11月23日


MITTAN   なめらか半纏コート

color      灰

price      50000+TAX 

SIZE       1   /   2   /   3


MITTANから昨シーズンに引き続き、柔らかく滑らかな着心地のウールカシミア混のコートが入荷しました。
商品名にある通り″半纏″からデザインをイメージして作られたコートですが、現代服を提案しているブランドらしく
そのものをリプロダクトするのではなく、日常の普段着として着られるようなバランスとシルエットに置き変えながら
新たなプロダクトとして、ブランドの独自性をしっかりと表現していると思います。
rasikuの提案としては、いつも着ているデニムやスニーカーといった何てことの無い装いにさらっと羽織って頂きたいと
思っていて、コート自体の雰囲気がありますのでカジュアルな装いに合わせると程よく中和されると思っています。
今シーズンは新色でリリースされた″灰″の1色のみの展開になります。
※ロングのタイプも入荷していますが、そちらはまた後日に紹介致します。


袖を通した感覚としてはコートというよりはカーディガンの延長線にある様な気持ちでラフに羽織れると思います。
着丈は膝が少し出る程度の長さなので、外に出る事が少ない方や車移動が多い方にお勧め。
ロングのタイプは更に20CM長く設定をされているので、普段歩いて行動される方に向いていると思います。
日本の毛織物の産地で知られる愛知県の尾州地区で織られたウール60%・カシミア30%・ナイロン10%の混合素材は
しっかりと目が詰まっているのにも関わらず、柔らかな質感で裏無しの1枚仕立てですがカシミアが30%入っているので
見た目以上に軽くて暖かみを感じて頂けると思います。
生地の表面に光沢があるのも特徴で、服装によっては綺麗目に合わせるものもお勧めです。
サイズは1から3までの3サイズの展開で、男性・女性に関係なくユニセックスで着て頂けます。
フロントの合わせは釦やベルトなどは付いていないので、ご自身でアレンジをしながら着るのも良いのではないでしょうか。


肩口はラグランスリーブを採用しているので、インナーのごろつきや着難さは殆ど感じないと思います。
ポケットは深さのあるハンドウォーマーが左右に付きます。大き目に設定されているのでお財布と携帯くらいの
荷物であればバッグ要らずのコートです。
パターンの性質上、動いているとどうしてもフロントが開いてしまい、首元が寒くなってしまう事があるので
ストールもしくはタートルネック等を着ると保温効果が保たれるので、余程の寒さが厳しい日でなければ
盛岡の様に寒さが厳しい土地でも、十分に冬のコートとして使って頂けると思います。


rasikuでは今までヘヴィーウェイトなアウター類を多く展開してきましたが、最近は気分的に軽くて上質な素材感の
ものが気になっています。年齢的な部分もあると思うのですが、真冬の本当に寒い期間というのは1月~2月までで
それ以外のシーズンは、重厚なメルトンコート以外でも過ごせるように感じたからかもしれません。
勿論、真冬の凍てつく寒さをしっかりと防げる頼りがいのあるコートがあるからそう思えるのですが・・・
洋服を楽しむという面から見ても、この手のコートは色々と着こなしの幅が出せそうですしご夫婦であれば
一緒に着る事も出来るので、とてもお勧めです。僕らもMITTANのコートは共有する事が多く、性別や年齢を問わない
ユニセックスなバランス感も良かったりします。冬コートの選択肢の1つとして如何でしょうか。

定休日のお知らせ


明日22日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

11月21日


nisica   ウールジャケット

color    ネイビー

price    42000+TAX 

SIZE     1   /   2   /   3 SOLD

nisicaからしっかりと目の詰まったウール100%のツィードジャケットが届いています。
衿はスタンドにしても着れますが、ラペルがある訳でもない掴みどころがないデザインが如何にもnisicaらしい。
肩も身頃も袖もゆったりとしたサイジングなので、インナーに厚手のものを着込んでもストレスになり難く、
見た目はジャケットですが、コートの様な役割を果たしてくれるはずです。
車移動が多い方でしたらこれくらいの厚みの羽織が活躍するでしょうし、ウールなので暖かさもしっかりと
感じられ、機能性と汎用性の両方を兼ね備えた1枚になるのではないでしょうか。


