3月9日


STYLE CRAFT WARDROBE  JACKET♯3

color    DARK NAVY

price    54000+TAX

SIZE         /        /    Ⅲ  SOLD

今日の盛岡は、昨日よりも更に暖かさが増して薄手のコートで歩いても十分なくらい「春」を告げる気候。
裏起毛のスウェットを着て出勤してきましたが、お店に着く頃には汗をじんわりと搔いていて
自分の想像を超える暖かさに思わず脱いで涼んでしまいました。
まだまだ寒暖差がある時期なので油断は出来ませんが、暖かいというだけで身体が強張らずに動き
おかげで店内の衣替えも順調に進んできております。

STYLE CRAFT WARDROBEから春物が届き始めています。先ずはジャケットとパンツを同素材、セットアップの提案。
単品でも着るのも良いですが、セットアップで持っていると何だか不思議と安心感も得られます。
ドレスの様な仕立てという訳ではないので、あくまでもカジュアル使いになるのですが、仰々しくならずに
肩の力を抜いて着れるという点で、個人的にも春先から初夏にかけて良く合わせて着ています。
インナーはシャツでも良いですが、襟の大きくないレギュラーカラーか、もしくはバンドカラーで
合わせると納まりが良いと思います。
ジャケットのデザインを活かすのであればラフにクルーネックのカットソーとの合わせが心地良く、
カーディガン感覚で羽織れるのも、このジャケットの大きな特徴かもしれません。


今シーズン選んだ素材は、夏まで着れる事を想定してシャリ感のあるキュプラ57%×コットン43%の混紡素材。
薄手の生地ですが、目がしっかりと詰まっていてハリ感の強さを感じて頂けると思います。
キュプラの割合が半分以上を占めているので、生地の表面に光沢があってエレガントさも併せ持っていて
特にセットアップで着用した際には、生地の風合いも相まって綺麗な印象を与えてくれます。
日常から少し畏まった場まで対応出来る懐の深さもポイントです。


ラペルは好みで出したり、そのままスタンドにして着るのも良し。
インナーのバランスと、気分によって着方を変えてみて頂ければ。


袖口に釦が1つ、両サイドにスリットが入り、フロントには大き目のパッチポケットが左右に付きます。
身頃に絞りは一切なく直線的なパターンで、見た目はカバーオールにも近い感覚があるかもしれません。
仕立ては1枚で袖周りなどはゆったり目に設定しているので袖抜けも良く、半袖のカットソーを合わせたら
ひんやり、そしてさらりとした生地感を肌に感じて頂けると思います。
服が直に肌と触れる事が多くなる季節なので、心地良いと思える素材を手にしていきたいですね。


サイズ選びもSTYLE CRAFT WARDROBEの洋服を着る上では重要な要素。
ジャストサイズではなく、身頃に余裕を持ったサイズを選んで頂きたいです。
少し生地が浮くくらいの印象で着るとストレスがなく、見え方もリラックスしたムードに感じて頂けると思います。
洋服によって解釈や捉え方があると思いますが、こういった自由度の高いものを実際に着てみて感じる事や
物事を正面から見るだけでなく柔軟に考えたり、挑戦していく事の大切さにも気付かされたりもするはずです。
何シーズンも展開を続けているジャケットですが、素材によって服の持つ空気感が全く違ったものに映るので
素材違いで持っていてたくなってしまうくらい完成度の高い1枚です。

STYLE CRAFT WARDROBE  PANTS♯5

color    DARK NAVY

price    34000+TAX

SIZE         /    Ⅱ    /     SOLD


独特なパターンで見るのと穿くとでは全く印象の異なるパンツ。
ウエストはゆったりと設定をし、ベルトで絞って穿くことで膨らみのあるシルエットを構築。
膝から裾にかけて極端にテーパードをかけることにより、納まりがすっきりとして上品さも併せ持った魅惑の1本で
スリムでもなくワイドでもない、何にも属すことのないオリジナルのデザインだと思っています。


大き目のパッチポケット、ベルトループも多く付いているのでサイズをアップして穿いた際にもよれが出ないように
秀逸に計算されたシルエットを構築しています。
rasikuでもリピートして下さる方が多いパンツで、独特な穿き心地ですが穿き方が分かってくると洋服の奥深さと
面白さが増してきて、今まで手にしてきたパンツとは良い意味で違った感覚を手にして頂けると思います。
僕自身もこのパンツを穿いてからは、ウエストのサイズが大きなものでも気にせずに穿けるきっかけになりました。
自分の思っているサイズ感や固定概念を変えてくれた1本で、創造力を掻き立てられるのではないでしょうか。


股上は深く設定されていて、ウエストをマークする位置は低い位置ではなくしっかりと高い位置でキープすると
裾にかけてのラインが綺麗に出てきます。着写は裾の処理を施さずに折り込んでいるだけですが、長さをきちんと
調整してステッチを入れるとより良さが出てきます。靴がすっきりと見える長さが合うと思います。


STYLE CRAFT WARDROBEの洋服は洗練された雰囲気に、独自の視点で取り入れられたクセがある所に惹かれます。
ミニマムで削ぎ落した服装をするのも格好良いですが、どこかその人らしさであったり引っ掛かる部分があると
更に良さが引き立てられると感じています。1か所に古着を取り入れたり、サイズ感でバランスを保ってみたりと様々な
工夫やアイデアを持ちながら袖を通して貰うと、その人らしさがプラスされて良さが引き立てられるのではないでしょうか。
朝夕の冷え込みは続きますが、日中の気温が今日くらい高いと薄手の生地の洋服にも気持ちが移行していきそうです。
変わることなく作り続けられているジャケットとパンツ。是非お試しください。

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