7月3日

SOWBOW    DOUBLE KNEE PAINTER PANTS

color       NATURAL

price       28600-(TAX IN)

SIZE       2    /    3 SOLD

SOWBOWから新しい提案となる、フロントがダブルニー仕様を施したペインターパンツ。
ワークウェアのパンツと言えば、、、頭の中にぼんやりと思い浮かぶデザインですが
コットン70%・リネン30%の麻綿素材に置き換えることで、適度なラフさは残しつつ
直球になりがちなところを、生地の色目で和らげている印象です。
季節的には真夏は正直暑いかもしれませんが、30度を越えない日であれば充分に対応可能。
個人的には秋口にスウェット類に合わせたり、質の良いセーターを組み合わせたら着こなしに
面白さが生まれるような気がしています。

ポイントはカンヌキ止めをネイビーの糸に変更をして、全体のアクセントにしている点。
適度なボリューム感とハンマーループ・スケールポケットはずばりの仕様。
このパンツの気が効いているなと思う点として、ウエストの内側にアジャスターを付ける事で
ベルトをせずに着用が可能。古着にも精通している二人が作ることで、オリジナルのイメージは
崩し過ぎずに持ちつつも、着る人と服の間に適度な距離感があるのが良いなと思います。
ここ最近はデニム一辺倒だったので、久し振りに白系のパンツが穿きたくなってきました。

シルエットは想像通りの、すっきりも見えないしだふっともならない格好良くなり過ぎない。
所謂のださ格好良い系のパンツ。立体感も出ないので、このバランスをどう馴染ませるか
実践を踏まえながら考えていく楽しみがあります。

バックシルエットも平坦にしているのでストンと裾まで落ちるイメージ。
生地を綿麻にすることで穿き心地も良く、柔らかさを活かした揺らぎが出るパンツになると思います。
店頭に並べて1週間以上が過ぎましたが、ようやく着こなしのイメージが徐々に膨らんできました。
どちらかと言えば天邪鬼な洋服が好きな方に、しっくりときそうな気がしています。

SOWBOWの持っている九州地方を中心とした物作りにプラスするかたちで、今までとはニュアンスの違う
素材や縫製で、着たいと思うアイテムをストレートに表現している点も、小さな変化だと感じました。
固執し過ぎず柔軟に変化に対応する。そんな言葉がしっくりきそうな”DOUBLE KNEE PAINTER PANTS”
久し振りに展開したペインターパンツ。ちょっとだけ新鮮に映るパンツではないでしょうか。

5月29日

SOWBOW   EZ PANTS WIDE

color      NATURAL

price      26400-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

毎シーズン、変わることなく提案をし続けているアイテムでもあり、僕自身にとっては随分と
馴染み深い存在になりつつある、SOWBOWが作るEZ PANTS WIDE。
しっかりとしたボリュームあるシルエット、ラフに見え過ぎない全体を通した中での心地良い落としどころ。
休日のリラックス着にもイメージが湧き易く、日常着としても着合わせによって様々な顔を見せてくれる
そんな印象を持つパンツ。
温泉に行く際や出張などで長時間の電車や車移動の際にも、イージーパンツは締め付けがなくとにかく重宝。
シーズン毎に変わる生地感も魅力的で、今シーズンは超高密度に織られたリネン100%を選びました。
染色無し(ベージュ)のバージョンとインディゴ染め(ネイビー)の2色での展開。
生地が素晴らしいこともあってか、インディゴ染めのタイプは古いアンティークリネンのスモッグなどで
見かけるような、同等くらいにオーラを纏っている質感。
これから梅雨・夏にかけて、涼しく、タフな素材のパンツをお探しの方には打って付けの1本になると思います。

ウエストは総ゴム+アジャスターで幅広く体型をカバーする作り。
今までも相当な数を店頭で販売してきましたが、細身の方からがっちりとした方までバランス良く
包み込んでくれるそんな印象を持っています。
今回のリネン100%は落ち感がとても奇麗に出そうな雰囲気。シャリっとした肌当たりからトロンとした
質感に変わる頃には夏に手放す事の出来ない存在になるはずです。

