鶫 tsugumi 銀小物製作所

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鶫 tsugumi 銀小物製作所 
アクセサリー展示即売会 at rasiku

2015.8.28(FRI) – 8.30(SUN)

OPEN 10:30 – 19:00 

rasikuに並ぶ洋服も、靴も鞄も、殆どは自分達が元々好きで着たり身に付けたりしているモノ。
それらに加えて、自分達が着てみたい!と心が動かされ、その気持ちがどんどん積もっていき
考えて考えて、夢に出るようになったり目にする機会が増えたりしてじわりじわり距離が互いに近づき
次第に声に出すようになって、出来る限り直接見たり話したり出来る環境へ足を運んでみる。
そうこうしていると、願っていた事が突然目の前にふわっと便りの様に届き自然と繋がりが出来たモノ。
そんなひとつひとつの縁が集まって、今のrasikuがあるのだと思うと、
本当に有難く、感謝の気持ちでいっぱいになります。
また有難い事にオファーを頂く事もあるのですが、実際のお取引まで繋がるというのは想像よりも
簡単な事ではないというのも、色々と経験してみて知った事でもありました。
そんな事を考えたのも、自分達もこの1.2年・・・いえお店をはじめてからずっと
「アクセサリーを展開したい」という気持ちがあり、けれど今すぐでは無い・・・
という事だけは何となく感じていました。
ただ、ある時をきっかけに一層その想いが募って、より強く意識する様になったのです。
いざ、展開するとしたらどんなものが良いかと考え始めると、自分の好みはジャンルが広すぎて
収集がつかなくなりそうだったので、では、自分達の好きな装いに似合うのは何だろう。
rasikuに並ぶ洋服を好きで着て下さる方に似合うのは何だろうと考えてみると、
少しずつイメージは固まってきたものの、それでも中々これ!というものには出逢えずにいました。
ただ不思議な事に、強く意識し出したころからアクセサリーを作る方からであったりメーカーの方からの
案内が届く様になったのです。デザインや素材の異なる多種多様なアクセサリーの世界は自分達にとって
まだ触れたことの無い部分で、足を踏み込むのもそれなりの覚悟がいるとも思いました。
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そんな中、今年の3月。春の訪れを感じるより少し前に一通のメールが届きました。
メールの送り主は岩河さんという女性の方で、鶫 tsugumi 銀小物製作所という名前で
主にシルバーや真鍮の素材を用いたアクセサリーをデザイン・製作されていてるとのこと。
「人に馴染むような、寄り添えるような、小物たち」
をコンセプトに、特別な時に身を飾るものというより、普段使いに使っていただくような、
シンプルで造形美を意識したデザインを心がけています。
全体的に華奢というより、少々大ぶりな物が多いです。

という紹介と一緒に、
盛岡が大好きで何度か訪れているということ。しかもrasikuにも来て下さっていたこと。
その時はまだブランドの話は出来なかったこと。などなど、とても丁寧にご本人の言葉で綴られていて
読んでいてすぐにあの時の!と、やりとりまで記憶が鮮明に蘇ってきました。
たまたま偶然立ち寄ったrasikuで過ごした時間であったり話した事が、何らかのきっかけになり
こうして時間を経て繋がれた事も嬉しかったですし、何より上からでも下からでもなく
真っ直ぐにこういうモノです。という温度のあるやり取りが始まったのもとても嬉しい事でした。
それからは、テンポもタイミング良く盛岡と東京で逢ってお話をしたり、アクセサリーを直接見せて頂いて
コンセプトであったり含め、これまでの人生の紆余曲折を話したり・・・笑
お互いの考えを伝え合えるだけ、伝え合いました。
その中で、ひとつの答えとして″まずは一度、rasikuで一緒に展示と販売をやってみよう!″
という事になり、今回rasikuにて岩河さん自ら設営から入って頂き、期間中は直接店頭でお客様とお話したり、
知識的なことも含めてアクセサリーに込めた想いを盛岡のお客様に伝えたり、じっくりと見て身に付けて頂く
そんな機会になればと、思っています。
鶫 tsugumi 銀小物製作所のアクセサリー。
商品を見させて頂いた際にぱっと目に留まった”スター”という名のリングを気に入って身に付けていますが、
初めて身に付けるサイズ感でどうだろうかとも思いましたが、いざつけると大きさも重さもまったく
ストレス無く、なんだかお守りの様にずっとつけていたくなる。そんな印象を今は持っています。
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また、ラインナップの中には漆で着色しているというアクセサリーが在り、逢った時に聞くと
その漆が、実は浄法寺の漆を使用しているとの事。
驚きと同時にご縁を感じずにはいられない、引き寄せられたのだなーと、思う出来事でした。
今回その作品も並びますので、ぜひ漆とシルバーのコンビネーションをお楽しみ頂けたらなと思います。

また、当日ご購入下さったお客様に先着で、「六月の鹿」に依頼をお願い致しました、
イベント限定の「鶫ブレンド」をノベルティとしてご用意頂きました。
こちらも是非楽しみにして頂けたらと思っておりす。

