3月30日


trippen    YEN

color     BLACK(VST)

price     47000+tax

SIZE     39    /    40    /    41


“trippen”の立ち上がりから最初の1足目に作製されたのが紐のないコロンとしたスリッポン型の「YEN」
rasikuでもメンズ・レディースどちらも定番という位置づけで展開してきたモデルの1つ。
今までお店で提案してきたのは、ボックスカーフという表面がつるりとした牛革でしたが
今回オーダーしたものは、表面に細かなシボのある”VST”と呼ばれるソフトな肌触りのものを選びました。
フィッティングがより柔らかく、履き始めからでも足に直ぐに馴染むような感覚のあるレザーで
質感に関しても光沢が少なく、しっとりとしたマットな印象を受けます。
スリッポンタイプなので脱ぎ履きがし易く、長時間歩いても疲れにくいのがtrippenの靴の特徴の1つで
人間工学に基づき、土踏まずをサポートし歩行を助ける目的で作られたインソールやオリジナルのソールなど
靴を履きながら健康にも繋がるアプローチをするのはドイツのメーカーならではだと思っています。
ファッションシーンにも違和感なくすっと溶け込む見た目の格好良さと、少し癖のあるフォルムは
歩いて街を散歩するのが楽しくなる存在になってくれるはず。
新年度を迎える季節の変り目に、新しい革靴を履き最初の1歩を踏み出す。験担ぎではないですが、
真新しい靴は気持ち良さと少しの気恥ずかしさがあって何だかんだ言って良いものです。


足を入れた時には履き口が窮屈に感じる事もありますが、内側に付いたゴムが伸びるとぐっと中に入っていきます。
紐など足を固定するものが一切ないので、フィッティングは余裕を持たせ過ぎないジャストサイズがお勧め。
コバが大きく突き出したデザインも特徴的なディティール。ステッチダウン製法を用いてアッパーとソールを
2本のウェルトで固定をする事で、水などが入り難くなり機能性がプラスされる仕様です。
登山靴を作る際にも良く見られる製法の1つで、見た目の迫力が増してボリュームのある仕上がりに。
革靴なのでザーザーぶりの雨の日にはお勧めしませんが、アッパーに防水スプレーをふって貰えたら多少の
雨や水くらいでしたら問題なく履いて頂けます。気を使い過ぎずに日常使い出来るのがtrippenの良さだと思っています。


内側は総ライニングで、足全体をぎゅっと包み込むようなフィッティング。
靴全体にシワなどが入ったらより雰囲気が増してきますし、普段着るようなカジュアルな装いにマッチします。
ソールは凹凸のあるtrippen soleの組み合わせで、丸みを帯びたフォルムに強いソールのギャップが好みです。
オールソール交換が可能で、rasikuでメンテナンスの為にお預かりする靴で最も頻度が高いのが「YEN」です。
お客様を見ていても良く履かれている印象があり、紐を結ばずに履ける楽さと服装を選ばない汎用性の高さから
ついついすっと足を入れてしまう革靴になっているのではないでしょうか。
グリップ力が高く、雪の積もった冬道でも通用するので、足元の選択肢が難しい東北の地でも1年を通して活躍します。


コバのボリュームに負けないくらい、裾の太いパンツとの合わせが抜群に感じます。
僕自身は軍パンに合わせて履くことが殆どで、強さのある直線的なシルエットのパンツに対して曲線的な
革の柔らかさを感じるtrippenが、コーディネートを程よく中和してくれる印象があります。
ドレスやオールコンフォートシューズと呼ばれているような革靴とは、良い意味で全く違うジャンルの靴になりますので
日常着に合わせる革靴のバリエーションを増やすという意味でもとてもお勧めです。


