8月25日

trippen     COMMON

color       BROWN

price       45000+tax 

SIZE       35    /    36    /    37    /    38    /    39


TRIPPENから今季の春夏でオーダーしたモデル ″COMMON″
TRIPPENの数あるラインナップの中には、スリッポンタイプのモデルは幾つかあるのですが
その中でもrasikuでも常時展開している Closedコレクションの″YEN″は、ブランドがスタートした
初期の頃に作られた代表的なモデルで、TRIPPENと聞いてこの靴をイメージする方も多いのではないかと思います。
YENの履き心地の良さを知ってしまうと、ついついシーズン問わずフル出場させたくなるのですが、
見た目のぽってり感やコバの重厚さ加減など、もう少し春夏はすっきり履けて見た目も重さも軽やかな形の
スリッポンを展開したいと思って選んだのが、COMMONというモデルでした。
正面から見た感じはコロンとしたシンプルなスリッポンといった印象ですが、外側・内側・後ろ、そしてソールと
ぐるりと全体を見てみた時に、実はとてもユニークで特徴的な形なのだという事に気が付きます。
じっくり見ると実は変わっているのに、いざ履くとそれをあまり感じさせないという不思議。
そしてもう一つ、これはとても個人的な感想ですが、靴その物だったり自分が履いた靴を直接見るよりも、
こうして着用写真であったり、誰かが履いている姿であったり、客観的に見た時の方がよりこの靴が可愛く見える・・!
というのは私だけかもしれませんが、そんな何とも不思議な印象を抱かせる靴だったりするので、
もし気になる方は見ているだけでは無く、ぜひ履いて試していただきたいなと強く思います。


履き口からアッパーは縫い目のないすっきりとしたデザイン。コバも無い分見た目もコンパクトです。
サイド外側の下部分から後方にむかって、革の継ぎ目が特徴的なモカシンシューズの様なデザインが現れます。
そして内側部分にはゴムの仕様。
物静かな雰囲気にカジュアルな一面がプラスされて、洋服を合わせて全体で見た時にも、さり気なく「お!」と
なるようなポイントになっていて、前後の印象の違いも履けば履く程に、じわじわと良さが込み上げてきます。
足を優しくすっぽりと包み込むのは、足に馴染みやすい柔らかなカーフレザー。
最初は若干、履き口が狭く感じるのですが、後ろ側のベロを持って後ろにゴムを広げる様に引っ張りながら
ゆっくり足をいれていくと、足と靴の間には隙間が無いくらいぴたりと張り付く様な感覚で納まります。
履き始めは本当にジャストフィットと言った様な感じか、むしろ少し小さいのでは?と思う位のサイズ感です。
あまり馴染の無い感覚というか、慣れないフィッティングにサイズに迷う方もいるかもしれません。
素材自体が比較的伸びやすく、柔らかいカーフレザーを使用していますので履いて少し時間が経てば、
すぐに自分の足型に革が馴染みます。
初めが少し履き心地が窮屈な為に、大き目を選びたくなってしまうかもしれませんが、履く人によっては
素足に近い環境で履きたかったり、靴下が厚めだったり色々異なると思うので、そういった事も考慮して
サイズを選ぶのが良いかもしれません。

COMMONは「Penna」ソールというソールを用いたコレクション。
くぼみのあるデザインは衝撃吸収性にも優れていて、歩くと柔らかくも弾力のあるソールが
ふわふわっと「羽が生えた様に軽い」履き心地を実現します。
自社でソールまで開発するTRIPPENだからこそ、可能にする他にない足裏の感覚。
デザインに偏り過ぎず、デザイン以上に靴と足の環境が、いかに人の歩行にとって大事かと言うことを
履いて実感する事が出来るTRIPPENの靴は、ただ足が気持ち良いが良いだけではなく、靴を選ぶ事はもちろん
靴に合わせて服を選ぶ事・靴を履いて出掛ける事など、楽しいが様々な方面に派生していくように思います。


春、夏、秋と3シーズンはその季節の服に合わせて履いて頂けると思います。
暑さが戻ってきてはいますが、不思議と足元はサンダルよりも革靴が履きたくなって
今日は久しぶりに二人とも揃って、TRIPPENを選んで履いてきていました。
久しぶりに履いて思う事は、一年目よりも二年目、二年目よりも三年目と年々靴が良く見えてくるという事。
服やそれ以外のことも、少しずつ趣味や趣向が変わっていく中で、オールコンフォートシューズらしく
どんな場面でも柔軟に適応してくれる、懐の深さがあるTRIPPENのシューズ。
その魅力をぜひ体感し、知っていただけたらなと思います。

