明日の営業時間についてお知らせ


明日19日(火曜日)は、私用により18時までの営業とさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

12月17日


MITTAN    丹前コート

color      墨黒   

price      46000+tax 

SIZE      2    /    3 SOLD


今年は例年以上に寒さが厳しい日が続いているように感じていますが、如何お過ごしですか?
そんな寒さにも徐々に身体は慣れてきて、気持ちもいよいよ冬モードに切り替えられた(気がする)ので、
家の前がたまたま、白鳥の寝床になっているのでそれを見ながら楽しく過ごしていきたいと思っています。
冬になって寒さを実感すると、暖かい綿入りの羽織が欲しいなと思うのですが、中々巡り逢えずにいて
ふと、、2年前に展示会で試着をした事があったMITTANのコートを思い出して、問い合わせしてみると
在ります。とのことだったのでその場でオーダー。念願の暖かな中綿の羽織が届きました。
初めて見た当時はまだ自分の中でイメージが湧かなかったのですが、今はとてもしっくりくる感覚があります。
想像するダウンジャケットやコートとの、手軽さや着易さといったものとは、またベクトルの向きが異なる
MITTANの″丹前コート″ 


浴衣などの上に羽織る防寒用の上着である丹前をベースにしたコートは、一見すると癖が強く独特な雰囲気ですが、
今まで展開してきたMITTANの羽織同様に、普段着ている服装に何気なく羽織るとコート自体が目立つというよりも
反対にすっと服に馴染んで、日常着としても違和感なく着てしまうという不思議。そして何より他に見ぬ世界観に
着るとどうなるのだろうかと自然とワクワクししてしまいます。
表地はウール50%・コットン50%の高密度に織り上げた生地を採用。裏地は起毛したコットンの生地を張り合わせています。
色目は″墨黒″で、光の当たり方によっては濃紺にも見えるような柔らかさを感じるカラーです。
静岡県浜松市にある半纏工房にて製作されている丹前コートは、綿100%の中綿を中肉くらいのボリュームで詰め込み
MITTANの羽織物の中では一番保温性の高いコートになります。見た目も着膨れしない絶妙な塩梅。
表地も超高密度に織り上がられたばりっとしたオリジナル生地を用いているので、真冬の寒さが厳しい東北地方でも
十分に冬を越せるスペックを備えたコートです。


コートには少し長めの腰紐が付属されています。
腰紐は結んでも結ばなくても使い方は自由ですが、紐がある事によって前合わせがぴたっと閉じるので冷たい風などの
侵入を防ぎシルエットにもメリハリがつきます。その日の気候や着合わせによって使い分けて頂ければと思います。
特に雪や突き刺さる様な冷たい風が吹く日は、ぎゅっと絞って着る事で身体の中で温度がキープされるのでお勧めです。


サイズ感はゆったりとした設定、肩線もドロップした位置にあるので着用時のストレスなどは一切ありません。
インナーは厚手の物も着込めますが、コート自体にボリュームがあるので中肉くらいのセーターが丁度良いです。
首元はストールもしくはタートルネックなどで保温性を高めると、Vゾーンの納まりもしっくりくるはずです。
ポケットは大きなハンドウォーマーが左右に付いて、内側にも1つ小さいモノが付くので合計3つ完備されています。
着て直ぐには格好良さや快適さは伝わらないかもしれませんが、時間の経過と共にじわじわと押し寄せてくるものが
あると思いますし、如何にして自分のスタイルに落とし込めるかが重要だと感じます。
僕自身が勝手に街の景色や土地柄をイメージしてウール素材のコートを沢山提案をしてきましたが、これからも
主となるものは大きく変えずに、少しずつ選択肢とふり幅を出していければと思っています。

12月15日


ANDERSEN-ANDERSEN   SAILOR CREWNECK 7GG

color      OFF WHITE   

price      42000+tax 

SIZE      XXS   /   XS

color      CAMEL

SIZE      XXS   /   XS

color      ROYAL BLUE

SIZE      XXS   /   XS

メンズの方では先にご紹介していました、デンマークのニットメーカー″ANDERSEN-ANDERSEN″
展開をスタートしてから3シーズン目、今季レディスでセレクトしたのは7GGの″SAILOR CREWNECK″
手で持った瞬間に皮膚越しに伝わるその確かなウールの感触。
重みも厚みも、独特な艶っぽさも、他のニットとはまた異なる空気を放つANDERSEN-ANDERSENは、
一度着てしまうと中々それ以上のものには出逢えないと思える程、素材も作りも素晴らしいと感じています。
視点を変えれば、他にも良いニットは様々あるのですが、もし古びることなく長く大事に着続けたいと思う
ニットを探されているという方でしたら、迷いなくこのニットをお勧めします。
厳しい寒さからも身を守ってくれる上質で暖かなニットに出逢ってから、冬を迎える気持ちにも幾らか余裕が。
ここ数日で朝晩の冷え込み方が一層厳しくなってきたので、今か今かと出番を待っている様なニットを横目に
まだ大丈夫!と、良く分からない根競べをしています。・・・一度着てしまうと脱げなくなりそうで。
きっと手が伸びるのもきっと時間の問題ですけれど。 


