12月26日


Animalitos del Monte  TYPE A

price     19000-


毎シーズンSEASON SELECTとしてインポートアイテムをその時の気分に応じて探すのですが
身に着けるものでしっくりとくるものがなく諦めかけていたのですが、思いがけずとある場所で
心が揺さぶられる生きものたちに出逢いました。
店内でも明らかに異彩を放つ動物達。BLOGでも時折ちらっと顔やら足やらが映ったりしていたので
きっと、なんだなんだ?と気になっている方も、どこかにいるのではないでしょうか?(笑)
“Animalitos del Monte”
そのひとつひとつが商業的ではなく、作り手の感性や想像力から生み出されている事は一目瞭然。
足を運んだ先ですぐに目が留まりじぃっと見ていたら、その会場に「この人形を持ってきた方がいるので
ご紹介しますね!」とスタッフの方が仰ってくれて、その時に出逢ったのが中村商店の中村さんでした。
お話を聞くとアルゼンチンの北部・グランチャコという地域に住む先住民族の女性達が1つ1つハンドメイドで
作製しているとの事。
この不思議な生き物たちの表情・姿・形・色の組み合わせには、そんな彼女たちならではの世界観や文化、
また動物たちと宇宙との霊的な関係が詰め込まれていて、一つとして同じものが作られるという事はなく、
実在する動物・架空の動物、その時々によって全く違うものが生まれ、中村さんの元へ届けられる。
というところにもインポートらしい背景があって、個人的にも好奇心をくすぐられるポイントでした。

Animalitos del Monte  TYPE B

price     19000-


今回はその場で即決で迎えた動物たちなのですが、選んでいる時は自分自身でも全く意識していなかったですが
数日後に郵送で届いてお店にディスプレイしていると全体的に「鳥」モチーフが多い事に気付きました。
他にもいろんな生き物がいたはずが・・・
自宅の庭に生えている木には年中様々な鳥がやってくるので、窓からその姿をこっそり眺める時間が好きなのですが
無意識的にセレクトする基準?になっていたのかもしれませんね(笑)

Animalitos del Monte  TYPE C SOLD

price     19000-


ワイヤーである程度カタチを作ってから綿を詰めて、それに沿うように編んで動物に魂を吹き込んでいきます。
殆どの毛糸は無染色ですが一部だけ化学染料で染めた糸もあって、完全ナチュラルではない微妙なナチュラル具合も
隙があるみたいで嬉しい。個人的にはこの子がイチオシです!推し鳥!?目の力強さがとてもいい◎

Animalitos del Monte  TYPE D

price     22000- SOLD


今回選んだ中で一番大きな鳥。間近でみるとかなり迫力あります。
胴体と首の長さに対して、若干ですが足とのボリュームが合っておらず不安定さもありますが、それもご愛敬。
初期メンバーの大トリを飾りそうな存在感でもあります(笑)

Animalitos del Monte  TYPE E

price     19000-


お腹にちらりと覗く紫色は化学染料との事。
大胆に、でも迷いなくぐるぐると巻かれた糸の途中から突然のカラーチェンジ。
今までの動物よりもワイルドな作りで、作り手によって其々に癖があるのが分かります。

Animalitos del Monte  TYPE F

price     19000-


エッジの効いたブーツを履いています。
この子も個性的でじわじわと好きになるタイプ!?ではないでしょうか。

Animalitos del Monte  TYPE G

price     16000-


ここから3つは小振りなシリーズ。
小振りですが、不思議な存在感はあるのでお店のカウンターや家の玄関などにちょこんと置いておくと
何となくですが、その場を守ってくれそうな気がしています。

