5月28日


MITTAN     カディロング羽織

color       藍

price       29000+tax 

SIZE        1   /   2


気温が上がって、外を歩くとちょっと汗ばむ陽気。時折、さーっと吹き抜ける風が気持ち良く感じます。
そんな気候にぴったりなのが、MITTANのカディを使用した衣服たち。
同素材で幾つかの型の展開があり、rasikuではカディシャツや、よりリラックスして着られるワイドシャツなどを
毎年ご紹介していますが、自分達も含め、お選び下さった方々の今時期から真夏の間の″MITTAN・カディ着用率″は
かなり高いのではと、調べてはいませんが実感としてそう思います。
「一度袖を通してしまうと、こればかり着てしまうので着ない様にしないと。焦」と変な決意をしてしまう程に、
何と言っても、素肌に触れた時の感触が素晴らしいので、気持ちの良い季節を、より一層心地良く過ごす事が出来る
自分の為の一着として、ぜひお試し・お選びいただけたらなと思います。
そんなカディを使用した、これは着てしまう!であろう、魅惑的な羽織が届いてましたのでご紹介いたします。


元々展開していた違う羽織のパターンをベースに丈の長さをプラスした、カディロング羽織。
素材にカディを用いる事で、膝丈ほどの長さがあっても見た目に重さを感じさせずに、
見た目と着心地の両方が、より軽やかな印象になるように仕上げています。
日中と朝晩との気温差が今でも感じられる盛岡の気候には、薄手の羽織は手元にあるととても便利で、
留め具も無く脱ぎ着も楽なものであれば尚のこと、手に取り易く重宝するのは間違いありません。
寒がりな方は薄手の長袖カットソーやシャツの上に重ねたり、ワンピースの上に纏っても素敵です。
気温がぐんっと上がった日には、羽織り自体が長袖なので暑いかなとも思うかもしれませんが、
強い日差しから肌を守ってくれるのと同時に、サラサラと乾いた生地の間を風が通り抜けるので
汗が滲んだ肌に生地が纏わりつく不快感もなく、Tシャツやノースリーブなど素肌に生地が触れる面積が
多ければ多い程、快適なのではと思うくらい涼しい羽織です。


ショールカラーの様なデザインの衿元はしっかり形を整えても、くしゃっと無造作に立ち上げても良いです。
その人の肩位置に合わせてストンと落ちる肩と、太めな袖は長めな設定なのでくるっと捲くってラフさを出します。
サイズは1と2の2サイズ展開ですが、男性でも女性でもお好きなサイズで着て頂けます。
異なるのは身頃や腕周りのちょっとしたシルエットの変化であったり、着丈の違いといったくらいで
勿論、体型にはよりますが、基本的にはサイズは合って無いようなデザインですので、どちらが合うかと言うよりは
ご自分の着たいイメージでお選びいただくことをお勧めします。


付属の腰紐。
ただ羽織った時の見え方ともまた違いますし、腰で紐をきゅっと締めて着ると、布がぴたっと身体に沿うので
まさに着物を着ている様でもあり、また別の清々しさというのか、服を纏う気持ち良さを感じられる気がします。

MITTAN     カディロング羽織

color       松煤

price       31000+tax 

SIZE        1   /   2


お色は藍と松煤の二色展開になります。
夏の青空の下や、青々と生い茂る新緑の中にいても、はっと目を惹く潔さと華やかさを持つ藍色。
落ち着いたトーンの中に凛とした美しさがあって、派手さは無いけれど袖を通した瞬間に心掴まれる松煤。
両方を並べておきながら、自分達自身もどちらも甲乙付け難く、選ぶのが苦しくなるくらい良い色です。
うっすらと微かに見える、染めによる滲んだような色の濃淡も生地の雰囲気を一層引き立てます。


インドにて手で紡いだ糸を、手織り機でゆっくりと織り上げたカディ。
一度手にして下さった方が色違いをと選んで下さる事も増えてきて、着れば着る程にその人と共に時を経た生地は
もちろん新品の状態からは少しずつ消耗しながら、自分の身体の癖も何もかも知っているかのようにくたくたで、
そのくたくたが何とも言えない、着古した布の気持ち良さ。大事に沢山着て、着繋いで行くという事。
そういった物や事が少しずつでも届いているのかなと思うと、とても嬉しいです。
手仕事による生地なので、お洗濯は最低限ネットに入れるなどすると長持ちしますし、
MITTANの服は、1シーズン限りでは無く、擦り切れたり、穴が空きそうになった際には、
手で修繕を加えることで、そこからまた新しく、尚着続けられる服で在る様にデザインされています。
お取扱いがスタートしてから、3年ぐらいが経ちました。
店頭でお買い上げいただいたお客様にはアナウンスして参りましたが、もし何かそういった点でご相談があれば
承りますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

