11月1日


JUJUDHAU  FLY FRONT SHIRTS

color     W/C GRAY CHECK

price     20000+tax

SIZE     FREE SOLD


早朝は雨でしたがスカッとした秋晴れの中、11月のはじまりです。
週間予報が表示する朝の気温の低さや、夕方歩いていると風に吹かれた木の葉が足元にはらりと落ちてきたりと
冬っぽいなぁと思う瞬間はあるものの、どこかまだ余裕があるというかなんというか・・・
そんな風に思っていると突然厳しめなやつが現れたりするので、油断はできませんね。なんせもう11月。
店内も今季秋冬オーダー分の商品はおおよそ納品されたので、今がまさに盛沢山な品揃えになっています。
ぬくぬくっとした幸せを感じられる服・小物類が勢ぞろいしていますので衣替えがお隅の方も、まだの方も
今年の秋冬を一層気持ち良く過ごすための一着を、どうぞお探しにいらしてください。

ここ数シーズン継続してオーダーしているjujudhauの”FLY FRONT SHIRTS”
フロントが比翼になっていて、身頃がたっぷり。着丈は前と後でちょっとだけ差をつけたボックス型のシャツ。
春夏では薄めの生地でオーダーする事が多く、長袖でも暑さをあまり感じずに着られるので、日差しを防ぎつつ
風通しの良いサラッとした着心地が良くて、個人的にもここまでヘビーにガシガシ着るのは珍しいと思う程に
お気に入り過ぎて、頻繁に着てしまうこの形。
秋冬の生地の物は持っていなかったのでもう一枚欲しいなぁという気持ちでオーダーしましたが
既にお色が欠けてしまい、残すところこちらのGRAY CHECKのみとなりました。
今シーズンはチェック生地の配色がとても良かったので、この生地のアイテムを色々ご用意しています。
ダークトーンになりがちなこれからの時期、色や柄のアイテムが思いがけず重宝するのでお勧めです!


襟の無い詰まった首元と、ゆったりな肩回り・袖幅に、そして身幅。
とにかくこのシルエットは着合わせが自由自在で、難しく考えずに重ね着できるのが嬉しい。。
クルーネックのカットソーにはじまり、タートルやシャツをインナーに合わせたりと組み合わせは如何様にも。
幅広い着こなしが出来るからこそ、インナーのデザインや色、他にもボトムや靴などの合わせ方で
自分らしい着こなしを楽しんでいただけたらと思います。
ワンピースやジャンパースカート、薄手のニットの上に釦を留めずにパサッと軽く羽織ったりと、
カーディガンやジャケット変わりにして着るのも良いのではないでしょうか。


jujudhauの服が面白いなと同時に凄いなと思うのは、パターンなどを見てもざっくりと直線的な物が多く
極めてシンプルで言ってしまえば簡素化したようなデザインにも感じるのですが、良く見てみるとシャツの
両裾脇にはガゼットが付けてあったり、袖のカフスやギャザーの入れ方。ボタンの付け方一つを見ても、
非常にちゃんとした作りであること。
伝え方が難しいですが、枠に捉われず大胆だったり自由な空気感は、雑である事とは全く異なりますし
限られた環境下であっても、それが真摯な物作りであれば気持ちが動かされるということ。
だからこそ着れば着る程に愛着の増すjujudhauという服が、ネパールという土地でどの様に作られるのかなど
興味は膨らむばかりです。


秋冬で選ぶことの多いウール50%・コットン50%の混合素材はしっかり詰まっていて、ほわんと温かい。
生地感も肉厚すぎず適度に保温性もあるので、真冬だけに限らず秋から春先までと長い期間着用出来る素材です。
袖の太さがゆったり過ぎるとコートと合わせられなかったりしますが、その辺に関してもこのシャツは心配無用で
上からコートも羽織れるぐらいの太さに抑えてあるので、インナーは温かくして釦をピシッと留めたシャツの上から
コートを羽織ることで空気の層が出来てある程度寒さもしのげますし、重たいニットなどが苦手という方には
薄いアイテムを重ね着する方が、ストレスなく冬を過ごせるのではないかなと思います。


正面から見るとかなりプレーンな印象ですが、背中のヨークとたっぷり入ったギャザーで柔らかく。
チェックアイテムは完全に気分と配色の好みで選ぶのですが、このGRAY CHECKはそこまで明るすぎず
黒やチャコールのウールのボトムや、普段穿いているデニムやチノにも合うなぁと思ったのでした。
ネイビーやベージュのコートの下からチェックがちらり覗いていても良い感じがしますよ。
同じ生地のスカート・ワンピース・チュニックが揃っています。ぜひそちらもご覧くださいね。

JUJUDHAU  MONPE PANTS

color     MELTON BLACK

price     22500+tax

SIZE     FREE SOLD


シャツと一緒に合わせたパンツは久しぶりにBLOGでご紹介する、jujudhauの”MONPE PANTS”
この形が好きで何本も生地違いでお持ちの方もいる程、穿くと病みつきな魅惑のパンツでもあります。
病みつきになってしまう理由の一つは「絶妙に整ったシルエット」にあると思うのですが、あまりにも穿き心地が
ストレスフリーなうえに、ウエストはゴムで腰回りからヒップ、ワタリにかけても十分にゆとりを持たせてあり
裾に掛けて細くテーパードさせたパンツは、イージーながらとてもすっきり綺麗なシルエットを作り出します。
今回選んだ生地はウール70%にアクリル30%を含む厚手のメルトン生地なので、よりしっかり目な印象。
あまりに楽なのに見た目が野暮ったくならないMONPE PANTSは旅行などにもあると便利ですし、日常使いでも
時間が無い時や自分に優しくしたい日の一本として、ぜひお選びいただけたらと思います。


jujudhauのボトムに関しては、毎回ラインナップの中から2~3、多くて4種類ぐらいに絞って選び
その時展開されている生地で、これは!と思った素材でオーダーをしています。
冬用のパンツは沢山はオーダーをしていないのですが、岩手でも温かく過ごせるものを厳選してセレクトをしていて
ネパールも山岳地帯で寒い地域という事もあり厚手で良い素材が見つかるのも嬉しかったりします。


気負わずにさっと着られて、それでいてきちんとも見える洋服は、ただそれだけでその日一日が楽しく
心地良く過ごせるという、日常着としての役割をしっかりと果たしてくれると思っています。
ハレとケで言うと、ケの服。どちらも大切な時間には変わりないですが、自分達が提案したい服はあくまでも
日常着で、その人の暮らしの延長線上にある様々な瞬間にそっと手を添える様な役割になれたらと思っています。
jujudhauはrasikuに並ぶ服の中でも、独自の空気感を放っていて、自分達の生活にも欠かすことの出来ない
存在になっています。是非異国の地で作られる洋服に袖を通してみては如何でしょうか。

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