久し振りにセレクトをしたメンズサイズのtrippen。やはり何度見ても完成された素晴らしい革靴です。
デザイン性のある革靴は、履く人の個性を少し引き出してくれるような存在になるのではないかと思っています。
街歩きが心地良くなる季節です。自分が歩きたいと思える靴を履いて、心地の良い空気を吸って穏やかで健康的な
時間を過ごしてみては如何でしょうか。
そんな時間が今は叶わない方には、静かに過ごす時のちょっとした気晴らしにBLOGをお楽しみいただけたらなと
思い、コツコツお店に並ぶモノの事を綴っていますのでお暇な時にでも覗いて貰えたら。

3月10日


trippen   SAFE

color    BLACK

price    44000+tax

SIZE    35     /    36    /    37    /    38    /    39


雪ではなく、雨の火曜日。
まだ暗いうちに目が覚めると、ポツポツと小さな雨粒が屋根に当たる音がして、今日こそは早起きをしようと
意を決してベットから起き上がろうとするも、何とも言えないゆったりと心地の良い雨音のリズムに誘われ
結局いつもと変わらない時間に起床。眠くて眠くて、冬の体内リズムからまだ抜け出せずにいます。

今シーズン選んだtrippenのシューズが店頭に届きました。
卒業式・入学式などの式典の際の装いにも合う様な靴をイメージして、フラットで脱ぎ履きがスムーズに出来る
スリップオンタイプを選びました。コバのないすっきりとしたフォルムでCUP SOLEと呼ばれるソールが2つに分離した
靴の構造としてはとても珍しい作りで、中に硬い鉄板を入れる事により形状が成り立っています。
カジュアルな服装に合わせるのも良いですし、気温が高くなる季節にはサンダルの代わりとして素足で合わせるのもお勧め。
アッパーに使われているDEER(鹿革)はとても柔らかなレザーで、革靴の硬い履き心地がどうしても合わなくてという方にも
気持ち良く足入れして頂けると思っています。
フォーマルに限らず普段履きも出来る革靴ですので、もし行事毎が控えられている方でもその時だけにならずに
日常の中でちょっとお洒落したい時の靴にしても良いなと思いますので、候補の1つとしてお選び頂けたら。


CLOSED COLLECTIONと比べるとコバが無い分、華奢な井出達に映ると思います。
脱ぎ履きは楽ですが、レースアップなどの靴と違って足をしっかり固定出来ないので長時間歩いたりする場面には
多少不向きかもしれません。但しデザイン的な可愛らしさとすっきりとしたフォルムは、ぼってりとしたtrippenらしい
靴の印象とも大分異なるので、ある程度服装に合わせて靴も選びたいという事を考えると、あったら良いなと
感じさせるのではないでしょうか。
革靴は毎日でも履きたくなるようなタフな素材を用いてデイリーに対応出来る作りのものと、ドレスではないですが
綺麗な服装や場所や場面に合わせたものとがあるので、バランス良く使い分けながらがベストだと思っています。


鹿革は柔らかくて履き心地が良い分、革がとても伸びやすい性質があります。
SAFEは爪先のみに極端な伸びを防ぐ為と強度を増す為に、裏側に補強を兼ねて革を縫い合わせています。
それでも1年くらい経過すると想像以上に革の伸びは出てきてしまうので、フィッティングの際には
通常履いているサイズよりも、小さ目で合わせても良いかもしれません。横幅は少し窮屈に感じるくらいがベストです。


ソックスを合わせる場合には、厚手ではなく薄手の生地が相性が◎
もし秋から冬にかけて履く機会がある場合には、タイツを組み合わせる事で靴の良さを引き出せると思います。
足の甲の部分が一切覆われていないので、合わせるソックスやタイツの素材感と厚みがポイントになります。


服装が決まっても、合わせる靴によって全体のバランスが大きく崩れたり納得出来なかったりする事が良くあります。
スニーカーであればまだしも、革靴の種類を持つというのは難しい事かもしれませんが、それでも最後の仕上げでもあり
良し悪しを左右するのは靴だと思っています。
歩行をサポートしてくれる履き易さや疲れ難いことだけではなく、どんな場所に履いていていっても気分良く過ごせて
何より長く履き続けられる様にアフターメンテナンスまでしっかりとしているtrippenの靴。
待ちわびた春は軽快な足取りで、色々な場所行ったり日々元気に過ごせますようにと願います。