僕がこのパンツを好きな理由として、股上がしっかりと深く設定をされていてワタリ幅から裾まで
強くテーパードがかかり過ぎていない点。裾幅があるので、太さが一定にキープされている所が好みです。
テーパードをする方が履きやすいという声の方が多いのは分かりつつも、自分が好きなものを提案するのが
セレクトショップの醍醐味でもあるので(笑)
更に言えばウエストを縛るゴムの力強さと紐先の手の込んだ作りに惚れこんでいます。。。
無理矢理お勧めするまではしないようにしているつもりなのですが、、、ワイドシルエットのパンツ
夏のシーズンはより手が出し易いように思います。

盛岡もいよいよ湿度の高まりを感じるようになり、エアコンの除湿モードを遂にONにしました。
先日までストーブを点けていて、何だか不思議な気もしますが。
湿度に対しては風が身体から抜けていく素材が有効、その筆頭はやはりリネンだと思います。
今回SOWBOWでセレクトしているリネンはたまたま手に入ったスペシャルな生地のようで
触れただけで、んっ何か良い感じがする。というのは直感的に感じて頂ける気がします。
リネンと一言で言っても多種多様違いがある訳ですし、質の良さは肌当たりや経年変化に直結する
部分ですので、夏場は肌に直接触れる機会が必然的に増えるのでより一層生地の良し悪しは
モノを選ぶ際の判断の1つの基準になるのではないでしょうか。

color      INDIGO

price      35200-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

同じ素材をインディゴで深く染めたタイプ。
文句無しに格好良いと思える、良質な生地に染色を施すスペシャルな組み合わせ。
特に何かを言うまでもなく、Tシャツに合わせるだけで雰囲気が抜群ですし
夏の装いの主役になるパンツになるのは間違いなさそうです。

SOWBOWの”EZ PANTS WIDE”は、他にももう1種類軽い素材でオーダーをしています。
僕と同様にショーツを穿く事が少ない方に、リネン素材のイージーパンツはより快適に心地良く時間を
過ごす為のアイテムとして毎シーズン変わらずにお勧めをしています。
その中でも今回のリネンは僕の中では格別な印象を持っていますので、そろそろ夏用のパンツを探そうかなと
思えるタイミングにとてもお勧めです。

12月25日

SOWBOW   蒼氓イージーパンツ(太)

color      CHARCOAL  

price      33000- 

size       F SOLD

クリスマスらしい何かを意識してすることはないのですが、スーパーに並ぶ食材を見て
おや、高いね(笑)ってなりながら、食べたいものを必死に探した、ここ2日間でした。
結局、最近気になっていたお店で購入した、クリスマスらしくない鳥の料理を美味しく食べて
身体がポカポカで、スーパーで売っている好きなケーキとプリンでお茶の時間。
いつも通りだけど、何だか身も心も元気になった気がしています。

SOWBOWが今シーズン新たに取り組んでいる圧縮ウールを用いたシリーズ。
ジャケット・トラウザーと紹介してきましたが、最後は定番のイージーパンツ(太)をご紹介。
ここ何シーズンからは欠かさずに並べてきたアイテムの1つ。太さ・穿き心地・デザインと
何処を切りとっても、僕の理想としているパンツに求める条件をクリアして日々の生活に欠かすことの
出来ない存在になっています。素材違いで、同じアイテムを購入したのは初めてかもしれません。
圧縮のラムウールを用いたイージーパンツは、シンプルに暖かくて何だかんだと出番が増えそうな予感。
色の展開は、着回しを重視される方にはCHARCOALがお勧めで、スウェットパンツの様なラフさが
欲しい方にはECRUが良いかもしれません。

ウエストは総ゴム仕様、フロントにアジャスターが付くことで体型を気にし過ぎずに穿いて頂けると思います。
ゴムを入れる前でウエスト周り約100cmに設定したものを、ぎゅっと絞ることで生まれる絶妙なバランス
特に感じるのはワタリ幅をしっかりとした太さをキープし、裾にかけて緩やかにテーパードをかけています。
全体的なワイドなバランスを保ちつつも、シルエットが奇麗に整えられているのがとても不思議に感じます。

デザイン性がある訳ではないので、服装選びも考え過ぎずに穿ける良さがあります。
ウール素材に置き換わることにより、トップスにナイロンなどの異素材を組み合わせるのも面白そうですし
真冬に対応出来る保温力の高さも、このパンツの大きなメリットかもしれません。
今までの展開はコットン中心でしたので、冬場(特に岩手)は多少の気合いが必要だったのが
ハードルが1つクリアになったことは、とても嬉しく汎用性の部分でも大きく差が出てくると思います。

