定休日のお知らせ


明日3月1日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。

2月28日


DOEK     BUSKET

color      ECRU     

price      12000+TAX

SIZE      22   /   23   /   24   /   25   /   26   /   27   /   28  

もうすぐそこまでスニーカーを気持ち良く履ける季節が近づいてきました。
アッパーに久留米絣の厚手のキャンバス生地を使用し、インソールにコルクを敷き詰めた履き心地の良さと古き良き時代の
クラシックな見た目のスニーカーを追求しているブランド″DOEK″
オールスター型をモチーフにした″BUSKET”とテニスシューズ型をデザインに用いた″COURT”
サイズ22CM~28CMまで7サイズが全て揃って入荷をしています。


見た目のシンプルさと洋服との合わせがし易いローテクスニーカーは、履く人が其々に″個々の色″を出せる点が好みで
お気に入りの物を履き潰して、全く同じ物を新しい状態から履きはじめるサイクルが出来上がるのが理想だと思っています。
職人の手作業を幾つもの工程で必要とされる″ヴァルガナイズド製法″でスニーカーを作れる工場が日本には3つあり
その中の1つ福岡県の久留米市にある「MOON STAR」で生産をされています。
rasikuでは今回で3回目の再入荷になりますが、シンプルなキャンバススニーカーは何度見ても飽きがきませんし
履く時期や気候によっても見え方は変わってくると思います。冬の重たい足元から軽快なスニーカーに変えるだけでも
良い気分転換になるのではないでしょうか。


″BUSKET”というモデルは″DOEK”のラインナップの中では、ややゆったりとしたラストを使用しています。
トゥにボリュームがあり、スニーカーをぐるりと1周したテープが少しアッパーに食い込んだ感じなどはヴィンテージのスニーカーを
踏襲したデザインと作り、僕の世代からちょっと上の世代の方で、洋服にハマっていた方には特にぐっとくる
ディティールになるのではないかなぁと感じています。
アッパーに使用される久留米絣ですが、糸を生成する段階で薬品を使わずに天然の色をそのまま使用しているので
糸が痩せる事無く、太くてしっかりと強さのあるキャンバス素材を作り上げています。
また色に関しても、ほんのりと日焼けをした名品のトレーニングシューズを彷彿とさせます。


キャンバススニーカーは少し大きめのサイズを選んで、紐をぎゅっと縛って履くのが格好良いと相変わらず思ってしまいます。
昔していた様な、躓くほどのデカ履きはさすがにもうしませんが、太いパンツを穿いた際に足元のボリューム感を合わせる
意味でも、特に男性には体型や服装とのバランスを見て少し大きめサイズをお勧めしています。
ほんのちょっとの差で、特に誰に気付かれることもないかもしれませんが、自分なりのスタイルで履く。という事が
ローテクスニーカーの粋だと、勝手にそんな気がしています。
ただ何となくで知ったふりをするよりも、自分自身でこう履きたい・こんな服に合わせたい・・・とスタイルを描いて
何気ないスニーカーでも想像を膨らませて履いている姿は言葉にせずとも自然と素敵に見えますし、伝わってきます。
そんな事も含めて、ローテクスニーカーは本当に奥深いと履く度に思わされますし、だからこそずっと好きでいられるのだと
思っています。理想はデニムにスニーカーでただそれだけで格好良い人になりたいですが、道のりは遠いです。。

DOEK     COURT

color      ECRU     

price      12000+TAX

SIZE      22   /   23   /   24   /   25   /   26   /   27   /   28 


DOEK     COURT

color      NAVY     

price      12000+TAX

SIZE      22   /   23   /   24   /   25   /   26   /   27   /   28


もう一型の″COURT”はテニスシューズをモチーフに作られたモデルで、BUSKETと比べるとやや細身のラストを用いています。
見た目がよりすっきりとした印象があり、僕自身は春夏により履きたくなくモデルでもあります。
カラーは″ECRU”と″NAVY”の2色での展開。
足元を″NAVY”にするだけで季節感がぐっと増すので、海などをイメージする着こなしには間違いなくはまります。
インディゴで染められた生地は色落ちもするので苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、履きこんだ後の
くたっとなる雰囲気と所々に色抜けしているのも天然染料ならでは。
季節がぐっと進んで、装いも軽やかになった時に出番の多い一足です。


  


岩手は四季がはっきりしていて、冬はしっかり冬ならではの気候になるので年中スニーカーを履ける土地ではありません。
今年も昨年も、そこまで雪が多くなくなんとかスニーカーも履けたのですが、底冷えが堪えるのでやはり頻度は減ります。
その反動で雪が溶けアスファルトが綺麗に見え始めると、そわそわして無意識にキャンバスのスニーカーを手に取ってしまいます。
それだけで心が躍りますし、足元の選択肢が広がったりびしっと決まると洋服選びも、一段と楽しくなります。
そして、着こなしの幅も大きく広がります。
比較的手が伸びやすいキャンバスのスニーカーは、汚れたら洗って、ある程度履いてソールが減って履けなくなったら、
また新しいものに新調する。ある意味、生活に欠かせない日用品の様な感覚に近いのかもしれません。
年齢を重ねることでスニーカーの捉え方は多少変わってくる部分もある気がしていますし、それに応じて着こなしも
より力が抜けて、大人っぽく履けてくるから不思議なものです。
ただ歴史があるという生産背景に捉われる事なく、今の時代に一石を投じるモノ作りをしているという点に意味が
あると感じています。何度見ても素晴らしいプロダクトだと思います。サイズが揃っているうちに是非お試しください。

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