8月21日


HATSKI     STRAIGHT DENIM

color      ONE WASH

price      17000+tax 

SIZE       0    /    1    /    2    /    3   /    4    /    5


8月も残すところ1週間弱になりました。
ここから秋へと色々なことが加速していくのかと思いきや、今日の盛岡の気温は35℃超え。
真夏の太陽との再会は嬉しいですが、外を歩くのが嫌になるくらいの熱風が吹いているのにはちょっとへこたれます。
通年を通して活躍するアイテムが徐々に店頭に並び始めていますが、デニムを中心に物作りをしている″HATSKI″から
今シーズンの新型になる″STRAIGHT DENIM″が入荷しています。
15.6OZの厚みのあるあるセルヴィッチデニムを用いたデニムパンツは、厚みとは対照的にごわつきが少なく
膝が出にくいという点が気に入ってて、僕自身もカタチ違いで何本かをローテンションして日々良く穿いています。
今までHATSKIでリリースされているモデルは、裾にかけてテーパードするシルエットがアイコンになりつつあり
ワタリから裾まで直線的なシルエットのストレートデニムは、逆に新鮮に映りました。
セルヴィッチを出して穿くのも良いですし、丈をすっきりさせてウールのソックスなどを覗かせるのも◎です。
裾の野暮ったさを活かした着こなしを楽しんで貰えたらと思っています。


毎シーズン季節の変わり目は、新しいデニムが気分的にも穿きたくなります。
シルエット違いや、色の落ち具合で何本かをローテーションで穿きまわせるとダメージが最小限で済み
好きな状態を長くキープする事が出来ます。
僕自身はシンプルなスウェットやシェットランドのセーターなどを着て、足元にはスニーカー。
これがデニムを穿く時の一番好きな服装です。
普段着ているウエストのサイズに捉われすぎずに、自分が穿きたいと思うシルエットを
重視したサイズ選びをして頂きたいです。


デニムは数えきれないくらいに選択肢があるので、選ぶ基準は其々にあると思いますがHATSKIが作るデニムは
ヴィンテージのレプリカやディティールの薀蓄を語るものではなく、日常着として当たり前に着れる安心感があります。
毎日手に取って、汚れたらじゃぶじゃぶ洗って、乾いたら穿く。何も気にする事無く穿けるデニムは、ワードローブの
中心になりますし、価格なども含めてバランスの良い満足度の高いパンツに感じて頂けるはずです。
実際に僕自身もカタチ違いで4本をローテーションしていますが、夏場の暑い時期は流石に手が伸びにくいですが
シルエットの面白さとタフな生地感、力強いのに不思議と暑苦しくない雰囲気がとても気に入っています。
大袈裟なロゴマークやタグなども付かない点も良かったりします。


ワタリから裾にかけてストンと落ちるストレートのシルエット。
股上が深く設定されているので、肌に纏わりつく感覚がなくお尻周りもある程度膨らみがあります。
ジャケットに革靴の綺麗なスタイルにもはまりそうですし、細身過ぎず、ゆったりもし過ぎないという
在りそうで無い部分を付いた絶妙なシルエットだなと感じています。


新しいデニムは、自分の中では季節の変わり目を何となく意識する物の1つだったりします。
気温が下がればセーターやコートなどの温かな素材感のものがどうしても欲しくなってしまいます。
それは自然な流れだと思うのですが、まだ何を買おうかぼんやりと考えたり想像している季節に、
不思議と欲しくなるのがデニムなのです。秋から穿きはじめて冬にしっくり馴染んだデニムを穿くのが良いです。
何本も持っているのに・・・と思いつつも、自分だけしか気付かないような少しの違いでも、穿いてみたい!
と思ってしまうので、きっと単純にデニムが好きなんだと思います。こればかりはどうにもなりません(笑)
rasikuでは今までテーパードのタイプ、ワイドなシルエットと癖のあるシルエットを展開してきましたので
ストレートは純粋に穿きやすいですし、その分、サイズの選び方や丈の長さ、着方や着こなしで自分らしさを
表現して貰えたら嬉しいです。サイズも0から5までのフルサイズで展開していますので、
是非サイズ違いでもお試し頂ければと思います。