用いられている圧縮のラムウールは、適度な厚みと生地の目がしっかりと詰まっているので
上品なムードで穿くイメージよりも、日常着として気を使い過ぎないで手に取ってもらうと良いはずです。
未洗いでの納品なので、当たり前にお洗濯すると多少の縮みが出てしまうことを考慮しながら
丈詰めなどをする場合には、そんなことを想定した長さと仕様(4つ折り)にするのが良いかもしれません。

color      ECRU 

price      33000- 

size       F

冬場は必然的にダークトーンになりがちですので、少し明るいトーンのアイテムを入れると
何となくですが気分も上向きになるのではないかと。
見た目はスウェットパンツに近いですが、しっかりとした暖かさをキープしてくれます。
休日に出掛ける際に、この手のパンツがあると便利だなと個人的には思ってしまいます。

自分の中でのお気に入り(着るものに限らず食べ物でも何でも)を見つけるというのは、簡単な道のりでは
ないなと思いつつも、日常の生活の中で理想とするものに出逢えた時の喜びと嬉しさ。
僕のなかで、日頃から勝手にテーマにしている「丁度良いモノ」というのは、これだけモノが沢山ある中でも
ほんの一部というのか、本当に僅かしかないなと思っています。
SOWBOWのイージーパンツ(太)は気付いた時には虜になっていた印象で、毎シーズン作製し続けているという
当たり前そうで当たり前ではないことも重要な要素だと思います。旅行や出張に行く際にも必ず持っていく
パンツになっていて、このウエストのイージー仕様が長旅にはもってこいなのです。
真冬用の暖かいパンツをお探しの方や、何回も店主に穿かされかけて戸惑っている方(笑)
無理にはお勧めしませんが、イージーパンツとしての完成度の高さは抜群だと思います。
これから冬本番ですので、少しでも気持ち良く過ごせるパンツを手にして頂ければ嬉しいです。

12月4日

SOWBOW   蒼氓シャツH SPORT JACKET

color      ECRU

price      41800-(TAX IN)

SIZE      1    /    2    /    3 

夕方から雨が降って、気温の低下も一旦足踏みの様子。
そのお陰か今朝はいつもよりも早起きが出来たので、ゆっくりと朝の時間を過ごしてから
出勤してもまだ余裕がたっぷりとあって、その後もちょっとしたいいことが。
気温が10℃いかないくらいだと、幾らか心も身体も能動的になってお弁当も順調に作れます。
寒さが心身にかなり影響していることを深く実感したここ数日間でした。

そんな寒さから身を守りたくなるタイミングでSOWBOWから新作のジャケット”蒼氓シャツH”が届いています。
デザインはカバーオールを想像させる3つのパッチポケットを叩きつけているのですが、ラムメルトンを
用いることで表情は何処か穏やかな空気を纏っているように思います。
色目も明るい白系を選んだことで、全体のトーンが重くなる季節に何処か晴れやかな表情に映り
袖通りの良さから、ある程度の重ね着をした上からでもストレスなく着用が可能です。
そして、このジャケットの特徴として暖かくて軽い!!
仕立ては1枚ですが、しっかりと目の詰まったウール生地ですので余程の日でなければ十分に盛岡でも
通用するアウターになると思います。

ボタンの1つ1つの感覚が広く取られているからか、何処か抜け感のある表情。
カタチを整え過ぎずに適度なボリュームと空間が生まれる様に作製されていて、動きに対して
生地の揺らぎが大きく出るのがSOWBOWらしい一面だと思っています。

ショルダーラインも特徴的な作りに。
ラグランスリーブとフリーダムスリーブをミックスしたかのような、今まで見たことのないディテール。
シンプルに可動域がとても広くて、脱ぎ着がスムーズ。マニアック度が高めのジャケットですが
何も考えずにぱっと手に取って着る位が丁度良いバランスに納まりそうです。
ブランドの色とエッセンスがあちらこちらに散りばめられていて、焦らずに少しずつ距離を詰めながら
2年~3年、時間が経過した頃に自分なりの着こなしが見えてきそうな気がします。
僕の中のSOWBOWあるあるで、展示会で見た時にはあまりピンときていないアイテムでも
タイムリーな時期になると急にそれが頭をよぎることが多々あるので、疑い半分(笑)自信半分を持ちつつ
袖を通して頂けたら嬉しいです。

