3月28日

STYLE CRAFT  GT-01

color      GOAT NUBACK BLACK

price      59400-(TAX IN)

SIZE      36×34×10 SOLD

STYLE CRAFTのGTシリーズ。
形が気に入って普段使いに、容量が丁度良いのでお仕事用にと、お選びくださる方の使い道も様々で
色や形、サイズに関しても分け隔てなく手に取っていただけるのも良くて継続して展開しているバッグ。
小さいサイズのGT-01が前回早々に完売となっていたので、今季も追加いたしました。
今ですとGT-03のBLACK、COCOAとも並べて見比べてお選びいただけますので、この環境が変わる時期に
新しいバッグが欲しいな、新調したいなとお考えの方に手に取っていただけたら嬉しいです。

素材は変わらずに、表側の表面を少し削ったキメ細やかで触り心地も滑らかなGOAT NUBACKを。
微起毛した表情がどことなく柔らかくも見えますし、ヌバック特有の風合いをワイルドと感じたり
捉え方も人によって異なるところも面白さの一つだったりします。
また形状のポイントとしては、内側の両サイドにタブが付き、中央でギボシの釦を留めることで
バッグ本体の形が大きく変わるところが挙げられます。
通常何も留めていない状態ですと、上の取り出し口の横幅が広くなった所謂のトートバッグ型で
内側を留めると取り出し口が窄まり、下にボリュームがあるおにぎり型に。
この少しの変化がそこまで何か影響があるかどうかは、使ってみないと分からないと思うのですが
お選び下さる方からは”この変形を気に入って”という声が多くて、自分達にとっても納得する部分と
おおっ!と驚く部分とがあり、すっきり凛とした雰囲気を持ち合わせながらも絶妙に色があるという
STYLE CRAFTならではの造形美に魅力があるのだろうなと、再認識するバッグでもありました。

このサイズでも必要最低限の持ち物でしたら、余裕を持って入れられるぐらいの容量があります。
お仕事用にこのGT-01をお選びいただいた方もいて、A4のファイルやノートも許容範囲。
自分達の感覚としてはこのバッグは完全に休みの日や、貴重品だけ持って出掛ける時のバッグ。
ではありますが、軽やかに雰囲気の良いレザーのバッグを持ちたいというイメージの方には、
このサイズ感もバッグ自体の重さも、なんとも言えず良い塩梅だなと感じていただけるのでは
ないでしょうか。

color      GOAT NUBACK COCOA

price      59400-(TAX IN)

SIZE      36×34×10

もう一色のCOCOAは、淡くてちょっとムラのあるベージュとブラウンが混ざり合った色。
内側にはネパールのワイルドヘンプの裏地と、側面にパッチポケットとZIPポケットを配置。
天然の渋で鞣して時間をかけて仕上げた革の表情には、奇抜さやわざとらしい感じが無くて
上手く説明できませんが、淡々とした柔らかい上質なオーラを纏っているように見えます。
大量生産されるものとは違って、そのシーズンに作成可能な革で必要最低限の量を作る為
革の状態もその時々で多少異なったりもします。
あの時に見たものと同じものを・・・となるとお応えするのは難しいですが、その逆を考えると
出逢った瞬間に心に留まったら、お互いに呼ばれ合った様なものだと言えると思います。

内側の留め具を使わずにオープンの状態ですと、小さいサイズではありますが178cmの男性が持っても
そこまで小さい感じはしませんし、財布と携帯とポーチ1つに本を一冊 の様な持ち物の内容でしたら
かえって大きいサイズよりも、納まりも良くて物が見つけ易かったり取り出し易いいのかなとも思います。
まだ羽織物は必要ですし、実はこれから本領発揮するのがコットンウールやカシミヤのニット類。
そういった服装の時に、このNUBACKの素材感と良いウールのニットの相性って良すぎるのではと
コーディネートを考える時に閃いて、実際にその組み合わせを見て高揚しました。(笑)