Animalitos del Monte  TYPE H

price     16000-


Animalitos del Monte  TYPE I

price     16000-


Animalitos del Monte  TYPE J

price     19000-


最後は亀らしき動物。
4足歩行は安定感があって、一歩一歩着実に物事が前に進んで行く気がするのは私だけでしょうか。

今年の2月にネパールへ旅へ行った際に、今回セレクトしましたAnimalitos del Monteの様な手仕事でありながら
どこかプロダクトの匂いのするアイテムを見つけられれば良いなと思っていたのです。
けれどネパールでは残念ながら、そういった物作りとは出逢う事が出来ずに次回持ち越しとなっていました。
ですが、こうしたご縁で全く異国のイメージな南米アルゼンチンのチャーミングな生き物がお店に並び、
お客様にも不思議がっていただけて、自分達でもセレクトショップぽさがあって良いなと思っています。
ふと目が合った時にくすりと笑えて心が解れるような。それでいて案外細やかな部分に拘りが潜んでいて、
アルゼンチンという国に興味が沸いたり、異国に思いを馳せて想像力を掻き立てられるような存在に。
ぜひ店内で、お気に入りの生き物を見つけていただけたら嬉しいです。

7月30日


MOC T    SHORT SLEEVE CREW-NECK TEE

color     GR7

price     4700+TAX

SIZE     L    /    XL 

久し振りに晴れた定休日。
早朝4時のグラウンドから見る岩手山にもなんだか嬉しさが込み上げました。
ただ、家の庭の草むしりと野菜の世話をしているうちにあっという間に体力がなくなり午前の部は終了。
午後はもうひとつの畑へと足を運んだり、その近所を散策して立ち寄ったところで新しい出逢いもあったりして、
今後に向けて頭の中に思い描いて事も動き出しそうで、面白い試みが実現出来るようにこれから進めていきます。
これも畑のおかげですね。色んな実りがありそうで今後が楽しみになってきました。

毎シーズン、様々なブランドからリリースされるカットソーを自分でも試して少しでも良い物を提案したいと
思い続けているのですが、今シーズン手にした中でとても気に入ってきているのが「MOC T」が提案している
何てことのなさそうな普通のグレーのTシャツ。例えて言うのが難しいのですが、普通の物になればなる程に
セレクトするのが難しく、素材・価格・クオリティ・デザインなど総合的に捉えて僕自身が丁度良いと思えるアイテムは
案外選択肢が少なかったりします。何かに特化していたり、見た目で全然違う雰囲気となればセレクトする幅は
広がるのですが、普遍的で且つ手に取り易い価格帯、クオリティの高いアイテムは世の中にそう多くありません。
「MOC T」は、その生産背景もさることながら、今の空気感をしっかりキャッチしながら物作りをされているのが
ひしひしと伝わってきて、着心地やシルエットなども無理せず着られて、ストレスの無い程好いゆとりがある事で
大人な雰囲気もあるシンプルなグレーのTシャツを楽しむ事が出来ます。


適度な厚みがあって、シルエットはゆったりと大き目の印象。
僕が着用しているのはLサイズで、身頃や肩回りなどがぴちっとしたり身体に生地が纏わり付き過ぎないので
風が抜けて心地良さを感じています。最後の方に違う着用写真を載せてみましたが、STYLE CRAFT WARDROBEの
カーディガンと組み合わせて着るのが、特に最近のお気に入りです。


ポケットの付いたタイプもオーダーをしていたのですが、そちらは完売してしまいましたので
逃げも隠れもしない真っ新なグレーのTシャツのみのご提案になります(笑)
MOC Tは古い釣り編み織機でカットソーを作製しているので、空気を多く含んだふんわりとした質感が
特徴として挙げられます。rasikuで展開しているカットソーメーカーのFilMelangeも同様の古い織機を
使っているのですが、どちらも甲乙つけ難いくらいに素晴らしいプロダクトです。
僕の勝手な意見ですが立体感とデザイン性があるのがFilMelangeで、よりフラットで
プレーンなタイプがMOC Tという印象。とても分かり難いかもしれませんが、日常的な雰囲気と少しだけ贅沢さを
肌が感じる感覚、どちらも必要だと僕自身は感じているので選択肢の1つとして見てみるとより面白いと思います。