4月24日


MITTAN    SH-16 ラオスコットンロングシャツ

color       藍×グァバ×イモ

price       37000+tax 

SIZE       2    /    3


数日前の夏を感じるような暑さはどこへやら・・・。一日中、曇り空と雨の花冷えの盛岡。
この先の長い連休にはまた暑くなりそうですが、一日で10℃近い気温差がある気候が続く気がしております。
盛岡に住んで7年目になりますが、これだけ毎日の気温差の大きい地域で過ごしていると、素材や保温性、
用途の違う羽織物を何種類持っていても困らないというか、逆にある程度のバリエーションがないと
対応出来ずに体調を崩してしまったり、ストレスに感じてしまうのではないかと考えてしまいます。
MITTANが作る羽織物は糸の段階からブランド独自で開発。
オリジナルのファブリックを作製して贅沢に使用しているアイテムが多数あります。
今季オーダーしたモデルはラオスで手紡ぎされた糸を草木染で染色。ざっくりとして不均一な糸を手織り機で
じっくりゆっくりと織る事で力強さと柔らかさを併せ持ち、見た目にも色鮮やかなグラデーションが生まれます。
着物などからパターンやインスピレーションを沸かせて作製されているカタチですが、無理と無駄のない
自然に落ち感の出る佇まいはわざとらしい感じが一切なく、背景があるものから作られている事が良く分かります。
男性・女性に関係なく、いつも着ているようなカジュアルな服装に過剰に意識せずにさらりと合わせて頂きたい1枚です。

color       藍×タイコクタン

price       37000+tax 

SIZE       2    /    3


着用しているのは、藍染めした糸と、マクルゥア(タイコクタン)と呼ばれる木の実を潰して抽出される液体で
染色をされた糸(黒とグレーの中間くらいの色合い)で織られた生地で、紺色とグレーが幾重にも重なりあって
生まれる色が特徴。自然光に当たると、色の奥行きをより実感出来ると思います。
生地の厚みは厚すぎず、薄すぎずで、厚手のスウェットを着てもストレスにならないくらいのパターンで作製。
これからは薄手のカットソーやシャツなどの上から、さらりと羽織って頂きたいです。
サイズ感に関しては、ジャストサイズで着るよりも少し生地がふんわりとなるくらい余裕を持たせた着方がお勧めです。


少しずつですが、この手のシルエットのアイテムを男性にも手に取っていただける場面が増えてきたので
嬉しく思っております。どう着れば力が入り過ぎずに、けれども物の力にも負けずにという着方が出来るのか・・・
MITTANの洋服に袖を通す度に思う部分です。
あんまり考え過ぎずに普段の服装にリラックスして着るのが結局一番良かったりします。
着慣れるというのも重要で、少しの違和感や今、全然合っていないと思っても時間が経つにつれて
好きになる可能性もあると思いますので、長い目で見てタイミングで袖を通してみていただきたいです。


肩はラグランスリーブを採用。最近はもっぱらラグランスリーブに心が奪われてしまいます。
可動域をしっかりと確保出来ているので、とにかく動き易く、旅などに着て行くのにもお勧めしたい1枚です。
新幹線や飛行機などの移動中も軽い掛布団みたいな役割を果たしてくれるので、僕自身はとても重宝しています。


首元はショルカラーの様なディティールでボリュームがあり、左右に大き目のパッチポケットが付きます。


後姿がすっきりとしていて、生地の使っている分量に対してのボリュームを感じる事は殆どありません。
手織りならではの空気を多く含んだ生地は、袖を通す度に日常に少しの喜びを感じさせてくれるはずですし、
少しずつ自分のものになっていく過程を楽しんで頂けると思っています。
生地が擦り切れるくらいまで、愛着を持って着続けていって頂きたいと思える素晴らしいコートです。
男性・女性に関係なく、是非袖を通しにいらして下さい。
ゴールデンウィークあたりは半袖のカットソーに羽織ると日差し避けにもなり丁度良いと思います。