足すのではなくて削ぎ落した中にも気遣いが行き届いたデザインと、特別感と日常使いの両面を
兼ね備えているのも魅力の一つで、自分のバッグも購入して10年以上が経ちますが本当に色褪せません。
緊張して使えないという方も時折いらっしゃいますが、ぜひ仕舞わずに大事ににしっかり使って
時々様子を見させていただいて、その時に必要なケアがあればお伝えさせていただきたいです。
年に数件、お客様からお預かりして修理の対応もさせて頂きますが、それぞれに味わいを増した
バッグや小物を見ることができるのも楽しく、嬉しい瞬間です。
そんな時間を共にするバッグを手にしてみては如何でしょうか。

2月22日

STYLE CRAFT  KICHEN SHOES

color      BLACK(OIL SUEDE)

price       44000-(TAX IN)

SIZE       22    /    23    /    24    /    25    /    26

週末の最高気温を見ることで、昨日から続く凍えるほどの寒さにも何とか耐えれています。
+6℃~7℃って一見するとすごく暖かそうなのですが、実際はそうでもなくて・・・そこでまた油断して
薄着とかをした日には体調を大きく崩す恐れがあるので(やりがち)気分だけでも春の空気を楽しみたいものです。
今日は2がたくさん並んで、スーパーねこの日だそうです。今朝のラジオではおでんの日とも言ってました。
愛すべき毛ものでもひとでも食べ物でも何でも、それぞれがぬくぬくと温かい日を過ごせますように。

STYLE CRAFTから久しぶりにセレクトをした”KICHEN SHOES”が届きました。
冬場はクレープソールがどうしても硬くなってしまい反り返しがこなくなるので履く機会が少なくなってしまうのですが
これから気温の上昇と共にSTYLE CRAFTのスリッポンタイプのシューズは日々欠かせないものになります。
革靴のきりっとした雰囲気を持ちつつも、スニーカーのような感覚で足を入れることが出来て新品の状態から
履き込んでいった後の経年変化は全く違う表情を見せてくれるので、今までにない革靴のバリエーションになり得る
存在になると思っています。

アッパーに使用されている革は牛革のスウェードを使用しているのですが、表面の毛足を極端に短くカットしたもの。
見た目はヌバックにも似た表情で、頭の中に思い浮かべるスウェードとは良い意味で違った認識になるかもしれません。
ラストは甲が低く設定されて横幅もそこまで広くない作り。
履き口の裏に、着脱をし易くするためのゴムが付けられているのも、このシューズの特徴かもしれません。
仕立てはアンライニングの1枚仕立て。
自分が想像するよりもかなり伸びが出ますので、最初は窮屈だなと思うフィッティングの方がお勧めで
後々のことを考えてのサイズ選びを提案しています。
イメージは普段履いているサイズ感よりもハーフサイズ落とした感覚で合わせて頂くと間違いありません。
※KICHEN SHOESの表記が22CMの場合、最低22Hもしくは23CM位を履かれる方が妥当だと思います。

マットな質感から爪先にシワが入り始める頃になると、たっぷりとオイルを含んだ革ならではの光沢が次第に増して
写真の雰囲気とは大きく異なる表情に変化。甲がしっかりと足全体を包み込んでくれるデザインなので
服装にもとても合わせ易く、鈍く光りを放つスウェードもカジュアルなスタイルに違和感なくマッチします。

お店をオープンさせてからもその時々に応じて革靴のセレクトはしてきましたが、過去も含めて色々な革靴に
出逢ってきてこれからも変わらずに好きでい続けると思うのですが、今はライフスタイルに寄り添うものが
あれば充分だなぁという結論に至っています。
服装も年齢を重ねるにつれて良い意味でラフに力を抜けるようになってきている最中で、そうなると合わせる靴も
ピカピカな革靴よりも、何処か柔らかな印象のある足元に自然と惹かれるようになりました。

路面の雪も大がかりな除雪と雪融けが同時進行で、だいぶ歩き易くなってきました。
重たさを引きずりながら歩く足元から解き放たれるのもあともう少しの辛抱。
足元に軽やかさが出てくると、服装もそれにつられて自然と軽快なムードに移行してくるのではないでしょうか。
今回は一番小さいサイズ22CMから26CMまで各サイズご用意をしましたので、STYLE CRAFTが作り出す
レザーシューズに触れて頂ければ嬉しいです。