一昔前であれば、柔らかな肌を包み込む着心地よりも型崩れしないバキッとした素材感に惹かれる事の方が圧倒的に
多かったのですが、年齢を重ねたせいもあり、最近は優しさに包まれる素材にメロメロになってしまいます。
日常着に特化したバランスの中で、現代のファッションの流れを汲み取りながら物作りをされているような
気がしていて、この価格でこれだけのクオリティを出せるのは相当な努力をされているのだろうと想像が付きます。
価格が高いからそれが単純に良いとか優れているとかではなく、自社工場だからこそ実現可能なモノと価格の
適正な落しどころは、一度袖を通して頂ければ十分に納得をして頂けるのではないでしょうか。


シンプルなグレーのTシャツなので、コーディネートで言えば主役というよりは脇役になるアイテム。
上質な素材のアイテムを組み合わせて着る事で、より良さを引き出されると思いますし
気負いなく着れるTシャツは何枚持っていても損はないはずです。
グレーのカットソーに特化したTシャツをワードローブに加えてみては如何でしょうか。

7月28日

まだ夏の装いのことも、ましてや合わせる小物のことの事など
まったく想像も出来ない真冬の到着から今に至るまで、ディスプレイ期間の長かったジュエリー。
今シーズンもシンプルなワンピースやTシャツにポンっと一つ組み合わせる事で、彩りやお守り、
はたまたアクセントになるような、SEE REAL FLOWERSのネックレスをぜひご覧ください。

SEE REAL FLOWERS   small ceramic pebble necklace

price         16000+tax

color         white

color         charcoal


綺麗な形をした小さな石ひとつぶ、真鍮のパーツにレザーのタッセル。
展開したいと思った一番の理由が、デザイナーであるElena Chienの素材選び、様々なマテリアルを
組み合わせた際の色合わせや素材同士の並び方のセンスがどこか独特でもあり、チャーミングな感性に
とても惹かれています。
メインとなる白とチャコールの小さな石を表現した部分は磁器で作製。そこまでの重さは感じないので
身に着けていてもストレスなく、さり気ない主張もあって服に合わせた時に楽しいです。
首の後ろで長さの調節も可能ですので、着ている服のネックラインやデザインに合わせて短くしたり
長くしたりとバランスを見て付けられるのも良いなと思います。

SEE REAL FLOWERS   LARGE CERAMIC PEBBLE NECKLACE

price         18000+tax

color         white

color         charcoal


同じ素材を使用していても、サイズ感が変わるだけでこんなにも身に着けた際の印象が違うのだなと。
どことなく守られている感が一際強まるイメージもあるので、エスニックな雰囲気が漂う服には
きっと間違いなくハマりそうですし、反対に真っ新な白のTシャツにロングスカートといったような装いに
潔くワンポイントとして見せていただくのも良いかと思います。

SEE REAL FLOWERS   ABALONE SEQUIN TALISMAN

price         19000+tax


キラキラと輝くのはアワビの殻。ビーズのトッピングでさらにキラキラ。
透ける生地の涼やかさにも似合うネックレスは夏にぴったりです。
レザーの縁は手で縫い付けられていて、中にはデザイナーが拾い集めたあるものが
こっそりと詰め込まれているそうでまさにお守り。何が入っているのか想像を膨らませるのもまたひとつ。

コットンコードの長さは30cm。
仕様が先のデザインとは異なりますが、こちらも長さ調節が可能です。
背中の部分にはタッセルが付いていて、前だけではなく後ろ姿にもポイントとなるのも嬉しいです。

SEE REAL FLOWERS   SILVER DRIFTWOOD NECKLACE

price         32000+tax

実際の着け心地的にも見栄え的にも重厚感のある、シルバーパーツとクリアな中に一筋のラインが入った
ガラスパーツのコンビ。パーツの雰囲気にも合わせてコードはレザーを使用。
ややくすんだ様な落ち着きある輝きを放つシルバーと、光が当たると反射する雫の様なガラスのパーツ。
こちらもやっぱり夏が似合いそうだなと思ったり、でも冬に入荷した際にもこのネックレスだけはなんだか
すぐにでも身に着けられそうに感じたような気もします。
白もしくは黒のフロントに一切の装飾も無い首元も詰まったワンピースや、ハイゲージのタートルネックに。
凛とした佇まいの服に、この縦長のモチーフが大人っぽく映えるのではないでしょうか。