3月17日


MITTAN   OCガラ紡ロングジャケット(草木染)  

color      藍×胡桃

price      59000+tax 

SIZE      1    /    2    /    3    /    4   


オーガニックコットンとシルクという贅沢な素材を掛け合わせて作られるMITTANのガラ紡のジャケット。
rasikuでは春夏・秋冬と色目を変えながら展開をしています。今春夏は、僕らが気に入って愛用をしている″藍×胡桃″で
オーダーをしました。春の装いにインディゴの色合いは一番しっくりくると思いますし、季節がもうすこし進んだ頃には
インナーに白のカットソーであったりシャツを合わせて羽織って頂きたいです。
厚みのある生地感ですが春は涼しくて、秋頃は暖かく着れる。シルクならではの特性を活かしたジャケットは
ハイテク素材が次々と進化し続ける世の中の流れに対して、まったく気にする素振りもせず、天然素材の持つ力を
最大限に引き出している羽織物だと思います。
価格もそれなりかもしれませんが、素材の密度の濃さに対しての纏った際の、驚く程ふっくらとした軽さや、
美しい染色に触れることで、きっと価格以上の満足感を得て頂けると思います。
三寒四温で何を着ようかと迷う時期に、ガラ紡のジャケットがあれば一枚羽織るだけで解決してしまう・・・
と言っても良いくらい着る頻度は多く、ユニセックスなデザインがスタイルも選ばず幅広く合わせられます。
肩線がなく体型を問わないジャケットなので、大きめのサイズを女性が着られる機会も多いです。
男女兼用で着るのもお勧めです。


ガラ紡という素材は1800年代後半に日本で作られた紡績機で、ガラガラと音を立てながら生地が織られていた事に
由来されています。一時は画期的な織機として使われていましたが、効率的な織機が次々に開発されて衰退の一歩を
辿っていく事となります。現在では愛知県に数台しか残されていない希少な織機で、伝統的な物作りを継承する動きや
新たにブランドや作り手さんが手掛けた、ガラ紡の織機を使ったストールやソックスなども見かけるようになりました。
目がぎゅっと詰まっていて、糸の太さにムラがあり、ホームスパンにも似た様な素朴な風合い。
ゆっくりと時間を掛けて織られる生地は、空気を多く含んでいるので見た目よりも軽く、ふんわりとして着心地が抜群です。
シルクが入ることで保温効果が高く、涼しくも着れるという相反する両面の機能を持ち合わせている事にも驚かされます。
天然素材が持っている機能と、非効率な織機だからこそ出来るメリットを最大限に活かして完成したジャケット。
現代の世の中においては、生産性は非効率ではありますが、袖を通しただけで明らかな違いを肌で感じて頂ける様な
本当に素晴らしい素材でありプロダクトだと感じています。


ガラ紡ロングジャケットは裏表がなくリバーシブルで着用が可能。
着用画像ではぽそぽそっとしたステッチがデザインとして見えますが、反対に着るとステッチがなくなりプレーンな表情に。
外側に合った、ポケットは内側になる仕組みです。着易さを考慮すると、外側にポケットがある方が機能的かもしれません。
袖や裾は切りっぱなしのように見えますが、ステッチが施されていますのでほつれが出たりする事はありません。
サイズ展開は1から4までのフルサイズで展開でしています。
どのくらいばさっと着たいかが重要で、ジャストでカーディガン風に着るのも良いですし、大き目のサイズ感で
コートっぽく合わせるのもお勧めです。
ちなみに私達夫婦はサイズ4を大きめにざっくりと羽織って着ています。


インナーはシャツ・カットソーは勿論ですが、中肉のセーターなどを着てもストレスにならない袖の太さと
ゆったりでありながら、野暮ったく魅せない絶妙なパターンで作製されています。
これからの季節はシャツなどに合わせて着る機会が必然的に増えてくると思いますが、秋冬シーズンにはインナーに
シェットランドセーターなどの温かみのある素材を着て、ストールをぐるっと巻いて冬コートまでの繋ぎとしても
きっと重宝するはずです。ガラ紡の素材感が、春夏・秋冬のどの季節に着てもアンマッチにならないのも◎です。
まだまだ気温が安定しない日が1か月以上は続きます。
春コートで悩んでいる方がいましたら是非一度袖を通して頂きたい1枚です。