12月5日


trippen   RREFAB

color    BLACK

price    66000+tax

SIZE    35     /    36    /    37    /    38    /    39


あぁ冬、来る。と思った昨日、とてもとても冷えました。
寒気はしばらく居座る様ですので、身体が慣れないこの時期こそしっかり目の防寒対策を~。
そして一日中小雪がチラつく寒さの中、はるばる”Toast”までお運びいただき、ありがとうございました。
rasiku STOCK SALEは6日(金)の明日まで開催しております。お時間合いましたら覗いてみてください。
詳細はこちら→

アウターやニット、大判の巻物など何となく半分から上のトップスばかり重点的に防寒しがちですが、
足元を温めるのもとても重要ですね。
trippenの今季オーダーした新型”PREFAB”は、人気モデルのサイドゴアブーツ”CHELSEA”をデザインソースに
履き易いようにゴムのカッティングを変更し、内側を全てムートンで包み込んだ北東北の冬には最適なミドルブーツ。
今まで展示会を見ていてムートンの仕様のブーツは入り口が広く設定されていたモデルしか存在していませんでした。
合わせ方に関しても自然とパンツの裾をブーツインするようなスタイルに偏っていましたが、PREFABはある程度の細身の
パンツでも裾をブーツの上から被せても合わせ易いように、履き口を絞ったデザインに落とし込んでいます。
ちょっとした違いかもしれませんが、着る服装やスタイルに大きな広がりが出せるように映るのではないでしょうか。


トゥのデザインもプレーンではなく、ステッチを施してキャップトゥの様な見え方にしています。
trippenらしい曲線と直線とが交差するエレガントなラインを引き立たせてくれます。
アッパーに使われている素材のワックスレザーは履き始めから足に馴染む感覚があるので、時間を掛けずに冬の
即戦力として欠かせない存在になってくれるはずです。多少雑に扱ってもというと語弊があるかもしれませんが
細かいところはあまり気にせずにガシガシと履ける靴だと思っています。


外側・内側共にVの字にカッティングされたゴムが両サイドに付きます。
実際にフィッティングした感想として、CHELSEAよりもゴムの伸び具合が良く脱ぎ履きがし易い感覚がありました。
靴の中全体が暖かい素材(ムートン)を使っているので、厚手のソックスを無理に合わせる必要もありませんし
見た目のボリュームが出過ぎない点が、洋服と合わせた際に全体の納まりが良く見えるのではないでしょうか。
ムートン系の靴にありがちな、モコモコとした雰囲気を出せずに履けるのがセレクトをした一番の理由でもあります。
北東北の様な寒さの厳しい地域に住んでいると足元の選択肢が限られるのは仕方のない事ではあるのですが
その中でも保温性がしっかりと確保出来て、歩くことを前提としてデザインに優れた靴というのはそう多くはないはずです。


履き口はそのまま履いても良いですし、折り返してボアを見せる事も可能。
折り返して履く事で女性らしい可愛らしさがプラスされるので、その日の服装によって使い分けて頂きたいです。
インソールは取り外し可能で、全面にムートンが付けられています。
ソールは今回も別注仕様にさせて頂き、凹凸のあるtrippen soleに付け替えて頂きました。
完全に”冬仕様”というのをイメージしてセレクトしたブーツではありますが、アウトドア系の靴のように
カジュアルに振り過ぎず、ある程度行く場所や服装を選ばずに履けるブーツに仕上がっていると思います。
これから忘年会シーズンに入ってくると思いますので、ワンピースにタイツなどを合わせて少し綺麗な服装をして
出かける際にも、靴自体がこれだけ暖かいとあれこれ悩まずに寒さを気にせずに靴を履けるだけでストレスが少なく
済むのではないでしょうか。雨や雪などの天候が悪く多少の雪が詰もった路面でもグリップが利くので歩き易く
防水スプレーでメンテナンスさえして頂ければ冬靴としての力をより発揮してくれるはずです。


