6月11日


SEA SALT  FOLKLORE TUNIC

color     カテキュ

price     38000+TAX

SIZE     2

昨日は夕方過ぎまで30℃越えと、本当に暑い一日でしたね・・・
早朝からグラウンドでウロウロボールを拾ったりして、清々しい空気を吸い込み良い一日のスタート。
お休みには岩手の行った事のない場所へ行ってみようという事になり、約2時間のドライブで一山超えて
沿岸地域へと足を伸ばしました。見える景色は新緑の季節と重なって緑がとにかく深く濃いグラデーション。
流れる川の水は透明で澄んでいて、車を走らせているだけでも心と身体が浄化されるようでした。
所々にある道の駅やら直売所へ寄り道をしながら、お昼過ぎに目的地へ到着。
昼食を食べた後に街中を散歩しながら海の方へ足を運び、海風を浴びて気分をリフレッシュ。
帰り道に新鮮な野菜やら苗やら買い込んで充実した1日を過ごす事が出来ました。
同じ県内でもその土地ならではの街の雰囲気、食の文化などにも土地がもたらす恩恵を活かした生活が
ところどころに垣間見れて、想像しているのと実際に行って肌で感じるのとでは全く印象が異なりますし、
自分の中にあった点と点とが、突然ぴーんと繋がって線になる事も沢山あったりして遊ぶ事によって見える
視点や広がりを感じられた良い一日となりました。

海が近くにある街で作製される”SEA SALT”の洋服は、デザインもそうですがどこか開放感があり、色目も明るく
自然と気持ちが前向きになるものがラインナップされています。今シーズンは自分達の中で夏服に力を入れたいと
いう想いから”SEA SALT”の洋服をいつも以上にラインナップを増やして展開。
新作としてリリースされた「FOLKLORE TUNIC」は細かなギャザーと首元のVゾーンが綺麗に開くミドル丈のチュニック。
身頃や袖周りはゆったりと設定し、リラックスしたフィッティングで日常着にリゾート感を見え隠れするデザインに
落とし込まれています。
素材は夏の定番生地として使用されているコットン70%・シルク30%の混紡素材を使用。
表面に光沢があり肌が透ける位、薄手の心地の良い素材を天然染色したもの。
夏に着る素材としてこの素材に惚れこんでいるのですが、シルクが30%混紡されることによる高級感があるのは
勿論なのですが、それにプラスしてどこか肩の力を抜いて着れるカジュアルでリラックスした雰囲気に映ります。
例えていうのであれば冬に着るカシミヤセーターの様に、夏に着るコットンシルクの素晴らしさを体感して頂きたいです。


首元のデザインはやはり目を惹きます。
綺麗に寄せられたギャザーと、開き過ぎていないVゾーンの深さ。
夏ならではの開放感を感じさせる作りで、それに対してのアームの太さとお尻が隠れる着丈のバランス感が好みです。
Vネック自体は着る機会が多くないと思いますので、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが
着慣れない場合にはインナーで調整しながら着ると手に取り易く感じられるのではないでしょうか。
この辺のディティールに関しては気温によって感じ方が変わると部分だと思っていて、気温が高くなればなるほどに
首元のラインを見せて着るのが楽に感じられるようになってくるはずです。


色は今シーズンとても気になったカテキュと合わせ易さを重視したクルミ・ログウッドの3色を選びました。
どの色も甲乙がつけ難い素晴らしい発色で、生地はとても薄いですが染色を施した事により透ける心配はありません。


昨日は夏日(33℃)で向かった先も海がある街という事で、同素材の服を着て行ったのですが
風が心地良く身体を抜けていき、袖がある事で日焼けも気にせずに暑さは感じますがストレスは殆ど感じませんでした。
天然繊維の持っている機能性を肌で感じましたし、毎年来る夏の暑さに対応出来る洋服をプラスしていく事も
冬の寒さを防ぐのと同じくらいに重要に年々感じられる様になってきました。


