3月25日


JUJUDHAU   POCKET JACKET

color       DENIM  

price       25000+TAX

SIZE       F HOLD


もう何度目のオーダーかも忘れてしまう程、このPOCKET JACKETはrasikuの店頭では顔馴染となっている。
留め具も何もないシンプルな井出達に、ただただバサっと羽織れる手軽さが嬉しい羽織り物。
朝、慌てていて何気なく手に取っても、なんだかそれとなく良い感じに収まるから不思議なのですが、
それ故、気が付けばこればかり着てしまうということもザラだったりするのです。
なので、丈の違いでこちらも毎回オーダーする″EAZY COAT″ですとか、生地違いでも選びたくなる服でもある。
今回同じ生地で、もちろんEAZY COATもそれ以外のモデルでも何着かオーダーしましたが、
とても良い反応をいただきまして、瞬く間に其々旅立ってゆきました。
自分でもこれは良い生地!と思って選んだものだったので、とても嬉しい気持ちです。


今回選んだ生地は、程よく厚みのあるCOTTON100%のデニム素材。
しっかりと目が詰まっていて丈夫さも確かで、それでいてくったりと柔らかく着始めから馴染の生地は、
すぐにワードローブの一員として重宝するはずです。
肩から身頃にかけてはゆったり幅広く、その分袖は少しだけすっきりとさせています。
袖丈も短く手首が覗くくらいでスリット入り。たっぷりシルエットでも軽やかな印象を与えてくれます。
釦は無いので前はヒラヒラと開いたままですが、そこまで気にならずに着られますがお好みのピンなどで
留めて着ていただいても良いと思います。
大きなポケットがフロントに二つ。ちょうど手を入れたくなる位置に。


いまだ小雪舞う土地に暮らす私達にとっては、少しだけ気が早い装いかもしれませんが、
なんとなく気分だけ先へと急ぎたがって、ボーダーワンピースにサンダルに合わせて羽織りました。
カジュアルな日常着には迷いなく合いますし、白いシャツや白いカットソーにさらっと羽織るのも良い。
チノや軍パンなどデイリーに穿くパンツに合わせて、ちょっとメンズライクな装いが好みという方にもお勧めです。


なんとも素朴で、決して目立つような華やかさや刺激的なデザインがある訳ではないですが、
自然の赴くままに、無理なく自由気ままに作られた様な服。あれもこれもと機能性を求めたり、
何が良い悪いみたいなのも無く、大きな流れに左右されることもなく、自分が良いと思えばそれが良い。
そんなどしっと大らかな空気を、服と一緒に纏っている様な気持ちになります。
着方も好みに合わせて気張らずに、リラックスして着ていただける服だと思います。


風が冷たく、本格的な春の装いまではまだ少し遠い盛岡ではありますが、
陽の暖かさをちょっとでも感じると、春の服を身に纏いたくなります。
まだ着られなくとも、ワードローブを眺めてこれから先の予定と共に、服装を考えてみたり
もしくはこの服がが着たいからと、予定をたてるというのもまた一つだと思います。
何にせよ、少しずつ少しずつ春になっていく時間。足踏みしてしまいそうにもなりますが
明るい色や、気持ちの良い素材の服に触れて、気持ちも前へとなっていただけたらなと思います。

3月24日


今シーズンからお取扱いをスタートさせて頂くブランド″HATSKI″
ブランド名にある″HATSKI”はインディゴブルーの青々した空や透き通った海のような自然の色彩を彷彿させる「8月」を
テーマにデニムを中心とした物作りをしています。
職人による丁寧な縫製と柔らかい素材から生まれるデニムは、男性・女性を問わずに履きたくなる様な心地良さを
一番に考えて、暮らしの中にある当たり前の″普段着″を展開しています。
rasikuではこれまでFUJITOのデニムを中心に展開をしてきましたが、お尻周りが立体的に女性がより穿き易い
シルエットのデニムがあれば・・・と思っていたところにイメージにぴったり合ったのが″HATSKI″になります。
サイズ展開は0・1・2・3・4の5サイズ展開でジャストサイズで履くのも良いですし、あえて大きめのサイズを選んで
ウエストをぎゅっと絞ってシルエットの面白さを出すのもお勧めです。
カラーはオーソドックスなインディゴと、より深みのあるダークインディゴの2色での展開になります。

HATSKI   Loose Tapered Denim

color     ONE WASH           /           INDIGO BLACK  

price     17000+TAX                       18500+TAX


HATSKIのデニムの大きな特徴として2つ挙げられます。
1つ目はLoose Tapered Denimと名付けられたデニムは、お尻周りからワタリまでゆったりと立体的なパターンで構成し
膝からしたがきつくテーパードをさせた独特の膨らみのあるシルエットで作製されていて後ろから見た際にヒップからわたりに
かけてもたつく箇所が出来て、それがシルエットの面白味に繋がっています。
もう1つは素材に15.6OZというしっかりと厚みのあるデニムを使用している点。
厚みのあるデニムですがしっかりと洗いをかけているので穿きはじめからも意外にもすっと馴染んだので驚きでした。
特有のぬめり感と張りはしっかりとあり、生地の厚さの違うデニムを何本か持っておくと季節によって
穿き分けることが出来て、最近は春の冷たい風を通さないので気に入ってしまいこればかり穿いています。
デニムの捉え方は選択肢が無数にあるので人其々に拘りがあると思うのですが、HATSKIは直球というよりも変化球の
要素があり、その中でもヴィンテージのディティールを踏襲しながら気の利いたデニムという印象を受けます。
デニムを沢山穿いてきたという方にも新鮮に映ると思いますし、新しい1本を探されている方にも一度試して頂きたいです。