デンマークの伝統的なセーラーセーターを、後世にも引き継いでいきたいという想いの元生まれた
ANDERSEN-AMDERSENは、より良い質の糸と手間の掛かる仕様も実現可能とする高水準の技術を求めて、
イタリアの工場にアトリエを構えて紡績・生産を行っています。
肌に隙間を与えず、ぴたっと添うような着心地は、まさに冷たい海からの風や寒さと共存する暮らしに
相応しいセーラーセーターならではの道具としての一面を感じさせます。
それでいて時代が変わっても色褪せない、何処か懐かしさも感じさせるクラシックなデザインを残しつつ、
シルエットをすっきりとさせる事や、今の技術で良くできる部分には手を掛けることで、いつ誰が手にしても
その時の気分で着たいと思える様な、唯一無二なプロダクトとして完成されたニットだと思います。


少し高めに設定された首元。所謂、ガンジーネックと言われる昔ながらのデザインは趣きがあり
見た目も上品ですし、少しでも首が覆われているとそれだけで保温性はぐっと上がります。
身頃に余裕があればシャツを合わせた着方も良いですし、一枚でも存在感は十分ですので上にジャケットを
羽織ったりベストを重ねたりと、その人なりのその時の気分や好きな着合わせ方で、着ていただけたら。


南米産のメリノウール100%を使用して編みたてられたニット。
ボディから首、そして袖から裾の先のリブまで、美しい畦が続きます。
長めの袖には指抜きが付いていますので、指を通して着ても良いですし使わない方は袖捲くりして。
光沢を纏った上質な毛糸は、弾力もあってそれでいて引き締まったニットの触り心地も着心地も、
やはり自分自身着ていて、とても特別なものという感情がありますが、だからこそ自分なりにどうしたら素敵に
着こなせるかなと着方も工夫しますし、洗濯方法やお手入れの仕方も何が良いかと自分で探したり考えます。
物との付き合い方は、人それぞれの価値観で違ってくるとは思うのですが、手間が掛かったり自分の思った通りには
なかなかならない事を、時間を掛けて楽しんでみるという事を自分は大事にしたいなと、改めて思ったりしました。


デザインもシルエットも昔ながらの野暮ったさの残るニットも、それはそれで味わい深くて好きですが、
伝統を引き継いでいきたいという想いが込められた、ANDERSEN-ANDERSENのニットは過去から現在、
そしてこの先の未来へと続いていく為の、物作りが詰め込まれている様に思います。
だからこそ、同じように大事に着たいという方の元へちゃんと届く様に、そんな繋ぐ役割のほんの端っこでも
自分達が担っていけたらいいなと、そんな風に思いますし、自分達も大切に愛着もって着ていきたいです。

12月14日


今シーズンからコレクションがスタートしたストールやブランケットなど布を中心に展開するブランド″LOOMER″
愛知県一宮に工場があり、機屋だからこそ出来る利点を活かして世界中から多種多様の原料を取り寄せて
ブランドオリジナルで糸を掛け合わせたりする事で、独自のエッセンスを表現しています。
日本に残っている古いショヘル機でじっくりゆっくりと時間を掛けて織り上げる事により、空気を多く含んだ
ふっくらとした布地に仕上がります。モダンでシンプルなデザインの布物を展開するブランドになります。
″LOOMER”は″PRODUCT″と呼ばれる新しい価値観を生み出していく素材の広がりや面白さを伝えるラインと
使われなくなった生地や糸を使って再構築させる″REPRODUCT”の大きく分けて2つのラインで構成。
どちらにも其々に良さがあり、ご自身のライフスタイルに合わせて選んで頂けたらと思っております。
私達も早速お店のフィッティングルームと自宅でブランケットを使用していますが、柔らかさだけではない
しっかりとした芯の強さを感じる生地に包まれると、冬の寒さから心と体が解放される感覚になります。
是非店頭で、見ただけでは感じとれない上質な素材感を確かめて頂ければと思います。

