11月1日


SUSURI    ピザントパンツ

color     SMOKY BROWN

price     44000+TAX

SIZE     1

家の庭に生えている結構大きな桜の木。
毎シーズンこの時期になると紅葉した葉が落ちて、それを箒で集めるのが日課の1つ。
庭で小さな畑をはじめてからは、集めた落ち葉を発酵させで土と混ぜて腐葉土を作るのが何だか楽しくて
土の状態も年々良い感じになっている気がします。
夏野菜の出来が良かったのも、あの時の落ち葉が少しは役に立っているのかなと想像をしてみたり。
庭や家の冬支度をしたりしながら、冬籠りまではもう少し時間があるので楽しく日々過ごしたいなと思います。

今シーズンオーダーしましたSUSURIの商品は全てお店に並びました。
日常と非日常とを行き来するようなSUSURIの洋服。
2020AWのコレクションを作製するにあたって、ブランドが掲げ続けてきたテーマでもある”日々の旅”を、
再度見つめなおすきっかけともなったのは、ポルトガルの旅で出逢った”Joan Jonas”の展覧会でした。
国内外問わず、そんな風にデザイナー自身が実際に旅先で見たり触れたりしたもの、日々揺れ動く感覚と感性を
大切にしながらコレクションの骨組みを形成しています。
SUSURIの洋服を購入したお客様を見ていると、コンサートや舞台、食事などその人にとって特別な日に着ていたり、
そうかと思えば何気なくスニーカーなどにラフに合わせていたりと、其々の着方によって表情を変えるのが面白く
選んだ人がどう着るかによって、オンもオフもどちらにも辿り着く。その自由さがとても良いなと思うのでした。


なんとなく珍しさもあり、クラシックな雰囲気だけれどちゃんと今の気分で穿けるワイドキュロット。
SUSURIらしい細かな縫製技術で、前方のタックでカジュアルな仕上がりにプラス緊張感を持たせたパンツ。
ウールにシルクを掛け合わせた複雑な織りの生地は、とても軽やかで動きに合わせて綺麗にドレープする所や
ツイードのように奥行きのある美しい色合いもとても素敵で、見る程にうっとりしてしまいます。
足元にもブーツからフラットなシューズまで変幻自裁に対応出来るシルエット・長さだとも思います。
デザインソースは農業従事者が穿いていたような素朴な空気感を残しつつ、古臭くならないようにタック使いや
高級な素材をパンツにあえて贅沢に使うことによって、主役にもなり得る存在感と格好良さをさらりと表現。
穿くだけで高揚感を感じると思いますし、冬の主力のパンツとしても活躍するのではないでしょうか。


SUSURIらしいと感じる特徴として、大きく大胆に見せる箇所と小さくぎゅっと引き締める二面性。
両者を目立つようにでは無く密やかに巧みに使い分けてシルエットを構築する。
ピザントパンツで言えば、前後のイメージがだいぶ変わって見えるところが伝わると良いのですが
メリハリを持たせる事で、着た際の心地良い緊張感であったり見え方の部分でボリュームはあるけれども
すっきりとした表情に感じたり、そこが着ていてハッとなったり面白味に繋っているのだろうと思います。


前身頃はサーマルのカットソーや茶系のニットを合わせたくなるような少年っぽさを感じますが、
後ろ身頃は見えない部分になりますが、お尻のちょっと上にヨークがあってそこからギャザーが
ふわーっと広がってエレガントさが際立つ仕様。
足を動かす度にギャザーと裾がゆらゆらと揺れ動く様に、思ずテンションが上がってしまいます。
前後のギャップがあることで、組み合わせるトップスもコートも様々幅が広がりますね。


ウエストはボタンフライの仕様で、ポケットもしっかりと完備。
後側に釦でウエストを調整する釦が付き、ベルトレスでも着用をして頂けるのは案外良かったりします。
タイツであったりハイソックスを合わせて保温性を高めて頂ければ、生地の温かみから北東北の厳しい冬の
寒さでも十分に対応可能です。


いよいよ北東北は冬の気配がより濃くなってきたタイミングでコートやニット類など温かみのある洋服に目が
移りがちですが、迫力のあるウールパンツはマンネリしがちな真冬のスタイルにスパイスとなってくれますし
ニットや、シャツ+カーディガンなどシンプル且つ普遍的な装いでも、気分を変えて楽しめます。
オンオフ問わずに、色んなシーンでのコーディネートを頭の中で膨らませて、合わせて頂けたら嬉しいです。
11月のはじまり。あたたかくして良い季節を楽しみましょう。

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