カラー″ONE WASH″のタイプはフロントの仕様がボタンフライ、INDIGO BLACKはジップフライになります。
刻印がされたオリジナルの釦に隠しリベットなど本格的なディティールを用いながら、シルエットで遊びを持たせて良い意味での
ギャップがあり、一度穿いてみるといつの間にか癖になってしまう不思議な魅力を感じるデニムです。


どんな風に着ても良いのがデニムの良さでもあり、奥深さでもあると思っています。
サイズを大きくして自分がイメージするシルエットに近づけるも良いですし、丈を短くしたりロールアップで耳を見せて穿いたいりと
答えがある訳ではないですし正解もないので、自分なりの穿き方を見つけて頂ければと思います。


ゆったりとしたバランスで穿きたいと思っていたのでサイズ3を着用しています。
ウエストは大き目ですが、サイズ感を大きくする事によって出す事の出来るバランスがあると思っています。
ロールアップせずに歩くとソックスが少し覗く丈感も好みだったりします。
丈を活かして黒の革靴に赤いソックスの合わせも良いなと思っています。


もう一色の″INDIGO BLACK″は経糸にインディゴの糸、緯糸に黒糸を用いた深みと味わいのある色味が特徴。
フロントの合わせもジップアップになっていますので、より女性が好きなディティールになるのではないでしょうか。
シルエットは同様ですがインディゴ×ブラックの掛け合わせは、同じデニムでも全く異なる印象を受けます。
インディゴの染料を用いているので、色も徐々にフェードしてより青味が増してくるのも楽しみの1つです。


洋服屋を営んでいるとデニムを見たり試したりする事は沢山あって、その数ある中で何かを選ぶという作業は
自分の中にあるアンテナに余程引っ掛からない限りは展開する事が難しいアイテムだと思っています。
HATSKIのデニムは当たり前に過ぎ去っていく日常を少しでも楽しんで貰いたいという気持ちが込められているような
気がしていて、特別な洋服とはまた違った角度や気持ちで僕自身は純粋にデニムを楽しみながら穿く事が出来ています。
好みがはっきりと分かれるタイプのシルエットですし細かなディティールや色落ちなどの薀蓄よりも、独特なシルエットであったり
何となく感じる雰囲気を大切にしている方にお勧め出来るデニムです。
″HATSKI″のデニムを穿いた事で、今までとはまた違った気持ちや意識でデニムを楽しめるような気がしています。

定休日のお知らせ


明日22日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

3月20日


STYLE CRAFT WARDROBE   COAT♯17

color     NAVY  

price     54000+TAX

SIZE         /    SOLD    


自宅の前の穏やかな川の流れの場所を寝床としていた白鳥の姿が見えなくなってしまいました。
旅立つ日は近いなと感じてはいましたが、日常になっていたにぎやかな話し声がしないのは、寂しい。
春の暖かさを感じる喜びと静けさが戻った朝晩と、この時期は複雑な心境にもなったりします。
STYLE CRAFT WARDROBEから秋冬に引き続き、春夏素材を用いたCOAT#17が入荷しました。
軽い着心地のさらりとしたコートは、インナーに厚手のものを着込めるサイズ感なので今時期から重宝するはずです。
折り畳むとコンパクトになるので持ち運びもし易く、梅雨時期はレインコート代わりとしても良さそうです。
仕立ては前身頃に裏地を張り合わせているので、重さはないですがしっかりと作り込みをされているあたりも
このブランドの特徴であり、袖を通す度にやっぱり良いなと思わせてくれる気持ちが上がるコートだと思います。


フロントの合わせは釦とZIPの2重構造になります。
釦を閉めるとアシンメトリーなバランス感になり、着用した際にもさり気なく面白味があって雰囲気良く感じたりします。
衿元は留め具を付けず自然に左右の衿がパタパタと閉じる様な仕様で、STYLE CRAFTやSTUFFのバッグなどにも
共通する構造の美しさとデザインの奥深さに、着れば着る程惹きこまれてしまう一着になっています。


袖付けはスプリットラグランを採用し、肩線が入る事で見た目はすっきりとした印象を与えます。
見た目はきちんとで、それでいて動き易さと脱ぎ着する際にもストレス無く着用が出来るという点が
僕自身がコートに求める条件でもあり、STYLE CRAFT WARDROBEのCOAT♯17はまさにその条件をしっかりと
満たしてくれているので、当然着る頻度も多くなります。
着丈も膝に掛からない丈に設定されているので、車を運転する際にも干渉し難くどんな生活スタイルにも
無理せず着ていただく事が出来るのではないかと思います。
パンツ選びも細身・ワイドパンツ、どちらに合わせても違和感なく着て頂けるはずです。


