10月21日

SOWBOW   蒼氓シャツF

color      DK INDIGO(FLANNEL)

price      33000-

size       1    /    2    /    3 

SOWBOWの春夏受注会とRiverの新しいアイテムの受注会も今日を含めて残り3日間となりました。
オーダーするしないに関わらず、並ぶ季節折々の生地を見ているだけでも十分に楽しいですし
これは・・・!という生地×デザインのものがありましたら、折角の機会ですのでオーダーをしていただくと
来たる冬を越して、時間を経て手にした時の喜びは、またなんとも言えない特別感があるかもしれません。

今シーズン、とても人気の高かったコットンフランネルのカーディガンタイプが届いています。
カラーは、色々と選択肢があったのですが後染めのインディゴで染めた生地を選びました。
着用した際の存在感は言う間でもなく抜群。
スウェットの上から着ても可動域が確保されているのでストレスフリーな着心地。
ミドルレイヤーとしても、今時期はアウターとしても変幻自在の役割を果たしてくれる1枚です。

僕の中ではVネックカーディガンとGジャンを足して二で割ったような雰囲気だと勝手に解釈。
ポケットは胸に叩きつけられた1つのみで、ポケットに手を入れたくなるのですがぐっと我慢。
ウェイトが丁度良く、昨年までのフランネルと比べると1.5倍位の肉感があってより安心感がプラス。
今時期もそうですが、春先に何を羽織るか問題にも1つの解決策としてお勧め。
とにかく春の寒さが厳しい土地柄、春物の羽織物は上手く着るのはとても難しいなと思っているのですが
秋の羽織物を持っておくと、寒さという一番の敵を和らげながら心地良い着こなしが出来るようになると
ここ数年でようやく気付きました。遅いかもしれませんが。。。(汗)
厚手のインナー(スウェット類)を着た上から、袖抜けが良い羽織物は素材違いや肉感の違いで
何枚持っていても着るタイミングがあると思っていて、SOWBOWの製品はシャツ類も勿論完成度高いですが
最近は特に汎用性の高さが際立つ、カーディガンタイプのFがとても気に入っています。

フロントに比べて後ろのテールを少し長めに設定。
後ろのラインがGジャンなどに似ていて、前から見た時の印象と後ろ側では全く異なる表情に。
デニムでもチノでも調子良さそうですし、軍パンなどの土臭いパンツにもインディゴの色目は
好相性に思います。クリーンな着こなしでも、どちらにも振れる点が着回しの良さに繋がります。
移染は出来る限りでないように処理はされていますが、もし気になる方は着始めは白のインナーは
控えながら、徐々に試しながら色々な着こなしに挑戦して頂きたいです。

同素材のパンツもセットアップでも格好良いかなと想像してオーダーしていたのですが、有難い事に完売。
秋冬物という大きな概念やイメージは持ちつつも、最近は丁度良い羽織物について良く考えている。
盛岡という土地は、やっぱり気候が東北らしいというと言い方が合っているか分からないですが
北ならではの寒さが身に染みるのは当然の事。
何かをプラスして羽織らないと、朝夕の寒暖差も含めて心地好い温度調整が出来ないと思っています。
そういう意味でもSOWBOWの今季のフランネルは、丁度良い生地感であり、シルエットも無理なく
羽織る事が出来るので、その何かにとても相応しい。
気づけばついつい手に取ってしまう、そんな存在になって頂ければ嬉しいです。
サイズも1・2・3のフルサイズでご用意していますので、ご自身のイメージに合うサイズをお選び下さい。

9月27日

SOWBOW   蒼氓イージーパンツ(太)

color      BLACK(FLANNEL)

price      26400-

size       F SOLD

日に日に秋の深まりを感じながら、お店に置いてある湿度計も快適とされるゾーンを
初めて逆側に振って湿度35%あたりを指しています。服装もコットンのカーディガンを羽織って丁度良い。
朝からホットコーヒーを飲みたくなったのも、湿度と気温だったのかなーと後から思い返して
それはそれで何だかちょっと嬉しかったりもして、秋冬シーズンが本格的に始まる予感がしてきました。
夕方の冷え込みが段々と出てくる頃ですので、そろそろ羽織物を1枚バッグに忍ばせておくのをお勧めします。