足元が暖かくなると、ついつい足取りも軽くなってしまいそうです。
表面がつるりとしたウールサージの様な綺麗な生地の服装にも、靴全体のボリュームが抑えられた事により合わせが
しっくりときます。通常のサイドゴアブーツよりも履き口のカッティングがある分の高さが4CMアップするので、
ロングスカートやワンピースとの生地と靴との境目が綺麗に納まるように感じています。
コバがある革靴なのでドレスとまでは言いませんが、ある程度の綺麗目な服装にも違和感なくマッチして
コートを着るのが冬の醍醐味であるように、この靴を履くのが楽しみの1つになるくらい素晴らしいブーツだと思います。


冬服は選択肢が広くて、コートの種類にしても素材も機能性も様々で、ある意味で個性が出し易いと思っています。
それに比べると、足元はどうしても機能性に重視する傾向が強く後回しにしがちです。
寒くて厳しい冬の過ごし方として、自分自身が少しでも気持ちと身体とが満足出来る様なをアイテムを身につけていたり
持っていたりすると億劫になりがちな外出や、出掛ける事にも繋がってくると感じています。
盛岡のすっと空気の澄んだ街の景色にもぴったりと合うブーツだと思っていますので、暖かく歩くことにも特化した
革靴を履いて冬の街歩きを楽しんでみては如何でしょうか。

11月21日


trippen   SWIFT

color    BLACK

price    53000+tax

SIZE    36    /    37    /    38    /    39


秋田・由利本荘の〈みつばち〉さんでの出張SHOPから戻り、二日間店内商品の配置換えなどでお休みしました。
出張SHOPのことなどはまた改めてBLOGに記したいなと思っていますが、先ずは何から何までお世話になりました
みつばち店主の猪股さんとご家族のみなさま、ありがとうございました。
そして今回もみつばちさんでお買い物されているお客様が、とても明るく迎えて下さり楽しい時間やじーんとなる
瞬間もあったり、お店だからこその人との会話や思いも寄らぬ出逢いなどの体験を、自分達自身が身をもって感じた
あっという間の二日間でした。
お選びいただいた服やバッグ・小物たちが、お客様の元で日常に色を添えるような役割となれたら良いなと思います。
本当にありがとうございました。

秋田の余韻に浸りながらバタバタしていたら、昨日市内には初雪が届きましたよ。
まだ寒さに慣れていない分、どことなく身体も緊張していますが、外を歩くと街の空気が一段と澄んでいる気がして
深く呼吸したり、匂いを嗅いだりしながら冬の入り口を歩いてきました。
寒さも増してきた事で、いよいよ足元にはブーツなども似合うのではないでしょうか。
少し前に定番モデルでサイズの揃ったCHELSEAとNOMADをご紹介しましたが、今シーズンは他2型、今履きたいなと
思う型をセレクトしました。
その一つがTRIPPENでも既に代表的なモデルでもある、整った美しさが際立つアンクルブーツ”SWIFT”になります。


TRIPPENを展開するようになって割とすぐの頃に、一度”FORCE”というモデルを展開したことがあります。
FORCEはSWIFTともデザインが似ていて、ソールはウェッジソールタイプでかかとの高さも6cm。
その時はどちらかと言うと、「こういった大人な靴も履いてみたい」という憧れ的な気持ちが大きく
実際には履いている方を見るととても素敵だなと思うばかりで、自分が履くとどこか背伸びをしている様に
感じていました。それから数年が経って、しばらくかかとの高い靴の展開はしていなかったのですが
今年の夏に気になっていた、ウッドソールでややヒールの高いサンダル”ORINOCO”を思い切って展開。
その時履いている自分の姿にもあまり違和感が無く、ヒール靴への慣れて無さは在るもののそれも含めて新鮮で
それでいて新しい靴によって服装も微妙にですが変えてみたりと、色んな変化を楽しむ事が出来たのです。


