9月29日

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veritecoeur  VC-1347   カディコットンピンタックOP  

color       Lt.red   /   Icekhaki   /   D.nvy  

price       24000+TAX

SIZE       F SOLD
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前にも後ろにも、夢の様なピンタックが施されたワンピース。
豪華とも思える装飾は、甘さや派手さが目立つかな・・・と一瞬躊躇しそうになってしまいそうですが、
やはり重要なのは生地とのバランスなんだと思わされる一着。
程良くハリのあるカディコットンを用いたピンタックワンピースは、そこまで艶やかになりすぎず、わしゃっと普段着として
着る事が出来る生地感で、着ると薄地なのに強さがあって、ぱりっとして清々しい。
そして、ひだがずらりと並ぶデザインの主張を柔らかに包み込む様な、優しい風合いをしています。
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ピンタックがデザインとしては十分に存在感がある分、他は極力シンプルにすっきりと構成されています。
肩周りや、衿などはキツくは無いですがコンパクトに。腕幅はほんの少しだけ余裕がある太さ。
ピンタックの下はギャザーが寄せられていますが、広がり過ぎず、さらりと裾まで綺麗に流れるシルエット。
袖を通してしまえば、案外すんなりと着られます。そして単純にピンタックの細やかさに惚れ惚れします。
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フロントには小さな釦が並び、前開きでも着られる。
さっと一枚頭から被り、ワンピースとしてその上にカーディガンやジャケットを合わせてもびしっと映えますが、
釦を留めずにインナーはカットソーなど、ばさっとラフに羽織った姿も、また素敵なのではかと思います。
綺麗に着たい時も勿論あるのですが、個人的には可愛い・美しい印象の物はあえてメンズライクなものと、
土っぽかったり恰好良い服には、可愛らしいものと、相反する印象のものを組み合わせるのが好きなので
あえてこのワンピースは、太いボトムやごつっとした革靴と合わせたりしても良いなと思って選びました。
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もうひとつ、忘れてはいけないカラーバリエーション。
形と色が気に入れば、同じ物でも欲しい。色違いで欲しい。
そんなお洋服に出逢えた時は、純粋にどれも外せないので、3色並んでいます。
その中でも着用している、朱色にうっすらピンク交じりの ”Lt.red″は一目惚れです。
色物が着たいと思う様になったのは、色んな要因があるのだとは思うのですが、グレーやネイビーといった
落ち着きのある万能色の中に挟み込むと、なんてドキドキさせる色なのだと思って見ています。
着ただけで気分が華やかになり、出掛けたくなる様な色やデザイン。
あれこれ考えるよりも、気分でえいっと選びたくなる服は、いつもの装いにも、そして生活にも
ちょっとしたスパイスとなって視野を広げてくれる気がします。
心のどこかに引っ掛かった方には、ぜひ試して頂けたら嬉しいです。

定休日のお知らせ

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明日28日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。