SOWBOWのイージーパンツ(太)は、数あるワイドパンツの中でも僕が理想としている太さをしっかりとキープし
股下にも可動域を広げる工夫がされていて、長時間穿いていても疲れにくいというのがとにかく嬉しい。
特に旅に行くときには、これを持って行けば間違いないなと思わせてくれるユーティリティープレイヤー。
トップスはシャツでもカットソーでも、どちらにも気持ち良く納まるのはイージーパンツの仕様ながらも
シルエットや細かな部分に気を利かせているからこそ。
裾まで太さがキープされるので、丈感を上手に調整すると想像していなかったバランスに出逢るかもしれません。

今季の春夏から取り組み始めた、九州地方の素材をメインにしつつも他の可能性を広げる為の提案。
選んだコットンフランネルは、厚みの割に柔らかさがあってコットン100%は取扱い易いのが一番のメリット。
気になったタイミングで洗濯機でガラガラと洗えますし、良い意味で素材がフラットなので
トップスに合わせる洋服を考え過ぎずに穿いて頂けると思います。

ウエストは総ゴム+アジャストが付きます。
生地に張りと厚みがあるので、秋冬の重衣料を合わせても負けない位の存在感をキープ。
SOWBOWはシャツも抜群ですが、このイージーパンツ(太)はワイドパンツの中でも完成度の高さと
素材によって全く違う空気を纏えて、価格も頑張れば手に届くラインなので、ワイドパンツが好きな方も
ワイドは得意ではないけど今年こそはと前のめり気味な方にも。。。納得して頂ける1本になると思います。

ここ1年位のあいだに、黒のパンツの面白さに段々と気付くようになってきたのは気のせいではないはず。
以前は黒特有の格好良さというのか、洗練した空気に馴染めずにいたのですが、トップスにインディゴ系の
アイテムを組み合わせるようになってから、優しく受け止めてくれる感覚を手にしてイメージが一新。
SOWBOWのコットンフランネルの色味は真っ黒というよりも、少しくすんだ風合いなので
黒の中でも割とスムーズにラフな感じで取り入れて頂けるのではないでしょうか。

SOWBOW   蒼氓イージーパンツ(太)

color      NATURAL(FLANNEL)

price      26400-

size       F SOLD

同素材でNATURALもセレクトしています。
甲乙つけ難い、淡いトーンも秋冬になるとより使い勝手が良くなる印象を持っています。
トップスに柔らかい素材のニット類を合わせても良さそうですし、同じトーンの色目で統一感を持たせてみても
意外と受け止めてくれる懐の深さがあります。白いシャツの場合はブロード系の繊細な素材感よりも生地に
立体感や雰囲気のあるモノとを組み合わせて頂くとしっくりとくると思います。

今の季節も勿論活躍しますが、個人手にはニットが着れるタイミングに丁度良い素材だと思っています。
ニットの持っている繊細さと柔らかさが、ぎゅっと目の詰まったコットンに合わさった時のグラデーションと
ギャップが心地良いように感じてくるのかなと、あれこれと想像を膨らませています。
今は何を選んでも気持ち良く袖を通せる1年を通しても一番と言って良い季節ですので、僕の中ではより素材を
イメージした着こなしをしていきたいなと、湿度が無くなってようやく鮮明に思い浮かんできました。
是非、自分だけの感覚を大切にした服装選びを楽しんで頂き、少しでもお手伝いが出来れば幸いです。

6月24日

SOWBOW   蒼氓シャツG S/S

color     YUZURIHA BLACK

price      24200-(TAX IN)

