8月19日


SAINT JAMES   OUESSANT

color          NEIGE        /        ECRU 

price          10000+tax

SIZE           1   /   3   /   4   /   5   /   6

color          TOURBE        /        NOIR

季節の変わり目が近づくと、必ずといって手にしてしまうものが″SAINT JAMES″のカットソー。
正直もう買い足さなくとも十分に揃っているのに、それでも欲しくなってしまうから不思議です。
ラインナップの中でもバスクシャツと言われている肉厚なコットンを用いたボートネックタイプの″OUESSANT”は
未洗いで納品の為、最初はお洗濯による縮みが出ますが着用をしていて型崩れも少なく耐久性に優れているので
気兼ねなく日常着として着れる事が一番の良さだと感じています。
SAINT JAMESと言えばボーダーのイメージが強いかもしれませんが、rasikuではソリッドカラーも毎シーズン
欠かさずにセレクトしています。今シーズンはシーズンカラーの″ECRU”と″TOURBE”が目に留まったので、
白と黒と合わせて4色での展開。サイズは1から6までの5サイズでご用意をしています。


お世辞にも身体に沿っているとは言えない、ざっくりとした直線的なシルエットがインポート商品ならではの良さ。
それが未だに変わらずに残っていて、何度着てもやっぱり良いなと思わせてくれる、人を飽きさせない魅力があります。
たった一枚をさらっと着るだけで成立してしまう存在感であったり、選ぶサイズや色によってその人なりの着方が
出来る点も、普遍的なアイテムの醍醐味だなと思っています。
何てことのないカットソーを格好良く着熟せるかどうか・・・着丈とパンツとのバランスであったり合わせる小物や
着る人の雰囲気なども含め、シンプルな故にごまかしが効かないというのが奥深さにも繋がってくるのだと感じます。
洋服を好きになるきっかけになるブランドでもあり、年齢を重ねても着続けたいと思えるのは完成されたデザイン
だからだと思っています。


首元はやや詰まったボートネック。
僕自身はこれ1枚で着るのが好みで、何かを重ねたりジャケットを羽織ったりする事は殆どないのですが
インナーにボタンダウンシャツなどを着て、上から重ね着をするのも良いと思います。
シャツを合わせる際にはワンサイズアップでサイズを選ぶのも良いかもしれません。


ユニフォームのようにクタクタになるまで着られる方もいらっしゃると思うのですが、また新しく同じ物を買い替えが
出来るというのも意外と重要な要素だったりします。


初めて展開する″TOURBE″は味わい深いグリーンで、色目だけで秋らしい雰囲気を出せるお勧めのカラー。
定番のカラーとシーズンのカラー、季節やその時の気分で選べるくらいの枚数を持っていたら生地への負担も減りますし
ボーダー、ソリッドとワードローブに在れば着こなしにめりはりがついて楽しめるのではないでしょうか。
ボーダーも定番色を中心にサイズが揃っていますので、秋冬のイメージを膨らませながらお気に入りのカラーを探して
頂けたらと思っています。

8月18日


HATSKI   WIDE TAPERED DENIM

color      ONE WASH  

price      18000+tax 
 
SIZE      0   /   1   /   2   /   3   /   4   /   5

デニムを主体としてモノ作りをするブランド″HATSKI”から、わたりがゆったりしていて裾は少しだけテーパードをさせた
新型のデニム″WIDE TAPERED DENIM″が入荷しました。細身よりもワイドなパンツを好んで穿く私にとっても太いデニムは
1本欲しいなと思っていたので、展示会で見た際には思わず気持ちが上がってしまいました。
素材は変わらずに厚みのある15.6OZのデニムを使用していますが、ごわごわして穿き辛いという印象は殆どありません。
しっかり生地の目が詰まっているので風は抜けませんが、ワイドなシルエットなので生地が肌にまとわりつかずに
よっぽど暑い日でなければ通年を通して穿いて頂けると思います。
レングス設定も初めから短めで、シルエット自体の太さはありますがすっきりとした印象を受けます。


フロントの合わせはボタンフライ、ヌメ革のレザーパッチ、隠しリベット、内股はシングルでセルヴィッチが付きます。
ヴィンテージデニムに用いられているディティールを踏襲しながらも、今まで穿いてきたデニムとも良い意味で一味違った
感覚になります。1つ1つのディテールなどを事細かに見るよりも、穿いた時の質感や雰囲気を感じ取って頂きたいです。


ウエストからお尻周りにかけは立体的なシルエットを構築します。
男性にもお勧めですが、女性の体型にも合い易くサイズ展開も0から5までの6サイズありますので
ジャストサイズで合わせるも良いですし、1つサイズを上げて空間を活かした穿き方もお勧めです。
※身長178CM 体重63キロ 着用サイズ3