装いにプラスαを与えてくれるジュエリー。
自分自身のお守りの意味合いを込めて身に着けられるコンセプトもSEE REAL FLOWERSの特徴で好きな部分です。
ロサンゼルスを拠点にデザイナーの暮らす近くの海で自然物を拾い集めながらパーツなどに使用したりする点も、
佇まいがとてもナチュラルでいて、ちょっとユニーク。
肌馴染みが良く私達の提案しているお洋服とも相性が良いように思います。
毎日身に着けるのも良いですし、時折アクセントとして添えるだけでも気持ちに変化があったりもします。
夏の気分に合わせて装いに取り入れてみていただきたいです。

5月8日


RECTANGLE  Bucket basket (インバッグ付き)

color     グリーン

price     15000+TAX

SIZE     W28×D30×H27 SOLD

color     ブルー SOLD

color     ブラック SOLD


この夏ついに、自分が持ちたいなと思うかごバッグを店内に並べる事が出来ました!
個人的に欲しいなと思うかごバッグは沢山あるのですが、自分のお店で展開するとしたら?と考えると
あまりピンとくるものが無く、ぼんやりとしているうちに夏が過ぎ去ってしまっていました。
イメージは重厚感のあるものよりは、Tシャツ+デニムもしくはスカートにサクッと合わせたくなる様な
気軽さのあるかごバッグ。水筒や日傘を入れたり出来るくらい高さのある形で・・・と言った感じで
本当にぼんやりと、そこまで具体的に探してもいなかったのですが、何処かで見つけられたらいいなー
ぐらいでいましたら、ナイスなかごバッグに出逢えちゃいました◎
持ち手にはhomspunのアーカイブ・ファブリックをくるくるっと巻いてあるというspecialな仕様。
縦型のたっぷり物も入るサイズ感も、色の軽やかさも、持ちたいと思える理想のかごバッグです。


バスケットの素材は水辺に自生している葦の繊維を使用しています。
という事は雨の日や、中に入れる物で濡れたりなんだがあってもそこまで気を使わずに持ち歩けます。
生産はチュニジア製で、ひとつひとつ手編みで作られているため個体差があります。
形で選ぶも良し、持ち手のお色で選ぶも良しです。
また、かごの中には持ち物が丸見えになるのを防ぐインバッグが付属してあるのも嬉しいポイント。
インバッグのベースとなっているのは80年代フランス軍デッドストックのランドリーバッグをリメイクし、
持ち手を付けることで単体でも使えるバッグに。
インバッグが在る事も嬉しいのですが、何というか其々の組み合わせ方にバランスの妙を感じさせる、
可愛げもあり大人な顔のかごバッグだな惚れ惚れしてしました。


高さは約27cmと、ある程度しっかり収納力を備えた実用的な大きさです。
縦型のバッグは実際に使用していると、細々したモノを入れてしまうと積み重なって取り出し難いという
デメリットもあるのですが、縦長の物を入れて持ち運ぶにはとても理に適った形で重宝するのです。
先にも書いたように、これから暑い日が増えると水分補給は必須になります。お気に入りのタンブラーを
ちらっと覗かせ、直射日光を防ぐ日傘も常備。小振りのバッグですと、この二つを入れただけで中が
半分以上埋まってしまったりしますが、このぐらいのたっぷりサイズですとまだ余裕があります。
私はお休みの日に、このバッグ片手に朝市に行って夏のピチピチ野菜を買ってきたり、水筒とお握りを
詰め込んで畑へ出掛けたいなと今から目論んでいるところ。


インナーで付属しているバッグに関しては中に入れているだけですので、取り出しも自由。
ご自身でお持ちの布製のバッグ類を変わりに入れて使うのも良いですし、好きな生地を見つけて
巾着袋を自作してINするのも良いなと思います◎
特に夏場はカラフルに柄物のインバッグや風呂敷などを合わせても素敵ですね。