SIZE      2    /    3 SOLD

color     LT INDIGO

price      26400-(TAX IN)

SIZE      2    /    3  SOLD

ずっと欲しかった室内の湿度計付きの温度計を手にしました。
今まで自分の感覚を頼りにしていたものを数値化して見れるようになり、調子の良い時の湿度と気温
梅雨時期の対策などが、より明確に知れて楽しめるような気がしています。
今日は一日中湿度に包まれて身体もずんと重そうなので、風をうまく室内に循環させながら
身体を時々伸ばして過ごすのが良さそうです。

半袖のシャツはほとんど展開はしないのですが、SOWBOWのシャツは昨年に引き続きデザインを変えてセレクト。
新しいデザインの”蒼氓シャツG”は、90年代に生産されていた某メーカーのシャツを参考にしテールの長さに
特徴を持たせた、シンプルながらも独創的なバランスに仕上げた1枚。
袖も肘が隠れるくらいの長さに設定していて、張り切った感じの半袖シャツとは違うムードと感覚で
リラックス感と、ほんのりと余裕が漂うシャツに仕上がっていると思います。
素材は2種類で”YUZURIHA BLACK”はブランドが提案する夏生地の中では最も涼しい清涼感あるコットン100%
鮮やかなブルーは立ち上げから使い続けているコットン88%・SILK12%の肌当たり抜群の混紡生地を後染め。
どちらも夏を気持ち良く過ごして頂ける素材として間違いありませんし、インディゴブルーの色目は
見ているだけで涼を与えてくれるような、健やかさをプラスしてくれる効果があるように思います。

デザインとして今までとの一番の違いは前立・台襟・が付いたという点。
よりシャツらしい表情になったと言うと大袈裟かもしれませんが、SOWBOWにしては珍しくオーセンティックな空気が
垣間見れて、逆に今まで無かった点だと思うので個人的にはこれはこれでとても面白いと感じています。
何かを無理矢理に詰め込んだ物作りをしてこなかった分、シャツとして当たり前に感じるディテールを加えた時に
その印象が強く出過ぎないのも巧妙というか、このシャツならではなのかもしれません。

テールの長さは、タックインを目的としたクラシックなシャツ特有のディテールからデザインを起こして
前丈と後ろ丈との差をかなり大きくとっています。身体と生地との間に空間が広くあるシャツなので
風抜けが良く、夏場はインナーをノースリーブかタンクトップと合わせるのが◎
半袖のシャツは袖が無いから涼しいというのも理解出来ますが、生地自体が身体に纏わりつきにくいことも
涼しさを得るための手段・方法の1つだと思っています。色々と試しながら、自分なりの夏を快適に過ごせる
スタイルを探すのも、冬に寒さから身を守るとの同じ目線で考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

僕自身も半袖のシャツは殆ど着てこなかったのですが、あまりの暑さに物は試しではないですが
昨年、SOWBOWの別のタイプを手にしてみました。
30度を超える日に何度も着用しましたが、正直持っていて良かったいうのが感想です。
沢山は必要ないと思うのですが、あればあったで当たり前ですが着るタイミングがそれなりにあって、
袖丈があるので日にも当たり過ぎず、半袖シャツに抱いていたイメージが少し変わったかもしれません。
という自分なりの夏の経験もあって、今季も少しだけですがご用意しました。
ゆったりと着る半袖シャツ、選択肢の幅を広げる1枚としてお勧めです。

6月9日

SOWBOW   ”そう”帽 / LONG BILL CAP

color      INDIGO

price       9900-(TAX IN)

SIZE      FREE 

昨日の定休日は久しぶりに朝活(4時30分)からスタート。
天気がとても心配だったのですが、前日のお昼ごろに雨が止んだので何とか出来そうかなと
ワクワクしながら21時には就寝。グランドコンディションがギリギリ保たれた中でしたが
久し振りに汗をじわっと搔いて、笑って酸素が全身に行き届くのを感じて、最高でした。
それが今日の筋肉痛へとしっかり変化をした訳です。
日の出時刻が4時前半で目覚めも良く、無理せずとも身体が自然と能動的になる。
この時期ならではの素晴らしさを感じております。