1月27日


MITTAN   SKS-01

color      白

price      2700+tax 

SIZE      23CM~25CM      /     25CM~27CM

color      灰

color      紺杢

color      黒

color      茶杢

rasikuでは幾つかのブランドからソックスをセレクトをしています。
其々に特徴があってどれが一番良いとは言い切れませんが、数ある中でも履き心地に関してお勧めしたいと思う
MITTANが作るソックス。
MITTANらしく柄などは入らずにシンプルな井出達のソックスは、通年で履ける事を想定して作られていて
今シーズンから新たに2色追加(灰・茶杢)されました。今時期は、このソックスをインナーとして履き、
さらに上にウール素材の靴下を重ねます。
どのカラーも服装を選ばずに履ける事が出来るので色違いを日替わりでいきたくなる靴下だと思います。
素材にはシルク・コットン・リネンの天然繊維を中心に、強度と柔軟性を持たせる為に化学繊維を掛け合わせて作製。
長さはリブの部分で小さいサイズで12.5CM、大きいサイズで13.5CMに設定をされていて、パンツの丈にもよると思いますが
足を組んだ際に肌が出ない長すぎず短すぎずの丁度良いバランスに仕上がっています。所々に入るネップの風合いも◎
肌に直接触れるインナー、アンダーウェア、ソックスなどの、直接見えない部分に自分なりに気を使えるかどうかは、
洋服を着る上では重要な要素で、小さな部分にその人のセンスであったり価値観が反映されると思います。
何より自分の肌が心地良いか、そうじゃないかは自分自身、年々意識する様になってきました。
ソックスは強い負荷が掛かるので、ある程度時間が立てば生地はすり減り消耗されてしまいますが、
それでも毎日身に付けるものなので、自分が気持ち良く過ごす事が出来るものを選んで頂きたいです。


足首のリブのテンションも締め付けすぎずに長時間履いていても足が浮腫みにくく感じています。
土踏まずの位置で、少し締め付けをきつくする事により靴の中で靴下がずれにくくなる構造で、
僕自身も実際に履いてみて、違いを感じたり納得する事が沢山ありました。


最大の特徴と言えるのが、足の内側(インナー)になる部分がシルクで組織を構成している点。
シルクは水分の吸収率がコットンの1.5倍と、天然素材の中では最高峰と言える素材の1つです。
長時間靴を履くなど、足の密閉性が高く蒸れやすい部分に使用する事は最適な素材と言えます。
但し繊維自体が繊細な上に高級素材になるので直ぐに切れてしまったり穴が空いてしまったりと、耐久性という面では
コットンなどと比較すると雲泥の差が出てしまうのも事実。素材の良い部分を最大限に活かす為にMITTANのソックスは
内側(肌に直接触れる面)だけシルク繊維が当たる様に作られていて、ソックスの外側にあたる部分にはコットンや
リネンなどの強く丈夫な素材がくるように作製されています。ただ異なる天然繊維同士を混ぜ合わせるのではなく、
切り分けて使う事によって、快適な履き心地と耐久性との両面をカバーしたソックスを作り上げています。
素材への飽くなき追求をするデザイナーならではの発想から生まれたソックスは、納得出来るくらいまで履き潰して
また新しい同じものを買い換えたいと思わせてくれる創意工夫と魅力が詰まっています。

MITTAN   SKS-02

color      白

price      3300+tax 

SIZE      23CM~25CM      /     25CM~27CM

color    濃紺

color    灰杢

SKS-01をベースにして、夏以外の3シシーズン対応のウール素材で作られた″SKS-02″
肌に当たる部分はシルクを採用し、外側の部分をウールで作製された保温性と履き心地を両立したモデルになります。
表面に使用されているウールは、長年研究を重ねて辿り着いた″BREATHE FINER″(ブリーズファイバー)と言われる
特殊加工を施した毛糸を使用しています。特徴として蒸れにくく、何度も洗濯を繰り返しても消臭性が長く続いて
毛玉が出来難いというメリットが挙げられます。ウールのソックスは履いているとどうしても毛玉が出易く、見た目の
悪さにも繋がってしまうので、そういったデメリットをカバーしたソックスに仕上がっています。
保温効果を高める為に、SKS-01よりもリブの長さを4センチアップしているのも寒さが厳しい地域においては
嬉しいポイントになるのではないでしょうか。