2月3日

STYLE CRAFT  FBD-01

color      INK BLACK(GOAT)

price      74800-(TAX IN)

SIZE      36×37×7 SOLD

お店の前、大手先の歩道一帯にあった『砕かれたとてつもなく分厚い氷の山々』←わかる人にわかる
がすっかり無くなっていましたー!お休みの間に撤去作業があったそうでスッキリ&歩道も見えて安全でほっとします。
周辺で日陰になっているところなどは、全面ツルツル状態だったりで毎日そこは歩くよりも滑って通勤してます。
そんな景色の中にいますが今日は節分。邪気を祓い、新しい年・季節を迎えられますよう美味しいものを食べて
今日も一日あたたかくしてお過ごしくださいね。


季節の行事と言えば、もう少し先にある卒園・卒業、そして入学式や進学などなど。
ちらっとそういったお声を聞く機会もあったりして、まだ準備の時間にも余裕があるように感じますが
きっとあっという間にその日が訪れるんですよね。。
お洋服に関しては如何にもフォーマルな装いとして提案できるものが多くはないのですが、その場限りではなく
その後にも着る機会が持てるようなブロードのワンピースや、寒い春先には嬉しいウールのジャケットとスカートの
セットアップなどはご用意がありますので選択肢として、機会がありましたらご覧いただければいいなと思います。
rasikuでは、そういった機会にお選びいただくことが多いのが服よりもバッグでしょうか。

STYLE CRAFTのバッグの中でも、ラインナップに入ってから長らく定番として変わらずにリリースされ続けている
FBシリーズ。フレームタイプのがま口がマグネットでパカっと開閉する可愛らしいフォルムと、それでいて過剰な
装飾が無くスッキリとした姿と形のバランスがなんとも言えず大人っぽくもあります。
FBD-01は、やや横長になっているのでバッグの中の物が開けた時にも見えやすくて取り出しやすい様に思います。
大きさはFBシリーズの真ん中(02)サイズぐらいで、容量としても充分に収納ができて実用的な一面も。
いつかは・・・と思ってくださっている方も多いのも頷ける、特別な日でも何でもない日でも持ちたいと思える
そんなバッグではないかとご紹介する度に感じています。

今回も素材はGOAT SKINを選びました。色もずっとINK BLK一色のみと潔く。
シボの凹凸が細かくて触り心地も滑らか。最初、使い始めはハリがあってキリっとした表情も
時間が経つにつれ柔らかさを帯びてきて、持った時の雰囲気もまろやかになると言いますか
過度に気を使ったり緊張したりせずに、普通に持てる親しみやすさと味わい深さの両方を感じ取れます。
真っ黒ではないので、普段着に合わせた時にもそこまで革の強さが強調されずにシンプルな装いにも
すっと馴染む軽やかさを感じます。

持ち手の長さも短すぎず長過ぎずで、厚手のアウターなど着ていなければ肩にも掛けられます。
横長なので長財布や携帯、小さ目のポーチにご祝儀袋など必要最低限のものは綺麗に入ります。
容量がある分、あまりに荷物を入れ過ぎてしますと下方向への重みでマグネットのくっ付きが
弱くなってしまうので少しだけお気をつけてください。
ライニングにはワイルドヘンプを使用し、インナーにはZIP付きのポケットも完備。
レザーバッグの重厚感を漂わせながらも一目置かれるはやっぱりデザイン。
機能と美の2つの要素がどちらにも振り過ぎずにギリギリで重なり合う部分が美しく無駄なく形に
落とし込まれていて、お客様から修繕をお受けたりしながら気に入ってお使い頂けているというのも
素直に納得してしまうのです。

