10月15日

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FilMelange    DEWEY

color       navy  

price       32000+TAX

SIZE        3  /  4
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朝晩の冷え込みで布団からなかなか出らくなってきている日が続いていますが、少しずつ秋らしい服装の方を
街中でも見かけるようになってきました。いよいよジャケットやコートの出番が必然的に増えてくるのですが、重ね着をする際
ちょっとした変化を与えられるベストは、カットソーやシャツ1枚では物足りなさを感じる時にコートを着込まずとも温度調整がし易く
とても理にかなったアイテムだと思っています。
僕自身も最近はスウェットにベストの組み合わせて着る事が多く、日中はベストが要らなくても夜はぐっと冷え込んでくるので
着て来て良かったなと感じる事が多くなりました。ベストの利点としてコートを上から羽織った際にも腕周りがごろつかずに
重ね着が出来るという事と、何より機能的で動き易い上に、体幹が温められるので寒くなるとより手に取ってしまう。
着れば着る程良い事づくしなアイテムだと思っています。
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素材はウール56%・綿44%のオリジナルで開発したムートンの様な上品な質感の混合素材を使用。
超高密度で弾力性に富んだ素材で、着心地も軽くストレスの無いフィルメランジェらしい仕上がりになっています。
機能性だけを求めればナイロンなどの化学繊維も良いのですが、天然素材だからこその着心地の良さがあります。
肉感も厚すぎず薄すぎずでアウターとしても活躍しますし、冬場はニットやスウェットと組み合わせてコートの下のインナーとして
きっと重宝すると思います。
ベストはいつ着るのか・・・という事を店頭で接客をしていると聞かれる事がありますが、手元に持っていると
寒すぎず暑すぎずの丁度良い気候の日が案外あって、そういった日に着るベストは格別だと僕は思っています(笑)
食べ物にも旬があるように着る物にも旬があって、ちょっとした心の贅沢を味わえるのがベストというアイテムなのかも
しれません。暑い・寒いなど分かり易い気候になれば、必然的に着る物は限られてしまいますが曖昧な季節だからこそ
自分なりに工夫してなんとかその時その時を楽しむ事が出来るのが洋服の醍醐味であり、四季がある事の良さだと
思っています。ベストは洋服を着る上で心の余裕とも言うべきなのでしょうか・・・(笑)
粋な心を大切にしていきたいものです。

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フロントに付いたZIPはとにかく大きさに圧倒されます。
フィルメランジェらしいファッションを楽しむという遊び心と実用性を兼ねた作りは、着る度に気持ちが上がりそうですし
古き良きモノを熟知しているブランドだけに、それが嫌味に見えないあたりのバランス感が素晴らしいです。
付け消しのスライダーは手に持った時の重厚感と気持ち良く開け閉めできるので、細部に至るまでのパーツ使い1つ1つも
大切だなと改めて気づかされる点でもあります。
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ハンドウォーマーポケットはポケット内にも肌触りの良い裏地がきっちりと貼られています。
″MADE IN NIHON″を掲げるブランドらしく、日本人ならではの繊細さや着る人の事を一番に考えた妥協のないモノ作りは
1つ1つの製品へのプライドや身に纏う事の大切さを感じて頂けるのではないでしょうか。
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着丈も長すぎず短すぎずでインナーとの相性は良いと思います。
ベストは着丈が意外と重要で、長すぎたり短すぎたりすると汎用性が無くなってしまい結局着ないという事があるので
選ぶポイントとして着丈の長さがどれくらいかは重要視しています。
カラーも使い勝手の良さを考えて″NAVY”をセレクトしましたので、インナーの相性を気にせずに着て頂けると思いますので
是非店頭でお試し頂ければ嬉しいです。
※身長178CM 体重63キロ 着用サイズ4
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FilMelange    IAN

color       champion melange  

price       24000+TAX

SIZE        3  /  4 SOLD
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インナーに着用していたスウェットも同ブランドの今期シーズンの新作″IAN”
素材に繊維の長いオーガニックコットンを贅沢に使用。ディティールはヴィンテージライクな仕様を各所に施した今シーズンのフィルメランジェ
のラインナップの中でも抜群にクオリティの高いスウェットだと思います。杢のグレーの色目もわざとらしくなく、
生地の弾力性と伸縮性を持合わせた素材は、袖を通した瞬間に肌で違いを感じとって頂けるはずです。
素材が贅沢なたげにそれなりの価格はしますが、それを凌駕するくらいの間違い無い1枚だと思いますし
生地が良い感じに痩せてボロボロになるまで愛着を持って着て貰えたら・・・
何年先になるか分かりませんが、きっと自分だけのマイヴィンテージになっているはずです。
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最近はヴィンテージやレギュラーに関係なくリーバイスのデニムにフィルメランジェのトップスを合わせて着る事が心地良くて
特に何かを狙ってという訳ではないのですが、古い物と現代のプロダクトを肩の力を抜いて自然に取り入れられる
ようになった気がしています。足元はアメリカ製のコンバースを合わせるのが年齢的にもまだ粋だと思い込んでいますが(笑)
そこはもう無理をせずに、現代でも素晴らしい靴を作っているブランドがあるので″SHOES LIKE POTTERY″や
″DOEK”のローテクスニーカーで良いかなと思っています。
アメカジっぽい雰囲気を毛嫌いした時期も多少ありましたが、今はこのスタイルが心地よくて好きになっているのだから
好きと嫌いは本当に紙一重だなと痛感しております・・・年齢を重ねる方がこういったスタイルにも説得力が増して
いくのは必然なのかもしれませんね。
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スウェットに色落ちしたデニム。
普遍的なスタイルですが、だからこそ奥が深くて着る人によって色々な表情をみせてくれるのだと思います。
フィルメランジェの作りだす製品は、見ただけでは伝わりきらない素材へのあくなき探求心とファッション(洋服を楽しむ)
としての遊び心。どちらの要素も製品1つ1つに必ず入っている事が人を魅了し続けている理由なのかもしれません。
″DEWEY″と″IAN″袖を通して頂ければ、気持ちと肌のどちらもきっと満足して頂けるはずです。
rasiku sasaki

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