11月11日


MITTAN    腹巻き無しセーター

color      浅葱

price      22000+TAX

SIZE       1   /   2   /   3 SOLD

color      茶

SIZE       1   /   2   /   3 SOLD

color      濃紺

SIZE       1   /   2   /   3 SOLD

空の色や雲の形が日に日に変わっている様に見えて、冬の足音をすぐそこに感じながら過ごしています。
押入れからセーターを引っ張り出して着るタイミングを今か今かと計りつつ、今朝は流石に寒さにを感じて
暖かな手編みのセーターを着て家を出ました。午前中は暑いかなと思いましたが、外は段々と荒れ始め、
強い風と雨と雪の間のようなのが舞っています。セーターで丁度良かった。
今季もMITTANから暖かくて軽い着心地のセーターが届いています。
このセーター自体、着丈のある腹巻が付いたものが最初にリリースされていて、その後に腹巻なしのバージョンが
作られた事で商品名が″腹巻き無しセーター”というユニークなネーミングになっています。
インディゴ染めをした際に用いられる色の呼び名で淡いブルーを表現した″浅葱″(あさぎ)と
今シーズンの新色″茶″、定番の″濃紺″どれも捨てがたいカラーリングでしたので全3色展開しています。
サイズ展開も昨年までは2が一番大きかったのですが、今季からサイズ3(メンズLくらい)が新たに作られましたので
身長のある男性にも袖を通して頂きたいです。
※身長178CM 体重64キロ 着用サイズ3になります。


素材に用いられている″紡毛糸″は短い繊維のもの集めて糸にする手法で、長い繊維が入っていない為に着ていて
引っ張られるような感覚が少なく、繊維同士が重なり合う部分が多く、その隙間に空気が多く入る為に
軽くて温かいという特性を持った糸になります。
その紡毛糸をセーターのカタチに編みたてた後に圧縮させてフェルトの様な質感にする事で、目が更にしっかりと詰まり
隙間のない仕上がりになります。見た目は重厚感がありますが、手に持つと予想以上の軽さに驚かされます。
空気を多く含んでいるので、着心地はとにかく軽く、肌あたりも高級カシミアにも引けを取らないくらい滑らかで
一度着ると病み付きになってしまうセーターだと思います。


カタチはガンジーネックの様な雰囲気で、首元をやや高めに設定をして身頃と直線的な位置に肩線を設けています。
着ると肩が落ちてバランスが崩れる感じもありますが、それが逆に心地良かったりします。
アームホールは細めに設定をしていますので、身頃も含めて身体にフィットするようなシルエットになります。
厚みが無いので干渉が少なくインナーとしても活躍すると思いますし、軽くて暖かいという2つの要素を
求めている方にはお勧めしたい1枚です。


極細の糸を用いる事で生れるきめ細かな編地や着心地は、MITTANの洋服に共通する無理と無駄を極力無くした
自然な素材を使って気持ち良く過ごす為の道具のような役割を果たしてくれると思います。


サイズは1から3までの3サイズ展開。
1は小柄な女性にお勧めで、2は身長のある女性や普段S~Mサイズくらいを着る男性に丁度良く納まると思います。
浅葱は冬のダークトーンになりがちな着こなしに、気持ちも着心地も暖かくなる色目になるのではないでしょうか。


リブのテンションはきつ過ぎずで、心地良く感じられると思います。
袖は少し長めに設定をされているので、好みの長さに折り返して着用するのも◎です。


MITTANの洋服に袖を通すと、素材へのあくなき追及であったり、物作りにあたってベストな産地を選びぬいて
適正な価値をつけて世の中に送り出していると思わせてくれるブランドだと感じています。
着用して気持ちや心が上がる製品に出逢うと、外へ出掛けるきっかけの1つの要素にもなると思いますし
大切にずっと着ていたいと自然な気持ちで思うのではないでしょうか。
3色共にどれも良さがあって、どれかを選べないくらい良いセーターだと思います。
是非、実際に袖を通して着心地を試して頂きたいです。

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