SWIFTというモデルは先ずそのフォルムの美しさに目が留まります。
アッパーは一切縫い目のない一枚革を使用していて、きめ細やかな肌の様につるりと滑らかな革に
足を入れると、あまりのフィット感に靴を履いているという感覚が薄くなってしまう程。
足首の後ろに配したファスナーによっての脱ぎ剥ぎなのでとても楽に履けますし、ZIPには持ち手となる
レザーが付いていて動作のし易さだけではなくデザインとしても可愛らしく、それでいてその仕草は
エレガントに映るという、どこまで計算し尽された靴なのだろうかと思ってしまいます。

ソールには「splitt sole」という内部に気室を設けることによって重さを極力軽減させたラバーを使用。
そしてソールに溝を入れる事で柔軟性を高める効果があり、歩行の際にスムーズな足の運びを促します。
路面の砂利からインスピレーションを得た、ポツポツっとした粒状の底の表面は耐滑性を高める役目があります。
適度にグリップも利き、ヒールの高さの割に足元がギュッと安定しているという点も、普段ヒールの靴を
そんなに履く機会が無い方にとっても安心できるポイントになるのではないでしょうか。
何種類ものソールを自社で開発しているTRIPPENだからこそ、靴本体のデザインの美しさを損なわずに
人体に与える影響の大きい歩くという行為に適した靴を提案し続ける事が出来るのだと思います。

すっきりとした見た目の割には程よくゆとりがあり、幅・甲・足首とそこまでキツさを感じません。
冬になるとどうしても生じるのが靴のサイズと靴下とのバランス。
靴下をどれくらいの厚さで履くかによってサイズが若干変わったりする時もあるのですが、今まで履いてきた
TRIPPENは履き始めがきゅっとしていても、次第に革が伸びるので(革によっても違いがありますが)
サイズを上げたりせずとも足の形へとフィットするので、普段通りの適正サイズをお勧めします。
今回は厚地のタイツに合わせて履いてますが、もう少し厚手の靴下でも穿けそうです。
ただ靴のデザインがモダンでミニマルなので、基本的にはタイツや滑りの良い適度な厚さのハイソックスなど
合わせていただければと思います。


思いっきりワイドなパンツに足元はヒール。
パンツスタイルが好きな方にも、足元にぱっと目を惹くようなラインの綺麗な靴を合わせると
その一カ所が変わるだけで、全体の空気というか色と言うのか印象が変わったりします。
デニムにスニーカーのラフさも好みですが、行く場所や会う人によって、もしくは気分で少しだけ
綺麗さを取り入れたい時に靴もしくはボトムの雰囲気を変えると、とてつもなく変わったような気持ちになり
ソワソワもしますが、気持ちが高鳴ります。


かかとの高さは6cmになります。
個人的に身長もあり、靴のサイズも大きい方なので今までヒール靴を履くのにも選ぶのも躊躇する部分が
少なからずあったのですが、TRIPPENの靴に出逢ってからは靴で我慢したり諦めたりすることが無くなったので
自然とヒールの靴も履いてみたいと思えるようになりました。
むしろ夏に購入したORINOCOもそうですが、そこまでヒール履いている!という感覚にならないので
勿論多少目線は変わるのですが、走れそうな安定感のあるヒール靴に背筋が伸びると同時に背中を押して
もらっている気持ちすら湧いてきています。
なので小柄な方や足のサイズの小さい方、足の形で悩んでいらっしゃる方などなど、色んな方の靴の悩みを
全部とは言えませんが、少しずつでも気持ち良く楽しく靴が履けるような提案が出来たらと思います。