シンプルなデザインで、着心地の良い洋服は何枚持っていても困るという事はないと思っています。
特に春は気温の変動が一番大きい季節でもあるので羽織るコートやジャケット、インナーとの組み合わせで温度調整を
こまめにしなければなりません。最低でも2、3枚くらい厚さの異なる素材違いのコートやジャケットを持ち合わせていると
春の洋服選びが楽しくなりますし、気温の変化にも動じずに楽しみながら過ごす事が出来ると思います。
その中でもコーディネートする際に軸になる1枚としてSTYLE CRAFTの作るコートはとてもお勧めです。


まだ気が早いですが、桜の咲く時期にこのコートを着て街を歩いたら、景色と気温と気分が絶妙にマッチして、
気持ち良く過ごせるのではないかと想像してしまいます。
色のフェードしたデニムに白いスニーカー。四季の移り変わりを肌で感じながら洋服が着られるようになると、
肩の力が抜けてより素敵に映りますし、そんな風に洋服を考えてくださる方が少しでも増えたら嬉しいです。
サイズが1のみになってしまいましたが、是非お試しください。

3月18日


STUFF   bucket suck NO.3

color     DARK NAVY  

price     28000+TAX

SIZE      46×51×26 SOLD 


STUFFの″bucket suck″が店頭に並びました。
なんとも愛嬌のあるというか、ほっとけない姿かたちは、自分達も毎回にやにやと眺めてしまう。
ディスプレイされたバッグは、そんなにやにやなど気にもせず、何食わぬ顔で静かに佇んでいます。
自分達の想像以上に、良い反応をいただいてるSTUFFのバッグですが、毎回少しずつ異なるモデルを
展開したり、素材を変えて展開したりしています。このbucket suckが並ぶのは2回目ですが、
素材・色・サイズをその時々で変えているので、また前回とも少し違った印象に感じられるのではと思います。
初めてご覧頂くお客様は、これがリュックなの?と好奇心と不思議が混ぜ合わさったような声で、
背負ってみてもいいですか?と試されるのですが、先ずショルダーを交差させるという所や、背負うとお辞儀する
かの様に勝手に閉じる蓋部分と、ぽってりとした本体部分の何とも言えぬバランス感に、やはり最後まで不思議そう。
ぱっと見で良いと思うよりは、ちょっと時間を置いてから、なんだか忘れられないあの形・・・。
と思い出すのが、このbucket suckの良さだと思っています。


大きく開く蓋を空けると、中は底まで随分と深くて広い。
きっと荷物を取り出す時はガサゴソするかと思います。そのガサゴソする姿も、このバッグなら。と、
妙にいろいろと許してしまう気分になるのは、このバッグがまさにブランド名を表す″袋″の形をしていて
何もかもを詰め込んでしまう様な、大きな包容力を感じさせるからでしょうか。どうでしょうか。
袋の中にはZIP付のポケットがひとつ付きます。
あとは小分けのポーチなども活用したりなどして、使い勝手は使いながら見出していくような感覚かもしれません。


まだコートは必須ですが装いが軽くなってくると、合わせる鞄も軽やかにしたくなります。
斜めに入る畝が見た目においても特徴的で、少し厚地の生地は触ると柔らかく温か味の感じる素材です。
rasikuでは帆布のバッグは多種多様に年中並べてはいますが、STUFFのバッグは凛とした雰囲気を醸し出しています。
洋服と合わせた際の存在感は、全ての素材とパーツをオリジナルで作製されているのも理由の1つでそれが合わさって
カタチになった時にぐっと人を惹きつける魅力に変わってくるのだと思います。

STUFF   pouch NO.1

color     wash black  

price     9000+TAX

SIZE      25×21 SOLD


初めての展開となる″POUCH”は、手に巻きつける事が出来るストラップが特徴。
サイズ展開が3サイズあるのですが、今回オーダーをしたのは小さいサイズになります。
大きさはお財布と携帯が入るくらいで、ほんのちょっと用足しをするのに便利なポーチになると思います。
素材は打ち込みの良いリネン100%で、パラフィン加工を施しているので表面が光沢していますが
使っていくうちに手に馴染んでしっとりとした質感に変化をしてきます。
財布などをパンツのポケットに入れるのも悪くないと思うのですが、こういった小物をさり気なく使い、
身の回りの物や事を整えたり大事にする所作は、男性でも女性でも関係なく単純に素敵だと思いますし、
出し入れする際の仕草なども含めて、使う方の個性が出ると思っています。


″STUFF”のバッグと小物は少しだけ大人っぽさが漂います。ミニマムな見た目とどことなくあっさりとした雰囲気で
男性が持ちやすく、尚且つ持つと格好良く映るかなと思い展開をしています。
使い勝手の面や機能的かどうかも選ぶうえでは重要な要素だと思いますが、それ以上に持った時の雰囲気や
地面に置いた時の物自体の佇まいなどをより意識してもらえたら嬉しいです。

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