10月7日


homspun   リネンバイオ 5PKワイドスリーブOP

color     ブラウン

price     38000+TAX

SIZE      F SOLD

color     ブルー

SIZE      F SOLD

homspunのリネンバイオシリーズ。
少し遅れての納品だったので、ちょっと着られる時期が短くなってしまったかなとも思ったのですが・・・
最低気温が一桁だった今日はともかくとして、日中でも太陽が出ていると少しじわりと汗ばむ陽気が
ついこの間まであったので、案外このぎゅっと詰まった高密度リネン素材が春と夏だけではなく、むしろ今のこの
夏の終わりが長引いたような秋にかけてが、実は一番活躍するのではないだろうかと思ってご紹介いたします。
店内にはウールのアイテムも徐々に並びはじめていて、例年には無い素材の混ぜこぜ感が何とも不思議ですが
体感温度も人によって結構差がみられる時期ですし、色んな気分にあったお洋服が見つかると良いなと思います。
色もベーシックな色目の洋服が多い店内では、ほんの少し珍しさも感じるというか個人的にもワードローブに
無かった色を選びましたので、一番洋服を着るのが楽しいこの時期だからこそ新鮮さを感じるアイテムを
選んでみるのも良いのではないでしょうか。


デザインは少し前のBLOGで同じモデルの生地違い(ストライプ)をご紹介しましたが、
何度見てもちょっとニヤッとしてしまう、正面にポケットがパチパチパチっと並んだユニークなデザイン。
ついつい手を入れたくなる大き目のポケットに、ひだり側だけに配した何を入れるでもないフラップ付きの
小さなポケット。機能性云々はあまり考えずにただポケットが沢山あるデザインが好きですし、かといって
そのデザインが激しく見えるわけでもなく、程よいアクセントとして留まっているところにも魅力を感じます。

つるりとした小さなトップ釦はループで留めます。
その下は簡単に開け閉めできるスナップボタンが配されていて、釦を留めて着た際の詰まった首元の印象と
開けて羽織って着た時の印象の違いも、ささやかながらも服を着る楽しさに繋がるのではないかと思います。
綺麗なネックラインなので、クルーネックのインナーを合わせる他に薄手のタートルなども着合わせとしては
お勧めです。


肩や身頃、腕幅もかなりゆったりとしています。
素材はリネン100%で風は抜ける涼しい素材ですが、今時期も着れる服として提案する理由はインナーにある程度
厚手のものを着てもそこまで干渉しないで着られるデザインだから。
この一着に保温力は無くても、重ね着が出来ればある程度温かさは確保できるので、インナーであったりボトムを
ウール素材にするなど工夫することで、季節はそこまで断定せずに着られるのではとも思います。
勿論リネン特有のサラリとした気持ちの良い生地感を体感したい方には、気温が20℃ぐらいの日に一枚で。がベスト。
どちらにせよ、しっかりと目の詰まったハリ感のある生地だからこそ、そこまで夏っぽくもなり過ぎずに
組み合わせ方次第で、着方に広がりが生まれるワンピースだと思います。


袖捲りがし易いという、袖口のスリットもhomspunの服に良く取り入れられるディティールです。
またポケットの縁取りや袖口、裾にはhomspun特有の0番手ステッチが刺繍の様に配されています。
強いミシンで縫製する事で、洗うとステッチ部分がくしゅくしゅっと縮み、それが自然と服の表情になり
着て洗ってを繰り返す程に良い風合いを生み出します。


写真に写すのがとても難しかった強い発色のブルー。
実際の色目はもう少し紫が入ったような濃い青なのですが、すごく芯がある印象で、道端でふと目に留まる
発色の良い花の色のような色のようだとも思いました。
はじめは見慣れない色に違和感があるかもしれませんが、着ているとそのはっきりとした色が徐々に清々しく
見えてきて、黒や白とも合いますし同系色との相性も良いので、着難さはそこまで感じないと思います。
もう一色のブラウンも茶色よりもほんのりと柔らかいチョコレートのような色。
ベージュやオフホワイトなどの色のアイテムと合わせて、ブラウンのグラデーションが個人的にもしたいなと
思って早速購入し色々とイメージしながら着ています。今まであまり選ばなかった色を手にすると、自分が
思いもしなかった反応があったり、合いそうだなと思ったけど合わないといったような驚きもあったりで
色んなドキドキがあって楽しいですね。
同素材・同色のデザインの異なるシャツも届いていますのでそちらもぜひ店頭でご覧ください。
まだ重たいアウターをそこまで必要としない季節だからこそ、色んな服を試してもらえたらと思います。

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