1月7日


HAEREY    CREW NECK CHUNKY KNIT(2PRAY) 

color       TUDOR             /          NEW LAWN

price       16800+tax 

SIZE      38   /   40   /    42          38   /   40  /   42

color       THERAPY             /          NEW NAVY

SIZE      38   /   40   /    42          38   /   40  /   42

color       MEDIUM GRAY           

SIZE      38   /   40   /    42          

1929年に創業し現在に至るまで、スコットランドで良質なシェットランドセーターを作り続けているブランド”HARLEY”
rasikuでも毎シーズン展開をしているセーターの1つで、カットソーの様に気軽に着れて軽さの割に保温性があること、
何より、豊富なカラーバリエーションは見るのも着るのも楽しくなる。そんな特徴を持つニットです。
メンズで展開しているのは、2PRAY(糸を通常は1本の所を2本に増やした)タイプで、通常展開している
シェットランドセーターの約2倍の厚みがあります。保温効果も高く重ね着をしても着膨れしない程度の厚みなので
上に着るコートも選びませんし、ある程度年数を重ねても糸が痩せにくいというのもメリットとして挙げられます。
今シーズンは明るめのカラーを2色とアンニュイな色目の″THEPY″が特にお勧めです。
少しずつ買い足して、ベーシックなカラーと明るいカラーを使い分けて着て冬の着こなしを楽しんで貰いたいです。


肩口はラグランスリーブを採用。可動域が広く着易い印象を受けます。
首元はややスタンドになっていて、インナーにブロードのチェックシャツなどを合わせるのも良いと思います。
白やブルーのオックス素材も良いですが、着る際に摩擦で滑りが悪くなってしまので滑りの良い素材がお勧めです。
シェットランドセーターは新品の状態も良いですが、何年か着ていくうちに袖や裾のリブのテンションが緩くなり
表面の糸の起毛が無くなってくる頃が一番格好良いと思っています。
僕自身は8年前くらいに買ったシェットランドセーターが一番のお気に入りで、シンプルにリーバイスのデニムや軍パンに
白のサーマルをインナーに合わせて着るのがしっくりきます。少しくたっとしたセーターの表情が何とも言えません。
普遍的なスタイルかもしれませんが、こういった良い意味で何ていう事の無いふつうの服を肩肘張らずに気負わずに、
自然な着方が出来るようになると良いなと常々思っています。
そういった事も含めてシェットランドセーターは僕の中では無くてはならない物の1つです。


毎シーズン、セーターの季節が終わると自宅で洗って干して次のシーズンまでしまっているのですが
自分の手で洗ったり整えたりを続けていくと、よりその物に愛着が湧くのは確かだと思います。
エイジングを売りとして謳うような事ではないのですが、時間が経つにつれてセーターが身体に馴染む感覚や、
こなれ雰囲気に見えてくるのも、結局は着ている人の物との向き合い方によって生まれるものだと思います。
ちょっとした手間かもしれませんが、時間をかけて着たり手入れをすると洋服の面白さがより膨らんで、
着方や組合わせ方、サイズ選びなど自分の引き出しの幅が増えることにも影響してくるのではないかと思います。


ネイビーとグレーを足したような色合いの″THERAPY″
何とも言えない中間色は、在りそうで無い部分をついた色目だと思っています。
着合わせもデニム・チノ・軍パンなどのベーシックなパンツとの相性は抜群です。
セーターをあまり持っていない方にもお勧めですし、ネイビーやグレーといったベーシックなカラーを
お持ちの方にも、いつもとは違った印象に映りますので挑戦して頂きたいです。


北東北の冬はこれからが本番です。
厚手の暖かなコートから、風が防げる春先のコートを着る季節までインナーとして使えるセーターですので
基本となる色や、挑戦してみたい色など気分で選んで頂ければと思います。
まだまだセーターは活躍しますよ!

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