3月20日


susuri     ボルトインシャツ

color      BLACK  

price      40000+TAX  

SIZE        S 


susuriの今シーズンのテーマ ″LOOLING GLASS RIVER″
・・
子供に向けた詩集の一遍 ″LOOLING-GLASS RIVER″ 
鏡の様に映し出すシンメトリー。水や水の周りの空気や光。風の流れで揺れる水面や、陰影。
水の濃度によって現れるグラデーション。水の底や水辺など、水の周りのイメージを膨らませて、
形や柄、色など、より服そのものに意味を封じ込めて表現したコレクション。
その中に、いつもならきっとため息が漏れる様な場面で、ぐっと息を飲み込んだほどに″凄い・・″
と思った、服がありました。
池に浮かぶ蓮をイメージしたという、大胆でありながらも、嫌みのないエレガントさを感じさせる
オリジナルのジャカード生地。先ずその生地に目を奪われて、ドキドキしながらも近づいて触れてみると、
蓮のモチーフがところどころワシャワシャっと表に飛び出していて、どうなっているのかの驚きと困惑のち、
増々高鳴るわくわくの複雑な感情が押し寄せてくるのを堪えるようにして、息を整えて。
見た事の無い何とも言えぬ美しさに見惚れてしまったシャツのようなジャケットと、ワンピースとブラウス。
rasikuでは悩みに悩み、ブラックのジャケットとワンピースをご用意しました。
ワンピースはとても嬉しい旅立ちをしましたので、もう一型のボルトインシャツをご紹介したいと思います。


少し前のシーズンから継続して作られているモデルですが、展開するのは初めて。
キュッと絞りの効いたコンパクトなシルエットが、susuriらしいなと思うシャツのようなジャケットで
肩も袖も身頃も、全体的に小さ目な作りでありながら、いざ袖に腕が通って身体が服に納まってしまうと、
想像するより窮屈感が無く、着心地が良いというのもsusuriの服の不思議さでもあり魅力でもあります。
とは言え、ゆったり余裕をもたせて着る類の服では無いので、サイズ感が気になる方はお試しいただくのが
間違い無いと思います。
Sサイズのみの展開で、自分の背格好など考えると、オーダーに悩むアイテムだったりするのですが、
この緻密なジャカードの大柄モチーフとタイトなジャケットの塩梅が、なんとも素敵で格好良くて、
これは出逢ってしまったと、選ばずにはいられなかったモデルです。
小柄な方やすらりと華奢な方に合うジャケットが、案外なかなか展開する事が無いなと思っていたので、
これからの春の行事毎や、お祝いの場になど、華やかにきりりと着られるお洋服をお探しの方に
目に留めていただけたら嬉しいなと思います。


底を覗いても見えない水の中の黒色に、陰影とともに浮き上がる蓮の模様。
少し離れて見える大きな柄と、近づいて見える織の細やかさに、うっとりと作品に触れる様な感覚もありますが
いざ着てみると、もっとずっとカジュアルに着られるというところに、デザインの巧妙さを感じますし、
勿論きちんとした場にも着ていただけて、オンでもオフでも着用して頂ける幅を持ち合わせたシャツです。
素材には経コットン、緯にコットンとリネンを引き揃えたものが基本となるところに、和紙で織り込んで
大柄なモチーフを描いています。
かさかさっとした質感も独特で、一層生地に触れて、着てみていただけたらなと思っています。


背中は腰に向けてすっきりと絞られ、小さくスリットが入ります。
着るだけで、真ん中に一本線が通る様に、姿勢も正したくなるシャツジャケット。
写真の様に、釦を開けてジャケットとして羽織るのも良し、ずらりと並んだ小さな包釦を
ぴしっと留めてブラウスとしても、ぜひ。
歳を重ねても着たいと思えるような服との出逢いは、全身が揺さぶられますね。
並んでいるうちに、ぜひぜひご覧くださいませ。

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