3月19日


STOCK NO:   MOCCASIN SHOES

color         BLACK  

price         37000+TAX  

SIZE         23H   /   24H   /   25   /   25H   /   26H   /   27H


すっかり雪融けして、アスファルトの地面を何のストレスもなく歩ける事に喜びを噛みしめています。
北東北の冬は想像以上に厳しい分、春の訪れを感じる1つ1つの出来事に幸せを感じながら日々を過ごしています。
今シーズンから新たに立ち上がったブランド″STOCK NO:″
身につけたい。使いたい。そして、楽しみたい。
単純ですがそういった気持ちが持て、きっとこれからの人生が気分良く過ごせる為のものづくりをコンセプトにした
男性・女性や年齢を問わずに新しさと懐かしさの2つの気持ちを交差させるブランドだと思っています。
僕らの世代からすると懐かしいと思わせるワラビータイプのモカシンシューズ。
浅草の職人が1足1足丁寧に仕上げるハンドメイドシューズは、見た目の美しさは勿論ですが履き心地に関しても
日本人に適したフィッティングをミリ単位で調整をしています。
甲の高さを必要最低限にする事でシルエットがシャープになり、歩いた時に靴の中での浮きを抑える役割も果たします。
カジュアルなシューズではありますが、何処か洗練されていて今までのモカシンシューズとまた違った履き方や
合わせ方が出来るのではないでしょうか。革靴が苦手だという方にも是非お試し頂きたいです。

アッパーにはオイルをたっぷりと含ませた牛革を使用、履き込むほどにより艶が増して光沢が出てきます。
シボが細かく入る革ではないので、どちらかと言えば表面はつるっとした革靴らしい表情になります。
穿き始めはアッパーが少し硬く感じるかもしれませんが、厚みのある革で作製されているので自分の足に
伸びてくるまで多少の時間が必要です。縦伸びはありませんが、横伸びはあるので基本はジャストサイズがお勧めです。
アイレットは3つ。シューレースは平紐の蠟引きタイプを組み合わせる事で、大人が格好良く履けるモカシンシューズに。


ハンドで縫い付けれる細い糸、太い糸での2種類を使い分けながら、シューズの顔とも言える部分を構築していきます。
今までワラビータイプの靴は、あまり好んで履いてきませんでした。
何となく思い当たるのは、履いた時のぼてっとしたボリューム感が好みではなかったからだと思います。
STOCK NO:用にオリジナルで作られたラストは靴全体を極力抑え気味に作られている印象があって
その中でもトゥのすっきりとした曲線の作り方には目を奪われました。
デザイナー自身つま先のボリュームと形状には、相当に気を配り何度も試作をしたと聞き、
自分自身も靴が好きで色々と試していますが、ちょっとした部分で見え方が大きく変わってきてしまいますし
繊細な作業の積み重ねが、靴全体の完成度や履き心地を高めていくのだろうと思っています。
革靴では手が出易い価格設定ですし、黒の靴は服装も幅広く着合わせる事が出来て、長時間歩くのにも適した
シューズに仕上がっているので、これから旅行などに行く際に履いていく1足としてもお勧めです。


アンクル部分もフラットな作りではなく、やや上目に設定。
インナーはヌメ革のライニングが総貼りされていて、足を包み込む様なフィッティングを実現しています。
ソールはお馴染みのクレープソールを採用。
スニーカーに近い履き心地で、地面までの高さがありクッション性があるのが大きな特徴です。


ミドルカットのシューズなので、パンツの丈とのバランスが重要。
僕自身は少し短めの丈でソックスがギリギリ見えないかくらいで、シューズ全体のシルエットを見せて履くのが好みです。
コバがない靴なので、シャープな印象を崩さずに履けたらきっと格好良いですね。


新たなプロダクトとしてスタートした″STOCK NO:″
量産されるモノの冷たさと職人の手作業によって生まれる暖かみの両方を感じ取れるシューズになっていると思います。
季節も変わり、新たに一歩を踏み出す相棒となり得る靴を手にしてみては如何でしょうか。
靴好きな方も、きっと納得できるクオリティだと思います。是非。

PageTOP