1月8日


Rocky Moutain Featherbed    TD COAT

color       NAVY

price       65000+tax

SIZE       ONE    /    S    /    M    /    L


今シーズンの秋冬で提案をしてみたいと思っていた軽くて温かみのあるアウターやコート類。
Rocky Moutain Featherbedからリリースされている「THIN DOWN」シリーズは、軍物などに用いられることの多い
キルティング素材を中綿ではなくダウンを使って作製するという画期的なプロダクトに挑戦をしています。
素材はコットン20%・ポリエステル80%の混紡素材の高密度タフタを使用。
触るとしっかりとしたタフな生地感ですが表面には光沢があるので、軍物ベースでもどこか洗練された雰囲気が漂います。
軽くて脱ぎ着もし易く、汚れなどを気にせずに着られるので旅行や出張などに行く際にもきっと便利な1枚になるはずです。


ライナーをデザインソースにしているのでコート自体の厚みはそこまでありません。
寒さが厳しい日にはオーバーコートのインナーとしても活躍するでしょうし、保温性の高いニットを合わせて頂ければ
アウターとしての機能も十分に果たしてくれます。クルーネックなので巻物がし易く、首元から見えるインナー次第で
見た目の変化も生まれ、小物がアクセントにもなりそうです。
通常ダウンというと綿毛のふかふかとしたものを想像しますが、そのダウンを潰して1枚のシート状にする事で
薄手ながらも保温性が高く、表面にステッチを施すことが可能になり、ひょうたん柄のキルトを実現しています。
基本的に軍物のライナーは中綿を使っているので、どうしても重さを感じる事が多いのですが、贅沢にダウンを用いる事で
「軽さ」という機能性が大きく向上し、長時間着用してもストレスになり難い作りになっていると思います。


フロントは3つのアジャスターで調整が可能。
アジャスターはアシンメトリーな位置に付くことで、アンバランスなデザインを楽しんで頂きたいです。
ひょうたん柄のキルトは、表情が豊かで見た目の面白さにも繋がってくると思います。
キルティングジャケットと言えばクラシックで王道とも言えるブランドから、その他いろいろとあると思いますが、
このコートの良いなと思ったところは、ややスポーティーさも交えたデザインでインパクトのある形は最初はピンと
こなかったり袖を通すまでイメージがし難いかもしれませんが、着てみるとそのデザインの癖や着心地が
何とも後を引くような、じわじわと着てみたい欲が湧いてくるコートの様な気がしています。
ワードローブのちょうど良い隙間を埋めるような活躍をしてくれるはずです。


大き目に設定されたハンドウォーマーポケット。
袖口はスナップボタンが付きます。


変化球なアイテムではありますが、コートの種類をお持ちの方などには新鮮な表情に映るのではないでしょうか。
僕が住んでいる岩手のような寒い地域では、ある程度の保温性があり風を通しにくいコートは春先にも大いに役立ちます。
素材感に関しても冬っぽい雰囲気にはならずに、インナーの滑りも良くシルエットもゆったりとした設定になっているので
セーターやスウェットなど季節に応じて調整しながら着れるコートになると思います。
東北の冬は4月初旬頃まで続きますので、焦らずに自分に合う洋服を見つけて頂ければ嬉しいです。

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