様々な洋服に袖を通してきたことにより、素材の持っている特性や力に助けられることが増えてきています。
今まではファッション性の部分を大切にしたり、人に魅せる為のものとしての要素も少なからずあったのですが
それよりも自分が着ていてその日1日を楽しく過ごせるかどうか・・・や、その日の気候や行く場所に応じて
服装をマッチ出来るかどうかが基準になったりしています。
SEA SALTの洋服は日常着としても申し分のないポテンシャルを持っているのですが、旅やちょっとしたお出掛けにも
着ていきたいと思える、2つの顔を持ち合わせた不思議な魅力が詰まっています。

color     クルミ

price     38000+TAX

SIZE     2


選んだサイズは「2」のみで、通常のMからL位と思って頂ければ問題ないと思います。
小柄な女性が大きめに合わせて着るのも◎
肩線が落ちて袖丈が長袖になるのも、それはそれで雰囲気が変わるので良いです。

color     ログウッド

price     38000+TAX

SIZE     2


自然の多い地域に住んでいるからこそ、その土地に映える服装やぴったりとハマるスタイルがあると思っています。
無理をし過ぎてまでするお洒落ではなく、肩の力を抜いて自分に見合った服装をするだけで過ごす時間が変わってくる
はずですし、本質的な豊かさに気付けるきっかけにもなるのではないでしょうか。
夏に着る素材の持つ贅沢を、実際に肌で感じて頂ければ嬉しいです。

5月24日


SEA SALT   COLLARLESS SHIRTS

color     CHARCOAL(クルミ)

price     24000+tax

SIZE     2 SOLD

宣言通り?早起きすることが出来ました。もうそれだけで達成感ありますが、窓を開けて部屋全体の空気も
入れ替え、掃き拭き掃除に他諸々までクリア~。ちょっと動き過ぎましたが、ほんとうに太陽様様です。
ニュースで見ましたが、先週は県内全体どこも日照時間が僅か数分だったそうなので、久し振りの太陽の出現に
いろんな生き物たちの喜びの声があがっているようなワサワサっとした気配を感じながら、出勤しました。

良い天気だと心置きなくというか、撮影の時間も含めてより気分良く夏素材の服のご紹介が出来ますね。
夏と言えばなメーカー”SEA SALT”の服も今季オーダー分がずらりと揃っていて、一時期気温が上がった際に
ここぞとばかりに店頭に並べたのですが、ここ一週間のあまりの肌寒さにちょっと意気消沈気味だったので、
こんな快晴の日にこそ、注目していただけたらなと思いピックアップします。
以前BLOGに載せた、こちらと同素材のベルギーリネンを使用した”COLLARLESS SHIRTS”は、はじめてSEA SALTの服が
rasikuに並んだ2年前に一度オーダーしたのですが、その時ちょうど秋田のみつばちさんでの出張SHOPがあって
せっかくだからと持って行ったところ、さすが海と山に囲まれた土地だけあって?とても好評いただき
みつばちに来て下さったお客様にお選びただいて完売したという、秋田出張の思い出シャツでもあります。


無理に飾らないシンプルなノーカラーのシャツ。
ほんの少しだけ首元にそっと添う細い襟と、四角い切り替えのビブデザインがさり気なくも効いているので
リネンの柔らかな風合いに対して、どちらかと言うと静かでスマートな印象を抱くそんな見た目が好みです。
フロントの釦の留め方によって着こなしに変化を付ける事が出来るのと、一番下の釦にちょっとした細工があり
おまけが付いていたような思いがけない喜びが、洋服にもあるのだと知りました。


一番下の釦だけ二段階で留める仕組みで、釦を留めるとタックが生まれ、釦を外すと細長いスクエア型の
スリットが現われる。展示会では気付かなかった、見たことの無い仕掛けを見つけた時はひとり興奮しました。笑
無理に開けて着る必要は無いですが、インナーに合わせたアイテム次第(例えばサーマルやタートルなど)では
釦を開けた状態で着るのも良いのかなと思います。
SEA SALTの洋服は見れば見る程に、デザインの落し所や、細かなディティールなどとても控えめではあるのですが、
物凄く丁寧にしっかり作り込まれていて度々感激してしまう事も多く、こういう洋服は大きな波に乗らずとも
自然と手に取って下さった方のワードローブの元に残り続けていくのだろうなと強く思います。