SOWBOWから届いたユニークなネーミングの”そう”帽という名のCAP。
日差しが強くなる季節に帽子は必須アイテムになっていると年々感じているのですが、ファッション的な要素も
含みつつ、個人的には熱中症や直射日光を出来る限り浴びない為の道具的な役割におもきを置いています。
ツバの長いLONG BILL CAPは、やや癖があるデザインですが、陽射しを遮るという面では優秀な存在。
素材はコットン100%のシャンブレーで作製。見た目においても涼しさを感じさせるとともに
シンプルな服装まっしぐらの夏の装いに、何処となく面白い空気をプラスしてくれる役割を担ってくれると思います。

たまに見かけるのはアウトドアブランドでリリースされているものが中心ではないでしょうか。
自分でもこのデザインは初めて被るタイプで、しっくりくるという所まではいっていない気がしますが
少しずつ距離を詰めている感覚は持っています。
ツバのボリュームがそれなりにあるので、最初に手にした時にはツバの長さばかり気になっていたのですが
軽く曲げてみると、頭のカタチにフィットして心地良い被り心地になりました。
最近はもっぱら温泉に出掛ける際の相棒となっていて、スウェットに組み合わせるのがお気に入り。

被り易いかどうかと聞かれると、強いて言えば難しいタイプだと思うというのが僕の率直な感想。
帽子を普段から被り慣れている方でしたら、何処か挑戦したくなるようなそんな雰囲気。
自転車に乗る際にはツバが風をしっかりと受け止めるので、飛んでいってしまわぬように注意は必要。
乗っている時だけでも後ろにして被ると、吹っ飛びも防げます。これは実証済み。
そんな部分も含めて総合的に考えて、LONG BILL CAPは放っておけない被り物だと思ってしまいます。

SOWBOW   6PANEL CAP

color      INDIGO

price       9900-(TAX IN)

SIZE      FREE SOLD

6パネルで構成されたCAPは、被り心地がやや浅目に設定されたシンプルながらも簡単には攻略しづらい
SOWBOWらしい一面が垣間見れる帽子。
素材は2種類ご用意致しました。1つはLONG BILLと同じシャンブレーと、より軽やかさのあるナイロンで
化学繊維を服装に取り入れる事で、着こなしにギャップや良いアクセントを出せると思います。

サイズ展開はワンサイズのみで、後ろのアジャスターである程度調整は可能。
帽子はどんなデザインも共通してそうなのかなと思うのですが、似合う似合わないの思い込みが強くなると
迷宮に迷い込んでしまう恐れがあるので、被った時のインスピレーションでパッと決めてしまうくらいが
丁度良いと思いますし、時間が解決するのと慣れはどんな事柄にも共通する事項かなと感じます。

“6PANNEL CAP”はアメカジライクな印象が色濃く出る、そんな印象を持っています。
帽子は被る方によって機能的な側面を求める場合とファッションの一部として考える方と、どちらがあっても良いですし
セレクトした理由としては、これからくる夏時期の外出する際の防衛策として出来る限り軽めの素材感で
ラフに身に着けられるというのを一番に考えました。盛岡に住んで10年が経過しましたが夏の暑さは
年々酷くなっているのを実感しているので、機能性重視のブランド以外の選択肢の1つになって頂ければ嬉しいです。

color       GREIGE

price        9900-(TAX IN)

SIZE       FREE SOLD 

ナイロンは水を弾くなどの高機能なナイロンではなく、普通というと魅力が伝わらないかもしれませんが
普通のナイロン100%の素材です(笑)ですので、やけにオーバースペックな空気にはならずに
日常着に対して普通に何てことなく溶け込むというのが個人的には嬉しい。
2素材共に特に暑い季節に手が伸び易い印象を持っていますので、被り心地を試して頂きたいです。

