11月22日

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Universal Works
デザイナー David Keyteが2009年にスタートしたメンズコレクションブランド。
12年間在籍したPaul Smithをはじめ、Margaret Howell・Maharishiなど、
多くのコレクションブランドにて生産から商品企画に至るまで幅広い経験を積んだデザイナーDavid Keyte
そんなデザイナーが手掛けるコレクションは、英国の伝統的な生地やオーガニックな素材を用いる一方で、
無骨なワークウェア・アウトドアウェアの素材なども取り入れています。
現代的なカットや肌触りを特徴としながらも、年代物を髣髴とさせるワークウェア・アウトドアなどからの
インスピレーションも含まれる魅力的な洋服達は、大量生産される服とは違い、本物の「ハンドメイド」を
追求するために、厳選された小さな工場のみで製作されています。
デザイナー自身が長年の経験で築いた工場との信頼関係によって支えられるコレクション。
UNIVERSAL WORKSが目的とするのは、より良いデザインを、より良い縫製工場で着心地の良い服を作り続け
より良い価格でコレクションを展開することです。
※展示会資料引用
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Universal Works     BARNA JACKET  

color             BLACK

price             39000+TAX

SIZE             S   /   M SOLD
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胸に付いた4つのパッチポケットが印象的な″BARNA JACKET″
前開きの釦はトップボタンを含めて全部で4つ。素材には一見がしっと固そうですが
いざ袖を通すと柔らかでコシのあるブラックのコーディロイ生地を使用しています。
見た目はワークウェアのような無骨な印象を受けますが、その反面組み合わせ方次第では力強くもどこか
上品でしなやかな着こなしが出来、素材とデザインのバランスの良さを感じさせる振り幅のあるジャケットだと思います。
冬のジャケット素材と言えばツィードが真っ先に思い浮かびますが、コーディロイも負けず劣らず
保温性があり、この生地特有のクラシックな雰囲気も凄く好みで、つい選んでしまう素材です。
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ジャケットの表情を作る″ラペル″ですが、折り返し線などはつけていないので写真の様にスタンドカラーにして
着用するのも良いですし、自分でラペルを作って折り返して着る事も可能。2通りの表情で着れるジャケットは
カジュアルに見えるのは確かですが、メリットとしてコーディネートのし易さや汎用性の高さは断然あると思っています。
個人的にもう一つ好きなディティールが背中からウエストにかけて絞りを殆どいれていないボックス型のシルエット。
身頃がゆったりとした作りになるので薄手のニット類インナーにある程度着込む事が出来ます。
こういったジャケットは着ていてストレスがないので、ちょっとした所に出掛けるのにもすっと手が伸びやすく
″ブラック″という色味も相まって手にしてみると想像していた以上に様々なシチュエーションで重宝すると思います。
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袖口は一切の宝飾はなく筒袖のシンプルな作りです。
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前・後ろ身頃には同系色のコットンの生地が張り付けられています。
袖も滑りの良いナイロン生地が付いているのでニットなどを着用してもストレスがありませんし、袖周りもゆったりとした
作りなのでインナーがごわつく心配もありません。
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バックスタイルはセンターベントを採用。
ジャケットを着るとなると、ある程度の体型も維持しなければならない。というのは確かにそうだな
とも思うのですが、決してそこで諦めたり断念するのではなく、自分に合うジャケットを探してみて
頂きたいと思います。身頃がきゅっと絞ったジャケットは体型を選びますが、体型を上手くカバーする
ジャケットも存在します。BARNA JACKETは体型をすっと見せるというよりは気兼ねなく着れて
それでいてバランス良く見せてくれる1枚だと思いますので、是非挑戦して貰えたらという気持ちです。
やはり一枚でもきちんと着れるジャケットがあるといざという時にも便利ですし、
単純に男性のジャケットスタイルは格好良いと思いますし、特に味のあるジャケットを着こなしている方に
出逢うとウキウキしてしまいます。
僕もジャケットを着た日は、背筋が伸びて清々しい気持ちになるので不思議なものです。
似合っているかどうかは別にして、これからこういった洋服が似合う自分でいたいというイメージがあれば
自然と板についてくるような気がしています。ツィードのジャケットなども同様ですが着る程に生地の風合いであったり
あたりが出て″着られてる感じ″から着こなすカタチに変化していくと思います。
僕も″ブラック″のジャケットは持っていなかったので早速これが似合う男性になろうと着ていますが、まだまだだなと
実感しながら着ている最中です(笑)
それが洋服の楽しさであって、そんな洋服がクローゼットにあるのも良いもんだなと思ったりしています。
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Universal Works     ASTON PANT  

color             BLACK

price             22000+TAX

SIZE             30 SOLD
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同素材を用いたトラウザータイプのパンツ。
ウエストはジップフライで股上は浅目に設定されています。サイズ表記よりもだいぶウエストは大きいです。
ワタリはゆったりしていますが膝から下にかけてきつくテーパードしています。
独特のバランス感とシルエットでコーディネートに変化を入れたいと思う時などに良いのではないでしょうか。
黒の革靴で合わせたので少し重たい印象ですが、イメージ的にはクラークスのデザートブーツあたりがしっくりくる
印象を受けました。ジャケットはあえて土っぽいイメージでミリタリー系の古着で合わせるのもお勧めです。
気合を入れて着たいと思う方はセットアップでの着用も出来ますので是非挑戦してみて下さい。
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今日ご紹介した商品以外にも英国のニットブランド″JHON SMEDREY″に別注をかけたニットが入荷しています。
こちらは打って変わって上質な肌触りと色の組み合わせが何とも言えない逸品です。
ワーク・ミリタリー・アウトドアなどのデイリーに着れる洋服から上質なニットまでジャンルレスな商品構成をする如何にも
″Universal Works″らしい世界観がしっかりと表現されているように思います。
僕自身がそうだったように頭であれこれと考えるよりも、直感的に着てみたいと思って選んで貰えたら
とても嬉しいです。
rasiku  sasaki

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