足首のラインが後ろ下がりになっていて、横と後ろから見るととても素敵。
丈が短めのアンクルパンツや、スカートなどとも相性よく履いて頂けるかと思います。
素材にはとても柔らかなカーフレザーを使用していて、煌びやかになりすぎない絶妙な艶っぽさと
きめ細やかなシボ感が上品ではありますが、普段着とも合わせ易い質感に惹かれました。
雪がどっさりと積もってしまうと足元の選択肢はどうしても限られてしまいますが、北海道・岩手と北国で
10年以上過ごしてきて、冬でも洋服と合わせた靴を履いて過ごしたいと思って色々試して履いてきた先に
辿り着いたのがTRIPPENの靴でした。路面がつるつるで無理だなと履くのを躊躇するような日もありますが
毎日が決して同じような日ではありませんし、自分の中で気候によって幾つかの選択肢を持つというのが
大切になってくるのではないでしょうか。
冬の寒さから少しでも外に出掛ける為のきっかけや、明るく楽しく過ごす為に何かお手伝いが出来たら嬉しいです。

10月24日


trippen     CHELSEA

color       BLACK

price       52000+tax

SIZE       35    /    36    /    37    /    38    /   39


展示会月間がひと段落し、昨日は久しぶりにふたり揃っての休みでした。
友人夫妻が声をかけてくれて近場の山へ紅葉狩りへ行ったのですが、これが絶好のタイミング・・・
緑から黄色・赤・オレンジの木々の葉のグラデーションが泣けるほど見事だったのは言うまでもなく、パーっと
光が差し込む晴れ間の瞬間もあれば、雨がミストのように降り注いだり。かと思えば、雨と風が激しくなって
脱いでたブルゾンで慌てて身を覆ったりと、山ならではの天候に身を委ねつつ美味しい空気を体中に巡らせた数時間。
ゆっくりとした呼吸が出来たのも良かったですし、じわりと汗をかいたのが、その後の温泉沁みる度数を高めてくれて
ほんとうに最高のリフレッシュとなりました。また今日からしっかりコツコツと。

今季のtrippenは継続して展開したいモデルのサイズが欠けていた分の追加と、新型を一型。定番でありながらも
rasikuでははじめての展開となるヒールのあるエレガントな一足を。全てミドルブーツでご用意しています。
先ずは継続して好評いただいているモデルを改めてご紹介です。
冬の悪路でも頼りがいがあり、そしてお出掛け靴としての見た目との両方を兼ね備えたtrippenの名品コンビ。
ずっと気になられていた方は、ぜひフルサイズ揃ったこのタイミングをお見逃しなく。

サイドゴアブーツはある意味ここ数年では幅広く浸透した靴の一つとも言えると思うのですが、
似たようなデザインでもその靴の醸し出す雰囲気や、印象には其々違いがあるなぁと感じます。
CHELSEAをここ何年かは秋、特に冬は欠かさずに履いていますが、個人的に一番気に入っている所は
ボトムを選ばず干渉しない足首からアッパーにかけての美しいラインと、バッファローレザーの質感。
バッファローレザーは、表面に細かくシボがあり雨や雪の日でも躊躇せずに履きたいと思えるレザーで
更に万全な対策をするのであれば、防水スプレーを一振りしていただければ準備万端です。
雨や雪対策でそれ用の靴を用意するのも勿論良いと思うのですが、足元だけが浮いてしまったりスタイルが
決まらない事がある様な気がしていて、シンプルで機能性を持った革靴を選ぶのも1つの選択肢としてお勧めです。


履き始めは両サイドのゴムがぎゅっときつい印象があるので、脱ぐ時などソックスが途中で脱げてしまったり
という事もあるのですが、履きなれてくると着脱がスムーズになり、秋冬シーズンのメインに履ける革靴として
きっと長く付き合える一足になると思います。
ソールは「Katmandu」と呼ばれる、凹凸があり軽くてグリップ力に優れたものを採用。
冬道にも十分に対応出来るので、冬靴としての機能をしっかりと備えたブーツと言えると思います。


裾が極端に細くなっているパンツでなければ、足首の部分を被せて履くことが可能。
パンツを合わせた際に靴のボリュームが出過ぎずに、すっきりとしたフォルムを保てる点がtrippenが作り続けている
サイドゴアブーツの最も優れた点だと感じています。
ラスト自体が甲を低く設定し足の浮きを最小限に抑えると共に、視覚的にもワークブーツの様な無骨な印象を抑える
作用が働いていると思います。紐靴ではないので完全フィッティングにはなりませんが、それでもこの手の靴の中では
トップクラスの履き心地に感じて頂けるはずです。