サイズ展開はフルサイズで1・2・3の3サイズご用意致しました。
大き目の設定ですので、サイズ1=メンズM~L サイズ2=L~XL サイズ3=メンズXLプラスα と
思って頂ければ気持ち良く袖を通して頂けるはずです。
同素材でイージーパンツワイドも2色ご用意がありますので、近日中にBLOGでご紹介致します。

10月22日

SOWBOW   蒼氓トラウザーパンツ

color      ECRU(LAMSWOOL 100% MELTON)

price      35200-

size       1    /    2    /    3  

家の前の遊歩道、犬の散歩とランニングの方の割合は普段から多い道ではありますが
ここ数日、走っている方のすれ違う時の気迫が増した様な気がすると思っていたのですが、
明日は盛岡シティマラソンですね。
マラソンと聞くたび思い出すのが、初めて挑戦した宮古ハーフマラソンの悲劇。。。
今となっては笑い話ですが、宮古の甘酸っぱい良い思い出です。

昨日に引き続きSOWBOWの新作をご紹介いたします。
今までワイドシルエットのイージーパンツを立て続けに展開をしてきたのですが、今季は心機一転。
どちらかといえば細身のシルエットになるトラウザーをセレクトしました。
SOWBOWが選んだ圧縮ウールの生地はラムの糸を用いているので肌あたりが良く、保温性に富んだ素材。
穿いた雰囲気としては色目のせいだと思うのですがスウェットパンツに近い感覚。
スウェットほどラフにならない点で、程良く気の利いたパンツと捉えています。
全体的なシルエットもどちらかと言えば控えめ。綺麗に穿けるという点ではブランドとしても珍しいバランスに思います。
太いパンツが苦手な方や、単純に暖かさを重視したパンツをお探し方にお勧めしたい1本です。

ここまでミニマムな空気が漂うアイテムは、自分が知りうる中では初めてのような気がしています。
トラウザーというカタチがある程度決まっている中で、あまりいじっっても仕方ない部分があると思うのですが
タックなども入らずに、裾まで綺麗に落ちるシルエットを構築。
お尻まわりだけやや立体感を持たせていますが、直線的なパターンで選ぶサイズによって雰囲気を整えるといった印象。
展示会で見た時にも、正直そこまで心に刺さった訳ではなかったのですが、後からじわじわと湧いてくる何かに
揺さぶられてフルサイズでオーダー(笑)色目もあえて明るいトーンを選びました。
冬場はどうしたってダークトーンになりがちなので、白系の色目は気分転換にも良さそうです。

身長178cm 体重64kgで穿いたサイズは3。
ワタリの幅を出すのであればワンサイズアップがお勧めで、ジャストサイズの2で合わせるのも案外良かったです。
個人的には大きめが好きなので、適度なボリュームがある方がトップスの組み合わせがよりスムーズに感じます。

着丈が長いので、すっきりとスニーカーが綺麗に見える長さに整えたらよりトラウザーの良さが引き立ちそうです。
冬の寒さは苦手ですがウールパンツにキャンバススニーカーの組み合わせは大好きで、秋冬はシルエット意外にも素材同士の
グラデーションがより鮮明に出て、それが面白さに繋がると思っています。
ナイロンやロクヨンクロスなどの化学繊維、ニュアンスとして鈍臭い生地と合わせてしまいたくなりますね。。。

裏の作りも抜かりなくパイピングで綺麗に処理をしています。
久しぶりに細いシルエットのパンツを展開しましたが、個人的にはとても新鮮に感じています。
秋冬は必然的にトップスにボリュームが出てしまうので、パンツをすっきりさせてみるのも1つの手段だと思います。
懲りずにいつものイージーパンツ(ワイド)も同素材で展開していますので、ぜひどちらも穿き比べながら
好みの1本を見つけて頂ければ嬉しいです。
SOWBOW 23SS受注会は明日、23日(日曜日)までが会期となります。
明日は店頭でcartaさんのコーヒーとチャイの出店もありますので、お気軽にお立ち寄りいただけると嬉しいです。

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