身頃に絞りがないストンと落ちるシルエット、トップ釦もしっかりと留める事が出来る首回りの作り、
コットン100%のスレーキの総裏仕立てなので、生地と生地の間に空気が入りふっくらとした表情が印象的です。
ツィードの色目はネイビーとグレーを掛け合わせたような深い色目で、同系色のネイビー系をコーディネートした際に
見た目が重たくなり過ぎずに着る事が出来ます。
ボリューム感のあるジャケットなので、着合わせとしては細身よりも太めのパンツと組み合わせた方が、
全体のバランスが取り易く、足元はスニーカーでも革靴でもどちらでも◎です。
何処か力が抜けたスタイルがnisicaの持ち味であり、洋服を楽しんでいる感じが素直に伝わってくると思います。


袖は少しだけ前に振っています。袖口などには釦など一切の装飾はありません。
肩の作りがラグランスリーブなので、動きが制限されずに気持ち良く動かす事が出来ると思います。
アームホールを太く設定する事により、脱ぎ着の際にインナーが引っ掛かからずスムーズにいく点も、
このジャケットの魅力の1つだと感じています。袖通りの良い洋服はついつい手が伸びてしまいますし、
長時間着ていても疲れにくいという事も重要だと思います。
日常着を提案するブランドは着ていて気持ち良いと思えるかどうかも大切な要素で、自分自身が自然体でいれて
相手にも素敵に見える服装を心掛けるのは、年齢を重ねるとより大切だと思える様になってきました。
洋服は自己満足でしかないと思うのですが、服装を含めて相手に魅力的に感じて貰えたら、尚更素敵な事だと思いますし
nisicaの洋服は、そういった目線で見てみるとより魅力的に感じてしまいます。


寒さの厳しい地域だからこそ暖かみのある素材感の洋服を纏うと、ちょっとその季節が楽しみになる。
実際に僕自身もこの時期は外に出るのが億劫になるのですが、着たいと思える洋服があると少しだけ、
もはやそれが勘違いだとしても気持ちが前向きになれたら、やっぱりその服があって良かったと思えるので
誰かにとって冬が少しでもいい季節になる、きっかけの一着として手に取って貰えたら嬉しいです。

11月20日


veritecoeur  VC-1598 ショートフリルシャツ

color      BEG (wool/cotton)     /     IND (linen)

price      26000+tax       /     32000+TAX  

SIZE      F SOLD

フリルを見つけると堪らず選んでしまうのは、もう本能がそうさせるので仕方がないのです。
veritecoeurでは以前から、コレクションやフォーマルラインの中で、襟や袖にフリルやレースをあしらった
モデルを何度かリリースされていまして、rasikuでも中々無いアイテムだと思いその都度展開していました。
そして、今回も早々に見つけてしまったのです。
フリルもギャザーも申し分のない程ふんだんに、そしてそのデザインに対して生地が見劣りしないかどうか、
という所を気にして見るのですが、生地も二種類で一つはリネン、もう一つはウール×コットンとどちらも
季節によって気持ち良く過ごせそうな素材で、生地・そして色をどれにするか選ぶのがとにかく難しかったです。
どんな組み合わせ方で着たいかを、イメージしながら厳選しました。
まずはショート丈のシャツをご紹介致しますね。


着用しているのはリネン素材で、カラーはインディゴ。もう一色はベージュですが、同色同素材を用いた
チュニックを後の方でご紹介しますので、詳しくはそちらで。
しっかりと厚みがあるリネンはとても柔らかく、そっと生地をなでるとリネン特有のシャリっとした質感が
手に気持ち良くあたります。リネン100%ですが、見た目も実際の着た感じもそこまで寒々しい物でも無く、
現に最近は暖かいインナーがあるので、夏だけに限らずリネンも通年着られる素材になった様に思います。
本音はもう少し早い時期にご紹介した方が良かったなと思うのですが・・・ちょっとのんびり温め過ぎました。笑
先にも書きましたが、生地自体はそこまで薄くないので、インナーにしっかり保温性のあるものを着て、
上からショールカーデやジャケットを重ねたり、もしくはゆったりとしたセーターを被せて襟を覗かせたりも素敵です。
色んな素材で、重ね着を楽しめる方であれば冬のリネンも、きっと暖かく着回していただけると思います。

