂き思った事が岩手にも沢山の地場産業がありますが
現代のニーズや気分に合わせたプロダクトというとなかなかイメージ出来なかったり、伝統として残したいけれど
どうしても手に入れたいという気持ちまで至らない場合が多い気がします。
ただ地元で作っているからという理由だけでモノ選びをする訳ではありませんし、勿論大事にしたいという
気持ちはあれど、これほどまでに選択肢が多い時代であれば、よっぽどの何かが無いと中々難しい。
商品の素晴らしさは勿論の事ですが″COMMONO reproducts”を選んだ理由としての1つに
今の時代に合わせたモノ作りで、それでいて地元に残る小さな産業と根気よく情熱を持って作り続ける
数少ない職人の方々と連携し、エンドユーザーへと繋げていく姿勢にも大いに魅力を感じています。
だからこそ自分達の様な個人の店が、今いる場所で出来る事、自分達にしか出来ない事を考え、
提案したり表現したり、ここにいる意味を改めて考えた、そんなブランドでもあります。
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COMMONO reproducts   Bush Pants       

color        Olive     

price        26000+tax              

SIZE        c0  /  c1  
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1940年代から稼働を続けている綿織機で作製される生地を用いた極太のシルエットの”Bush Pants”
最近はこういった固くバギバギっとした生地を殆ど見る事が無くなったので、真っ先にオーダーを決めた1着。
生地表面に所々に見えるネップは、この時代の機械でなければ出せないそうで機械が故障をして動かなく
なれば二度と生産される事のない生地だそうです。ヴィンテージに近い感覚の生地感は実際に素材に触れて
頂ければ他との違いを直ぐに感じて頂けると思います。それくらい雰囲気の良い素材です。
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フロントはジッパーフライでデザインの特徴としてワタリに大き目のフラップポケットが左右に付きます。
以前は良く見かけた″Bush Pants″ですが、最近はカーゴやベイカーが主流になり殆ど見なくなりましたので
何処か懐かしい感じもありつつ、今こうやって改めてみると僕自身は新鮮な表情にも映りました。      
作りは全体的に大き目に設定されていますので、ウエストのアジャスターを絞って履くイメージになると思います。
※身長178CM 体重63キロ 着用サイズc0
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rasikuに展開しているボトムスの中では最も太いパンツになると思います。
腰回りは比較的スッキリとしたバランスですが、ワタリから裾まで一切テーパードさせずにそのまま落ちるシルエットです。
そのまま穿いてしまうと裾に野暮ったさが出ますので、ロールアップをしてバランスをとると好いです。
トップスが軽い今時期は、特にボトムスでボリュームを出すとコーディネートがし易いですし全体もまとまって
見えると思います。
店頭で接客をしていて太いパンツの場合に、単純な見た目のボリュームに負けてしまい懸念している方が
多いと感じていますが、慣れるまでに少しの期間が必要ですが一度見慣れてしまえば逆にバランスが取り易く
感じて頂けると思います。
今お持ちのワードローブにある洋服の着こなしの幅がぐっと広がる事に間違いありません。
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足元はスニーカーでも良いですし、個人的には黒の革靴が引き締まって見えて雰囲気にもマッチすると思います。

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釦はオリジナルのロゴ入りです。1つ1つのパーツ細部にまで拘りを感じさせる作りです。
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地場産業と向き合いながら真摯なモノ作りを続けているCOMMONO reproductsの洋服は何処か温かみを
感じると共にそれだけではない緊張感のある洋服も展開している幅の広さと奥行きにも感銘を受けています。
明日からはワーカーズラインの洋服を紹介しようと思っていますのでお楽しみに。
rasiku  sasaki

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