定休日のお知らせ


明日24日(水曜日)は定休日になります。
どうぞ宜しくお願い致します。

10月23日


ASEEDONCLOUD   HW over coat

color       チャコール

price       42000+tax 

SIZE       S SOLD


先週末は秋田、由利本荘にある「暮らしの道具と紅茶 みつばち」での出張SHOPにご来店いただいたお客様
そしていつも場所と素敵なおもてなしをして下さるみつばちさん、ありがとうございました!
由利本荘での充実した2日間はあっという間に過ぎてしまい、荷物を車に積んで帰ろうとするといつも後ろ髪を
引かれる思いになってしまいます。
自然が豊かな土地で、海が近いからか陽の照り方が盛岡ともまた違って感じました。
人も温かく今回も嬉しい出逢いがたくさんありましたし、お勧めの場所も増えました!
由利本荘へ行く予定の方はご紹介しますので、ぜひ行く前にお立ち寄りくださいね!
次回は雪解けの頃にお伺い出来れば良いなと思っています。

盛岡へ戻り、一段とすっとした空気を感じながらお店も秋から冬への温かな素材にと入れ替えを
進めている最中です。もうそろそろコートが活躍する季節になってきたのかなと思います。
″ASEEDONCLOUD″からハンドベーカーと名付けれた、『職人の服』というカテゴリーで作製するライン。
コレクションラインとはまた異なり、普遍性を有するデザインに特化したラインナップとされています。
最近では実際に色んな職業の方に焦点を当てて、その仕事ではどういった動作があって、どんな機能性があると
良いかなどの話を聞いて、本物の職人さんと一緒に作り上げるモデルもあります。
そうして作り上げられた服は、働く人ならではの視点で備えられた機能性や合理性を持っているのが特徴です。
その中から今シーズンセレクトしたのは、超高密度に織り上げられた″備前壱号″を用いた″HW over coat″
所謂、ショップコートの様な井出達で、動き易さを重視して着丈が長くなりすぎないのがポイント。
使用されている備前壱号は、元々は学生服などの毎日着ても丈夫でへこたれない生地を作るという発想から
生れた素材で表面に美しい光沢があり使っていく程により味わい深い変化をする織り物です。
僕らも同素材のパンツを穿いていますが、一般にワークウエアなどに使われる素材とは一味違っていて
しっかりと目の詰まった生地感ですが、どことなく上品な雰囲気があるのでごわっとなり過ぎずに
女性でも取り入れ易い生地感だと思っています。


デザインは大ぶりなパッチポケットが左右に付きます。
右ポケットのみ、ポケットの中に更に小さなポケットが付きスマートフォンなどを入れるのに丁度良い大きさ。
ハンドベーカーのラインには全て、紙で出来たタグが付きます。
そのままお洗濯しても問題ありませんし、見た目のちょっとしたアクセントにもなるので付けておいたままで着用するのも◎
生地の迫力に負けない衿の大きさとカタチ、大ぶりなナット素材の釦、裏はパイピング処理で綺麗な仕上げで
縫製技術の高さも見逃せないポイントの1つです。
デザイナー自身が、数十年後にASEEDONCLOUDの洋服が古着としてお店に並べられた時でも、はっとさせられたり
感動する様な物作りをするという気持ちが洋服にしっかりと表せれているように思います。


肩はラグランスリーブを採用。アームもゆったりとした設定なので可動域を確保し、多少着込んでもストレスになり難く
風を通しにくい素材ですので、秋から冬にかけてと春先に対応出来るコートになると思います。
特に岩手の春は気温が低く、薄手の春コートの活躍する期間が圧倒的に少ないので、コットン素材で厚地の羽織物は
持っているだけで重宝するはずです。1枚仕立て、2枚仕立て、どちらのコートも最低1枚ずつクローゼットにあると
季節と気温に対応じて使い分けが出来るので、選択肢の中の1つとしてお勧めです。


日に日に気温は低くなり、手に取る衣服の厚みは増して、布を重ねる枚数も増えていくことに
中々気持ちが追い付かず服を選ぶのにうだうだしてしまう朝もあるのですが、そんな時に不思議とコートだけは
さくっと決まったりして、好きなコートに活力を分けて貰うような日が自分にはあるなと、思います。
″HW over coat″も、見た目は頑なで真面目っぽい風貌ですが、着てみると嫌味の無いスマートさが感じられて
着る人にとって良い事もそうでもないことも、色んなことがある毎日を、さっと包みこんでくれるような存在の
コートとなってくれたら良いなと思います。
今季は同素材のジャンパースカートのようなモデル、HWドレスが新型で入荷しております。
そちらもぱりっとしたユニフォーム感がありとても可愛いく時間の経過を楽しめる洋服になってくれると思います。
是非袖を通しにいらして下さい。

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