前開きのシャツはフリルカラーをどう魅せるかがポイントで、フリルをしっかり立たせる場合はTOP釦を留めます。
襟が首元にしっかり添うようになっているので、肩のラインをちょっと前にずらすと、喉の辺りも苦しくなく
釦も留めやすくなります。
釦を留めるとよりクラシックな雰囲気が増しますが、その分フリルがしっかりと強調されとても美しいです。

前から見ても後ろから見ても、贅沢なほどのギャザーが印象的です。
ギャザーによってふっくらと立体的に浮き出るラインとその陰影が、どことなく妖艶な感じもします。
生地によってもそのドレープの具合が異なりますし、リネンもまた着用を繰り返す事で柔らかみが増し、
どんな変化が生まれるのかを見る過程も、きっと着ていて楽しいのではないかなと思います。


同じ素材のショールカーディガンを重ねて、ボトムはしっかりと厚みのあるウールのスカートを合わせました。
インディゴは年中問わず選んでしまう色ですが、着ていると不思議とゆっくりと呼吸が整うような気がします。
感じ方は人それぞれ違うと思いますが、紺とも黒とも違う空気を纏った、引き寄せられる色です。
落ち着いた藍色と花の様なフリルの華やかさが、良いバランスで混ざり合って、柔らかな女性らしい印象の
フリルシャツに仕上がっていると思います。丈の短い分、スカートもパンツもどちらも合わせ易いので、
ボトムのバリエーションが多い方には、シャツタイプがおすすめです。

veritecoeur  VC-1598 ショートフリルチュニック

color      BEG (wool/cotton)     /     IND (linen)

price      32000+tax       /        38000+TAX  

SIZE      F SOLD

着丈の長いチュニックタイプも、シャツ同様に二色、それぞれ違った素材で選びました。
着用しているベージュ、素材はウール×コットンをご紹介致します。
雪も舞ってきて、いよいよ冬が来たなと覚悟を決めたこの数日、どうしても手が伸びるのはウール物。
だた冬と言えどもその人の過ごす環境によっては、ウールだと重かったり暑過ぎるという方も少なくないです。
コットンウールの素材の良さは保温性に優れながらも軽くて、そしてウールほどチクチク感が少ないというところ。
着ていてやはりウール100%のものと比べると保温性は劣りますが、着用写真の様にショールを掛けただけでも
十分に暖かく感じます。


リネンともまた違う柔らかな生地感は、そのベージュの色目とも相まってとても優しい空気を纏っています。
ドロップした肩や身頃など、元々ゆったりとしたシルエットですが、ふっくらとした生地と肌の間に余白があり、
着ていてどこにも締め付けの無い着心地に、ふわっと身体が布の膜に包まれている様な気分です。
細やかなフリルもどことなく控えめに、でもしっかりと顔の周りに華やかさを添えています。
やや長めの設定の袖は、袖口がゴムできゅっとすぼむので、少し袖を腕の方にずらすと膨らんでパフスリーブに。
惜しみなく可愛さに拘ったデザインが、着る度に心を擽ります。


veritecoeurの服は、何よりも着ていてドキドキさせられますし、可愛いだけでは無くポケットが付いていたり
袖がまくり易かったり、身体のラインがうまく隠せたりと、実は実用的でデイリーに着る事を想定したデザインが
しっかりと盛り込まれています。
特別な日に着る服という訳でもなく、自分にとってこの服を着る事で一日が嬉しくなったり、楽しくなったり
何処かへ出掛けなくなったり。服を着るという毎日の当たり前の事が、楽しいと思えたらそれだけで幸せだなと思います。
veritecoeurの服が、そんな些細な幸せを運んできてくれる、そんな一着になって貰えたら嬉しいです。