山菜を取りに行った帰りにスーパーにも寄れるありがたい仕様(笑)
メインのかごには取った野菜や山菜などを入れて、付属のバッグをスーパーなどの買い物用として使う。
朝市などに行く時も、これを持って行くだけで気分が上がりそうですし盛岡と言えば神子田の朝市が有名です。
毎年の楽しみはトマトを山盛に買うと、お店のおばあちゃんが同じくらいの量をおまけしてくれたりして、
朝からほんわかと心が温まる触れ合いをして、その生トマトでたっぷり作るソースが最高に美味しいのです。
私達が想像をするようなデイリーに気張らずに持つ事が出来て、日常生活に寄り添ってくれるかごバッグ。
オープンからお取り扱いを続けさせて頂いているhomspunのアーカイブ生地使用というところにも
ぐっと心を惹かれました。夏の装いを盛り上げるプラスアイテムとして、お楽しみください。

4月21日


JUJUDHAU  METAL BUTTON VEST

color     VINTAGE FABRIC

price     59000+TAX

SIZE      M

花曇りの少しだけ暖かな朝。
5時頃から一羽ではなく数羽のウグイスに起こされ、30分くらい早起きができました。
昨日お餅屋さんで買ったツヤツヤの餡玉とお茶をいただいて、掃除と洗濯をゆっくりと済ませて出勤。
毎日見慣れた道でも何かしらの変化があり、今日は色んな鳥を見かけたり大イチョウは雄花がふっくらと
開いてきて中に小さな葉が見えたりと、近所でたっぷりと自然を堪能しました。

さて、今日はいつもとはほんの少し角度を変えた商品をご紹介。
過去にセレクトをした服で、個人的に今の方がより気分に合うなぁと思うものが幾つかあります。
少しマニアックなアイテムの並びにはなりそうですが、僕自身の中ではものを見たり選ぶ際には出来る限り
フラットな状態で、ブランドタグに惑わされずに客観的にというのを心掛けています。
何年か前に選んだものですが、着合わせを考えたりディスプレイしてみると佇まいや雰囲気は色褪せず、
むしろ選んだ時より良さはぐっと増して見えたりもして。


先ずはJUJUDHAUで展開されたヴィンテージラグを用いたベスト。
記憶の中ではリリースされたのは2012年もしくは2013年の秋冬だったと思います。
確か無地のものが4色、ヴィンテージファブリックを使ったものが3種類くらい並んでいて、
その頃はお店をオープンして間もない事もあり、ヴィンテージの生地が放つオーラには惹かれたものの
この価格のベストを販売する勇気と自身が持てずに無地のものをオーダーしました。
弱気だった自分を後悔したのは言うまでもありません・・・(笑)
その時に1着茶系のヴァージンウールのものを購入して着ていたのですが、何年か経っても頭の片隅には
もう一つのベストの残像が残っていて、あまりに気になり過ぎて展示会に行った際にそっと尋ねてみると
数枚だけストックしているとの事。その場で早速見せて頂き、気に入った3枚をセレクトさせて頂きました。
1枚は自分用に。もう1枚はいつも来てくださっているお客様の手に渡り、最後に残った1枚。


このベストが作成された背景はデザイナーの南埜さんご夫妻がネパールへ行った際にヴィンテージのラグを
数枚購入したものを解体して仕立てたものになります。
機能性を重視したり汎用性を求めたりという服とは別の視点で、プロダクト寄りの工芸品を身に纏う感覚
と言うと伝わるでしょうか?
僕自身の中では着る事で気持が豊かになったり、お守り代わりではないですが、機能面よりも作用の部分を
感じる数少ない洋服の1つ。時期的にも今が丁度良くシャツの上に釦を留めずにさらっと羽織るくらいの
着方が心地良い。シンプルな洋服を多く持っているので、クセのあるベストをたまにコーディネートに入れると
色や柄の持っている力を肌で感じることが出来て、洋服の奥深さと面白さの神髄に触れている気がします。


