4月20日


FilMelange  KARG

color       BLACK NAVY  

price       20000+tax 

SIZE       4     /    5 SOLD

color       BISCUIT 

SIZE       4    /    5 SOLD


今日は朝から神子田の朝市に参戦。
ばっけ・ばっけ味噌が各店に並び、山菜に野菜、色鮮やかな花など人の出も多く活気がありました。
初めてとなる″みよちゃんラーメン″を食し、朝から素朴な味のラーメンに元気をもらった気がします。
寒さが和らぐと自然と朝から動きたくなり健康的ですね。人の賑わいを感じれるのも嬉しい限りです。
そろそろ、この辺りの商品が気持ち良く着れるシーズンになってきたのではないでしょうか。
FilMelangeから、今シーズンの新作となるベストと作務衣の2型届いています。
僕自身は気温がまだ安定しない気候に、シャツやカットソーだけでは不安になる時に自然と手が伸びるがベストです。
着る人と着ない人が完全に分かれるアイテムですが、着れないより着れた方が洋服を楽しめる幅が増えると思います。
ベストと言っても素材やカタチなど様々ありますが、FilMelangeが作るのはプルオーバータイプのニットベスト。
伸縮性に優れて肌当たりが良くて脱ぎ着がし易く、見た目においても柔らかな印象を与えてくれる1枚。
ニットならではの繊細な糸の風合いや編地も綺麗な印象を与えてくれます。
単純にカットソーに組み合わせるだけで、カジュアルな印象ががらりと変わって紳士的な印象になるので
シャツなどを組み合わせるとより一層雰囲気が良くなるので、色々と試しながら着て頂きたいです。


今回のニットベスト″KARG″は、ポロシャツなどに用いられる事の多い「鹿の子編み」を採用。
鹿の子編みの中でも、目が大きなものを「鬼鹿の子」と呼ぶそうですが、その鬼鹿の子よりも更に大きな編地で
仕立てる事によって、表面に出る陰影を持たせた立体的で奥行きのある生地に仕立てています。
FilMelangeが独自で開発した編地で「閻魔鹿の子」(えんまかのこ)と名付けています。
こうしたユニークなネーミングも遊び心があって、それでいて素材の開発に力を注ぎ込むブランドらしさが
現れているように思います。しっかりと目が詰まっていて型崩れがし難く、鹿の子の特性として通気性にも
優れているので、これからどんどんシンプルになる服装に、ベストはアクセントとしてもお勧めです。
プルオーバーでしか出せない、たふっとした抜け感のあるシルエットも見逃せません。


前身頃と後ろ身頃とを繋ぐ部分は、縦の編地に変えてヴィンテージスウェットのディティールを踏襲した
リバースウィーブの様なイメージにしています。
シルエットは身頃がゆったりとして、着丈はすっきりとした長さに設定。
丈の長いインナーと組み合わせる事で、バランスが保たれて着易い印象になると思います。
着た時に着丈が短いなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、意図があり狙ったシルエットなので
色々と着合わせながら、自分なりの落としどころを見つけて頂きたいです。


秋冬シーズンにニットベストを展開するメーカーさんはある程度あるのですが、春夏になると殆ど選択肢がないと
言っても過言ではありません。特にコットンニットのアイテムを着られる方は、そう多くない様な気もしてますが
一度着てみると予想以上の使い勝手の良さに気付いていただけるはずです。
コットンニットを着ると見た目が柔らかで落ち着いた印象に映りますし、年齢を重ねるとシルエットなども大切ですが
それ以上に季節に応じた素材感なども気になってしまいます。
街歩きするのにも良い気候になってきましたので、涼しげな素材感のアイテムを身に付けて、満開の桜を横目に
ブラブラとするのも良いのではないでしょうか。

FilMelange  EVARTS

color       SUMI KURO 

price       26000+tax 

SIZE       3 SOLD

FilMelangeでは初となる作務衣をモチーフにしたジャケットカーディガン。
ややオーバーサイズで作製し、動いた際に生地のドレープが綺麗に出る様にシルエットを構築しています。
素材は化繊を用いずにコットンのみでジャージー組織を編みたて、つるりとした着心地になるように編地を工夫し、
空気を多く含む様な素材に仕上げています。
rasikuでも今まで作務衣タイプのジャケットやカーディガンを展開してきましたが、ジャージー素材では初めて。
和のテイストが出過ぎずに、けれども作務衣らしさは残しつつ、FilMelangeのラフさも絶妙にミックスされています。
休日にお気に入りのシャツやカットソーにさらりと合わせたくなる1枚ではないでしょうか。


前の合わせはなく、生地の重みで自然と落ちる様な雰囲気になります。
力の入っていないリラックスした感じがFilMelangeらしい部分でもあり、それでいてだらしなく見せないのが
カットソーに特化したファッションブランドならではの成せる業。


左右に大き目のパッチポケット、サイドには大胆にスリットが入ります。
カーディガンよりも袖周りがゆったりとしているので、インナーのもたつきも気にせず着れるメリットがあります。
肩落ちのデザインにゆるやかなドレープは、動きにあわせて緩やかに揺れて、素材の気持ち良さにプラスして、
一層、着心地の良さに繋がります。


作務衣は禅寺の僧侶が雑事を行うときに作業着のような役割を果たす為に作られた衣ですが、展示会で見た際に
日本の文化に根付く洋服からインスピレーションを受け、現代の雰囲気に合わせてモダンに仕上げる事で
今までとも違うカットソーの可能性を広げている様にも感じました。
日中は羽織物がいらないくらい気温が上がっていますが、朝夕はまだまだ手放せない状況が続くと思います。
これから半袖などのインナーを着た際にも、生地が肌に直接触れて気持ちがきっと上がる羽織物になるはずです。
サイズ3のみになってしまいましたが、是非一度袖を通して頂ければと思います。

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