ボタニカルダイの技術を用いたCOLLECTIONに定評があり、自分達にとっても展開される美しい色により
店内の空気が明らかに変わったり変化を与えてもらったり、染色というものがただ色を出すという役割だけに
止まらずに、現代に大切な価値を作成する技術だということを伝え続けるブランドでもあると感じます。
今シーズンは自然と歴史、異文化、人種の交流点、異国情緒あふれる地域をデザインのイメージしていて、
私達が住んでいる盛岡の景色にも共通するような、しっくりとくるテーマではないでしょうか。
情緒のある建物、綺麗な水、少し行けば山の緑に囲まれた場所に対して、無理にファッションに落とし込む
必要性はそこまで感じませんし、自然体で気負わずに袖を通して頂ける素晴らしいプロダクトだと思います。


盛岡、そして東北の夏の暑さと厳しさ年々増していて、実際に着る服も少し変化しているように思います。
最初の頃は提案したいと思う服も夏場は控え目で、秋冬中心にボリュームを出そうと考えていましたが、
ここ2.3年は夏の装いの時期が長くなった事もあり、以前より涼しい服を探す方が増えましたし、
実際に自分達もまったく着なかった半袖や夏っぽい服の必要性を感じる様になりました。
SEA SALTの作り出す洋服は、カジュアルな服装にも関わらず背筋がピンと伸びるような緊張感がプラスされ
だらしなく見え過ぎずに、着ている本人はリラックス出来るところが最大の魅力だと思います。
実際に袖を通してみて所謂ナチュラルな素材・染色にも関わらず、印象として柔らかさやが強調され過ぎず
綺麗だなと思えるところも良さだと実感します。

SEA SALT   COLLARLESS SHIRTS

color     BLUE(クチナシ)

price     24000+tax

SIZE     2


今回セレクトした3色の中では一番鮮やかな発色のBLUE。
色が売りだと何度もここにも書いておきながら、今回はどうしても夏に着る黒と茶系に目がいってしまい、
トーンが落ち着いてしまったのですが、それはそれでBLUEが際立って良いかなとも思うのです・・・。
そんな唯一爽やかさを放つ色の染料には、クチナシの硬い実を使用しています。
庭木としてだけではなく、日本人にとっては昔から染色・薬用として生活に役立てて来た植物で、
クチナシの実に関しては、形が6角をなしている事から抗菌だったり邪気払いとしての力を持つとも
伝えられていると知りました。
天然色素ならではの澄んだ色に袖を通せば、自ずと心も晴れやかになるだろうと、確かに思う綺麗な色です。

SEA SALT   COLLARLESS SHIRTS

color     BROWN(カテキュ)

price     24000+tax

SIZE     2 SOLD


そして今回オーダーしたSEA SALTをラックに掛けた際、半分がこの色で埋め尽くされているくらい
選ばずにはいられなかった独特な茶色は、マメ科の小高木のカテキュを染料に用いたもの。
なかなか馴染みのない渋い色目にも感じられる方もいるとおもいますが、実際の色は茶色と言うよりは
黄土色といった方が近いかと思います。黄色味があることで、ほんのりと明るさも含まれていて
ボトムにも濃い色・薄い色どちらを合わせても、案外しっくりときますしベーシックな黒や紺などの色とも
相性良く着ていただけると思いますので、ワードローブに色味が欲しい!でも明るすぎるのはまだ・・・
という方にお勧めしいたします。
他のモデルも気候に合わせて、順にご紹介していきたいと思います。

4月28日


SEA SALT     DOLMAN SLEEVE DRESS

color       BROWN

price       36000+tax

SIZE       2 SOLD


太陽の光は降り注いでいますが、妙に肌寒さを感じるのはなぜなのか?
ストーブも20度をキープしたままですし、景色と体感温度にギャップを感じて右往左往する1日。
ただ今週は気温もぐぐぐっと上がって、一気に夏日になるか?という予報も出ていますので
ちょっと先取り気分で “SEA SALT”の涼し気な服をご紹介したいと思います。
国内・外で作られる上質な肌触りの良い生地を用いて展開されるSEA SALTの洋服。
ゆっくりとではありますが、シーズンを重ねる毎に確実にリピートしてくださる方が増えてきているのが
とても嬉しい。その繊細な素材に好奇心をそそられ、一度袖を通して着心地の良さを知ってしまえば
勝手に手が選んでしまったりする事も。何より私達自身の感性も揺さぶられた、このブランド特有の
色彩感覚は「海」と「緑」に囲まれた、土地や自然からの恩恵が深く関わっているようにも感じられ、
洋服に対する視野が広がるというか、楽しみ方の引き出しを増やすきっかけにもなりました。
海ではなく綺麗な川ですが、せせらぎが日常の景色にある盛岡の街にもぴったりはまる洋服だと思っています。