SOWBOW  SOCKS

color     WHITE

price     1760-(TAX IN)

SIZE      F(25cm~27cm)  

毎シーズン何かしらの提案をしているSOWBOWの小物類シリーズ。
今季はソックスを作製し底パイルの面にひらがな表記で「そうぼう」と書かれた、何とも遊び心を効かせた
スポーツ系のアクティブで強さを保持する1足。
個人的な感覚で言うと、底パイルの厚みがある分足が0.5cmほど大きくなる印象を受けます。
ここ最近はSOWBOWのソックスにビルケンの組み合わせが病みつきで、晴れている日はほぼそのスタイルに
固定してしまっている程、ソールの硬いシューズとパイルのクッションの関係性の虜です。
カラー展開は全5色フルランナップで揃えております。
染料で染めらているタイプは透き通るようなブルーが、履きたい気持ちをより一層高めてくれます。
真夏は正直厳しそうですが、25度前後の気候では丁度良く感じていますので
素足にサンダル合わせが苦手な方は、一度試して頂きたい組み合わせです。

color       BLACK

price       1760-(TAX IN)

color       TIE-DYE

price        3080-(TAX IN)

color       LT INDIGO

price        3080-(TAX IN)

color       DK INDIGO

price        3080-(TAX IN)

今までもお猪口・マスクストラップ・麦藁帽など、切り口を変えながら面白い小物類をリリースしてきましたが
新しく加わったソックスも染色を通して、いつもとまた違うムードで服装を合わせる事が出来ます。
ちょっとした変化が大きな変化を生む事もあるのが洋服の面白い所。
実際に僕自身もビルケンのサンダルが全然違う表情を見せてくれているのにハッとさせられていますし
小物類も洋服同様に気を抜かずに同じ目線で見て頂けると色々と想像もしていなかった発見があると思います。

5月21日

SOWBOW    蒼氓シャツG

color       DK INDIGO

price        28600-(TAX IN)

SIZE       2    /    3 

ここ数日の快適な気候と中津川沿いの草刈りがされたお陰で、川沿いの遊歩道をただただ歩くだけでも
心地良くて、こんな幸せな時間が少でも長く続きますようにと願わずにはいられませんでした。
ついこの間まで灯油を買っていて、もう間もなく5月も終わろうとしているとなると、相当気が早いですが
既に次の季節が近づいているようにも思えて、だからこそこの気持ち良さが格別なのは間違いありません。

SOWBOWから新しいシャツのデザインが登場しました。
パッと見た感じでは今までと変わらないのでは・・・と思われそうな雰囲気なのですが、細かな部分で初めて
取り入れているディテールが幾つかあります。
襟型に用いられているレギュラーカラーはシャツBというカタチで採用しているのですが、このシャツGは
ブランドとしては初めて台襟付きのカラーで、さらに前立てもプラス。左胸にポケットも付きます。
逆に言うと今までは付いていなかったというのも、珍しいと言えば珍しいかなと。
ディテールだけを切り取ってみるとレギュラーカラーのシャツですが、サイズ感・テールの長さなど
ブランドの特性をプラスした作りで、取り入れ易そうで少し捻りを加えたシャツと言った印象を持ちます。
今まで展開したシャツの中では一番ゆったりとした設定で現時点ではサイズ2・3の2サイズのみ。
僕が小さい方のサイズ2を着ても余裕を持って着られることを考えると、サイズ3は普通に考えればXLよりも
ややゆったりとした、それなりの大きさに・・・というのが何となくイメージ出来るのではないでしょうか。

襟は前述でも書いたようにレギュラーカラーで、シャツ全体のバランスに合わせてしっかりとした大きさ。
トップ釦を閉めて着れるように首周りは設定されていて、台襟が付く事で今までよりも高さがある襟元に感じられます。
釦の位置を全体的に上目に振る事で、テールの揺らぎが出るのもSOWBOWのシャツの特徴。
ブランドコンセプトにある”着流し”という独特な表現にマッチするようなディテールに思います。

