1月30日


U.S.NAVY   All Weather Coat

color     DARK NAVY

price     11800+tax 

SIZE      34L(S~M)     /    36R(M~L) SOLD 


僕自身も10年近く愛用をし続けている、春・秋・冬の3シーズン対応可能なU.S.NAVYのレインコート。
年代は恐らく2000年代初めくらいの比較的新しいもので、状態はデットストック。
一度洗いをかけて太陽干ししたので古着の特有の匂いなどはなくなっていると思います。
細身すぎずに程よいシルエットのコートは、オン・オフを問わずに着用が出来る点と、とにかく汎用性の高さ、
どれだけ着てもへこたれないタフな生地感が特徴。。
表地は超高密度に織られたコットン×ナイロンの混紡素材で、多少の雨や雪であればばっちり弾きます。
軍物らしく機能性とミニマムな作りで、それでいて流行り廃りのない普遍的なデザイン。
思うようなコートが見つからず中途半端に妥協して選んでしまうよりは、価格帯も含めて断然にお勧めです。
インナーには簡単に取り外し可能なライナーフリースが付属するので、そこまで厚手のニットを着込まなくても
寒さの厳しい地域でも十分に冬を越せるくらいのスペックを兼ね備えています。
春先はライナーを取り外してインナーに明るい色のシャツやクルーネックのスウェットを組み合わせて
冷たい風を防ぐスプリングコートとして活躍してくれるはずです。
カラーはダークネイビーで、黒に近い紺色は服を選ばず、とても着易い印象に映るのではないでしょうか。


フロントの釦はトップ釦以外は比翼になり、首元には小ぶりなチンストラップが付きます。
襟は大き目に設定されているので、立てて着る事で首元の保温性が保たれて、風もしっかりと防いでくれます。
着丈はどちらのサイズ共に膝がギリギリ隠れるくらいの長さで、足さばきの邪魔になることもないですし
デイリーウェアとしての条件をしっかりと満たしてくれる1枚になると思います。
釦を全て閉めて着るのも良いですが、やや野暮ったくみえてしまうので、上の釦を1つか2つくらい留めて
あえてAラインのシルエットにしてインナーを少し覗かせて着るのが個人的にはお勧めです。
元々ざっくりとした直線的でその野暮ったさが良くもあるコートですが、上記の様に着る事で幾分軽やかに見え、
他にはバッグや靴など身に付ける小物を、ハイテクな素材やデザインのものを組み合わせる事で、
コートとのギャップが生まれて、より良さが引き出されると思います。
コート自体の作りやスペックは申し分ないですが、現代服のような身体に寄り添うようなパターンで
作製されている訳ではないので、着る人の捉え方によって少し工夫があるとより格好良く見えてくるはずです。


ハンドウォマーポケットは貫通式で、ジャケットへの直接アクセスが可能。
バックスタイルはセンターに深くスリットが入るので、コートを着たまま車を運転する際にも動きが制限されにくいので
いちいち脱いだり着たりをしなくても問題ありません。
出張や旅行などに行く際にも、服装が変わっても合わせ易いというのはポイントで、インナーも取り外しが出来るので
気候によって温度調整できると言うのは結構嬉しかったりします。
急な雨などにあったりしても、びくともしないタフなコートは、きっと出掛ける度にその万能さに気付くと思います。


何年も前に、僕自身もたまたま古着屋を何件もハシゴしていて見つけたアメリカ軍のレインコート。
年代は少し古いタイプでしたが、当時は何となく雰囲気が良くて、ジャケットを着た上からでもスムーズに着れる事に
惹かれて購入しました。雨や雪の日にとにかく出番が多く、流石に10年近く着ているので生地が少し擦り切れてきましたが、
それでも未だに良く着ているコートで、汚れても気にせずにヘヴィーに着れる事が着続けている理由かもしれません。
コートは目的によって保温性であったり、素材であったり選ぶ視点を変えて、何種類か持っておくと良いと思いますが、
汚れても気にせずに着れる。という用途で一着持っていると出掛ける際の選択肢の幅が広がります。
あえて整いすぎていない洋服を着てみる。ということも、案外今までにない自分に出会うキッカケになるかもしれません。
まだまだ寒い日は続きます。万能なコートを手にしてみては如何でしょうか。

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