新しく加えられたデザイン「DOLMAN SLEEVE DRESS」は、ウエストにダーツで絞りを入れたパターンで、
着用するだけで美しいラインを描くのが特徴。着用写真では紐でマークしていますが、紐を外した際にも
シルエットはそこまで変わらず、ふわんと丸みのある袖周りと良い意味でギャップが出て面白いと思います。
釦を閉めずに前開きでコートの様に羽織物として着用するのもお勧めです。


素材はSEA SALTが使い続けているベルギー製のリネンで、製品染めを施す事で表情がより豊かに見えてきます。
今回選んだ色は少しくすんだ優しいBROWN。
染色に使われている植物は「カテキュ」というマメ科の植物になります。
私達自身も初めて聞く名の植物で、木質にカテキン類を多く含み、抗菌力を持っているため
古くは江戸時代に下痢止めで使用されていたり、アーユルベーダでも大切な薬木の1つとして
使用されてきた背景があるそうです。
何というか色が醸し出す雰囲気は強く感じますし天然染料ならではの色の深みと柔らかさがあり、
リネンの風合いとも見事にマッチしています。


ウエストのラインを絞った先にはポケットもしっかりと完備。
機能性を持ち合わせているのは単純に嬉しいですし、良く見るとデザインが凝っているところも
着た際に気分が上がる要素になること間違いないです。
ゆったりとしたドルマンスリーブは、袖口に向かって窄まる先に微かにギャザーが寄せてあって
綺麗な納まりに、さり気ない可愛さをプラスしているというから堪らないです。
インナーに長袖を合わせても良いでしょうし、真夏にタンクトップなどの上に軽く羽織ったりも良いかと。


後ろ姿も綺麗にギャザーを入れる事で、見た目の美しさと同時に可動域もしっかり確保した作り。
日常着ではありますが、リラックスしながらも何処か背筋がすっと伸びるような佇まいが
SEA SALTの服の持つ不思議なバランス感だと捉えています。
作り手の背景にトラディショナルという軸がしっかりと根付いているからこそ、
甘くナチュラルになりそうなアイテムにも、心地の良い緊張感が落とし込まれている点が好みです。
今シーズンの春夏コレクションは、私達が夏に提案したいと思う洋服が沢山ありましたので、
ボリュームを出して展開をしています。気温が20度を超えてくると気分が高まるはずですので、
夏の装いをイメージしながらお選び頂ければ幸いです。

11月8日


SEA SALT     MANT

color       GREY

price       34000+tax

SIZE       2 SOLD

立冬。家の周りを囲う小さな庭も、カラフルな落ち葉の絨毯が敷き詰められ。
落ち葉をせっせと集めて土に混ぜておく事で、来年の家庭菜園のための土が良くなりますようにと願いつつ
がらんとした庭がちょっと寂しいなと思ったりしながら、冬支度をぽつぽつとはじめています。

神奈川県の葉山を拠点に展開している”SEA SALT”のお洋服。
凛とした気配を漂わせつつ、海が近くにある事で生まれる雄大で開放的な明るさを併せ持った服。
デザイナー自身がマーガレットハウエルに所属していた事もあって、インポートの良質な生地を用いる事が多いのも特徴。
オーダーをした”MANT”もイタリアで1950年代から続いているファブリックメーカーのモノで、自社で染色・紡績・紡織
全てを行える環境で、その中でも冬物に使われるオーバー生地は特に品質が高いと支持され続けています。
ポンチョ自体はそう珍しくないと思うのですが、着るとどうしても子供っぽくなってしまったり、素材が厚いニットで
作製されていたりで使い勝手がどうかのかな・・・と想像が難しく、あまり展開をしてきませんでした。
一番良いと思えた点はカーディガンの代わりにもなり得る生地の厚みと質、それとインナーとの干渉や肩や袖の可動域を
気にせずに着用が出来る事。ざっくりとしたコートを羽織ってしまえばミドルレイヤーとしても重宝する1枚に感じました。
凄くシンプルな構造ですが作り込みもしっかりとされているので、想像するよりも使い勝手の良い印象があります。