素材は定番でリリースされているコットン88%×シルク12%を掛け合わせた光沢があって肌当たり抜群の生地。
真夏にいくまでの繋ぎ役として、蒸れにくく、そして染色によるブルーの透明感がプラス@となって
ついつい手にとってしまいたくなる理由にも繋がります。
ゆったりとしたシルエットを活かした着方、例えばTシャツにカーディガンの様な役割で羽織りものとしても
一役買ってくれそうな、そんなシャツに仕上がっています。

季節が完全に切り替わってしまえば、服装というのは深く考えずに着ることが出来るのですが
朝・日中・夕方~夜の3つの温度変化に対応するとなると、素材・袖の長さなど考える要素が幾つかあります。
僕自身もここ数日はカーディガンを必ずバッグに忍ばせて、夕方になると羽織ったり脱いだりしながら
ベストな温度に調整する毎日。今日の盛岡は羽織りモノは必要無さそうですが、これからの季節
特に梅雨時期を考えると半袖もしくは七分袖にプラス何か・・・というのは絶対条件。
SOWBOWのコットン×シルクのシャツは、その隙間を埋めてくれるのにとても優秀だと毎シーズン実感していますし
インディゴ染色にしか出せない魅力的な色目に関しても、差別化出来るポイントだと思います。

SOWBOW    蒼氓イージーパンツ(WIDE)

color       BLACK(YUZURIHA)

price        26400-(TAX IN)

SIZE       F SOLD

color       CHAMBRAY

price        24200-(TAX IN)

SIZE       F SOLD

SOWBOWのアイコン的な存在になりつつあるワイドシルエットのイージーパンツ。
今回ご紹介するのはこれから真夏にかけて、風がしっかりと抜けてジメジメとする気候にも対応出来る素材をと
思って選んだ”YUZURIHA”と”CHAMBRAY”
“YUZURIHA”は何度か登場している素材(半纏の表地にも採用)されている筑後地方で織られている生地。
普通に何も意識せずに見ると当たり前に黒なのですが、太陽光に当ててみると立体的に織られている部分の糸が
紺色という事実をデザイナーの藤田さんに言われて、はっとなりました。。。
コットン100%のジャガード織りで、仁平などにも使われそうな夏の生地感。
透ける感じも全くありませんので安心して着用出来ると思います。

着用しているのはコットン100%のシャンブレー素材。
今シーズンから新たに取り組んでいる九州以外の生地を取り入れながら、SOWBOWの新しいカタチを模索しつつ
どちらも同じ温度でモノ作りをするという試みのシリーズ。
勝手なイメージかもしれませんがアメカジライクな素材を、SOWBOWの持つ”和”の空気を纏わせることで
今までの直球なニュアンスとは異なる、ミックスされた面白味が生まれているのではないかと。
この辺の生地感となると取り入れやすいという方が断然増えそうですし、夏はお洒落よりも気持ち良く過ごす為の
服装という考え方の比重が圧倒的に高くなるのは必然として、素材とシルエットどちらも良い塩梅に納まっていると
個人的にはそう感じています。目の前にあったらぱっと穿いてしまいそうな、そんな印象を持っています。

あまりに固執し過ぎて変に動けなくよりも、ある程度柔軟に対応しながら自分達の表現方法を模索し続けるというのは
長く継続していく中では、どんな事にも共通する要素。
新しいシャツのデザインにしても、シャンブレーの生地も、ブランドの新しい引き出しとして、これからゆっくりと
定着していくような気がしますし、其々に違う感性を持つ二人の切り口でブランドの違う魅力を出し続けてくれる
のではないかと、勝手に期待を膨らませているSOWBOWの服をぜひお見逃しなく。

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