釦にも1つ1つ手彫りで描かれた模様があり、一筆書きで「永遠」という意味を示しています。
今年目標としていたネパールへ行く事が出来、現地の空気を吸って街をブラブラ歩いたり食事をしたりも含めて
改めてこのベストの持っている力や本当の良さに気付けた気もしています。
着用出来る期間とタイミングはそう多くはありませんが、体系が大きく変わらない限りは着続けるであろう
一着になっています。流行りとは無縁の唯一無二のベストを纏ってみませんか。

PATAGONIA  WIND SHIRTS

color     迷彩

price     19000+TAX IN

SIZE      M    /    L

続いて、こちらもルックスにパンチのあるジップアップタイプのジャケット。
近頃は近代ミリタリーと言われている、2000年代のミリタリーアイテムを良く目にするようになりました。
3年前くらいに仕入れたアイテムで、アウトドアブランドとて絶対的な地位を確立しているパタゴニア社が
アメリカ軍の精鋭部隊向けに納入をしていた数少ないアイテムの中の1つ。
デジタルカモは迷彩の種類の中でもマニアックな部類に入る柄ですが、普段穿いているデニムやチノパンなどに
合わせて、インナーは綺麗目なシャツや鮮やかな色目などを組み合わせると、想像以上にしっくりときます。
柄に柄を合わせるのもありだと思いますし、雨の日のレインジャケットとして持っておくのもお勧めです。
撥水性を確かめてみましたが、流石ミルスペックをクリアしているだけあって何も残らずに水は落ちていきます。
見た目のインパクトで着難い雰囲気がありますが、袖を通してみると印象が大きく変わると思っています。


このジャケットが今の気分に合う部分として、ゆったりとしたサイズ感が何よりも良いなと。
レイヤードをする事を前提に作製されているので、身頃・腕周り・着丈も長めに設定をされています。
現在ストックをしているサイズはMサイズとLサイズですが、MでL位・LでXL位のサイズ感がありますので
あえてサイズを上げてジャケットとコートの間くらいの着方をするのも良いのではと感じました。
特に後ろの丈感が前丈よりもラウンドして長く設定をされていますので、ジップブルゾンにありがちな
中途半端にシャツのテールが出てくる心配もありません。


袖口はゴムが入り、両腕にポケットを完備しています。
軍物なので多少のオーバースペック感は否めませんが、それはオリジナルならではのご愛敬。
2000年代前半に作られているので、シルエットなどは現代的で着難さは一切ありません。
見た目もハイテクな部分と、野暮ったさがミックスされた絶妙な落としどころだと感じています。
例えば白いシャツに色落ちしていないデニム、緊張感のある革靴を合わせて、この辺りのジャケットを羽織るのも
一癖あるコーディネートが楽しめるはず。毎日袖を通したくなるようなアイテムではないかもしれませんが、
迷彩柄は気分によって手に取りたい日が出てくるので、1枚ワードローブに忍ばせておくのと良いですよ。


希少になりつつある”MADE IN USA”の洋服。
生産国に関しては段々と執着心は薄れてはきていますが、けれどその国のアイテム(洋服に限らずですが)を
自国で生産するのは大切な事ではないかと思う部分もあります。ですが個人的にはどう着るのかに洋服の面白さを
感じているので、癖のあるアイテムを如何にしてさらりと取り入れるかを楽しんで頂けたら嬉しいですね。
このジャケットは新品の状態で仕入れていますのでデットストックになります。

RUSSELL  CREW NECK SWEAT

color     GREY

price     10800+TAX IN

SIZE      XL(実寸M程度) SOLD

がっちり着丈が縮んで歪なカタチのVガゼット付きのクルーネックスウェット。
この強制的に縮んだ短い丈を逆手にとった着合わせが良いなと思ってセレクトをしたアイテム。
僕が着ると少し小さく感じるので、普段SサイズもしくはMサイズ位を着ている方にお勧め。
クルーネックのスウェットは好きで色々とセレクトしていますが、チャンピオンやラッセルなどの
アメリカを代表するブランドのアイテムは、古着屋さんに行くと無条件に気になります。
現代のプロダクトの方が圧倒的に質も高いですし、シルエットなどの綺麗さは一目瞭然。
ですが、この時代にしか出せない愛嬌みたいなものを感じるのは僕だけではないはず。。。
古いものと現代のプロダクトを絶妙に組合わせた着こなしがマッチした時は、してやったりというか
いい歳になっても自然とにやけてしまいます。
新品・古着とどちらに偏ることなく、同じ目線でモノを選び続けていければと思っています。


