10月27日


SUNSHINE+CLOUD   COZY CREW

color       SAGE

price       8000+tax 

SIZE       S    /    M    /    L SOLD

color       M.GREY

SIZE       S    /    M    /    L SOLD

color       CHARCOAL

SIZE       S    /    M    /    L SOLD

セーターまではまだ早いタイミングかなという季節に、ふわふわとした裏起毛素材の即戦力になる
クルーネックタイプのスウェットが届いています。
今までrasikuで展開をしてきたスウェットは王道のカラーが中心でしたが、SUNSHINE+CLOUDが提案する色目は
どれも珍しくて新鮮でここにしか出せない色目に惹かれ、その中で自分が気になった3色を選びました。
何色とも言い表せられないニュアンスカラーは普段手にしない色だけに、実際に着た時にどう映るのだろうかと
イメージがなかなかし難いかもしれません。
案外どの色目も明るい服・暗めな服どちらとも組み合わせし易い淡い色で、特にはっきりとした色のパンツとの相性は
間違いありません。他にもデニム・チノ・軍パンなどのベーシックなパンツは言うまでもなく合わせ易いですし、
グレーやネイビーといった定番色のスウェットを既にお持ちの方などは、こういったさり気なく差し色にもなるトップスは
気分が変わるきっかけにもなるのではないでしょうか。
シルエットも全体的にゆったりとした設定で、身体にストレスのない着心地はお休みの日などに、
ゆったりリラックスして普段着を楽しみたいという方にお勧めです。


ネック周りは詰まり過ぎず広めの設定で、肩はラグランスリーブを採用。
袖口・裾のリブは細く、テンションが無いので身体を締め付けるようなディティールは一切ありません。
身頃もBOX型なのでインナーにBDシャツなどを組み合わせて着るのも良いですし、ラフに着れるサイズ感は
とにかく手が伸びてしまう一着にきっとなると思います。
僕自身も早速購入して着ていますが、暖か過ぎず寒過ぎずのどうにも微妙な気温に対応出来る洋服は
気に入ったものがなかなか見つかり難いので、色目やパターンなど総合的に見てもとても気に入っています。
完全に季節が変われば服装も決まり易いのですが、この曖昧な時期に何を着ようかと考えるのは楽しい反面
難しくもあると思うので、隙間を埋めてくれる洋服として重宝するはずです。


洋服に携わるからには格好良く洋服を着れる事が大前提ですが、僕自身の今の気分はどちらかと言うと力が抜けていて、
けれど雰囲気良く見えるという事を大切にしたいと思うようになりました。
自分が自然体で居る事が心地良いと強く感じられるようになってきた事もあり、背伸びをし過ぎず無理をし過ぎずに、
自分自身と、他の人から見ても「なんか素敵だよね」と思ってもらえるような洋服に袖を通すことが出来る場所を
作っていきたいですし、本当に気に入った洋服を着てその人の為の時間を過ごして貰えたらと思っています。
SUNSHINE+CLOUDが作る洋服は、山と海に囲まれた葉山という場所だからこそ生まれる心地良さを追求したアイテムが
多く並んでいて、そういった背景や空気感も自分なりに一緒に提案していければと感じています。


パンツの太さなどもあると思いますが、サイズ感はゆったりとしたバランスで着るのが格好良いと思います。
勿論好みもあると思いますが少し身頃に余裕があるくらいの方が、見た目においても緩やかな雰囲気が伝わりますし、
着ている本人も気持ちが良いのかなと思います。
足元は今ならスニーカーやサンダルなどがしっくりとくると思いますが、コートなどを羽織る場合にはあまりキメ過ぎず
ちょっときちんと見えるスウェードの革靴などがバランス良く合わせられるかなと思います。
最近は何となくですが今までぼんやりとして分からなかった事が少しずつ理解出来たり、良さに気付かされたり。
服装に関して言えば、年齢を重ねるにつれてどうしても固く決まった思考になりがちだった部分が、
生活の中で人の心を豊かにする「色」に出逢えたということは僕自身にとっては物凄く大きなことで、
無いと決めてしまっていた事を一度有るにしてみて挑戦していく事の大切さ、今までとは違う着方を試してみると、
歳を重ねたからこそ見えたり出来ることが一段と広がって、それがまた新たな出逢いにも繋がってくるなと思います。