フォーマルなスタイルに用いられるバッグは、もっとキラキラと華やかだったりアクセサリーのように
コンパクトで服装に合わせた時もデザインとしてマッチするのだと思います。
ドレスアップを楽しむアイテムのひとつとして、コンパクトなバッグに惹かれる時も勿論ありますが
ドレスアップの機会がそこまで多くない私は、自分が気に入って選んだ恰好好い革の鞄を持つ方が
違和感も無く自然体で良いような気がして、STYLE CRAFTの別の型ではありますが畏まった装いの時に
合わせるバッグは今のところここに落ち着いています。
貴重品からプラス@の荷物がしっかり入ることや、服と靴とのバランスなどなど。
いざという時にあれこれ考えることが多くて、頭の片隅にずっとモヤモヤしている状態よりも
もう自分はこれで良いと割り切ってしまったことで、気も楽になりました。
そういった心強さや安心感にも繋がる部分もあるという事も、お勧めの一つとしてお伝えしたいです。

12月26日

STYLE CRAFT   SNBA-02

color       CRAMPLE BLACK

price       99000-(TAX IN)

SIZE       32×46×22 SOLD

鼻先の冷たさで起きる・・・くらいに朝から一日ずっと寒かったですね。
他にも、洗面台の水道が先ずは凍結。次に猫の水に氷が張るなど、寒さによる影響は様々。
粉雪から斜めに雪が降る雪で視界が真っ白だったり。もう十分なくらい冬を堪能しましたね(笑)
岩手が岩手である理由がここにある気がします。
完全防備の服装で来たので何とか持ちこたえましたが、”今日しか来れなそうだからと”こんな日にも
足を運んで下さる方がいるのは、本当にしみじみ有難いことだなと感じます。
どうぞ早めに帰宅して、暖かい場所でゆっくりしてください。我らも17時にさっと帰りますので。

そんな寒さを吹き飛ばすくらいに格好良いバックパックがSTYLE CRAFTから届きました。
rasikuでは初めての展開のSNBA-02。随分前にも展開されていたモデルだったと記憶しているのですが
いつの間にか展示会から姿を消して、久し振りに出逢えた様な気がしています。
どっしりとした重厚感のあるレザーと所々に光る真鍮のコンビネーション。
底のマチが広く設定されているので、今まで展開してきた革素材のバックパックの中では最も容量が大きく
このサイズ感とデザインであればオフに限らず、仕事用としての一面も見えてくるのではないでしょうか。

先ずはメインボディに使わている素材から。
STYLE CRAFTが初期から使い続けている”CRUNPLE”は牛革を柔らかくなるまで揉んで表面にシボを出した革。
オイルをたっぷりと含んだ革で、使い込むと最初の頃からは想像が出来ない位に綺麗な艶が出ます。
厚みもあるのでタフな素材で、あまり細かいことを気にせずに使っていただけるのもポイント。
メインポケット・背面にサブポケット・内側にも吊りポケットと其々に大きさの違うポケットが3カ所付きます。
背負う際に使うショルダーも、他のデザインでは素材を変えたりすることが殆どなのですが
SNBA-02はメインに使われている素材と同じ素材というのも珍しかったりします。

メインポケットへのアクセスは大きなフラップを開けるところから。
外側にZIPなどの装飾が無く機能性を盛り込み過ぎないのが、ブランドのモノ作りにおける共通事項で
デザインと機能とのどちらにも偏らず、納まりの良さを重視した落とし込み方がいつも見ていて心地良い。
軽い重いなどの一元的な機能性を求めるのであれば、そもそもレザーバッグは選択肢には入り難いですし
この素材、このデザインだからこそ持ちたい!と思える心意気なのか、想いが必要な気がします。
その為に今のライフスタイルや思考にちょっとした余裕であったり隙間を空けて、STYLE CRAFTのバッグと
長い目で付き合っていく。という感覚が何となくしっくりとくるように思います。

中の荷物はギボシ付きのストラップが付きますので、防犯性にも配慮がきちんとされています。
最初は少しだけ硬さがあり戸惑うかもしれませんが、そういった時間も含めて使う事を楽しんで頂きたいなと。
きっと直ぐには答えが出ないと思いますし、それで良いのだと思います。
モノとの付き合い方や距離感を含めて、色々と勉強になる部分がある様な気がします。
自分自身のスタイルを磨くというと大袈裟な表現になるかもしれませんが、合理的な観点で作られていない物を
ライフスタイルに織り交ぜるのはいちいちの一手間に愛着が芽生えたり、さり気ない仕草も含めてとても美しく
段々と板に付いてくる様など、ふとした時に心が湧き上がる良さがあります。