デニムの選択肢は無数にあるので僕自身はこれという拘りは殆どないのですが、きりっとした革靴に合わせたいデニムと
スニーカーやカジュアルな革靴に合わせるデニムという大きく分けて2つあります。
1つのデニムを穿きつづけるというのもスタイルとして格好良いですが、その日の気候や行く場所によって緊張感を
出したいと思う日や、逆にリラックスした気持ちで着たいなど自分なりの使い分けが出来たら、自然と着こなしも
上手くなってくると思いますし、洋服を着て出掛けるのがより楽しめるはずです。
HATSKIのデニムは穿いてみて感じる事は洋服を楽しむという事を考えて作られているような気がしますし
作りの良さは勿論のこと、どう着ようかという事を色々と想像させてくれるパンツだと僕自身は感じています。


普遍的な価値観のデニムを、現代のプロダクトとして新たなアプローチをしているブランドだと思いますし
今までとは少し違った角度でデニムを穿きたいという方にお勧めしたい1本です。
最初に展開をしていました″LOOSE TAPERED″も全サイズ揃って入荷をしていますので、穿き比べをして好みに
合うタイプを選んで頂ければと思っています。

8月17日

お盆休み中の営業も無事に終えられて、なんだかとてもほっとした気持ちで迎えた定休日。
お盆は連日、たくさんの方にお出でいただき、ありがとうございました。
いつも来て下さるお客様や、県外から帰省されて年に一度二度足を運んで下さるお客様と、
たくさんの方にお逢いでき、毎日心地良い疲れと、楽しかった会話やお顔を思い出しては
良い一日だったなーと、色んな感情に浸りながら過ごさせていただきました。
一区切りつき、店内に並ぶ洋服もちょっと移り変わり、季節も秋へとすすんでいくのだと思います。
じっとりと湿度を含んだこの空気が、涼しくなるのか気になりますが・・・
しばらく空いてしまったBLOGでも、今丁度着たい服や、これからお楽しみいただける服をご紹介したいと思います。

JUJUDHAU   FLY FRONT SHIRTS

color        COTTON NAVY   

price        17500+tax 

SIZE         F SOLD


jujudahauからも色々と届いてました。
今年の春夏にオーダーし、個人的にもとにかく着倒したと言っても良い程気に入って着用しているSHIRTS
″FLY FRONT SHIRTS″を、生地・お色違いを今季秋冬でも引き続き展開します。
素材はCOTTON100%でワシワシっとした張りのある力強い生地感がとても好みです。
色もただのネイビーではなくて、それでいてチャコールグレーでも無い、微妙にくすんだ感じの色味は
あまり見ないですし、珍しくて良いなと思いました。
身頃や袖幅は比較的ゆったりとしていて身体をふわっと包む様な余裕がありますが、短めの前丈と
フロントが比翼釦になっているので、正面からの見た目はすっきりとシンプルな印象に感じます。

トップ釦まで留めるときゅっと詰まった首元になります。
今時期はインナーを挟まず釦を留めてシャツとして着るのも良いですし、少し肌寒くなってきたらインナーに
カットソーをプラスして温度調節しながら着られるので、割と長い期間重宝すると思います。
カーディガンの様に前を開けて羽織って着るのも良いと思います。


大胆と言うか大雑把というか、前後の着丈の差は横から見た時にとてもユニークで、シンプルながらどこか
個性的にも思わせるデザインがjujudhauの服の特徴でもあり魅力だと思います。
流行り廃りの無い、自由で自然や人々の生活にとても近い感覚で作られた衣服は、無意識に手が伸びて
毎日でも着ていたくなります。

JUJUDHAU   ORDINARY SHIRTS

color        COTTON NAVY   

price        18500+tax 

SIZE         F SOLD


もう一型同じ素材を用いたシャツをご紹介します。
すとんと縦長のシンプルなシャツには、小さ目の衿が付いていて、襟をきちんと形作って着ると
柔らかい印象で、日常使いには持ってこいのシャツになります。
すっと襟を立たせて着ると、何気ないシャツも凛とした佇まいになり、メンズライクな装いに似合います。
デニムやチノパン、グレーのスラックス。など、パンツスタイルに肩肘張らないさり気ないシャツを。
そんな着こなしがお好きな方にお勧めです。


普段からシャツを着慣れていないと、シャツを着る時に、えいっと気合がいるのは私だけでしょうか?
程良い緊張感があって、背筋がぴしっと伸びるシャツらしいシャツの良さは勿論あると思うのですが、
無理に力まずに、少しだけきちんとした印象になるような普段着のシャツも良いなと思うのです。
ORDINARY SHRTSは、まさに普通で、なんて事のない日常のシャツです。
シャツだけどシャツを着ている感覚よりは、Tシャツを着る様な感覚で着られるシャツだと思います。


