9月11日


trippen    SPACE

color      BLK-BK   

price      47000+tax 

SIZE      39   /   40   /   41   /   42


通年を通して履けるtrippenの靴ですが、秋冬に合わせたくなるのがミドルカットのシューズ。
東北の冬を想定した際に雪が積もり濡れた道など歩く場合も、ミドルカットの靴は重宝するので
レインシューズなどの機能性に特化した靴以外の、冬に履く靴の選択肢としてお勧めをしています。
勿論、レインシューズなどとは違って水などにジャブジャブ浸かるのはダメージを与えてしまうので良くないですが
多少の雨や雪くらいであれば、僕は日常使いでtrippenのシューズを履いてしまいます。
トゥにボリュームが出る靴ですのでパンツの裾をロールアップさせて、ソックスが見えるか見えないかくらいの
丈感で履くのが僕自身は好みです。靴自体はデザイン性は強いと思うのですが、洋服と合わせると不思議と馴染む感覚があり
見た目以上に汎用性が高く、人間工学に基づき作られているので長時間歩いても疲れにくい1足になってくれるはずです。


日本の折り紙をイメージしてデザインをされた特徴的なトゥの形状は、内側に折り込み縫い合わされていて
綺麗に伸びるトゥの形状と折り込みを入れたデザインが靴全体の程よいアクセントになっています。
ミドルカットのシューズなので、甲は比較的高めに設定しワイズもゆったりと作られているので
甲高で幅広で靴の選択肢の少ない方にも″SPACE”のフィッティングは比較的合い易くなると思っています。
革靴の選択肢は無数にありますが、歩く事を一番の目的として革靴をお探しの方には一度試して頂きたい靴です。


外羽と内羽をステッチで留める珍しい仕様。
アイレットは2つしかありませんが、足首のホールド感が強いのは外羽と内羽が一体化しているからかもしれません。
今回もSOLEは別注をして″trippen sole″を採用。
一番重さを感じるソールではありますが、コンクリートをグリップする力であったり雪道にも強いという事もあって
盛岡の土地に一番合っているものを選んでいます。trippenの柔らかで曲線的なシルエットに凹凸のあるソールの
組み合わせも好みだったりします。


僕は太いパンツに合わせるスタイルが一番しっくりきます。
裾の太さに負けないくらい靴のボリュームがあるので、バランスが取りやすくカジュアルな服装ながらも
足元を黒の革靴で引き締める事で、すっきりと見せてくれる効果があると思います。
trippenは洋服と組み合わせると、色々な表情を見せてくれるので履いて頂ければ懐の深い靴だと感じて頂けるはずです。


季節の変わり目は、気分的に新しい靴を履きたくなってしまいます。
盛岡のように雪がしっかりと降る街は年中スニーカーを履く訳にはいかないので、冬に自分自身が納得出来る靴を
1つ持っているだけで出掛けるきっかけになるかもしれませんし、歩き易い靴であれば尚更の事。
trippenのシューズを販売していて、お客様から修理を承る事も多くなってきたのは実際に実用的な革靴として
様々なシーンで履いて頂けているからだと思っています。
自分の気に入った洋服を着て、歩く事が楽しくなる革靴を履いて貰えたら嬉しいです。
サイズが揃っているうちに是非お試しください。

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