8月23日


MITTAN   SH-40 裏絹紬表綿高密度シャツ

color     生成

price     23000+TAX

SIZE     1    /    2    /   3   /   4   /   5  SOLD


MITTANの展示販売会がスタートして今日で4日目を迎えました。
連日この暑さの中を、遥々展示を見にお運びいただきまして、ありがとうございます。
日中こそグングンと気温が上がって30℃を超して陽射しも強いままですが、帰り支度をする頃にもなると
秋の風が吹き始めていて、赤とんぼがリズミカルに飛び回り、綺麗な夕焼け色の空もやっぱり秋の顔をしていて、
何もせずにただただ川沿いを歩いているだけで心地良さを感じられる時間帯が出てきました。
心待ちにしていた中津川沿いの草刈りも終わった事もあり、陽が落ちる夕方の時間帯は1年に数える程しかない
絶好のコンディションだと思っています(笑)

今日は定番でリリースされているシャツ2型ご紹介しますが、どちらも今シーズンリリースされた新しい素材での
ご提案となります。前回のBLOGでご紹介をしました羽織ジャケットに使われているコットン60%×シルク40%と
同様の素材を使ってシャツに仕立てたモデル。生地もかなりのボリュームがありますので、さらっと着るような
イメージというよりもシャツジャケットの様な感覚で着用されるのがベスト。
帆布を作る工場で作られた生地はしっかりと目が詰まっていて迫力がありますが、シルクが40%の割合で
掛け合わせられているので、着込んでいくうちに身体の動きに合わせて馴染んでくることは間違いありません。
カラーは染色を施していない生成をセレクトしました。
季節が進むにつれてジャケットやコートをネイビーや黒などを着る事を想定し、インナーとして合わせるのは
明るめの色目がしっくりくるのではというイメージと、表面にネップのある素朴な雰囲気も好みだったりします。


今回新しく用いた素材の特性として、表側にコットン、裏側にシルクの面がくるように表裏で糸が使い分けられていて
シルクの特性として温められた温度をキープ出来るという、機能的な一面を持ち合わせています。
実際に着るのにはまだまだ早いので機能的な部分を感じるのは難しいですが、気温がぐっと下がった頃には
長時間着用をしても蒸れずに、快適な温度で着続けられるというのも特徴の1つ。
MITTANが使用しているシルクは短繊維を集めて紡績した糸を使用し、見た目はコットンの様な風合い。
シルクと言われると頭に浮かぶのはデリケートで扱い難いのではないかと・・・不安になる部分もありそうですが
気を使わずに洗濯機でガラガラと洗う事が可能。生地に触れて頂ければ、繊細なイメージのあるシルクの概念が
大きく変わってしまう位、大胆かつワイルドな生地感です。


デザインは襟が小さく、シルエットは身頃などに絞りがなくすっきりとストンと落ちるようなバランス。
MITTANのシャツ自体は全体的に肩線をコンパクトにして可動域を出す作りにしているので、僕自身の感覚としては
小さ過ぎず・大き過ぎずの丁度中間にあたるシルエットだと感じています。
今シーズンからサイズ展開を5まで伸ばしていますので、今までサイズ4で少し窮屈に感じていた方にも挑戦が出来る
のではないかと思っています。
※身長178CM 体重65キロ  着用サイズ4

MITTAN   SH-48 岡崎木綿シャツ

color     白(補強)

price     19000+TAX

SIZE     2    /   3   /   4 SOLD  


こちらもMITTANでは定番でリリースされているカディコットンを用いたシャツがありrasikuでも多くの方に購入をして
頂いていますが、シーズンアイテムとして、デッドストックしてあった岡崎木綿に載せ替えてのご提案になります。
正藍型染師である田中昭夫氏から譲り受けた旧式のシャトル機で織られた生地は、カディコットンよりもやや厚みがあり
ゆっくりと時間を掛けて織られた生地は柔らかさと張りがあり、更に強さを感じて頂ける素晴らしいファブリック。
カディコットンとはまた違う良さを体感出来る素材で、よりシャツらしい井出達に見えるのではないかと思っています。
色は染色を施していない白で、首元と袖口に補強があるタイプ。
サイズ展開は2・3・4でメンズのS・M・L位のフィッティングになります。


MITTANのシャツは、シャツらしいシャツとは違って個人的にはカーディガンを着る位の感覚で羽織れる気軽さと
長時間着ていてもストレスになり難い、絶妙なパターンで作製されていると思います。
シャツ自体はゆったりした作りではなくすっきりとしたデザイン。
肩回りや腕周りに余裕が欲しい方には不向きになってしまうかもしれません。
可動域はしっかりと確保されていて、1枚着て気に入ってしまうと色違いでプラスしたくなる中毒性のあるシャツに
感じていて、僕自身もカディコットンのシャツは色違いで愛用中で岡崎木綿のタイプも既に気になっています(笑)


今日でMITTANの展示・販売会も4日目が終わりました。
まだまだ店内は充実した内容で楽しんで頂けるのではないかと思っております。
どれも素晴らしいファブリックで、洋服が好きな方に限らずに色々な刺激をもたらしてくれるのではないかと。
27日(木曜日)まで残り4日間ありますので、是非自分の目で見て触れてお気に入りの1枚を見つけて頂きたいです。

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