7月1日


MITTAN     SH-03  カディシャツ

color        生成

price        19000+tax 

SIZE        1    /    2    /    3    /    4 

color        黒

price        19000+tax 

SIZE        1    /    2    /    3    /    4

color        松煤

price        23000+tax 

SIZE        1    /    2    /    3    /    4

color        藍×胡桃

price        23000+tax 

SIZE        1    /    2    /    3    /    4 

color        生成(補強有)

price        21000+tax 

SIZE        1    /    2    /    3    /    4  SOLD

今日から7月。まったくその実感がないのですが、一先ず良い一日に!と気合を入れる2018年後半戦。
歩いてお店に向かう途中の中津川は、鮎釣りが今日より解禁となり、今か今かと楽しみにしていたであろう
大勢の方で賑わいをみせていました。
僕自身が盛岡に来て驚いたと同時に好きな景色の1つで、街中でこんな風景が見られるのは滅多に無いのでは
ないかなと思っています。夏を感じながらお店に着くまでの道のりを楽しむ事が出来ました。
MITTANを代表するアイテムの1つ、インドで手紡ぎ手織りで作られるカディコットンを用いたシャツ。
今シーズンで3シーズン目の展開になりますが、何度見ても素晴らしいシャツだと思ってしまいます。
現在″カディコットン″という言葉を耳にする事は増えていると思いますが、大まかにインドで作られた生地の総称の様な
捉え方や意味になっている様な気がしています。それはそれで仕方のない事で、売り文句としても使い易い言葉かなと
思っていますが、大半はインドで作製された機械織りの生地で正式には本物のカディコットンとは言えません。
MITTANが生地からオリジナルで作製している″カディコットン″はインドで手紡ぎ・手織り機で人の手によりじっくりと
時間と手間暇をかけて作られています。触ると他との違いを直ぐに感じて頂けるくらい空気をたっぷりと含んだ
ふんわりとした手触りの、正真正銘のカディコットンになります。
インドの様な高温多湿の地域で作られているだけにコットン100%ですが、とにかく風の抜けが心地よく
夏場でも気持ち良く着て頂ける素材になります。


肌が弱く日焼けが苦手な僕にとっては、夏を過ごす為に欠かす事の出来ない道具の様な役割を果たしてくれる1枚で
色違いで所有するほど、毎年買い足したくなってしまう魅力と機能性が詰まったシャツに仕上がっています。
カラーは染色をしていない生地の色をそのまま表現した生成、染めを施した黒・松煤・藍×胡桃の4色展開。
生成のみ衿・袖口・前立ての3か所に補強を入れたタイプもご用意しております。


シルエットは身頃はすっきりとして着丈は少し長めに設定をしています。
襟や袖口などにあえて接着芯を使わず、縫製する糸も綿糸に拘り、袖を通した瞬間から肌に馴染む事を優先した作りで
着れば着る程に、空気をより含んでふんわりとした風合いに変化をしてきます。
綿糸は糸切れがし易く生産効率が悪くなってしまうので、現在はポリエステルなどの化学繊維を3%前後糸に混ぜるのが
殆どなのですが、何故コットン100%で作られるシャツがないのかを疑問に思い作り始めたと仰っていました。
ハンガーにかけておくだけでも雰囲気の良さが伝わってきますし、染めを施した際にも糸までしっかりと染まりきるので
シャツ1枚で見た際のプロダクトとしての完成度の高さに繋がっていると思います。


襟は小さ目に設定をして、トップボタンを閉めても苦しくない首回りにしています。
袖のカフスも細く設定をしているので、腕まくりがし易く僕自身はシャツ選びの際の1つの基準だったりします。
好みは分かれる部分かもしれませんが、カフスの釦を留めて着る事が殆どないので腕まくりがし易いものに惹かれがちです。


生成は透けるか透けないかくらいの生地感で、染色を施しているタイプは透けは全く気にならないと思います。
インナーにグレーやブラックのタンクトップなどを着ると、透けも気にならなくなるはずです。
縫製の細かな運針もMITTANならではで、ディティール1つ1つのクオリティがとても高く着れば着る程に愛着が
増して、お直ししてでも着続けたいという方が多くいるのも十分に納得してしまいます。
MITTANの洋服は見方によっては民藝やクラフトの雰囲気も感じますが、僕自身はプロダクトとして量産される
物の冷たさがしっかりと感じ取れる点と、欲しいと思った物が数をある程度作られていて無理なく届けられる事も
展開をし続けたいと思える理由の1つかもしれません。


今日もうだるような暑さで、梅雨は終わったのかな・・・と思ってしまう気候が続いております。
長袖のシャツを着るのは嫌になりそうですが、風が心地よく身体を抜ける感覚を体感して頂きたいと思っております。
サイズ展開も1から4までのフルサイズでご用意しておりますので、女性の方にもお勧めです。
人の手で作られる生地の風合いや気持ち良さを、ご自身の肌で感じて頂ければ嬉しいです。

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