9月26日

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A VONTADE  CREW NECK SWEAT

color         INK

price        16000+TAX

SIZE         S  /  M  /  L
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9月も下旬に差し掛かっているのですがなかなか気温が下がらず、湿度も若干高め。
スウェットを着る気分になるのはもう少し先になのかもれません。
入荷は続々き店内の方が足早に季節を進めているかのようで、ここ数日は、この秋冬何を着ようかなと
妄想を繰り返しています。まず今シーズン、rasikuで展開するスウェットアイテムはクルーネックが多く並びます。
A VONTADEは毎シーズンスウェットを展開しているのですがヴィンテージライクなディティールとシルエットが目に留まり、
明るい色目のWHITEと、何色かの色が混ざったかのような落ち着きのある″INK″の2色をセレクトしました。
オリジナルで作製した裏起毛素材は、肉厚な生地感としっかりと目が詰まっているので手に取った時の安心感があります。
シルエットは身頃と腕周りがゆったりとしていて、着用時の窮屈さなどは一切感じさせず、ストレスフリーな着心地を
実現しています。着用を繰り返して裏起毛がなくなってきたくらいが雰囲気良く着れそうなスウェットです。
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身頃の編み目を横に使用し、脇下で切替をして型崩れを防ぐ″リバースウィーブ″の仕様。
この仕様にすることによるメリットとして、スウェットに良く起こりがちな縦への伸びを大きく防いでくれます。
デザインとしてもちょっとしたアクセントになりますし、ヴィンテージに共通するディティールはその部分にぐっとくる
という方も少なくないのではないでしょうか。A VONTADEの服の良さは、決して古い物をそのまま忠実に
再現するということではなく、古い物に含まれる良さと新しい感覚とを本当に絶妙なバランス感で表現し、
男臭くなりすぎず、男らしい。だからこそ年齢も着こなしも様々な男性、そして女性にも提案出来る点も
このブランドの落としどころの巧さがあって成せることだと思います。
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首元は開き過ぎず詰まり過ぎずで、裾・袖のリブは長めに設定されています。
シルエットの適度な野暮ったさと、デザインの素っ気なさ、またバルキッシュで光沢のある生地とが相まって
気楽に着られるアイテムですが、そこまで砕け過ぎない印象です。
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首元がすっきりとする分の物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、ジャケットやコートなどを重ねる場合に
インナーとアウターの相性をあまり気にしせずに着れる点がクルーネックのメリットです。少し前まではスウェットに関しては
僕自身フード一辺倒でしたが、クルーネックの着易さと組み合わせ易さに魅了されてしまい、これからの季節は
ニットを着るまでの繋ぎとして着る機会も多く、僕自身もとても重宝しています。
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color         STONE WHITE

price        16000+TAX

SIZE         S  /  M  /  L
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カラー″STONE WHITE″は、色目が暗くなりがちな冬の季節に明るい色を差すのは意外と楽しい事。
雪の景色とも相性が良いなと思っていて、男性が着る白もお勧めです。
白系の洋服は汚れが気になるかもしれませんが、汚れたら洗うくらいの割り切りが必要です。
″白″にしか出せない清潔感と潔さがプレーンなデザインとが相まって、どう着熟すかを楽しめる1枚だと感じています。
綺麗なパンツと合わせても良いですし、土っぽい軍パンやチノなども間違いない合わせだと思います。
グレーやネイビーといった着回しの効くカラーのスウェットをお持ちの方にも、是非挑戦をして頂けたらと思っています。
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シンプルなアイテム程奥が深く、自分が思う様に着こなすという所までは、なかなか届かないなと日々思うのですが、
年齢を重ねていくうちに少しずつ板についてくる感覚がクルーネックのスウェットにはある気がしています。
ただ単純に「着る」というのと「着こなす」とは大きく違っていて、着る人そのもの雰囲気や人間味も
ひとつの味わいとしてプラスされる事で、それが格好良く着る為のエッセンスになったりするのかもしれません。
良い大人の男性に格好良く着て頂きたい1枚ですし、女性のだほっと着る感じも、試しにぜひどうぞ。
サイズもS・M・Lと3サイズでご用意していますので、袖を通してイメージに合うサイズを選んで頂けたら嬉しいです。

