4月24日


MITTAN    SH-16 ラオスコットンロングシャツ

color       藍×グァバ×イモ

price       37000+tax 

SIZE       2    /    3 SOLD


数日前の夏を感じるような暑さはどこへやら・・・。一日中、曇り空と雨の花冷えの盛岡。
この先の長い連休にはまた暑くなりそうですが、一日で10℃近い気温差がある気候が続く気がしております。
盛岡に住んで7年目になりますが、これだけ毎日の気温差の大きい地域で過ごしていると、素材や保温性、
用途の違う羽織物を何種類持っていても困らないというか、逆にある程度のバリエーションがないと
対応出来ずに体調を崩してしまったり、ストレスに感じてしまうのではないかと考えてしまいます。
MITTANが作る羽織物は糸の段階からブランド独自で開発。
オリジナルのファブリックを作製して贅沢に使用しているアイテムが多数あります。
今季オーダーしたモデルはラオスで手紡ぎされた糸を草木染で染色。ざっくりとして不均一な糸を手織り機で
じっくりゆっくりと織る事で力強さと柔らかさを併せ持ち、見た目にも色鮮やかなグラデーションが生まれます。
着物などからパターンやインスピレーションを沸かせて作製されているカタチですが、無理と無駄のない
自然に落ち感の出る佇まいはわざとらしい感じが一切なく、背景があるものから作られている事が良く分かります。
男性・女性に関係なく、いつも着ているようなカジュアルな服装に過剰に意識せずにさらりと合わせて頂きたい1枚です。

color       藍×タイコクタン

price       37000+tax 

SIZE       2    /    3 SOLD


着用しているのは、藍染めした糸と、マクルゥア(タイコクタン)と呼ばれる木の実を潰して抽出される液体で
染色をされた糸(黒とグレーの中間くらいの色合い)で織られた生地で、紺色とグレーが幾重にも重なりあって
生まれる色が特徴。自然光に当たると、色の奥行きをより実感出来ると思います。
生地の厚みは厚すぎず、薄すぎずで、厚手のスウェットを着てもストレスにならないくらいのパターンで作製。
これからは薄手のカットソーやシャツなどの上から、さらりと羽織って頂きたいです。
サイズ感に関しては、ジャストサイズで着るよりも少し生地がふんわりとなるくらい余裕を持たせた着方がお勧めです。


少しずつですが、この手のシルエットのアイテムを男性にも手に取っていただける場面が増えてきたので
嬉しく思っております。どう着れば力が入り過ぎずに、けれども物の力にも負けずにという着方が出来るのか・・・
MITTANの洋服に袖を通す度に思う部分です。
あんまり考え過ぎずに普段の服装にリラックスして着るのが結局一番良かったりします。
着慣れるというのも重要で、少しの違和感や今、全然合っていないと思っても時間が経つにつれて
好きになる可能性もあると思いますので、長い目で見てタイミングで袖を通してみていただきたいです。


肩はラグランスリーブを採用。最近はもっぱらラグランスリーブに心が奪われてしまいます。
可動域をしっかりと確保出来ているので、とにかく動き易く、旅などに着て行くのにもお勧めしたい1枚です。
新幹線や飛行機などの移動中も軽い掛布団みたいな役割を果たしてくれるので、僕自身はとても重宝しています。


首元はショルカラーの様なディティールでボリュームがあり、左右に大き目のパッチポケットが付きます。


後姿がすっきりとしていて、生地の使っている分量に対してのボリュームを感じる事は殆どありません。
手織りならではの空気を多く含んだ生地は、袖を通す度に日常に少しの喜びを感じさせてくれるはずですし、
少しずつ自分のものになっていく過程を楽しんで頂けると思っています。
生地が擦り切れるくらいまで、愛着を持って着続けていって頂きたいと思える素晴らしいコートです。
男性・女性に関係なく、是非袖を通しにいらして下さい。
ゴールデンウィークあたりは半袖のカットソーに羽織ると日差し避けにもなり丁度良いと思います。

PageTOP