まだ少し湿度はありますが、日に日に涼しい風が吹いたり、夜寝る前に外から聞こえてくる虫の鳴き声は
秋の気配が感じられます。洋服はこれからがより楽しい。
jujudhauの服は、形は大きく変わることは無いのですが、同じモデルでも生地が変わると、
またぐっと違った良さを感じます。
春夏の服もまだしばらくは着られると思います。少しずつ秋冬の服も入荷し、中々充実していますので
ぜひ、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

定休日のお知らせ


明日16日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

旅の事

昨日あたりから街の空気が変わったような気がしていましたが、今日は本格的にお盆休みに入ったな
という空気の流れになっていますね、街も人も。
少し前まで大雨で水量の多かった中津川も、やっといつもの穏やかな流れを取り戻した感じです。
釣りを楽しむ方の姿も戻ってきました。お時間ありましたら、ぜひ川沿い歩いてみてください。
川をなぞって少し涼しく吹く風がとても気持ち良いです。
お散歩ついでにrasikuや内丸界隈のお店にもお立ち寄りいただけたら。

先日5日・6日の由利本荘市にある「みつばち」さんでの出張SHOPのことを忘れないうちにすこし。
8坪ぐらいの小さなお店の一角をお借りしての、二日間の出張rasiku。
なんとも落ち着く居心地の良さと、ゆっくり時間の流れる空間は変にだらっともしていなくて。
自分達も普段お店にいる時のようにリラックスした空気感で過ごせたのがとても嬉しかったです。
3年前に初めてお逢いして、その後に一度「みつばち」に足を運んでお買い物をさせて頂いた時と変わらず
じっくりゆっくりとそこに並ぶモノと向き合える時間はとてもわくわくして、ついぐるぐる何周もしてしまい、
その度に、あ、こんな物もあったんだと、まるで宝探しの様です。
きっとここにやって来るお客様は、気が付くと長居してしまっているんだろうなと・・・そんな気がしました。

引き戸をカラカラと開けて、お邪魔しますと声に出したくなる入口。どきどきしながら階段を上がると、
昔からコツコツと買い集めていたという日本の古い什器に1つ1つの商品が押しつけがましくなくテンポよく綺麗に
並べられていて、店主のイメージや想いがあって選ばれたモノ1つ1つが、いきいきとした表情を見せているように
感じました。来てくれた人を楽しませたい、喜んで貰いたいという気持ちはセレクトする商品は勿論ですが、
心が空間にも表現れていて、ただモノを手に入れる事だけではなく、プラスαを感じるお店だと思いました。

自分自身に問いかけながら気持ち良く商品をじっくり選べる空間や時間は、そう沢山はないものです。
名のあるお店や、隠れ家の様に自分のスタンスでじっくりやっているお店、大きな規模で複数店舗を持つお店、
お店の形は様々あると思いますが、自分が本当に納得して足を運んだり通えるお店は限られてくるのではないでしょうか。
由利本荘と言う場所にしっかり根を張り、地道に日々を積み重ねているみつばちさんは、無理して背伸びをせずに
等身大のままで居られる空間でしたし、その土地ならではの匂いであったり色がしっかり感じられるので、
不思議な魅力が沢山詰まっていて、僕らもお客様に混じってお買い物もして、大満足の2日間になりました。

rasikuからも沢山の商品を持っていけるだけ車に詰めていきました。
いつもみつばちさんに足を運ばれている地元のお客様や秋田市内の方からも来て下さったり、
rasikuに来て下さったことのある方ともお逢いでき、普段とはまた違ったみつばちさんを楽しんでいただきました。
その街に大なり小なり、お店が存在すると、自然とお客様の集まる場所になりますし、それぞれが特有の色を持つ事で
それが巡り巡って街の魅力にも繋がってくる事を、改めて知る事が出来た旅になりました。
自分達も地元の方を中心に、遠方からでも目指して行きたいと思って頂けるような存在になっていきたいと思います。

盛岡から車で2時間半から3時間くらいの場所なので、気軽に行く感じにはならないかもしれませんが、
土地の名前を知って、お店を知れば、あとは何かのきっかけで行ってみようとなるかもしれないですよね。
一面の田んぼ道を通り抜けると、山形と秋田にかかる鳥海山がばりっと見えて、盛岡の景色にも似た感覚がありましたし
空気もお酒もご飯も美味しいものばかりで、びっくりでした。
9月には出張で「みつばちさん」がrasikuに来て頂けるので、是非その際は足をお運び頂ければと思っています。

PageTOP