rasiku sasaki

9月24日

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今シーズンよりrasikuに並ぶ事となりました。 ″nisica”
時間がゆっくと流れる盛岡の土地に合いそうなブランドというイメージを持っていたのですが、今回は様々なご縁があって
rasikuで展開をさせて頂けることになりました。
ファッション性の高い洋服、作り込みがしっかりとされている洋服、そういった類とはまた違った良さを感じる洋服で
しっかりとした軸の中にある遊び心、それを包み込む様なデザインと素材使いが僕自身とても好きです。
年齢を重ねて思う事は、日々の生活に溶け込んだり馴染んだりしていく様な、毎日気持ち良く袖を通せる洋服に
より惹かれるようになってきたということ。今の自分の感情が洋服にも繋がっていることなので、また違う気分に
なる事は大いにあるのだと思いますが、今の自分に凄くフィットするのはそういう服です。
その中でも相手に与える印象であったり、さり気なく良い雰囲気だねという洋服の選択肢は案外少なかったりします。
nisicaは洋服その物というよりは、どちらかと言えば着ている人にスポットが当たるような・・・そんな余白を
大切にしているブランドだと思っています。僕自身も改めてnisicaの洋服を見てこのくらい肩の力がすっと抜けていて、
それでいてだらしなく見えずにきちんと見えるのは、ある意味考え抜かれたバランスの良さを持った服だからだと
感じています。少しずつですが足を運んで下さるお客様に、僕なりの提案が出来ればと思っています。
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nisica       ボタンダウンシャツ

color       ホワイト             /           ブルー

price       13000+TAX

SIZE        1  /  2  /  3  /  4         2  /  3  /  4
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nisicaではカタチを変える事無く作り続けいている″ボタンダウンシャツ″
身頃はややゆったりとしていて、着丈はすっきりとしたタックアウトで着る事を前提にしたシャツです。
基本的に着丈が長い方が好みなのですが、これに関してはデザインとパターンが見事にマッチしていてある意味別物という
捉え方でnisicaが提案するシャツの中でも完成された1枚だと思っています。素材は薄すぎず・厚すぎずで透け感もなく
着た時の存在感と、前立てなどの少しだけエッセンスを加えている個性のある表情が何とも言えず好みです。
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ボタンダウンシャツの顔とも言えるディティールは、トップの2つが包釦を採用し残りは比翼になります。
襟の高さは少し高めに設定されているので、これから更に寒くなる季節はニットやスウェットのインナーとしても重宝しそうです。
お洗濯をして洗いざらしのまま、ざっくりと着てもらう方が雰囲気に合っていると思います。
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ポケットは左胸に1つ付きます。
オックスフォード素材のシャツはがしっとした生地感と男前でオーソドックスな仕立てをイメージしがちですが、良い意味でそんな
イメージを裏切る様なシャツだと感じています。生地に強さはありますが、何処か柔軟な印象があって着る人に寄り添い
その人の個性をしっかりと引き出せるシャツになると僕自身は思っています。
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nisicaの展示会に行った際にボタンダウンシャツをカタチを変えずに作り続けている事をとても嬉しく思いましたし、
真っ先にオーダーを決めた商品でもあります。デザイナーの三橋さんも作り続けるのには理由があって、飽きがくる事も
勿論あるんだろうけど、同じ物を同じ価格で買い換えられる安心出来るモノ作りをしたいという言葉が印象的でした。
派手さであったりトレンド感という言葉とは無縁かもしれませんが、着る人が自分なりの軸を持って着ている姿は
きっと格好良いと思いますし、それがきっと個性に変わっていくのだろうと思っています。
ホワイトとブルーのシャツは何枚持っていても、逢う人や行く場所によって使い分けが出来るので先ずは一度袖を通して
頂けたら嬉しいですね。
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nisica       タートルネックカットソー