背負った時の大きさや見えた目はデイパック位でしょうか。
使い込んで革の柔らかさが出てきた頃には、荷物の出し入れがきっと良くなってくるでしょうし
レザーのバッグは暖かい季節も素敵ですが、個人的には寒い季節の方が服装とマッチする気がします。
ウール素材のコートやジャケット、それとは反対にナイロン系のアウターとも案外ギャップが出て良かったり
性別に関係なく持って頂けますが、レザーの趣ある雰囲気にどんな服や靴を合わせようかなども一緒に
楽しんでいただけたら嬉しいです。

color       CRAMPLE DARK BROWN

price       99000-(TAX IN)

SIZE       32×46×22 SOLD

色は2色展開。
どちらも正直甲乙つけ難いですが、革の変化を楽しみたい方は”DARK BROWN”がお勧め。
靴でも鞄でもそうですが、黒と茶の汎用性や合わせた際のバランスは正直同じ位だと僕自身は思っているので
最初の印象で決める位のが良いかもしれません。後は黒→茶→黒と交互に試していく位の心の余裕が欲しいですね。

ロングコートを羽織った時の”SNBA-02″のコートに負けない圧倒的な存在感。
足元はスニーカーで軽さを出して、重さと軽さをバランスよく組み合わせて頂けると
革の経年変化も含めて、次第に自分に馴染んで格好良さが増すのではないかと思います。
以前から何度か気になっていましたが、今回初めて展開してみてやっぱり良かった!
写真を撮りながら見惚れてしまっていました。
オールレザーのバッグパックは、そう頻繁に出逢えるモノでは無いと思いますので
見て・触ってご自身のライフスタイルに取り入れてみたいという気持ちが沸々と湧きましたら
ぜひ飛び込んでみてください。
自信を持ってお勧め出来るバッグです。

8月13日

STYLE CRAFT  GT-03(L) 

color       GOAT NUBACK BLACK

price       77000-(TAX IN)

SIZE       46×48×16

こんなにいきなり涼しくて・・・涼しいを通り越して寒い!という気候になっている盛岡。
雨も降ったり止んだりを繰り返しながら、まるで梅雨に逆戻りしたかのような天気と恒例の?洗濯物の生乾きの匂い。
ストーブを投入して必死に乾かしていますが、人間はややこしいものでこうなると、つい先日までのヘロヘロになった
暑い日々を何だか懐かしく思ってしまうのですね。自然も人間もうまくいったり・いかなかったりです。
また気持ちを切り替えて、BLOGを書いていこうと思います。

秋冬にオーダーをした商品も少しずつご紹介。
その第一弾として、STYLE CRAFTから届いた春夏にもとても人気が高かったトートバッグが再入荷。
前回のオーダーと同様に山羊革のNUBACKを素材に使用し、大きさも2種類ご用意しました。
先ずは大きいサイズ”GT-03″のタイプから。

color       GOAT NUBACK COCOA SOLD

表革の表面を少しだけ削ることで、野性味ある風合いが特徴の”GOAT NUBACK”
きめ細かなシボと耐久性に優れたレザーで、スーツスタイルでなければオン・オフを問わないどちらにも
適応出来る容量たっぷりのトートバッグ。STYLE CRAFTのラインナップの中では珍しく何もせずに持った場合に
メインポケットがオープンになるデザインなのですが、内側に一工夫する事で全く違う表情へと変化を遂げます。
その機能を使う使わないは自由なのですが、あくまでも自然なカタチでデザインと機能性との接点を探り
どちらにも偏り過ぎることなく落し所をつけるのが、このブランドの持っている最大の魅力でもあり
使い心地の良さにも反映してくる部分だと思っています。