首回りは内側に釦を掛けてから外に出ている釦を留める構造。アシンメトリーな位置に釦が付くのもデザインとして〇
袖を出す部分にもアジャスターが付きますので、空いた穴から袖を出して着る仕様になります。
これがある事によって袖のバタつきが抑えられて、スタイリッシュな印象になります。
布を纏うような感覚はいつもと違った着心地や着こなしが楽しめると思いますし、インナーダウンなどと同じ使い方で
見え方が全く違うものになるので新鮮に映るのではないでしょうか。


切りっぱなしのようなデザインですが、ステッチをかけているのでほつれたりする心配はありません。
ワンピースの上からざっくりと着るのも良いでしょうし、シャツ1枚だけでは季節的にも物足りなくなってきましたので
丸首から襟だけ出して着る事によって、保温性がしっかりと確保出来て着回しの広がりが出てくると思います。


圧縮ウールは中肉でしっかりと目が詰まっていて軽い素材ですので、秋口と春先にはアウターとしても十分に使えますし
そこまで嵩張らないので重ね着にも向いていると思います。
カーディガンとベストの良い部分を足したような使い道の広さと、デザイン的な面白さを着こなしに取り入れて
頂きたいですし、少しマニアックな素材やブランドならではの空気感も感じて貰えたら嬉しいです。

SEA SALT     FULL SILHOUETTE COAT

color       NAVY

price       48000+tax

SIZE       2  

昨年も展開をしましたニットのジャケット的な役割を果たしてくれる”FULL SILHOUETTE COAT”
素晴らしいデザインと素材だったので、今シーズンも引き続きセレクトをしています。

羊の毛の世界的な産地でもあるオーストラリアのジロン地方で作製されているメリノウールは、品質が最も高いと
されていて肌触りはカシミアと間違えるくらいの柔らかでしっとりとしています。
「FULL SILHOUETTE COAT」に用いているウールは、生後6か月以内に採取した子羊の毛のみを使用。
“エクストラファインラムウール”と呼ばれていて、その中でも18.5~19MICのみを厳選して作製する事により
一切のチクチク感のない肌を包み込むようなタッチを実現しています。
実際に触れて頂ければ、品質の良さは他のウールとは明らかに違う事を実感して頂けると思っています。
様々なウールに触れてきましたが、ここまで質の高いものに出逢うのは滅多にありません。


フロントは釦などの付属品が一切ないミニマムな作りに落とし込まれています。
素材の持っている良さをダイレクトに表現したデザインで、ただ着ているだけで生地全体が柔らかく落ちていく感じが
写真からでも伝わるように思います。
しっかりとした肉感があるのですが、見た目程の重さは感じず、アウターニットとして活躍する1枚です。


肩線はドロップした位置に付ける事でストレスのない着心地を実現。
インナーの厚みを気にせずに着用が出来るので、ジャケットライクに着るのも良いでしょうし車移動がメインの方でしたら
コート代わりとしても十分な役割を果たしてくれると思います。


カラーはネイビー1色のみの展開。メーカー自体もこの色のみしか作っていません。
遠目からは単色に映りますが、良く見えると幾つかの色の糸が複雑に入っていて立体感のある美しい色。
ひらっと捲った先に目に留まるのは小さなコインポケット。
何を入れようかとにやりとしてしまう遊び心のあるディティールは実用性があっても無くてもワクワクします。


SEA SALTの服はこれみよがしに上質さを前面に押し出すわけでもなく、何気なく触れたり着てみた時に
“あ、すごく気持ちが良いな”とか”このギャザーの入れ方は細かくて綺麗だな”など気づくようなことが多く、
自分達自身も知れば知る程、素材やデザインの奥深さとそれを感じさせない悠々とした雰囲気の魅力に
染められていくような気持ちでいます。
秋冬はそこまで多くは展開していませんが、少し前にご紹介した”GARTER STITCHED CARDIGUN”も同様に
ウールの良質さと、さらりと気負わずに着られる万能さは確実に重宝する一枚になりますので、
お試しいただければと思います。

