12月11日

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A VONTADE  WRINCLE MAC COAT

color       STEEL GRAY

price       43000+TAX

SIZE       S   /   M   /   L
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A VONTADEでは先日紹介をしました″OLD POTTER JACKET″と共に定番アイテムとして作り続けられている
コートがあります。3シーズン対応可能な″WRINCLE MAC COAT”は、高密度で撥水性の高い生地を表地に使用し
裏地はコットンのスレーキを組み合わせた、見た目がややふっくらとした印象が特徴のコートです。
今までrasikuでもA vontadeのコートは様々展開していましたが、WRINKLE MAC COATに関しては
MENSでは展開をした事の無いコートだったのですが、今シーズンは表地に用いられる生地とパターンが修正された事もあり、
僕がイメージするコートの条件によりぴったりだったのでセレクトしました。
冬場に厚手のニットを着た上からでもさっとストレスなく着れるというのが理想的で、身頃と袖周りが以前よりも
格段にゆったりした作りになった事で良い意味でコートらしいコートに仕上がっていると思います。
丈の長さもお尻が隠れるくらいに設定をしていますので、車で移動される事が多い方には座席にコートが
干渉せずに済みますので、バリエーションの1つとして選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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表地はコットン×ポリエステル×ナイロンの混合糸を超高密度に織り上げたポプリンを使用。
表面が微起毛させていてラバーライクな肌触りを実現しています。少しの雨や雪の水気は弾いてくれますし
2枚仕立てなので表地と裏地の間に空気の層が出来ますので、冷たい風などは殆どシャットアウトしてくれます。
冬場は組み合わせとして暖かいセーターを着たり、フリースやインナーダウンなどの高機能な素材を1枚挟んで頂ければ
冬の寒さにも十分に対応可能だと思います。ウールのコートやダウンジャケットなどと比較すれば保温性は劣りますが
アウターで、はたまたインナーでと保温性を何で上げるかは個々によって全く違いますし、単純に見た目だけで寒いと
判断するのではなく、ご自身の洋服との付き合い方や過ごし方に出来るだけ見合ったものを、その都度
提案出来ればと思っています。
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フロントは比翼になり、トップボタンだけが剥き出しになる仕様。
釦は存在感が際立つ本水牛釦を贅沢に使用し、レザーの力釦で補強をしています。
しっかりと作り込みがされているA VONTADEの洋服は、見た目に派手さは無いので何気ない感じなのですが
長年に渡って培われてきた縫製技術の高さと、身体にラインに沿うような無理のないパターンは着ていて心地が良く
デイリーウェアとしての基本がしっかりと詰め込まれた洋服なんだと常々思っています。
デザインがシンプルでクセがないものが殆どなので、歪なカタチの古着やデザインの強い洋服と合わせてもしっくりくる事が
多々あり、全体をすっきりまとめてくれたり、主役と脇役を行き来出来る懐の深さが一番の良さだと
僕自身も思っています。世代を問わずに支持されているというのも何だか頷けます。
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縮率の違う生地を張り合わせて製品洗いをする事で生じる″吊った″状態の雰囲気も″MAC COAT″の顔のひとつ。
お気に入りのデニムや軍パン、真新しいのよりも痩せて可愛い毛玉が出来たセーターを着て肩の力を抜いて着て頂けたら
なんて格好良いだろうと想像してしまいます。(完全に個人的な好みですが。)
首元には素材の良いマフラーを巻いて。素材感の捉え方次第ではスポーティーな合わせでバックパックを背負うのも良いですし
クラシックな雰囲気に落とし込んで革靴を選ぶのもいいと思います。
手に触れた時の直感や感覚を大切にしながらイメージを膨らませて、自分自身にしか出来ない着方を楽しんで
貰いたいコートだと思っています。

rasiku sasaki

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