3月19日

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FilMelange    JEFFREY3

color       Lt.Melange  

price       24000+TAX

SIZE        3  /  4
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FilMelangeの着心地を語るうえで欠かす事の出来ないアイテムとも言えるフルジップアップパーカー″JEFFREY”
何度かモデルチェンジを繰り返しながら、現在は″JEFFREY3″としてリリースされています。
自分達の考える「ベーシックな着こなし」に於いて、グレーのパーカーは欠かすことの出来ないアイテムの1つで、
rasikuでもオープンからずっと変わらずに展開をし続けています。
FilMelangeのパーカーに出逢った時、今まで着ていたパーカーとの違いを服に関してまだ何も分かって
いないなりに、何かが違う。と確かに感じたのを今でも覚えています。
その何かが素材だったり、作り方にあるというのは今では理解できるものの、このパーカーの良さは
文面での説明よりも確実に袖を通して感じて欲しい。といつも思っています。
こうして自分達の言葉で伝えたいと思って書いているBLOGで、とても矛盾した事を言っていると
思うかもしれませんが、ここに書く事はあくまでも僕自身が感じて思った事や伝えたい事。
BLOGを読んで来て下さる方がいるのは、それは大変有難い事だと思っています。
その反面、誰でも簡単に情報を見たり買い物もできる今だからこそ、画像だけで判断して
分かった気でいるよりも実際に触れたりする事で、自分にしか出来ない反応や刺激を受ける事の方が、
自分が選んだ物への理解度も愛情もぐっと深まり、その経験があればあるほど自分の感覚を信じて
物事と向き合う事が出来るようになるのかなと思っています。
FilMelangeの服に関して言うと、正直見た目はただのグレーのパーカーなんです。
だからこそ着た人にしか分からない事が、たくさん詰まっているのです。
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今回作られた″JEFFREY3″はポケットの形状をスクエアのパッチポケットに、肩の仕様をラグランスリーブから
セットインスリーブにする事でよりスッキリとした見え方に変更をしています。
ふわっと空気も共に纏うような着心地は身体に一切の負荷が無く、人間が生まれながらにもっている
直感というか本能の部分で、肌が良いと感じてつい袖を通したくなってしまう服だと思います。
季節的にもカットソーやシャツの上からさらっと羽織れる気候になってきましたので、タイムリーに活躍すると思います。
デニムや軍パン、チノなどのベーシックなボトムスにジップアップパーカーの合わせは普遍的なスタイルの1つで、僕自身はFilMelangeの
洋服には古い年代の(古着)を合わせる着方が好きです。
見た目から雰囲気が漂う古い物と、シンプルな発想と開発を重ね作られた新しい物とを合わせる事で、
全体の力が程よく抜けてまとまりが生まれます。古着を好んで着る僕にとっては、FilMelangeの
パーカーやスウェットはいずれ、今自分が見ている着古した雰囲気の良い古着の様に後世に受け継がれる服に
なり得るのではないかとそんな事も思うぐらい素晴らしい物作りをしていると思っています。
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パーツはオリジナルで作製。
虫食いになっているようなジップは見え方のちょっとしたアクセントになります。
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素材は良質な超長綿の落ち綿とトルファン綿を掛け合わせたリサイクルコットンを表面に、裏面には贅沢にオーガニックコットンを
使用して吊り編み機でじっくりゆっくりと時間をかけて編み上げた裏毛生地を用いています。
ディティールも1つ1つ基本に忠実に作製されていて、パーカーの善し悪しを左右するフードは自然なボリュームと大きさで
しっかりとした存在感を放ちます。袖・裾のテンションもきつすぎずに良い塩梅に仕上げています。

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単純な見た目では判断できない素材への拘りや着心地。
ベーシックで着回しが効くアイテム程、良質なモノを手に入れておくと徐々に良さが伝わってくるのだと思います。
歳を重ねるにつれて、クルーネックやフードのパーカー等が段々と似合うようになってきたように感じています。
着方もそうですが、自分の持っている雰囲気で洋服が着られるようになってきたのかもしれません。
着方によっては子供っぽく見えてしまい懸念される方もいらっしゃると思いますが
改めて着てみると、また今までと違った視点や着こなしが出来るかもしれませんよ。
良いものは、良いと感じさせてくれる1枚です。
rasiku  sasaki

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