身に纏うのは洋服だけではなく、直接肌に触れるアイテムというのは年齢を重ねる毎に大切さを痛感するようになりました。
特に冬場に関して言えば寒い地域にいるからこそ、中途半端な機能性のものであったり作りのものでは気持ち良く過ごす事が
出来ないと感じましたし、如何にして心と身体が楽しく過ごせるかを本当の意味で考えるようになりました。
MITTANの作る洋服や小物などのどちらにせよ、自然の流れに添うような無理と無駄のない理に敵ったアイテムが多くあり
素材自体に本来備わっている機能性やそれを補う為の工夫であったりと、思考錯誤を繰り返しながら物作りがされています。
洋服は勿論ですが、お気に入りの肌着やソックスを身に付けると随分と気持ちの面で良い効果があると思っていますし
天然素材ならではのメリットを最大限に引き出したアイテムを直接肌で感じて頂ければ嬉しいです。

12月17日


MITTAN    丹前コート

color      墨黒   

price      46000+tax 

SIZE      2    /    3 SOLD


今年は例年以上に寒さが厳しい日が続いているように感じていますが、如何お過ごしですか?
そんな寒さにも徐々に身体は慣れてきて、気持ちもいよいよ冬モードに切り替えられた(気がする)ので、
家の前がたまたま、白鳥の寝床になっているのでそれを見ながら楽しく過ごしていきたいと思っています。
冬になって寒さを実感すると、暖かい綿入りの羽織が欲しいなと思うのですが、中々巡り逢えずにいて
ふと、、2年前に展示会で試着をした事があったMITTANのコートを思い出して、問い合わせしてみると
在ります。とのことだったのでその場でオーダー。念願の暖かな中綿の羽織が届きました。
初めて見た当時はまだ自分の中でイメージが湧かなかったのですが、今はとてもしっくりくる感覚があります。
想像するダウンジャケットやコートとの、手軽さや着易さといったものとは、またベクトルの向きが異なる
MITTANの″丹前コート″ 


浴衣などの上に羽織る防寒用の上着である丹前をベースにしたコートは、一見すると癖が強く独特な雰囲気ですが、
今まで展開してきたMITTANの羽織同様に、普段着ている服装に何気なく羽織るとコート自体が目立つというよりも
反対にすっと服に馴染んで、日常着としても違和感なく着てしまうという不思議。そして何より他に見ぬ世界観に
着るとどうなるのだろうかと自然とワクワクししてしまいます。
表地はウール50%・コットン50%の高密度に織り上げた生地を採用。裏地は起毛したコットンの生地を張り合わせています。
色目は″墨黒″で、光の当たり方によっては濃紺にも見えるような柔らかさを感じるカラーです。
静岡県浜松市にある半纏工房にて製作されている丹前コートは、綿100%の中綿を中肉くらいのボリュームで詰め込み
MITTANの羽織物の中では一番保温性の高いコートになります。見た目も着膨れしない絶妙な塩梅。
表地も超高密度に織り上がられたばりっとしたオリジナル生地を用いているので、真冬の寒さが厳しい東北地方でも
十分に冬を越せるスペックを備えたコートです。


コートには少し長めの腰紐が付属されています。
腰紐は結んでも結ばなくても使い方は自由ですが、紐がある事によって前合わせがぴたっと閉じるので冷たい風などの
侵入を防ぎシルエットにもメリハリがつきます。その日の気候や着合わせによって使い分けて頂ければと思います。
特に雪や突き刺さる様な冷たい風が吹く日は、ぎゅっと絞って着る事で身体の中で温度がキープされるのでお勧めです。


サイズ感はゆったりとした設定、肩線もドロップした位置にあるので着用時のストレスなどは一切ありません。
インナーは厚手の物も着込めますが、コート自体にボリュームがあるので中肉くらいのセーターが丁度良いです。
首元はストールもしくはタートルネックなどで保温性を高めると、Vゾーンの納まりもしっくりくるはずです。
ポケットは大きなハンドウォーマーが左右に付いて、内側にも1つ小さいモノが付くので合計3つ完備されています。
着て直ぐには格好良さや快適さは伝わらないかもしれませんが、時間の経過と共にじわじわと押し寄せてくるものが
あると思いますし、如何にして自分のスタイルに落とし込めるかが重要だと感じます。
僕自身が勝手に街の景色や土地柄をイメージしてウール素材のコートを沢山提案をしてきましたが、これからも
主となるものは大きく変えずに、少しずつ選択肢とふり幅を出していければと思っています。

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