2月27日


the last flower of the afternoon  翠雨のrain coat

color      カーキ   

price      49500+tax 

SIZE      FREE SOLD


3月にもなると、真冬のコートはそろそろ脱ぎたいなという気持ちが自然と湧いてきます。
気温だけ見れば、まだまだ早い気もするかもしれませんが、春の装いに手を伸ばす事で、
それでけでちょっと、この先訪れる季節が楽しみになるように思います。
the tast flower of the afternoonから届いた、一枚仕立ての馬布コート。
超高密度に織られた馬布に加工を施し、風を通さず軽い撥水性を備えたコートは、タフな素材とは裏腹に
上品なAラインシルエットと、可愛らしいフラットカラー、ぽすんと落ちた肩から花開く様に膨らんだ袖の
ぐっと女心を掴むデザイン。
春コートと言えど、3月4月の盛岡の気候を想像した時に、僅かにショートな袖の長さが一瞬気に掛かったものの
それはすぐに打ち消され、生地とデザインのバランス感が何とも言えず好みだったのでオーダーしました。


ヴィンテージのダスターコートやレインコートをデザインソースに作製されたコートは、店頭にディスプレイした
瞬間から、生地がワシワシっと風格のある表情をしていて、時間の経過を感じる古着の様な佇まい。
深く濃い緑色が落ち着いた印象で、生地・デザイン・色目のバランス感が絶妙なコートだと思います。
冷たい風もしっかり防いでくれる生地なので、中にニットタートルや中肉のセーター、カットソーにカーディガン等
少し暖かい装いをした上から羽織って頂ければ、今からでも着用可能だと思います。
袖口もニットのアームウォーマーを合わせたら可愛いだろうなとか、帽子も色々な形を合わせたりを想像して、
ついつい小物まで欲しくなってしまいます。


脱ぎ着する際に触れる度、にやりとしてしまいそうな釦は水牛のボーン釦。
艶っと光を放ち、釦その物も目に留まりますが、コートの雰囲気を崩さずにむしろ惹き立てる様な
パーツ選びが、毎回楽しみでもある、the last flower of the afternoonのお洋服。


気になる袖の長さは・・・
よっぽど手が長い人じゃなければ六分袖から七分袖ぐらいのイメージでしょうか。
肩幅も袖幅も比較的ゆったりと余裕を持たせているので、少々厚地の物の上からでも羽織れるサイズ感。
ワンピースなどの上に重ねて袖口を見せるのも良いと思いますし、先にも言いましたが、アームウォーマーや
バングルなど小物をワンポイントに装いを愉しめる丈の長さ!と思って着て頂けたら嬉しいです。


肩や背中のさり気ないギャザー。
力強い生地の中に、くど過ぎずふわっと軽やかに甘さが出る様なシルエットに仕上げています。
ですので、メンズライクなスタイルにも違和感無く合いますよ。
春の羽織は少しずつ動き始めました。
シャツを新調したり、持っていない色や柄を足したりされる方も少しずつ。
寒さには油断は禁物ですが、気分は開放的に春を先取りをしてみてはいかがでしょうか。
定休日を挟んで、木曜日よりお待ちしております。

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