11月20日


veritecoeur  VC-1598 ショートフリルシャツ

color      BEG (wool/cotton)     /     IND (linen)

price      26000+tax       /     32000+TAX  

SIZE      F SOLD

フリルを見つけると堪らず選んでしまうのは、もう本能がそうさせるので仕方がないのです。
veritecoeurでは以前から、コレクションやフォーマルラインの中で、襟や袖にフリルやレースをあしらった
モデルを何度かリリースされていまして、rasikuでも中々無いアイテムだと思いその都度展開していました。
そして、今回も早々に見つけてしまったのです。
フリルもギャザーも申し分のない程ふんだんに、そしてそのデザインに対して生地が見劣りしないかどうか、
という所を気にして見るのですが、生地も二種類で一つはリネン、もう一つはウール×コットンとどちらも
季節によって気持ち良く過ごせそうな素材で、生地・そして色をどれにするか選ぶのがとにかく難しかったです。
どんな組み合わせ方で着たいかを、イメージしながら厳選しました。
まずはショート丈のシャツをご紹介致しますね。


着用しているのはリネン素材で、カラーはインディゴ。もう一色はベージュですが、同色同素材を用いた
チュニックを後の方でご紹介しますので、詳しくはそちらで。
しっかりと厚みがあるリネンはとても柔らかく、そっと生地をなでるとリネン特有のシャリっとした質感が
手に気持ち良くあたります。リネン100%ですが、見た目も実際の着た感じもそこまで寒々しい物でも無く、
現に最近は暖かいインナーがあるので、夏だけに限らずリネンも通年着られる素材になった様に思います。
本音はもう少し早い時期にご紹介した方が良かったなと思うのですが・・・ちょっとのんびり温め過ぎました。笑
先にも書きましたが、生地自体はそこまで薄くないので、インナーにしっかり保温性のあるものを着て、
上からショールカーデやジャケットを重ねたり、もしくはゆったりとしたセーターを被せて襟を覗かせたりも素敵です。
色んな素材で、重ね着を楽しめる方であれば冬のリネンも、きっと暖かく着回していただけると思います。

前開きのシャツはフリルカラーをどう魅せるかがポイントで、フリルをしっかり立たせる場合はTOP釦を留めます。
襟が首元にしっかり添うようになっているので、肩のラインをちょっと前にずらすと、喉の辺りも苦しくなく
釦も留めやすくなります。
釦を留めるとよりクラシックな雰囲気が増しますが、その分フリルがしっかりと強調されとても美しいです。

前から見ても後ろから見ても、贅沢なほどのギャザーが印象的です。
ギャザーによってふっくらと立体的に浮き出るラインとその陰影が、どことなく妖艶な感じもします。
生地によってもそのドレープの具合が異なりますし、リネンもまた着用を繰り返す事で柔らかみが増し、
どんな変化が生まれるのかを見る過程も、きっと着ていて楽しいのではないかなと思います。


同じ素材のショールカーディガンを重ねて、ボトムはしっかりと厚みのあるウールのスカートを合わせました。
インディゴは年中問わず選んでしまう色ですが、着ていると不思議とゆっくりと呼吸が整うような気がします。
感じ方は人それぞれ違うと思いますが、紺とも黒とも違う空気を纏った、引き寄せられる色です。
落ち着いた藍色と花の様なフリルの華やかさが、良いバランスで混ざり合って、柔らかな女性らしい印象の
フリルシャツに仕上がっていると思います。丈の短い分、スカートもパンツもどちらも合わせ易いので、
ボトムのバリエーションが多い方には、シャツタイプがおすすめです。

veritecoeur  VC-1598 ショートフリルチュニック

color      BEG (wool/cotton)     /     IND (linen)

price      32000+tax       /        38000+TAX  

SIZE      F SOLD

着丈の長いチュニックタイプも、シャツ同様に二色、それぞれ違った素材で選びました。
着用しているベージュ、素材はウール×コットンをご紹介致します。
雪も舞ってきて、いよいよ冬が来たなと覚悟を決めたこの数日、どうしても手が伸びるのはウール物。
だた冬と言えどもその人の過ごす環境によっては、ウールだと重かったり暑過ぎるという方も少なくないです。
コットンウールの素材の良さは保温性に優れながらも軽くて、そしてウールほどチクチク感が少ないというところ。
着ていてやはりウール100%のものと比べると保温性は劣りますが、着用写真の様にショールを掛けただけでも
十分に暖かく感じます。


リネンともまた違う柔らかな生地感は、そのベージュの色目とも相まってとても優しい空気を纏っています。
ドロップした肩や身頃など、元々ゆったりとしたシルエットですが、ふっくらとした生地と肌の間に余白があり、
着ていてどこにも締め付けの無い着心地に、ふわっと身体が布の膜に包まれている様な気分です。
細やかなフリルもどことなく控えめに、でもしっかりと顔の周りに華やかさを添えています。
やや長めの設定の袖は、袖口がゴムできゅっとすぼむので、少し袖を腕の方にずらすと膨らんでパフスリーブに。
惜しみなく可愛さに拘ったデザインが、着る度に心を擽ります。


veritecoeurの服は、何よりも着ていてドキドキさせられますし、可愛いだけでは無くポケットが付いていたり
袖がまくり易かったり、身体のラインがうまく隠せたりと、実は実用的でデイリーに着る事を想定したデザインが
しっかりと盛り込まれています。
特別な日に着る服という訳でもなく、自分にとってこの服を着る事で一日が嬉しくなったり、楽しくなったり
何処かへ出掛けなくなったり。服を着るという毎日の当たり前の事が、楽しいと思えたらそれだけで幸せだなと思います。
veritecoeurの服が、そんな些細な幸せを運んできてくれる、そんな一着になって貰えたら嬉しいです。

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