12月14日


今シーズンからコレクションがスタートしたストールやブランケットなど布を中心に展開するブランド″LOOMER″
愛知県一宮に工場があり、機屋だからこそ出来る利点を活かして世界中から多種多様の原料を取り寄せて
ブランドオリジナルで糸を掛け合わせたりする事で、独自のエッセンスを表現しています。
日本に残っている古いショヘル機でじっくりゆっくりと時間を掛けて織り上げる事により、空気を多く含んだ
ふっくらとした布地に仕上がります。モダンでシンプルなデザインの布物を展開するブランドになります。
″LOOMER”は″PRODUCT″と呼ばれる新しい価値観を生み出していく素材の広がりや面白さを伝えるラインと
使われなくなった生地や糸を使って再構築させる″REPRODUCT”の大きく分けて2つのラインで構成。
どちらにも其々に良さがあり、ご自身のライフスタイルに合わせて選んで頂けたらと思っております。
私達も早速お店のフィッティングルームと自宅でブランケットを使用していますが、柔らかさだけではない
しっかりとした芯の強さを感じる生地に包まれると、冬の寒さから心と体が解放される感覚になります。
是非店頭で、見ただけでは感じとれない上質な素材感を確かめて頂ければと思います。

LOOMER   Baby Camel Throwket

color      Camel   

price      32000+tax 

SIZE      200×140 SOLD

大判のストールは、私達も2年前位から使いはじめて寒さの厳しい時期には本当に重宝するアイテムの1つになっています。
大きさによって使い方は大きく変わってきますが、大判タイプは薄手のコートを着た際にその上からざっくりと体全体を
覆うようなイメージで使っています。室内に入ればひざ掛けなどにも使えるので、特に女性であればお気に入りの1枚を
持っていると、室内外の両方でとても重宝すると思います。


モンゴル産地のベビーキャメル(フタコブ駱駝)の毛を用いた″Baby Camel Throwket″は、肌触りとしてはカシミアと
大差がないくらい柔らかで滑らかな生地感で、キャメルの中でもベビーキャメルは特に貴重とされています。
色目は染色を施していない濃いめのベージュで、視覚からも素材の持っている良さがしっかりと伝わってきます。
機屋だからこそ手に入れる事が出来る貴重な素材だと思いますし、何かを大きく変えるという訳では無く出来る限り
素材をそのまま活かすデザインも″LOOMER″というブランドらしさが出ていて気に入っています。


両端は薄く白い1本のライン線が入り、唯一のアクセントととして蛍光の糸で刺繍がされています。
広げるとすっぽりと隠れてしまうくらいの大きさがありますが、二つ折りにしてショールとして使うのも良いですし
三角を作ってコンパクトにまとめてストールの様な巻き方で首元にボリュームを持たせて暖めるのもお勧めです。
綺麗なスタイルにもハマる素材感と色目だと思いますので、これから多くなるホテルでのパーティーや畏まった場に
持っていくのも良いのではないでしょうか。

LOOMER   HERRINGBONE THROWKET

color      WHITE×ECRU   

price      32000+tax 

SIZE      195×130 SOLD


冬の景色に映える白のブランケットは、縦糸に高級綿として知られるピマコットンとアルパカをブランド独自で混紡し、
緯糸はカシミアを用いて、3つの素材を織りあわせて作製しています。
コットン51%・カシミア45%・アルパカ4%の配合で、表面を立体的に見せる為に織の組み合わせを1列毎に変えています。
遠目からは無地に見えるのですが、近くで見ると斜め織の生地が5cm感覚で切り替えられているのが分かります。
ネイビーや黒のコートや羽織物が多くなる季節に合わせる白はアクセントになりますし、それでけで気持ちの面も
明るくしてくれると思いますのでお勧めです。

LOOMER   LAMBS WOOL RING THROWKET

color      OFF WHITE   

price      25000+tax 

SIZE      195×148 SOLD

生成にブランケットステッチが映える″LAMBS WOOL RING THROWKET″、倉庫などに眠っている使われなくなった
多種多様の様々な質の高い糸を再利用する形で、新たに物として生まれ変わらす″REPRODUCT″ラインの1枚。
ヴィンテージではないのですが、ちょっとした時代の″匂い″を感じさせる物作りで新しい物と古い物とが混ぜ合わさって
化学反応をして出来上がった面白さがあります。現在では作られていない糸を使用しているので、生産出来る数に限りがあり
タグに生産可能な枚数が1つ1つに記入されているのも、個人的には好きな部分です。
私達も自宅でソファーに掛けて使用していますが、これに包まってしまうと暖かさと気持ち良さで動けなくなって
しまうのですが、冬の幸せな時間を過ごす事が出来ています。


(二つに折り畳んだ状態で持っています)
生後六カ月以内のオーストラリアで育った柔らかい子羊の毛をループ状に織り上げる事で、表面に表情が出て
軽くてふんわりとした肌触りを実現しています。最近は自宅で過ごす時間を自分の気持ちが上がる物を少しずつでも
揃えていきたいと思う様になりました。洋服もそうですが時間を共に過ごす道具というのは、生活していく中でも
とても大きな役割があって、折角であれば気持ちが豊かになるものを・・・という考えが自然と強くなりました。
たまたま出逢った″LOOMER”のブランケットは、もう既に私達のライフスタイルに溶け込んで無くてはならない
存在になっていて、物作りの姿勢や、新しい価値を想像している点なども共感出来る部分が多くあり
これからも少しずつですが、提案をしていければと思っております。
他にもカシミアやヤクのストールなどを何点か展開していたのですが、有難い事に全て完売していて
また来冬の楽しみにして頂ければと思っております。

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