LOOMER   Baby Camel Throwket

color      Camel   

price      32000+tax 

SIZE      200×140 SOLD

大判のストールは、私達も2年前位から使いはじめて寒さの厳しい時期には本当に重宝するアイテムの1つになっています。
大きさによって使い方は大きく変わってきますが、大判タイプは薄手のコートを着た際にその上からざっくりと体全体を
覆うようなイメージで使っています。室内に入ればひざ掛けなどにも使えるので、特に女性であればお気に入りの1枚を
持っていると、室内外の両方でとても重宝すると思います。


モンゴル産地のベビーキャメル(フタコブ駱駝)の毛を用いた″Baby Camel Throwket″は、肌触りとしてはカシミアと
大差がないくらい柔らかで滑らかな生地感で、キャメルの中でもベビーキャメルは特に貴重とされています。
色目は染色を施していない濃いめのベージュで、視覚からも素材の持っている良さがしっかりと伝わってきます。
機屋だからこそ手に入れる事が出来る貴重な素材だと思いますし、何かを大きく変えるという訳では無く出来る限り
素材をそのまま活かすデザインも″LOOMER″というブランドらしさが出ていて気に入っています。


両端は薄く白い1本のライン線が入り、唯一のアクセントととして蛍光の糸で刺繍がされています。
広げるとすっぽりと隠れてしまうくらいの大きさがありますが、二つ折りにしてショールとして使うのも良いですし
三角を作ってコンパクトにまとめてストールの様な巻き方で首元にボリュームを持たせて暖めるのもお勧めです。
綺麗なスタイルにもハマる素材感と色目だと思いますので、これから多くなるホテルでのパーティーや畏まった場に
持っていくのも良いのではないでしょうか。

LOOMER   HERRINGBONE THROWKET

color      WHITE×ECRU   

price      32000+tax 

SIZE      195×130 SOLD


冬の景色に映える白のブランケットは、縦糸に高級綿として知られるピマコットンとアルパカをブランド独自で混紡し、
緯糸はカシミアを用いて、3つの素材を織りあわせて作製しています。
コットン51%・カシミア45%・アルパカ4%の配合で、表面を立体的に見せる為に織の組み合わせを1列毎に変えています。
遠目からは無地に見えるのですが、近くで見ると斜め織の生地が5cm感覚で切り替えられているのが分かります。
ネイビーや黒のコートや羽織物が多くなる季節に合わせる白はアクセントになりますし、それでけで気持ちの面も
明るくしてくれると思いますのでお勧めです。

LOOMER   LAMBS WOOL RING THROWKET

color      OFF WHITE   

price      25000+tax 

SIZE      195×148 SOLD

生成にブランケットステッチが映える″LAMBS WOOL RING THROWKET″、倉庫などに眠っている使われなくなった
多種多様の様々な質の高い糸を再利用する形で、新たに物として生まれ変わらす″REPRODUCT″ラインの1枚。
ヴィンテージではないのですが、ちょっとした時代の″匂い″を感じさせる物作りで新しい物と古い物とが混ぜ合わさって
化学反応をして出来上がった面白さがあります。現在では作られていない糸を使用しているので、生産出来る数に限りがあり
タグに生産可能な枚数が1つ1つに記入されているのも、個人的には好きな部分です。
私達も自宅でソファーに掛けて使用していますが、これに包まってしまうと暖かさと気持ち良さで動けなくなって
しまうのですが、冬の幸せな時間を過ごす事が出来ています。


(二つに折り畳んだ状態で持っています)
生後六カ月以内のオーストラリアで育った柔らかい子羊の毛をループ状に織り上げる事で、表面に表情が出て
軽くてふんわりとした肌触りを実現しています。最近は自宅で過ごす時間を自分の気持ちが上がる物を少しずつでも
揃えていきたいと思う様になりました。洋服もそうですが時間を共に過ごす道具というのは、生活していく中でも
とても大きな役割があって、折角であれば気持ちが豊かになるものを・・・という考えが自然と強くなりました。
たまたま出逢った″LOOMER”のブランケットは、もう既に私達のライフスタイルに溶け込んで無くてはならない
存在になっていて、物作りの姿勢や、新しい価値を想像している点なども共感出来る部分が多くあり
これからも少しずつですが、提案をしていければと思っております。
他にもカシミアやヤクのストールなどを何点か展開していたのですが、有難い事に全て完売していて
また来冬の楽しみにして頂ければと思っております。

INFO


明日13日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。

年末年始の営業に関してですが、以下の通りとなります。
12月28日(木曜日) 10:30~19:00
   29日(金曜日) 10:30~19:00  年内最終営業日 
   30日(土曜日) お休み
   31日(日曜日) お休み
 1月1日(月曜日) お休み
    2日(火曜日) 10:30~17:00
    3日(水曜日) 10:30~17:00
    4日(木曜日) 10:30~17:00 
    5日(金曜日) 10:30~19:00 通常営業

 

PageTOP