鶫 tsugumi 銀小物製作所
「人に馴染むような、寄り添えるような、小物たち」
スタンスとしては、あくまでも主役は身につける人であること。
人の体は有機的なフォルムです。
なのできっと誰にでも似合う要素を含む、有機的な曲線を生かしたデザインです。

そしてシンプルです。
それは身につける人に染まって欲しいからです。

なので特に強いコンセプトやメッセージ性を訴えるつもりはなく、
ただ物(アクセサリー)としての美しさ面白さを見て欲しいと思ってます。

8月21日

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homspun      C/Lソフトバルキー ブランケットST スモック      

color         ブラックST    

price         25000+tax              

SIZE         F           
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homspunからも秋のはじまりを知らせる洋服が少しずつ届き始めています。
4月に行った展示会・・・いつにも増して可愛く、着た姿を想像するだけでドキドキする様な服、
ここに頭と体を通して・・・一回ねじって腕を通して・・・と言った様な説明書がいる様な服、
その一枚を纏う事で自分に自信が着くような凛とした服。
そして何と言っても″楽しい″がびしびしと伝わってくる服。
毎回の事ながら、一度頭を冷やさないと到底選びきれない様なラインナップでした。
自分達の心の声に従って、いつもの様に自分達が着たい!と思うものを選んでいます。
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夏から秋から冬へと移り変わる、この一時の装いは、見ているだけでもワクワクしてきます。
そんな気持ちを一層膨らませる様な、大胆なステッチワークを施したこのシリーズ。
大分涼しさも感じられるようになってきましたし、綿麻のかさっとした生地感も軽さも
丁度今の肌感に合っていると思います。そしてシルエットもふっくらとしていて肌に纏わりつかないので
日中急に気温が上がっても気持ち良く過ごせます。
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フロントにはひらひらと揺れるマチ。
ユニークなデザインはその人の感じ方次第で、見え方も変わってきますね。
ちょっと摘まんでみたり、左右にぺたりと倒してみたり。
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たっぷりと幅のある袖は七分袖。
この袖と身頃と着丈とのバランスが良いなと着てみて感じます。
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首元に寄せられたギャザーから生まれるたっぷりとした優しいシルエットはスモックならではのもの。
本来の洋服が汚れるのを防ぐ「上っ張り」としての役割をしていた衣服だからこそ
インナーに色々と組み合わせて着るのも一つの楽しみ方だとも思います。

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そしてフロントのマチと袖の淵にあしらわれたブランケットステッチが、何とも美しく可愛らしくて
胸を高鳴らせるのです。洋服の魅力は色々と言い出せばキリが無い程ありますが
その中のひとつとして、それを着た自分が好きになり気分は高揚して幸せになれる事だと思います。
誰かがとかではなく、自分自身が気持ち良くいられる事。
そう思うと、なんだって好きな気持ちさえあれば着て良いのだと思えます。
そこから、何を合わせるかじっくり考えて、何時、どんな時に着るかを想像して着る。
それを着た自分がどんな姿勢で仕草をするのか・・・なんて事までも考えてしまう。
たまに離れたりもする。でもまた近くなる。
そんなこんながあってこそ、洋服を素敵に着熟すというところに辿り着くのかなと思います。
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homspun      C/Lソフトバルキー ブランケットSTストラップ BL      

color         ブラックST    

price         24000+tax              

SIZE         F           

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同シリーズのもう一型。こちらも必見。
見るだけではイメージが湧き難いので、ぜひ着てみて頂きたいです。
前後の表情がこんなにも違うブラウス。こんなにも大胆なのにどこか淡々とした雰囲気。
横から見た時にだけ、どきっとさせるような。
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フロントは釦ひとつのみ。少し高い位置でボタンループにひっかける仕様。
留めても開けてもどちらにせよ、フロントはひらひらと漂うような着丈が特徴的。
それが華美になり過ぎる事も無く、どれかが主張し過ぎる事も無く
しっとりと静かな雰囲気を感じさせる服。
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このモデルは先にあげたスモックよりも、肩周り・身頃・袖はすっきりとしていて
その分、前後の大胆な着丈のバランスもデザインとして綺麗に溶け込んでいるのだろうと思います。
それでいて、ふわっとした生地ともマッチしているギャザーやステッチで柔らかさもプラスされています。
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普段私達が提案するのは、ずっと手元に残っている様なシンプルで変わらないモノが多いですが
そういった物の中にちょっとしたスパイスの様に、デザイン性のある物であったり挑戦的な色・形が
加わる事によって、またひとつ新しい世界が広がると思うのです。
自分では選ばなかったり手が伸びない様なものも、ちょっと興味を持つ事でもしかすると
少しずつ距離が縮まったりも。意外と想像よりも何てことなく着れたりもします。
ぜひ実際に見たり、着たり試してもらえたらなと思います。
お待ちしております。

rasiku sasaki

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