3月16日


the last flower of the afternoon   驟雨のsmock dress   

color        カーキ(別注素材)

price        48000+tax 

SIZE        F  


少し前にご紹介した、the last flwoer of the afternoonの『翠雨のrain coat
嬉しい事に素敵な方の元へとお届けする事が出来たのですが、その際に今時期のコートについて話しをすると、
やはり同じ様に、ウールもダウンも脱ぎたいけど、まだ雪も降ったり、雨になったり、風も冷たいしで、
なかなか春のコートの選択肢が無いなと思っていたという事。
正に昨日、雪国に春がやってきたと喜び小躍りしていたというのに、今日は一転して薄曇り・小雨・一瞬、雪。
冬と春をいったりきたりするこの時期ならではの気候に、″翠雨のrain coat″の生地感は肉感も丁度良いなと思い、
それならばと、その生地を使用して特別にお願いしてもう一型作製していただきました。
″驟雨のsmock dress″
ベースとなるのはフロントにリボンが4つ並んだ″the last flower of the afternoon″を代表する定番のモデル
″smock dress”で、今回は着丈が更に伸びてリリースされていたので、ハリのある生地に載せ替える事で、
ドレスというよりもコートと呼べるくらい、格好良く雰囲気の良い一着に仕上げていただきました。
脱ぎ着もし易く、コートとしてもワンピースとしても着方次第で幅が出せる1枚はワードローブに欠かせない
存在になってくれるのではないでしょうか。


素材は超高密度に織られた馬布に表地をピーチ加工する事で、独特のヌメリがあってオイルドクロスにも似た質感です。
撥水効果もある生地は、この服についた名前の様に驟雨に降られても慌てることも無いですし、あえて雨の日に、
レインコートの代わりとして着る。というのも、なんだか粋ですし、素敵な服の楽しみ方に思います。
肩線は身頃に対して直線の位置につける事で、自然なドロップショルダーになり、更に可動域を確保する為に
マチを付ける事で動き難さを軽減させています。
機能性や効率を重視したワークウェアのデティールは、計算されたシルエットの良い服ともまた違って
着た瞬間はどこかぼわっと膨らんでいたり、身体に服が落ち着かない感じもあるのですが、時間が経つにつれ
服の癖を掴むような感覚になり、着始めの頃よりも似合ってる自分になるのが不思議で面白かったりします。


肩や袖にたっぷりと入ったギャザーと、きゅっと細くそして少しだけ短く設定した袖口。
膨らんだり、くしゃっとなったり表情豊かなスモックドレスは、使う生地によってもまた雰囲気が違うので
色んな生地で見てみたくなりますし、着てみたくなります。
コートでも、迷わず選んだカーキですが、やっぱり良い色です。タフな生地との相性も抜群ですので、
きっと色褪せずに、長く着て頂ける一着になると思います。

the last flower of the afternoon   

color        ネイビー(別注素材)

price        48000+tax 

SIZE        F  


同生地の色違いでネイビーも。
こちらは綺麗なシャツとレースのスカートに羽織って、スモックドレス風に着合わせてみました。
前のリボンを結ばずに垂らしたままも、また少し印象が変わりますし、前後どちらでも着れるので
着る人によって、また全然違った服の様に見えるのではないかなと思います。
シャツやカットソーにさらりとデニムやチノと合わせて、シンプルに着て頂くのも良いですし、
ワンピースやスカート、上のコーディネートにある様に裾にちょっとデザインのあるものや柄を合わせて、
ちらりと覗かせたりも、楽しいなぁと思います。


横から見た際の袖の形と表情が堪りません。
大胆かつ繊細なギャザーは、可愛いと思う反面、すごく格好良いなと感じます。
その分、着る時も気合いがいるというか、着るぞ!と自分から寄っていかないと中々着ない服でもあります。
だからこそ、着た人にしか得られない高揚感や喜びがあるのも確かなので、ベーシックな洋服を沢山お持ちの方や、
今の服装や内面にすこしの変化が欲しいという方に、袖を通して頂ければと思っています。
私達も″the last flower of the afternoon″の洋服には、良い意味で魔法をかけられるような不思議な感覚に
なりますし、洋服の醍醐味を感じられるブランドでもあるなと思っています。
ぜひその独特な世界観を体感して頂きたいです。  


別注という形も含め、毎シーズン生地を載せ替えて展開している″smock dress″
今回も本当に素晴らしい仕上がりになっていると思います。ブランドのイメージを崩さずにデザインと素材とが上手く
マッチした″驟雨のsmock dress″ 雪や雨が降る今時期から、桜の舞う時期まで着て頂けますので
ぜひ、店頭でご覧ください。お待ちしております。    

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