定休日のお知らせ


金足農業、甲子園準優勝!おめでとう!!
連日の熱戦、本当にお疲れ様でした。感動しましたし、盛り上がりましたし、泣きました~
いよいよ夏も終わるなぁと、色んな余韻に浸っています。
明日のお休みでしっかり切り変えて、BLOGでも少しずつ秋物ご紹介していきたいと思います。

明日22日(水曜日)は、定休日となります。
どうぞよろしくお願いいたします。

8月19日


maillot     ege pile trainer

color      BLACK

price      9800+tax 

SIZE       0    /    1    /    2    /    3

color      CAMEL 

SIZE       0    /    1    /    2    /    3

color      RED

SIZE       0    /    1    /    2    /    3

お盆も一段落して、昨日で甲子園もベスト4が出揃いましたね。
東北勢は秋田の金足農業高校が、サヨナラ勝ちで4強入り!遂に白河越えの日が来るのかと胸を膨らませています。
明日の午前中はパソコンの前を離れられないかもしれません。

朝、起きて窓を開けると日に日に空や風の匂いが一歩一歩と秋に近づいているのを感じています。
服装はまだまだ夏物が活躍する時期ですが、秋冬の服がちょっと気になる始める・・そんな気候ですね。
maillotから届いた、スウェットとロンTの中間をとったような生地感の″ege pile trainer″
毛足の短いミニ裏毛は、秋が始まる8月末くらいから木の葉が色づき始める10月初旬くらいまでの何を着ようかと
迷う気温と気候に適していると思います。季節の変わり目に活躍しそうな中肉のカットソーをいつもより少し多めに
提案をしています。色目はあえて目の覚める様なピンク、くすんだ色のキャメル、はっきりしたブラック、
どれも全く違うニュアンスのカラー3色を揃えました。汎用性の高いグレーなどの落ち着いた色目は他のブランドで
提案しているので、あえて挑戦的な色を入れています。使い勝手の良さとは違う、今まで自分の感性では気付かない部分に
気が付くきっかけになればと思いがあります。僕自身も今までは絶対に選ばないと思っていたのものが最近は随分と
心地よく楽しく感じるようになり、食わず嫌いではないですが、ちょっと気になるな・・・というものがあれば
えいっと直感にしたがって手を伸ばしてみる。という事の大切さや気持ち良さを実感しています。


デイリーウェアを得意とするmaillotらしいシルエットで、癖のないクルーネックタイプ。
製品染めを施す事で、着古した古着のスウェットのように少し力の抜けた感じが逆に好みだったりします。
何てことの無いアイテムを、どう組み合わせて着熟すかが洋服の醍醐味だと思いますし、
比較的手に取り易い価格設定なのでエッジの効いたカラーなども挑戦しやすいのではないでしょうか。
着用している″RED″は目の覚める様な色合いが特徴で、1枚で着た際の存在感は抜群です。
着ている日は何処にいるか直ぐに見つけられてしまいそうですね・・・(笑)
洋服を着る際に遊び心も大切だなと思う時があり、年齢を重ねても持ち続けていたい部分でもあります。


肩は可動域のあるラグランスリーブを採用。
可動域は広く、着心地を重視したディティールになります。
袖口、裾のリブはテンションが絶妙にゆるりと設定されていて、休日にリラックスして着て頂きたいです。
シャツやジャケットで気持ちにメリハリを付ける日もあれば、スウェットなどでゆっくりと過ごしたい日も
どちらもあって良いと思います。男性はその日の気分に合わせて着る事の出来る最低限のワードローブを
持っておくのをお勧めしたいです。スウェットは着ていて何よりも楽ですし動き易くて良いのですが、
どうしても見え方がラフになってしまうので、毎日では無くてふっと心や体を休めたい時や、綺麗目なパンツや
ジャケットと組み合わせて着るのが個人的には好きです。
季節の変わりにご自身の洋服を見直してみるというのもたまには良いのではないでしょうか。


明るめのインナーは、これからより寒さが厳しくなりネイビーやブラックのコートを着る際にも気持ちを上げてくれる
色目になりそうです。差し色が1つある事で、いつもと少し違った雰囲気を演出出来るので着方にマンネリしている方は
選ぶ色を意識的に変えてみるのもお勧めです。


