トートーニー靴の受注会①


トートーニー  STRAIGHT TIP(内羽根)

color      BLACK(カーフ)

price      90000+TAX      /       95000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM


昨日からスタートしましたトートーニーの靴の受注会。
今日で2日目を迎えました。夕方くらいから作り手の神田さんもお店に立たれていて、明日28日(土曜日)
明後日29日(日曜日)までいらっしゃいますので、靴の事で気になる点がありましたら折角の機会ですので
色々と質問をしたり聞いてみてください。

トートーニーの革靴をどのようなカタチでオーダーをしていくのかをざっと説明したいと思います。
店頭にはサイズサンプルとして全サイズをフィッティング出来るように、内羽式のストレートチップ(素材はカーフ)と
外羽式のプレーントゥ(素材はキップ)がハーフサイズ毎に21CMから28CMまで各サイズ並べられています。
フィッティングをして頂く前に、先ずは足の計測をさせて頂きます。右足と左足の長さや甲の高さ、特徴などを
お伝えさせて頂きます。その後、妥当だと思われるサイズをフィッティングをして履き心地を確かめて頂きます。
モデルとサイズが決まりましたら、アッパーの素材・カラーをサンプル内からお選び頂きます。
最後に細かい部分のお色(コバ)などを決めて頂きオーダーは完成となります。
今シーズンから新たな取り組みとして、従来のソールの他に”VIBRAM社”の凹凸のあるタンクソールでの作製も可能に。
足の形状が細くて薄い方へ向けた、新たな木型も今回からオーダーが可能になりました。


個人的に一番の思い入れのある内羽式のストレートチップ。
すっきりとしたフォルムながら、足を入れると見た目では想像も出来ないくらい窮屈さを一切感じさせないフィッティング。
素材に用いられているのは生後6カ月未満のきめが細かいカーフレザーを使用。
革靴特有の硬さが苦手な方にも履き始めから馴染む感覚があり、履き心地を最優先するのであればカーフが断然お勧めです。
内羽式のストレートチップはデザインとして、正装の場に相応しいとされているカタチでスーツスタイルや結婚式などの
お祝いの場などにも間違いなく重宝すると思います。僕自身も昨年に何十年か振りに結婚式に参列した際に、この靴以外の
選択肢はないと思って履いていきましたが、見た目と履き心地も良くて心地良く時間を過ごす事が出来ました。
2次会などで少しカジュアルな服装をする際にも違和感なく溶け込むのもトートーニーの革靴の懐の深さだと思っています。
いざ・・・という時にも勿論良いですが、普段着に合わせて、足元を引き締めたいと思う日に良く履く靴です。


歩行をより良くサポートする為に、中底とインソールを一体型にしたフットベッドを採用。
人間工学に基づいた靴作りとしても有名な”BIRKENSTOCK”や”trippen”などにも使われている仕様で、トートーニーの
靴とは作りは違いますが、目的は一緒で土踏まずの形状に合わせて凹凸を付ける事で、歩き易さを向上させたり
クッション性を高めたりする役割を果たしています。
フッドベットがある事で、歩いた時の感覚は今まで履いていた靴とは全く違う印象になり、長時間歩いたりする際には
よりその効果を実感して頂けるはずです。
アウトソールはクッション性のあるゴムとレザーのコンビネーションで、柔らかさと硬さの2つの感覚を味わえるソールで
ブランドならではのオリジナリティを感じさせるディティールだと思います。

トートーニー  PLAIN TOE

color      BLACK(キップ)

price      79000+TAX      /       84000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM


もう一型は、革靴の中では最も使い勝手の良いとされている外羽式のプレーントゥシューズ。
内羽式と比べるとよりフィッティングの調整がし易く、カジュアルな印象が強くなります。
アッパーの素材をキップにする事によってタフに履ける1足に。
写真ではコバが素揚げの状態になっていますが、色をブラックで統一する事によりビジネスのシーンでも
使い易くなりますし、よりすっきりとした見た目に変わります。
明日のBLOGでお伝えする予定ですが、今シーズンから”VIBRAM”のソールを組み合わせる事も可能になりましたので
外羽式のプレーントゥシューズと合わせる事で、強さと汎用性を併せ持った靴に仕上がると思っています。
雪が降って道の状況が悪くなる東北地方の冬道にも対応出来る仕様にもなるので、ビジネスを中心に履く黒の革靴という
選択肢の1つとして良いのかもしれません。


毎シーズン少しずつグレードアップしているトートーニーの革靴。
前回オーダーして下さった方が履き心地の良さに感動して、リピートでもう一足オーダーをして頂いていたりと
僕が感じたフィッティングの良さと見た目のバランスの良さを感じて頂ける姿を見ると、とても嬉しい気持ちになります。
価格だけで判断してしまうと高価な靴に感じてしまうかもしれませんが、「歩くこと」「ファッション」という相反する
2つのバランスを絶妙な落としどころにした素晴らしい革靴だと思っています。
自分の足に合った革靴に出逢える機会は沢山はないと思いますので、一度足を入れてきちんとした背景のある物作りの良さと
デザインに触れてみてください。フィッティングに関しては明日と明後日の週末が特にお勧めです。

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