8月16日


MITTAN   カディシャツ

color    生成

price    19000+TAX

SIZE    1    /    2    /    3    /     4

color    松煤

price    23000+TAX

SIZE    1    /    2    /    3    /    4

color    藍×胡桃

price    23000+TAX

SIZE    1    /    2    /    3    /    4

早朝に家を出てモアァ~っとした蒸し暑い中、重たい身体を動かし尋常じゃないほどの汗をかきました。
空を覆う厚い雲によりいつもより外も暗く、じわじわと台風が近づいている事を実感しました。
この先は一雨一雨降る毎に、段々と涼しい風に変わってくるので、もう少しだけ「夏」を楽しみたい気持ちと
汗をかかずに気持ち良く洋服に袖を通したい気持ちと、2つの気持ちが複雑に入り混じっています。

丁度良いタイミングで″MITTAN″から毎シーズン提案されているカディコットンのシャツが届きました。
夏物から秋物へと切り替えようと思う時期に、張り切って秋物に手を伸ばそうと思うと気温と気候が全く追いついていなくて
何を着ようかと迷う方も多くなる季節。本格的なを秋冬シーズンになるまで繋ぎの役割を果たしてくれる1枚として
個人的にもとても愛用しているのでお勧めしたいカディコットンのシャツ。
インドで手紬・手織りで作られる生地は、触れると柔らかくて適度な厚みがあり強度も兼ね備えた素材。
一番の特徴は透湿性に優れていて、風が吹くと身体を心地良く抜けていく感覚があります。
天然素材ならではの機能性と、手仕事だからこそ実現出来るふんわりとした生地感は、今まで着てきたシャツとは
明らかに違う感覚を肌で感じ取って頂けるはずです。
rasikuに来て頂いているお客様でも良くお店に着てきてくださるのを見かける事が多いので、
そんな光景もMITTANのシャツの良さを裏付けているように思います。


デザインは至ってシンプル。
胸ポケットなどの装飾は一切なく、潔い良いバランス感。
首元はトップ釦が留められるくらいゆったりとしていて、全体的なシルエットはすっきりとしています。
カラーバリエーションの豊富さもポイントで、今回は染色を施していない「生成」と天然染料で染めた
「松煤」「藍×胡桃」の3色を選びました。僕自身も2色を着回していますが、1枚着ていると着心地の良さに
ついつい色違いで欲しくなってしまう魅惑のシャツです。
生地自体は柔らかいのできりっとした表情ではないのですが、袖を通すと全くだらしくなく見えないですし
トップの釦を留めるとより清潔感が増して、着るシチュエーションにも広がりが生まれ色んな場面で重宝します。
洗濯をしても乾きやすい素材という点から個人的には旅に持って行くのに打って付けのシャツと言えます。


前立ては生地の耳を使い一工夫、切りっぱなしのようなデザインに見えますがほつれる事はありません。
袖のカフスは細く設定し、釦は厚みのある動物の骨や角を削って作製されたボーン釦を組み合わせています。
良い意味でシャツらしいシャツとは違う、現代の民族服をテーマに物作りをするMITTANらしいオリジナリティを
感じさせる作りだと思います。毎日でも袖を通したくなるような着心地の良さと、着れば着る程に空気をより含み
ふんわりと身体に馴染んでくる生地の経年変化も楽しんで頂きたいです。


今まで様々なシャツに袖を通してきましたが、其々に良さがあってどれが良いとは一概に言いきれないのですが
肌触りが良くてリラックスした気持ちで着られて、相手にも誠実さやきちんと感が伝わる雰囲気のシャツが
現在の自分自身のライフスタイルにしっくりときます。洋服は自己満足の部分が大きいのですが、人から見られたり
する事もあるので、それがきっかけで何かの″縁″に結びついたり良い方向へ物事が進む可能性もあるかもしれません。
MITTANのシャツは、とてもシンプルではありますが、オーラであったり雰囲気をプラス出来る要素があると感じていて
洋服を通じて何か楽しい事や喜びに繋がれば良いなと思っています。
ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、是非ワードローブに加えて頂けたら嬉しいですし
何度見ても時間が経過しても良いシャツだと思います。

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