自然な杢調のグレーが好みで、着丈の長いシャツを合わせてメリハリのあるコーディネートをするのも良いのでは。
少し古臭い印象もありますが、HATSKIデニムなどのシルエットを重視したアイテムと合わせて着ると
全体のバランスが取り易く感じるのではないでしょうか。


素材は裏起毛で、状態は古着レベルでは普通くらいにあたると思います。
しっかりと生地も縮みきっているので型崩れなどは起こり難いですし、チープな印象もまた良いです。


たまに自分の中のアンテナに引っ掛かった古着類もレギュラー・ヴィンテージと区別せずに並べたりもしますので
洋服の幅を広げる要素と思って頂ければ嬉しいです。rasikuに並んでいる洋服も、殆どのデザイナーは古着などを
しっかりと通ってきて、何周もされている方ばかりです。新しい物には新しい価値が宿っていてそれにはそれの
良さがあり、古い物にはその時代背景にしか出せない雰囲気やオーラがあると思っています。
全てを同じモノとして見る事が出来て、フラットに感じ取れる感覚が出てくると洋服選びはより楽しいものになると
僕は信じています。

NEPAL    VINTAGE RAG MAT

color     STRIPE

price     9800+TAX IN

SIZE      47×58(フリンジを含まずに) SOLD


最後はネパールの買い付けの際に、何枚かハンドキャリーで持って帰ってきたヴィンテージラグを切ったマット。
数枚購入していましたが残りが1枚となりました。
使い方は其々にあると思いますが、イメージし易いのは玄関やソファ、ベッド等の足元に敷いたりなど。
サイズも中くらいなので、部屋のちょっとした場所に使いやすい大きさではないでしょうか。

歩いていていて、ラグが飾ってあったので気になり2階に続く階段を登ってお店に入ったのですが、
店主なのかお客さんなのか分からないけれど、店主らしき人と挨拶を交わして店内を物色。
すると、先ずお茶を飲むか?とその店主さんが聞いてきたので、朝ごはんを食べたばかりで要らないよと
断るも、それでも強引にお茶を奢るから飲め、何を飲む?と。
トイレが近くなるのが気になり、極力飲まずに過ごそうと思っていたのですが、お茶文化のあるネパール。
甘いお茶をご馳走になりながら色々と話を聞いて、選んだラグは全て50年くらい前の手織りのものだと。
そのお店に並んでいる数あるラグの中でも、雰囲気の良い物は当たり前ですが価格もそれなりでした。
とても気さくなおじさんで、日本のどこから来たのか?や息子さんが日本の大学(大阪)に行ってるんだよ。
と教えてくれたり、ちょっとおまけもしてくれたりで、最初はすこし戸惑ったけど楽しい時間でした。
小さなマットは自分達用に、今は椅子に敷いて使っています。
JUJUDHAUのベストと同様に色合わせが特徴的で、ぎっしりしっかりとしたウールで超高密度に織られいて
ただ何となく部屋に置いておくだけでも絵になるのではないでしょうか。

いつものBLOG感じとは変えて色々とご紹介してきましたが、今これだけモノが溢れる程ある時代に
其々の価値観で数ある中から選ぶというのは簡単そうで難しい。
僕自身の経験で言えば、何度も何度も失敗をしながら前に進んでいくことが、やっぱり無駄では無くて
一番近道だと思っています。
全然イメージとしないものを手にするのも買い物の醍醐味ですし、段々と距離が縮んで仲良くなるものも
沢山あると思います。そんな経験は何かを手にする所から始まると思いますし、良い事もそうでない事も
全て含めて自分自身の財産になってくれると思います。

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