サイズ展開は0から3までの4サイズご用意しました。大よそのイメージでS・M・L・XLぐらいのサイズ感です。
洗濯をして少し生地が垂れる事を想定すると大きく着るよりも、ジャストサイズで着る方が雰囲気が良いかなと思います。
rasikuで展開をしているSAINT JAMESのOUESSANTを着るのと同じくらい、着る物に迷った時はコレ!的な役割を果たす
万能なカットソーだと思いますので、秋の入り口を迎えるのに如何でしょうか。

8月17日


FOX UMBRELLAS   TELESCOPIC WHANGHEE HANDLE(LADY’S)

color            NAVY

price            13000+tax 

color          BLACK

price          13000+tax SOLD

color          BLACK WATCH

price          15000+tax SOLD


激しくなったり弱まったりを繰り返しながら、一日降り続いていた雨。
篭った熱を冷ますように空気は少し涼しさを帯び、屋根や道路に当たる雨の音が随分と気持ち良くて
朝からずっーと眠いです。明日からはさらに気温がぐっと下がる予報ですし、お盆を過ぎると秋風が吹く。のは
毎年変わらずなんだなと実感しています。
久しぶりの雨のタイミングで、春夏から展開している英国を代表するブランドの1つ″FOX UMBRELLAS″
元々は軍などに提供するパラシュートを作製していたという背景を活かして、丈夫で耐久性に優れた素材を用いた
ナイロン素材の傘の開発に世界で初めて成功したのが、FOX UMBRELLAS社です。
150年という長い歴史の中で、アジアなどの海外に拠点を移す事無く、創業以来変わらずに熟練の職人により
手作業と旧式の機械で仕上げる工程を貫き続けて、世界中の人々を魅了しています。
今回は女性の方に持ち運び易いサイズ感のものをオーダー。小振りなサイズ感の折り畳み傘はバッグなどに入れても
邪魔になり難く、夏は日傘としても使って頂けるのではないでしょうか。
カラーは定番のネイビー、ブラック、秋冬らしいカラーを1つと思いブラックウォッチの3色でご用意致しました。


長傘を持つ様な感覚で持って頂きたいという願いを込めて作られた、FOX UMBRELLASの折りたたみ傘は
通常の折りたたみ傘よりも、親骨の長さが58cmと長めの設定で仕上げられています。
開いた時の傘の生地の面積の広さは長傘を開いた時の様に大きくて、強い雨も傘地の表面上で飛散しない様
しっかりと受け止め、そして綺麗に傘の外へと流れ落ちるような構造は、雨具としての実用性と同じくらい
見た目の美しさまで拘り抜いた逸品だと言えます。
英国傘ならではのスマートな見た目に、重厚感のある美しい骨組みをゆっくり開けばカチカチっと気持ちの良い音が鳴り、
天然木を使用した品の良いハンドル(今回は全て素材はワンギー)を握ると、ただ傘をさしているだけなのですが
ちょっと一味違うというか、雨の中でも足取り軽く歩ける様なそんな気分に浸らせてくれます。


広げた状態の直径は100cm。手元から先までの本体の長さは、畳んだ状態で46cm。
店頭で選んで下さる方も一応サイズ違いという形でメンズ・レディスで二型の展開ではあるのですが、
女性が大きいタイプの方を選ばれたり、男性が持ち運び易さから小振りのタイプを選ばれたり、またはギフトに・・
と選んで下さる方もいたり、ずっと探していましたという話から、その方と傘にまつわるちょっとしたエピソードを
聞けるのもとても嬉しいことだったりします。


今回気に入ってオーダーした、ブラックウォッチはこれから訪れる紅葉の季節にマッチしませんか?
ベージュ、オリーブ、ネイビーの少し着丈のあるステンカラーコートと合わせて差したいです。
思わぬ雨でも動じずに、さっと鞄の中から素敵な折りたたみ傘が出せたらきっと、誰にと言うよりは
自分に対して、へへっと得意げな顔をしてしまいそうだなと思います。
そんな事などを想像すると、ちょっと憂鬱な雨の日に対する印象も変わってくるかもしれませんよ。
ぜひ一本、お気に入りの傘を手にしてみては如何でしょうか。

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