color       ネイビー             /           ブラック

price       17000+TAX

SIZE        1  /  2  /  3           1  /  2  /  3
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こちらも作り続けているアイテムの1つ″タトルネックカットソー″
見ての通り、タートルネックを前開きで仕立てた1枚で他にはないnisicaらしいアプローチのカットソーです。
素材は柔らかなウォッシャブルウール(ウール100%)を用いていますが、滑らかな肌触りなのでチクチクする感覚は皆無です。
インナーとしてもアウター代わりにもなる汎用性の高いライトアウターです。
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首元のデザインが印象的で、釦を閉めても窮屈にはならずに絶妙な塩梅に仕上げています。
釦の留め方によって、着方に一工夫出来るのも何だか面白く自由度がある1枚だと思っています。
ウールの素材が相まって保温性にも優れていますので、巻物をしないという方にもお勧めです。
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程良い抜け感と機能性を兼ね備えていて、身体にストレス無く着れる洋服は自然と手が伸びてしまいますし
ファッションとしてもきちんと成立するのがnisicaの最大の特徴でもあり愛され続けている理由だと思います。
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店頭に並べた時から店に馴染む感覚があって、何だか色々と感じて、じーんとしたり、楽しくなったり。
自分自身の感覚で何となく良いかもと思って手に取って下さるお客様が増えたら良いですし、
擦り切れるくらいまで着て、また同じ物を買い換えて、それもまた新鮮で同じ物を気持ち良く着る!
というのも素敵ではないでしょうか。
僕にとっては懐かしさと新鮮さとが混じるブランドですが、是非一度店頭でご覧頂ければと思っています。
やっぱり良いですね!nisica。

rasiku sasaki

9月22日

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trippen       NOMAD

color         BLK

price         49000 +TAX

SIZE        35  /  36  /  37  /  38  /  39 

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秋冬オーダー分のTRIPPEN、一足早く届いたのは3年ぶりの展開となるレースアップショートブーツの″NOMADO ノマド″
ミドルカットブーツ欲がむくむくと高まってくる時が季節によってだったり、何年に一度だったりでやってきます。
どうやら今年の秋冬がその時期だったようで、今季オーダーした靴はどれもミドルやショートブーツ。
自分達のその時の気分がとっても分かり易いラインナップ。それでも久しぶりに届いたノマドは、すっきりとした
編み上げの可愛さときりっとした井出達で、これからきっと秋も冬も春もたくさん活躍しそうだなと思いました。
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ノマドのデザインの特徴はご覧の通り三枚のレザーが重ねられた様に段々になっている点。
遊牧民の衣服をデザインソースに用いたというモデルは、美しくそしてどこか温かみのあるフォルムで、
レディスのみならずユニセックスで展開される形でもあるのです。
外羽式なので、紐を緩めると足を優しく包み込み、きゅっと紐を締めると足がしっかりと固定されて
安定します。また使用されている革は、植物タンニンで鞣したカーフレザーで、染色後にワックス加工が施され
艶やかな革に。そしてタンブル加工によって非常に柔らかな質感に仕上げられています。
革が伸びるので、rasikuでは足の形でなかなか合う靴が無いというお客様にも好評頂いております。
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今も変わらずにTRIPPENの靴はドイツの自社工場・イタリアの工房で、職人の方の手作業によって作り続けられています。
ソールに関しても、自社製のオリジナルソールを作っている今では、希少なシューメーカーだと思います。
TRIPPENの靴が永きに渡り作り続けられているのは、やはり本来靴が靴として持ち合わせている機能性、
足を守る事や、歩行を正すという道具としての面と、そして流行に左右される事の無いTRIPPENならではの
独創的で且つシンプルで、フォーマルの様な場にも個性的にも履く事の出来る多種多様なデザインが、
他にない魅力だと感じています。そして長時間履いても疲れにくい負荷の無い履き心地。アフターケアまで徹底している点。
決して特別な事では無いけれど、長い年月をかけてずっとそういった事に対してひた向きに真摯に取り組む姿勢に、
多くの方が靴を消耗品としてでは無く長く愛用して下さり、そしてリピートして選んで下さる方も多いのだと思います。
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秋冬はワンピースやスカートにタイツを穿いて合わせたい。
編み上げの靴は、どうしても脱ぎ履きの際にすんなりとはいかないので躊躇される方も多いのですが、
それ以上に、その煩わしさも許せるほどの見た目の良さがあると、個人的には思っています。
冬に履く革靴を提案したくてはじめたTRIPPENの靴。
今では冬だけに限らず年中履きたい靴として、無くてはならない存在です。
服装によって、行く場所によって、靴を選ぶ楽しさ。足にフィットする靴の気持ち良さ。
ぜひ体感して頂けたら、嬉しいです。

rasiku sasaki

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