メンズ・レディースに関係なく作られているブランドですので、Sサイズなどは女性がゆったりと着るのも素敵だと思います。
お気に入りの穿き古したジーンズにコンバースのスニーカー。それだけで様になるはず。
人其々に様々な恰好良さがあると思いますが、リラックスした着こなしの格好良さを少しでも伝えていければ良いなと
思っていますし、色への憧れや苦手意識を和らげる着方を勧められればと思います。
先ずは、試すことから。ぜひ。

10月26日


susuri     ピーテルワンピース

color       black

price       47000+tax 

SIZE        M


毎年、イベント&出張が集中する10月ではありますが、あっという間にあと残り数日になりました。
毎日が早送りの様で、なんだか日にちと曜日感覚が無くなりかけていたましたが、久しぶりに川沿いを
てくてく歩いてきたら、鉛の様だった体がすーっと軽くなったように感じて気分もすっきりです。
鮭の姿もやっと自分の目で確認出来ましたし、大銀杏の頭の色もちょっとずつオシャレになりつつあります。
忙しい時こそゆっくりと景色を見渡して深呼吸してみると、自分のペースというか感覚が正常に戻って
ふつふつと色んな欲求が湧いてきたりもしますね。
あの時オーダーして待ちわびていた靴もついに届いたので、今すぐにでも履いてお出掛けしたいです!

そうこうしていると年末の話から来年の話も耳にするようになったり・・・。
そろそろ年末にかけてイベントや飲み会、お出掛けの予定が決り始めている方もいると思います。
日常着と特別な日の装いのちょうど間、カジュアルにほんのりと古典的な美しさを上からまぶした様な、
独特な空気を纏うsusuriの服から、今シーズン惚れ込んだ生地の一つを使用した″ピーテルワンピース″
画家が着ていた様なスモックをイメージしたというワンピースは、生地の分量に対していざ袖を通すと
驚く程ふんわりと軽く柔らかく、袖口はたっぷりと丸みのあるシルエットが特徴的ですが、全体としては
そこまで大きく広がる訳でも無く、susuriらしい大胆さと潔さが随所に堪能できる一着に仕上がっています。

素材にはウールとリネンを使用していて、離れて見える大柄も近くで見るととても繊細で表情豊かな生地。
ウールの産地でも知られる尾州で織り上げられた物になります。
スモック型でデザインとしては一見可愛く映る反面、異素材のブロッキングにより素材の特性を活かした
凹凸のあるシャドーチェックの様な柄と、ふたつの素材の起毛感の違いからは、ただ可愛さや柔らかさという
表現がしっくりくるかと言うとまた少し違って、研ぎ澄まされた静けさの様な一面が交差して見えるのです。


両肩や前後の襟ぐりであったり、きゅっと絞った袖口には切り替えとパイピングで細やかな変化を付ける事で
黒に薄らと白が混じった優しい色目と少しふんわりとした空気を、その小さな変化により引き締める効果が
生まれているのだなと思うと、デザインの妙と言うか奥深さと複雑さを感じずにはいられません。


首元は紐で開き加減を調節できる仕様なので、気分によって開きを変えてみてください。
タートルを合わせてきゅっとすぼめてリボン結びは、まさに画家になったような気分ですし
開きを大きくして、インナーも開きゆったり目なものを合わせてうなじや鎖骨を見せると、
また印象が随分違います。袖口もゴムなので手首など肌をほんの少し見せてアクセサリーを添えてみたり
足元は靴下・タイツそして靴で色を足したり、バランスを調節したりするとより楽しく着られます。


ワンピースの中にはワンピースよりもやや短い丈の裏地が付きます。
裏地の無い裾の方、リネンの部分はちょっと透けて見えて生地のポコポコした柔らかい感じと
リネンのさら~と涼しげな感じのアンバランスさもとても良いなと思って生地に見入ってしまいます。
今回はインナーにモックネックのカットソーを着て、ワンピースの下には普段から良く履いている
墨黒のボトムを合わせてカジュアルに着てみました。(偶然ですが、ボトムの生地も愛知で織られたもの。)
ワンピース単体で見ると着て行く機会はあるかな・・・ともやもや考え始めてしまいそうですが、
個人的にはsusuriの服は、自分が着たい時やふつうに街の中の好きな場所に出掛ける時に着たい服ですし
着方や組み合わせやを変えることで、上品で淑やかな雰囲気で着る事も出来る服だと思っています。
あとsusuriの服を着るだけでふっと自分の中で何か切り替わったり、落ち着いたりもしますし
服を着替えることって見た目だけでは無く、内面にもずごく効果があるものなんだなと思って、
それを実感させれることが多いです。
何より秋の装いは冬よりも可能性が広がってますから、ただただ楽しんでいただけたらなと思います。

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