底のマチも広く設定をしているので、荷物をそれなりに入れても十分に対応出来る容量があります。
例えばビジネスのシーンを想定した際に、きちんとした仕事用のバッグを持つのも勿論良いと思いますし
基本的にはそういった方が多いと思います。逆に目的は問わないバッグを、服装やご自身のスタイルに
寄せたりしながら使っていくのも1つの選択肢としては素敵ではないかと。
その場合はほんの少しセンスや気遣いが必要になるかもしれませんが、時間の経過と共にいつの間にか
自分自身を表現する方法になる可能性もあるので、挑戦する価値はあるのではないかと思います。

GTシリーズの特徴として、バッグの内側に付いたギボシで留める事でトップのデザインが大きく変わる点。
中に入っている荷物を見せたくない場合にも役立ちますし、必要なければそのまま使用するだけですので
その時の気分や容量によって変化をさせながら使うことが可能。横の広がりが抑えられる事で、すっきりとした井出達に。
出来る限りシンプルな構造で、その中でブランド独自の特色や匂いを出すのは簡単ではないように思います。
ブランドロゴや分かり易い何かをプラスするのではなく、作りの部分で異彩や特色を放つバッグというのは
私達も様々なモノを見続けている中で、そう多く出逢うことはありません。

これだけ迫力ある大きさですと、男性が持った際のバランスや格好良さは申し分ないのではないでしょうか。
実際に前回入荷分もGT-03に関しては男性の方が購入して下さり、お仕事とプライベートの両方の場面を
想定しているお話だったので、レザーのバッグをいつか欲しいなと考えている方にもお勧めしたい逸品です。

手に持った時の納まりと、肩に掛けた際にも身体に馴染む感覚があります。
これが使っていくと更に革の質感が変化して、より良くなるのは容易に想像が付きます。
肩掛けに関してですが、余程の厚みのあるコートやアウター類を着なければストレスなく納まってくれると思います。
真夏はレザーバッグの出番が減ってしまいますが、今日位の気候になると服装もそうですがバッグや靴なども
今まで身に着けていたものとは違う空気のものを自然と手に取りたくなってしまいますね。

STYLE CRAFT  GT-01(S) 

color       GOAT NUBACK COCOA

price       59400-(TAX IN)

SIZE       36×34×10 SOLD

color       GOAT NUBACK BLACK SOLD

同じ素材を使用した”GT-01″は一回り小さいサイズ感。
とは言ってもA4ファイルはすっぽりと入る大きさで、通常のトートバッグ位と言えば分かり易いでしょうか。
より小回りが利くようなイメージがしますが、それでも持った際の存在感は抜群です。
いつもオーダーを通常のより光沢がある表革にするか、セレクトしている”NUBACK”にするのかを悩むのですが
僕らが提案している日常着を想定した際に、より合わせが効く方が良いなと思って光沢の少ない革を選んでいます。

STYLE CRAFTのバッグにおける共通点として、バッグ自体の軽さもポイントに。
レザーバッグは、革自体の重さがデメリットになるケースもあったりするのですが肉感がそこまで厚くなく
インナーに使用されるワイルドヘンプの生地との組み合わせる事で、より軽く見た目も重厚になり過ぎなずに
日常使いがし易い印象を持って頂けると思います。自店で購入された方も、最初は丁寧に使った方が良いかなと
思っていましたが、割と大丈夫だという事に途中から気付き、日常生活で当たり前に使うようになりましたという
声を良く耳にします。レザーバッグは特別なモノであることに間違いはないと思うのですが、日常使い出来る
シンプルなデザインと機能性が相まってこそ、ご自身のライフスタイルに欠かせないものになるのではないでしょうか。

何度入荷しても、その凛とした佇まいとレザーの質感に自分自身の背筋が伸びる様な感覚になってしまいます。
特別なモノを当たり前の日常に使用する幸せはこれ以上ない喜びに繋がると思っています。
丁度気温が下がったタイミングで、秋物の洋服には手が伸びるのはもう少し先になると思いますので
それ以外のアイテムで気分を少しずつ高めてみては如何でしょうか。
STYLE CRAFTのトートバッグ、GT-01・GT-03どちらも何度見ても格好良いバッグだと見惚れながら
早速店内の良い場所にディスプレイしましたので、どうぞご覧くださいね。

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