11月19日


TEMBEA   SDG CAP

color      BLACK   

price      6500+tax 

SIZE      2 SOLD

color      GREY SOLD

color      CHARCOAL SOLD

color      NAVY SOLD

TEMBEAは帆布のバッグを中心にしたブランドですが、帽子や気の利いた小物などもシーズン毎に作製しています。
カタチの良さと被り易いシルエットで、rasikuでは毎シーズン展開をし続けている6枚剥ぎのキャップ。
秋冬シーズンという事で素材はウール90%・ナイロン10%のしっかりと目の詰まった暖かみのある素材を使用しています。
ツバが長すぎず、短すぎずで、帽子自体の深さが浅目に設定されているバランス感は見事。
被ると本気な感じにならず、程よく抜け感が出るので高校球児が被っている様な野球帽のイメージとは全く違う見え方に
なると思います。この手のキャップが得意ではないなという方にもお勧めできます。


サイズは大きい方の2のみをセレクトしています。
後ろにアジャスターがあるのでサイズ調整が可能で、大よそですがサイズは58cmから60cm弱くらいまで
調節可能だと思います。
ジャケットやコートなどを着る季節になってきましたので、洋服全体のトーンが重くなってしまうと感じた時に
キャップを被ると、見た目の軽さが出て僕自身好きなスタイルの1つでもあります。
ウール素材は新品の状態も良いですが、ちょっと汚れが気になったタイミングで洗って生地がクタクタになった頃が
こなれた雰囲気も増して、キャップその物の格好良さがより一層出てくると思います。


年齢を重ねて白髪が混じった男性が、ラフにベースボールキャップを被っている姿が一番の理想ですね・・・
どうしても先入観や、幼い頃の思い出なのかトラウマなのか、可愛く見えてしまう。などもよく言われるのですが
帽子は被り続けない限り慣れてこないので、しっくりくるまでに一定の期間は必要かもしれません。
帽子や他の小物に慣れると、服装の幅がぐっと広がるので苦手意識がある方にも挑戦して頂ければ嬉しいです。
手に取って被った時のインパクトやイメージは似合っていないなーと自身が感じる事もあると思うのですが、
自分がなりたいと思う姿を想像して膨らませていければ、時間の経過と共に自分の顔が帽子に寄ってくるはずです。
最初の1歩を踏み出せるかどうかが、重要だと思います。


僕も、以前は帽子を被ることは殆どなかったのですが一度被り始めると慣れてしまって今では服の一部として
欠かせない存在になりました。その時の髪型などによっても雰囲気が変わったりして、少し前までは似合っていると
思っていたものが急に合わなくなったりもして面白いです。
これはお勧めして良いか分かりませんが、ちょっと出掛ける際に、髪をセットするのが面倒な時にも重宝しますしね。
額のロゴ3文字はTEMBEAの愛が詰まった文字で、深い意味はないので(笑)気軽に被って頂ければと思います。

TEMBEA   GUNTE

color      WHITE        /       GREY      /      BEIGE   

price      1500+tax 

SIZE      MEDIUM SOLD


今季で、3シーズン目の展開になるウール素材の軍手。
気軽に持てて、保温性もしっかりとあるので、僕自身の中ではTEMBEAの隠れた名品の1つだと思っています。
サイズは″MEDIUM”のみの展開、所謂軍手のサイズ感なのであまり男性・女性は関係ないと思いますので
店頭で実際にお試し頂きたいです。rasikuでは今シーズンは3色を展開をしています。


カラー″WHITE”は、軍手そのものの雰囲気が出ていて、それが逆に良かったりもします。
手袋に関しては、人によっては落としてしまったり、飲み会で忘れてしまう事も多い気がしていますが、
この価格であれば心のダメージも少なく済むのではないでしょうか。
僕自身もレザーの手袋を失くした時の心のダメージは凄いものがありました・・・時間が経ったのでもう癒えましたが(笑)


TEMBEAの物作りは、作り込みを重視したり高級な素材感を使う訳ではなく、毎日でも使いたい、持ち歩きたい!
そう思える物作りであることが、使う側にとって心地良いと感じられるのではないかと思っています。
ふわっと香る程度な程よいバランスでブランドのエッセンスが盛り込まれていて、常に飽きさせないように
アンテナを張り先を見据えながらも、使い手を置いてきぼりにしない距離感もブランドの魅力だと感じています。
ただ値段が高い安いという判断ではなく、デザインの面白さや、素材の使い方に毎回楽しませてくれるTEMBEA。
GOODSも豊富に並びましたので、是非店頭へ足をお運びください。

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