12月7日


veritecoeur    ダリナコート

color        BEG

price        58000+tax 

SIZE        F SOLD 

color        AKA SOLD


昨夜と今朝方の冷え込みは、一段と厳しかったですね。。。
いつもは何もかもがキラキラして見える気持ちの良い川沿いの道も、今日はとても嶮しくてつらくて。涙
(それでもどの世界も美しいには変わりないのですが。)
川に近い場所に生えている木の枝は凍っていたり、土のある場所は霜柱がざくざく伸びていたり。
冬の姿が濃くなり、微かに変化した景色を見つつ、早足でお店へと駆け込みました。
そんな今日は、少しでも気分の上がる素敵なコートをご紹介致します。


ふわっとした軽さで、厚着をした上からでも難なくからだを覆い尽くすダリナコート。
veritecoeurの冬のコートは、決して完璧な北国仕様という訳では無いのかもしれなのですが、
ウールの醸し出すしっとりとした雰囲気と、中にあれこれ着込んでも変に着膨れしないサイズ感と、
カジュアルでもだらっとしない品の良いデザインのバランスが良く、毎回好評だったりします。

首元のデザインはコートではありますが、細めのラペルなどジャケットライクな一面もあってとても綺麗。
シャツを合わせても良いですし、タートルネックでもクルーネックでも、または少し開きの広いハイゲージニットも
どれも其々のネックラインがしっかり映える様な、美しい形だと思います。


ラグランスリーブでアームも太く、ざっくりとしたシルエットは外套のイメージに近いものがあります。
ワンピースにふかふかのフードや厚手のニットカーディガンなどを羽織った上からでも、すすっと腕が通り、
肩も脇周りも楽々、釦もきちんと留まります。裏地がキュプラ100%なのも、袖通りの良さに繋がります。
冬になると出番が減る様な服でも重ね着できれば通年通して楽しむ事が出来ますし、ぎゅっと目の詰まった
頑丈肉厚セーター一枚に、コート一枚、と言った様なあっさりでも暖かな着こなしもどちらも合わせられるのは
とても有難いですし、着合わせのし易いコートの出番が自然に増えるのは必然なんです。


丈は膝よりも少し下のロングコート。
どうしても背の高い人じゃないと似合わない・・・と思われる方も多いのですが、veritecoeur本店の
スタッフの方の中には華奢で小柄な方もいて、その着方の巧さと言うか、裾や袖をくるっと捲くるにしても
その捲くり方だったり、その人にしか出せない格好良くて可愛いらしいセンスは、身長云々よりも、
その服が好きで着たいかどうかに尽きるなぁと、スタイリングを見ては勉強になることばかりです。
なので、私は小柄な方がたっぷりとしたシルエットやサイズを着ている姿もとても好きですし、
その背格好だからこその素敵な着こなし方あって、それが楽しめるような提案が出来たら良いなと思います。


そして何よりもこの真っ赤なコートの、色が何よりも綺麗なこと。
色違いのベージュも優しい色で、それこそ同色のスカートと一緒にセットアップで着るのも格好良い。
ベージュと赤、どちらもちょっと黒味がかった奥行きのある大人の色合いが気に入っています。
赤は光の加減で色が表現し難く、BLOGの写真の中でも色の違いがありますが、凛とした濃い赤です。
ベーシックな色のコートをお持ちの方には、とても新鮮な気持ちで着ていただけると思いますし、
どうしても黒や紺やグレーが中も外も多くなりがちな季節ですので、華やかな色が一部分でもあると
それだけで勇気が湧く様な、最近はそんな気分で色を取り入れています。
軽やかなウールのたっぷりとしたコート。羽織るだけで雰囲気あります。ぜひ。

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