12月15日


ANDERSEN-ANDERSEN   SAILOR CREWNECK 7GG

color      OFF WHITE   

price      42000+tax 

SIZE      XXS   /   XS

color      CAMEL

SIZE      XXS   /   XS

color      ROYAL BLUE

SIZE      XXS   /   XS

メンズの方では先にご紹介していました、デンマークのニットメーカー″ANDERSEN-ANDERSEN″
展開をスタートしてから3シーズン目、今季レディスでセレクトしたのは7GGの″SAILOR CREWNECK″
手で持った瞬間に皮膚越しに伝わるその確かなウールの感触。
重みも厚みも、独特な艶っぽさも、他のニットとはまた異なる空気を放つANDERSEN-ANDERSENは、
一度着てしまうと中々それ以上のものには出逢えないと思える程、素材も作りも素晴らしいと感じています。
視点を変えれば、他にも良いニットは様々あるのですが、もし古びることなく長く大事に着続けたいと思う
ニットを探されているという方でしたら、迷いなくこのニットをお勧めします。
厳しい寒さからも身を守ってくれる上質で暖かなニットに出逢ってから、冬を迎える気持ちにも幾らか余裕が。
ここ数日で朝晩の冷え込み方が一層厳しくなってきたので、今か今かと出番を待っている様なニットを横目に
まだ大丈夫!と、良く分からない根競べをしています。・・・一度着てしまうと脱げなくなりそうで。
きっと手が伸びるのもきっと時間の問題ですけれど。 


デンマークの伝統的なセーラーセーターを、後世にも引き継いでいきたいという想いの元生まれた
ANDERSEN-AMDERSENは、より良い質の糸と手間の掛かる仕様も実現可能とする高水準の技術を求めて、
イタリアの工場にアトリエを構えて紡績・生産を行っています。
肌に隙間を与えず、ぴたっと添うような着心地は、まさに冷たい海からの風や寒さと共存する暮らしに
相応しいセーラーセーターならではの道具としての一面を感じさせます。
それでいて時代が変わっても色褪せない、何処か懐かしさも感じさせるクラシックなデザインを残しつつ、
シルエットをすっきりとさせる事や、今の技術で良くできる部分には手を掛けることで、いつ誰が手にしても
その時の気分で着たいと思える様な、唯一無二なプロダクトとして完成されたニットだと思います。


少し高めに設定された首元。所謂、ガンジーネックと言われる昔ながらのデザインは趣きがあり
見た目も上品ですし、少しでも首が覆われているとそれだけで保温性はぐっと上がります。
身頃に余裕があればシャツを合わせた着方も良いですし、一枚でも存在感は十分ですので上にジャケットを
羽織ったりベストを重ねたりと、その人なりのその時の気分や好きな着合わせ方で、着ていただけたら。


南米産のメリノウール100%を使用して編みたてられたニット。
ボディから首、そして袖から裾の先のリブまで、美しい畦が続きます。
長めの袖には指抜きが付いていますので、指を通して着ても良いですし使わない方は袖捲くりして。
光沢を纏った上質な毛糸は、弾力もあってそれでいて引き締まったニットの触り心地も着心地も、
やはり自分自身着ていて、とても特別なものという感情がありますが、だからこそ自分なりにどうしたら素敵に
着こなせるかなと着方も工夫しますし、洗濯方法やお手入れの仕方も何が良いかと自分で探したり考えます。
物との付き合い方は、人それぞれの価値観で違ってくるとは思うのですが、手間が掛かったり自分の思った通りには
なかなかならない事を、時間を掛けて楽しんでみるという事を自分は大事にしたいなと、改めて思ったりしました。


デザインもシルエットも昔ながらの野暮ったさの残るニットも、それはそれで味わい深くて好きですが、
伝統を引き継いでいきたいという想いが込められた、ANDERSEN-ANDERSENのニットは過去から現在、
そしてこの先の未来へと続いていく為の、物作りが詰め込まれている様に思います。
だからこそ、同じように大事に着たいという方の元へちゃんと届く様に、そんな繋ぐ役割のほんの端っこでも
自分達が担っていけたらいいなと、そんな風に思いますし、自分達も大切に愛着もって着ていきたいです。

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