4月2日


JUJUDHAU  FRY FRONT SHIRTS

color     DENIM

price     19000+tax

SIZE     FREE SOLD

昨日の雨で川幅が一気に広がり、水量もたぷたぷに。なので今日も遊歩道は途中までで迂回通勤。
3月が比較的あたたかく過ごせた分、この春の雨はどこかひんやりと感じてしまいます。
新年度となり、新しい生活がはじまった方も、色々あってこれからという方にも、こういう時だからこそ
誰かにとって一日や週の中で緊張がほぐれる時間や、好きなものに心が動く場所になれたらなと思います。
状況次第で臨機応変にとなりますが、今のところは毎日しっかり掃除と換気をしてお店を開けておりますので、
ふっと気が向いた時にお立ち寄りください。

ネパールを訪れることが出来たのが、なんだかもうだいぶ前の日のことの様にも感じますが
あの数日の間に触れたや匂いや人の暮らしなどの景色は、とても良い経験として記憶に残っています。
そんなネパールから届けられるのが”JUJUDHAU”の服。
春から特に夏の暑い日まで間違いなく出番が多いのがJUJUDHAUなのですが、その中でも個人的に着用率が
激しく高い一枚がFRY FRONT SHIRTSです。
シャツと言うよりはブラウスに近く、また一枚でさらっと着る以外にもカーディガンの様な重ね着もできる
その汎用性の高さが良いのですが、結局はフロントは留めて一枚でラフに着るのが一番しっくりくるシャツ。
春夏ではコットンリネンの薄くて涼しい生地のものを選ぶことが多く、今回は薄地ではあるものの透ける程ではない
柔らかいデニム生地に惹かれ、この形にこの生地はきっと相性が良さそうだなと思って選びました。


首元はしっかりと詰まっていて、インナーに何を着ても表に響かないのもうれしい。
TOP釦を留めずに中に薄手のタートルを合わせても良いですし、肌触りの良いクルーネックカットソーは
あえて釦を留めずにぱさっと羽織って着てみるのもいいなと思います。
肩は程よくドロップしていて、肩や腕を動かしたり重ね着をするのにも余裕があります。
何より着ていて窮屈さが無いのは気持ち的に楽なので、自然と着用頻度にも表れてしまうものです。
正面の釦は比翼型になっているので、身幅がゆったりしている割に印象としてはすっきりとしていて
着方によってきちんと見えたり、ラフにもなるしで、色んなボトムと着合わせが出来て万能さが際立ちます。


シャツなので袖にはカフスがあり、両サイドにはガゼットが付いています。
前後の着丈のアンバランスさも好きなのです。後ろの丈がお尻に掛かるぐらいちょっとだけ長め。
JUJUDHAUのちょっと抜けている様な、でもしっかりしている様な、掴み切れないニュアンスなのが楽しい。
着用したどちらかと言えばガーリーなデザインのスカートに、靴はカジュアルなスニーカーという組み合わせも、
また袖をぐるぐるっと捲って太いワークパンツを合わせて足元には可愛いフラットシューズというような、
アンバランスな組み合わせでも、すんなり馴染んで違和感を感じないのも、JUJUDHAUの服に漂う自由な空気感が
全てを包み込むからではないかと思います。
ふんわりとしている中にも、ちゃんと決まりや考えがあるので、柔らかくなり過ぎないのもすごく好きです。


表の表情等はまた変わって、背中には細やかなギャザーがあり、微かに甘さを感じられる部分。
身体と生地の間にもちょっと余白があるので、ふわっとした雰囲気や生地の柔らかさがより鮮明に
伝わるようにも思います。
薄いデニムのブルーは春の陽射しにも良く似合いますし、JUJUDHAUの服の良さは何より旅に向いていて
多少シワになっても気にならず、窮屈さが無く、そして着回しが利くなど良いこと尽くしなのです。
今はなかなか遠くへ出掛けるのは難しい状況ですが家にいる時でも、近所の散歩やちょっと買い出し行く時でも、
自分の心弾むような服に袖を通すだけで、多少気は晴れることもあるのではと思います。
物事の良し悪しはいつも隣り合わせ。
いずれ必ず、気ままに鼻歌でも歌いながら春をめいっぱい感じられる日がくると祈りつつ。

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