10月25日


SEA SALT     GARTER STITCHED CARDIGUN

color       MOSS

price       32000+tax

SIZE       2 SOLD 

color       ORANGE

SIZE       2   

そういえば、中津川に毎年遡上する鮭の姿はみなさまもう確認されましたか?
私は先週末にちょっとそこまでと橋を渡った際に、何気なく川をのぞいてみたのですが(同様な方がほかにも数名)
ゆら~ゆら~とゆっくりさらに上流へと泳ぎ続ける鮭を一匹この目でキャッチしましたよ。
この時期ならではの街の風物詩とも言える景色、少しずつ紅葉がすすむ銀杏の木も毎日たのしみ。
身近なところで、毎年愛おしく思う秋を感じられてとてもうれしいです。
良いタイミングでいらした客人にも、この景色をお見せできたのも良かった。
またそこかしこで出逢った秋を、おすそ分け気分でこちらに記していこうと思います。

SEA SALTから届いたカーディガンの色味。
羽織るとたちまち秋モードへと気分が高まる、見た目も着心地も暖かな一枚です。 
継続的にSEA SALTが使用しているピュアブリティッシュウールの温もりある糸で丁寧に編み立てられた
ざっくりシルエットのカーディガンは、肌寒さ感じる時にさっと手に取り羽織れるので、気温の変化が激しい
この時期こそ手元にあると重宝するキーアイテムだったりします。
今シーズンのコレクションテーマにも掲げられた、ボヘミアンやフォークロアのエッセンスを適度なバランスで
デザインに取り入れつつも、元々得意とするすっと背筋が伸びる様な美しいシャツなどとスタイリングする事で
柔らかさとエレガントさを巧く中和させた着こなしにもなる、優れものの羽織に仕上がっています。


前は留めずにただたださっと羽織るのみ。素材はウール100%。
脱ぎ着がし易いというだけで、手が伸びる頻度は格段に増えますし、アウターとして着ていても
室内が寒い場合そのまま着用していても違和感なく過ごせるというのもポイントだったりします。
秋物のコート類はこの時期一番選択肢が増えるので、何を優先するかもそうですし一点に絞るのは
非常に悩ましくてお客様と一緒にうぅぅ・・・と唸りながら、色んな事を頭に思い描いて心を決める瞬間に
立ち会っております。
その中でもこういった留め具の無いゆったりとしたデザインのカーディガンは、シャツやワンピースなどに
重ねて着たいという方で、尚且つ職場でも着る事を想定してシンプルでカジュアルになり過ぎないデザイン。
本格的な秋冬のコートで選ばれるというよりは、実用的な面とシチュエーションによって使い分けて着る方が
必要としてくださっている様に感じます。


ボディはガーター編みで、表裏ともに編地が変わらない分見た目の美しさにも繋がっています。
裾には微かにラインが入ったように見えるステッチを。それだけで全体がきゅっと引き締まった印象に。
SEA SALTが得意とするドロップした位置に肩線をつけて、袖丈は8分位の長さに設定。
手首からインナーをちらりと覗かせて、着こなしにアクセントを付けて着れるのも面白かったりします。
シルバーのブレスレットやバングルなどを合わせる事で、一辺倒になりがちな着合わせを解消出来たり
絶妙な軽やかさを表現できるのも、この袖丈ならではだと感じています。


SEA SALTの纏う空気感はrasikuに並べている洋服の中でも、リラックスしたイメージだったり色目に関しても一際目を
惹いたりして、それが店内に心地の良い雰囲気を与えてくれているような気がしています。
物作りはとても真摯で、どちらかと言えばマニアックや素材や珍しいパターンを多用している様に捉えているのですが
細かな蘊蓄などを忘れさせてくれるくらい、ただ袖を通すだけで気持ちの良い洋服だなと感心させられてしまいます。
そろそろウールの羽織物が必須な時期になりますので、暖かな素材に身体を包んで過ごしてみては如何でしょうか。

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