少し畏まった服装をして足元が悪い中でも出掛けなければならない際にも、在ると便利な1足になると思っています。
冬場になると外へ出るのが段々と憂鬱な気持ちになってきてしまうのですが、歩きたいと思える靴が在るのと無いのとでは
ライフスタイルにも大きく関わってくるので、「寒さ」と「雪」という北東北のハンディギャップを和らげてくれる
存在になってくれるのではないでしょうか。何度入荷をしてきても素晴らしいと思えるブーツです。

trippen     NOMAD

color       BLACK

price       49000+tax

SIZE       35    /    36    /    37    /    38    /   39


trippenを代表するミドルカットのレースアップブーツ”NOMAD”
遊牧民が履いていた伝統的なシューズをモチーフに幾重にも重なるレザーが足全体を包み込んでくれる1足。
シューレ―スを1回1回結び直したりする手間はありますが、その分の足首をしっかりとホールドするフィッティングの
調整に関しては申し分ありません。以前にトートーニーの靴のイベントでデザイナーの神田さんからも、長時間歩いたり
足に少し不安を抱えている方にはミドルカットのレースアップブーツが一番お勧めというのを聞きましたが
足首をしっかりとホールドする事によって、浮いたりずれたりが少なく、それが足にとって良い環境になるそうです。
単純に登山靴などがそういう設計になっているのは、理に適っているからで、デザインや可愛らしさというのも勿論ですが
長時間歩いたりする事を目的としてレースアップを選ぶのも、靴を揃えていく中の選択肢として良いのかもしれません。


アッパーには植物タンニン鞣しのカーフレザーを採用。
trippenのレザーの中ではとても柔らかくて履き始めからでも足に馴染む印象があります。
吐き口が細くて狭く見えるかもしれませんが、レザーを何枚も重ね合わせているので見た目よりも開きがあり
履き易く、一番上の紐を解いて頂ければ足がすっと入る様な作りになっています。
ソールは「BLOCK SOLE」と呼ばれる6つのブロックからなるデザインと機能性の2つを併せ持ったものを採用。
細かな凹凸がありますので、冬の路面に対してもしっかりとしたグリップ力を発揮してくれると思います。
これからの季節は厚手のソックスを履いたとしても紐でフィッテイングの調整出来るので、一手間は掛かってしまいますが
そういった仕草も楽しみの1つとして捉えて頂き、冬靴として機能的な一面も併せ持っていると思います。


レースアップのブーツはタイツやスカートとの相性が抜群です。
足首を細く見せてくれる視覚的な効果もありますし、何より曲線的なシルエットが女性らしさをプラスしてくれます。
スカートに限らず、ワイドシルエットのボトムスを短めの丈で合わせて、足首をちらりと覗かせる履き方もお勧めで
紐靴にしか出すことの出来ない、可愛らしさとエレガントさを併せ持ったフォルムが何とも言えず好みです。
いつの時代にも古臭く見えずに、長年に渡ってtrippenが作り続けるのにはそれなりの理由があると思います。


改めてご紹介する二つのモデル。
いつも店頭に並べているので良く見慣れたその姿も、いざこうしてコーディネートを考えて写真に写してみると
どちらも無理無駄がなく、洋服と着合わせる事でより良さが引き出される様な感覚があり、ある意味で完成された
デザインではないかと思ってしまいます。どんなに素敵な洋服を身に着けていたとしても、足元に意識が届いて
いないとそれを台無しにしてしまう事もあったりするので、私達にとって靴という存在は洋服を提案するうえでは
切り離すことのできない部分。なのでついつい色んな靴に目が留まってしまうので、それはそれで大変です。苦笑
何はともあれ、trippenをはじめてからずっとお店にあり続けるこの二型。ぜひご覧ください。

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